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    転校生

    miya_4ta

    DOODLE魔法少女モノパロアルキャスぐだ♀
    ・勢いで書いてなんも推敲とかしてないのでだいぶ荒削りですがとりあえず載せちゃえ~の精神
    ・設定はガバです
    ・正直某変身ヒロイン読んでたら魔法少女するアルキャスとサポ妖精するオベロンと転校生イケジョキーパーソンの藤丸が書きたくなったから書いたみたいなところある
    ・なんでも許せる人向けだよ!
    魔術少女⭐︎ル・フェ 第n話「キスではじまるなんとやら」 それは、師にしてパートナーの彼から言われた言葉。 

    「いつか、君が運命のヒトと出逢う時――君の中に眠っている力は目醒めるよ」

    ***
    「これで終わりだ! えーい!」
     アルトリアは魔術で強化した杖を大きく振りかぶった。そしてそれをまっすぐに降ろすと、ソレ(・・)は呻き声を上げて消滅していった。
    「ふう……」
    「お疲れ様、アルトリア! 無事にあるべきところに戻ったのを確認したよ」
     変身を解いてひと息つくと、ふわふわの蚕に乗ったふわふわの妖精王が、近づいてきた。
    「よかったー! ありがとうございます、オベロン。それにブランカも」
    「いやあ、君のパートナー兼お助け妖精として、これくらいは当然だろう?」
     ゴーグルを上げてぱちりとウインクをしてみせる彼は、やはり最高にうさんくさい。まあ、なんだかんだ信頼しているのだけど。
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    milk04coffee

    DONECPなしモブ視点
    2-Bモブ生徒が転校生についてぼーっと考えてる話
    2021-4-24(まとめた日)
    関わり合いにはなりたくないが すげえイケメンが来たもんだ、と、転校生に対して嫉妬と敵意を抱いていた時期がある。それらの感情はひと月もすればすっかり消えて、ただ、関わりたくねえなという思いだけが残った。
     転校生こと神代は、隣のクラスの天馬に比べれば静かで目立たなかった。今となっては過去形だ。しかし、まだ比較的大人しかった頃ですら、関わり合いにはなりたくない人種だった。授業中に板書も取らずにニヤつきながら思考に没頭し始める様は、控えめに言ってもやべえ奴でしかない。その上、小難しい思考を独り言でアウトプットしているせいで、こっちが感じるヤバさは嵩増しされていた。
     あいつは他人の目なんか気にしちゃいない。どうでもいいんだろうな、俺たちのことなんざ。お高くとまってるとかってのじゃなく、単純に眼中にないんだろう。あいつを見ていると、宇宙人ってのはこういう奴なんだろうか、なんて馬鹿なことが思い浮かぶ。別の星に住んでる俺らとは基本的に言葉が通じねえ。知性はあるし、用があればコミュニケーションだって取り合おうとするもんだから、微妙に何か伝わった気がする瞬間もある。でも、根本的にまったく違う生き物だから、わかり合うのは難しすぎる。
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