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    ナンナ

    BlueFish_DC

    MAIKING書きかけの🦁🌸
    多分これで半分くらいにはなるはず…後半を書き上げたらpixivに上げたい所存です。
    タイトルも何も決まってないしなんならオチも決まってない

    以下、数点ご注意ください。
    ・死=幸せであるという描写と、死、自殺を思わせる描写があります。それらを推奨する意図はありません。
    ・名前有りのオリジナルキャラが出ます。
    ・スワヒリ語、ズールー語を古い言語とする描写があります。
    未定 何か得体のしれないモノの、深い息遣いが聞こえる。
     吸って、吐いて。吸って、吐いて。深く、長く。
     自分の呼吸とは合わないそれは、音だけで形を持たないというのに何故か私のことをじっと見つめているような恐怖があった。
     呼吸が、私を見つめている。私からは見えないところで、私のことをじっと見張っている。監視している。そんな恐怖から私の呼吸は徐々に乱れ、刻み、細かく速くなっていく。ますます、私を見ている呼吸とずれが生じていく。速い自分の呼吸と、深く長い何かの呼吸。身震いする。
     そもそも、ここはどこだろう。辺りは一面闇に包まれていて、どこに視線を向けても何も見えなかった。声を出してみようと口を開くものの、舌はからからに渇いていて言葉を紡ごうとしても喉が張り付いて音にならない。声が出ない。声にならない。呼気が震えて、私はそっと口を閉じる。足は動くだろうか。足を持ち上げようとして、失敗した。触れられている感触はないのに、何かに足を掴まれているようで動かすことは出来ない。
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    なんこつ

    DONE昭アニのつばめ×サクラ(×つばめ?)設定。
    昭アニ12話から34話の間くらいの話です。
    ディスコでのサクラ先生はあまり婚約に乗り気ではなさそうだったのに、34話の海回ではやけに仲がいいし、後に惚れ薬を使用した疑惑も出てくるのはなんなんだ?と思い、むしろ惚れ薬を使いかけたのがつばめだったらどうだろう?というのが書いてみたきっかけでした。
    つばめがだいぶ情緒不安定です。捏造設定も多々あるので注意。
    愛に気づいてください彼女を愛していた。心の底から愛していた。
    この先、一生を共にする覚悟だってできていた。
    それは彼女も同じだと思っていた。
    あの時、二人は正式に結ばれるはずだったのだ。


    『おぬしと婚約すると完全に決めたわけではないぞ』
    『つばめよ、修行しなおしてこい』



    どうしてこうなってしまったのだろう―


    友引にひっそりと佇む洋館。その寝室に男が一人。尾津乃つばめは、まるで生気を失ったかのように無気力に横たわっていた。

    とある日のディスコでの出来事。彼は愛する彼女であるサクラとの婚約を認めてもらうため、その伯父である錯乱坊に霊能力の腕を披露する予定であった。彼女のために西洋へ留学し修行も積んできた。ここで華麗に術を披露し、婚約を成立させる。はずだった。
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    @apple_apple0601

    MOURNINGこれはマジで完成しないかもしれないDom/Subのiski、めちゃくちゃ途中まで。
    なんなら今の時点じゃほとんどモブkiです。

    自分じゃ書かなさそうなやつ書いてみたんですが上手くいかなかったんで、でも捨てるのはもったいない気がしたので供養。
    なんでも許せる人向け。
    未完ドムサブiski「────《動くな》」

    コマンドが、聞こえた。
    恋人の、そしてパートナーの声。そう大して声量もなかったクセに、けれどシンと静まったこの部屋ではヤケに大きく響いた。響いて、真っ直ぐに俺の耳へと届き、鼓膜を揺らす。パチリとひとつ瞳が瞬いた。

    何が起きたか、分からなかった。

    正確に言えば、"何をされたか"、だが。
    ふ、と瞳を下へ向ければ、色とりどりの料理が視界に映る。どれもこれも朝から、いや、ものによっては昨日の夜から手をかけて俺が作ったものばかりだ。あぁ、今日くらいは昼から飲むのもいいだろうと、取り寄せたワインもある。忘れていた。早くグラスに注がなくては乾杯が出来ない。
    そう思い手を伸ばそうとして……あ?いや、違う。その前に何か言われたんだった。なにか、訳の分からない事を言われて。それはコマンドではなかったけれど、でも、高揚していた気分が地の底まで落ちるほどには腹の立つ言葉だったから。撤回させようと立ち上がろうとして、それで……
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