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    のみこ

    hico2号

    MOURNING轟出/去年のクリスマス話としてpixiv掲載中の『追ったきらきら、のみこんだ』の直後の時間軸、緑谷君視点ver.です。あちらの話からでないとイミフです💦
    12/17のそばそばで発行した個人誌に書き下ろしとして掲載しています。通販ご利用頂いた方には、お手元に届くより早いweb公開となり、すみません…。奥付ページに入れた、更にその後のオチ?については本のみの掲載なので、併せて見て頂けたら嬉しいです。
    見上げたきらきら、とりこんだ■side: lovers ver. I

     轟くんがかっこいい。
     誰にともなく胸中でそんな惚気を叫んで、出久は両手で顔を覆うとずるずると自室の床に座り込んだ。
     母が夕飯を作ってくれているのは分かっているが、余韻がすごくてまだ顔を出せそうにない。
     目を閉じれば容易に瞼の裏に描ける街のライティング、隣を歩く好きな人の優しい表情。人の視線を気にする出久を慮ってか身体の間で隠すように握られた手のひらの温度。それから、はじめての———
    「—――ッ‼」
     ぼぼっと耳まで赤くして、顔を覆っていた手のひらを口元にずらした。心臓がとび出そうだ。かさついた自分の手が、まだあの感触をありありと思い出せる唇を辿る。
     考え込む時のいつもの癖のように、むに、とそこを指先でつまんで少し落ち込んだ。
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    Dr.シノ@無期迷途

    SPOILER新限定S級 Yaoのスキル概要🔍


    キーワード:フューリー、魔法アタッカー、【燃焼】、味方を生贄にする必殺...、専属必殺でコアダメージ

    図2が必殺のGIF、図3が専属必殺のGIFです。


    ◆スキル概要の簡略な訳
    ・《通常攻撃》
    毎回自身のATKの〇%の魔法ダメージを与える。

    ・《必殺》
    【災祭】:指定された自身以外のコンビクト一名をのみこみ二刀流状態に入る。この状態では攻撃間隔が縮まり、のみこんだコンビクトの基礎ATKの○%分ATKがアップし、同時に必殺が【墜日】に切り替わり、□秒間持続する。
    【墜日】:必殺エネルギーは満タンになる(【墜日】を発動すると0に)。前方3×3マス範囲内全ての敵を△回斬撃し、合計自身ATKの○%の魔法ダメージを与える。コアブレイク状態中の敵に対してはさらに高いダメージを与える。この必殺を使用後、状態(多分【災祭】のこと)から退出する。

    ・《パッシブ1》
    【墜日】の毎回の斬撃で【燃焼】マークを付与する。Yaoが△回通常攻撃をする度、次の通常攻撃のダメージが上がり、同時に【燃焼】マークを付与する。
    【燃焼】:毎秒YaoのATKの○%の魔法ダメージを与え、□秒持続する。

    ・《パッシブ2》
    戦闘開始後、味方コンビクトは○%の【燃焼】ダメージアップを獲得する。


    ・《特性》
    魔法攻撃に長けたコンビクト、必殺エネルギーが満タンの時、○%攻撃速度がアップする。

    ・《狂瞳深化》
    与ダメージが○%アップし、コアが破壊された敵に対して、追加で与ダメージが○%アップする。


    ・《専属刻印》
    専属必殺が追加。Yaoは前方3行範囲内全ての敵にATKの○%の魔法ダメージと△点のコアダメージを与え、同時に【燃焼】マークを付与する。この専属必殺は戦闘中2回のみ使用可能。


    エネルギー点はまだ分かりませんが、魔法攻撃版NOXみたいな性能を持ってますね。
    強そうだし、【燃焼】の付与効率もかなり良さそう。


    ◆公式投稿のURL
    https://weibo.com/7484534569/4996304157544395
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    慣坂🍎

    DONEミルグラムのミコトくんの小説です。二重人格説前提0909の話。カプ要素は薄すぎる。
    【mグラムのミコト】路線図の友人 景色が目まぐるしく過ぎるのを眺めていた。ガラス窓と景色の間ほどにある宙の一点を見つめ、つり革に指を引っかけたまま揺れに身を任せた。車両に押し込められた乗客達も自らと同じように揺れ、その度に窮屈さが押し寄せた。彼らはその殆どが手元のスマートフォンを見つめて暇を潰していたが、わざわざ身を捩ってまでそうする必要があるとも思えなかったので、僕は変わらず宙を見つめ続けた。
     不意に列車が大きく揺れた。拍子にバランスを崩し、隣に立っていた妙齢の女性に肘が当たった。すみません、とすかさず謝り顔を上げると、今度はつり革に額をぶつけた。痛みと共に眉を顰め、仕事さえ無ければと考える。仕事さえなければ、女性が目も合わせずに頭を下げるところだとか、額が滲むように痛むことだとか、そういった不快さを記憶の箱にし舞い込まずに済んだ。記憶の収納箱には限りがあるのだから、なるべく嫌な記憶は仕舞いたくなかった。その為に、好きな事だけを選びとって、棚に飾りつけるようにして記憶を反芻していた。いつでも見返せるようにしたかった。
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