終焉
しらえ
DOODLEディスプレイまとめ その4■GODARCA / Justeia・Knolles
■デストルドーの使者 / 日雀 正悟
■スペクト・ラム / 鴻 創一郎
■蠕動呑蛆 / 鴻 創一郎
■副題:世界の終焉を覆す奇跡的魔術XXX-Ⅱ / オーウェン
■El Colgado Avatara / 沙羅 7
てば@te_game_1234
INFO2024年7月28日(日)終焉への旋律3にて開催予定のラリー企画イラスト寄稿者様向け情報のページです。閲覧にはパスワードが必要です。イラスト寄稿者様以外はご覧にならないよう、お願いいたします。 2014WmTFTc0BrfbRciK
PAST1/28に開催された終焉への旋律2で配布した話です。注:破壊者たちがかつてグループとして活動してて、解散後も定期的に集合しているよ、という体の話です。
破壊者たちの集いDistruction(ディストルクシオン)。かつてその特徴的な見た目から織りなされるパフォーマンスで世間を賑わせたグループであり、今はその活動を休止している。しかしメンバーは時折お茶会を開いて近況を話し合ったりと適度な距離感を保っている。
「さてと、そろそろ来るはずなんだけど・・・あ、来た来た」
馴染みの店の奥の半個室、フルーが優雅に紅茶を飲みながら人を待っていると、整った顔立ちと銀と言ってもいい白髪をしている青年、コルネイユがやってきた。フルーの姿を見つけると少し足を速めて近づいた。
「すまない、遅くなったか?」
「いいや?いつも通り少し早いくらいだよ」
現に君以外来ていないしね、と続けて座るよう促す。静かに椅子を引いてゆっくりと腰かけると、コルネイユはフルーと同じものを注文した。待っている間に降り注ぐ暖かな日差しが眠気を誘ったのか、コルネイユが緩く欠伸をする。
1427「さてと、そろそろ来るはずなんだけど・・・あ、来た来た」
馴染みの店の奥の半個室、フルーが優雅に紅茶を飲みながら人を待っていると、整った顔立ちと銀と言ってもいい白髪をしている青年、コルネイユがやってきた。フルーの姿を見つけると少し足を速めて近づいた。
「すまない、遅くなったか?」
「いいや?いつも通り少し早いくらいだよ」
現に君以外来ていないしね、と続けて座るよう促す。静かに椅子を引いてゆっくりと腰かけると、コルネイユはフルーと同じものを注文した。待っている間に降り注ぐ暖かな日差しが眠気を誘ったのか、コルネイユが緩く欠伸をする。
WmTFTc0BrfbRciK
PAST1/28に開催された終焉への旋律2で無料配布した話です。注:灼熱フォルカー×エリク です。
何気ない特別「なあ、エリク」
「ん?何か用?兄貴」
フォルカーが悩まし気に顔をしかめて、目の前にいるエリクに声をかけた。エリクはと言うと、自分の武器を手入れしていた。弓の本体を磨き上げるのは勿論、弦の張り具合も丹念に見ていた。自分の命を守る大切なものだという自分の教えを忠実に守る姿にほんわかとした気持ちがわいてくる。
いや、今はほんわかしてる場合じゃない。気になっているあれについて聞かないといけないんだ、と気を引き締めた。
「なあエリク…なんで俺の事、いまだに兄貴って呼ぶんだ?」
「なんでって…昔っからそう呼んでるから、じゃ駄目?」
「まあそんなところだろうなとは思ってたけどよ。その、せっかく恋人になったのに呼び方変わらないんだなー、て気になっちまったんだよ」
1866「ん?何か用?兄貴」
フォルカーが悩まし気に顔をしかめて、目の前にいるエリクに声をかけた。エリクはと言うと、自分の武器を手入れしていた。弓の本体を磨き上げるのは勿論、弦の張り具合も丹念に見ていた。自分の命を守る大切なものだという自分の教えを忠実に守る姿にほんわかとした気持ちがわいてくる。
いや、今はほんわかしてる場合じゃない。気になっているあれについて聞かないといけないんだ、と気を引き締めた。
「なあエリク…なんで俺の事、いまだに兄貴って呼ぶんだ?」
「なんでって…昔っからそう呼んでるから、じゃ駄目?」
「まあそんなところだろうなとは思ってたけどよ。その、せっかく恋人になったのに呼び方変わらないんだなー、て気になっちまったんだよ」
柚月ですよ。
DOODLEアナログ絵。アレヴァン終焉を見た後、紆余曲折あってヴァカアポにハマった私。とある御方のガッツに影響され、自分ももう一度絵を描きたいと思いました。
下手っぴですが、好きは詰まってるんじゃないかなって思います。 2
YosugaHaba26
CAN’T MAKE終焉のデウスエクスマキナの1話を紹介。のんびり書いていきたいな。黒い塊 彼が降臨したのはけたたましい歓声の中央だった。
『勝者、アポロン!!いやぁ、ポセイドンvsアポロンというなかなか読めないこの対戦カードでしたが、まさかの太陽神の勝利となりました!』
しかし、当の本人であるアポロンは全く状況を理解できていなかった。
「…おじうえ?」
大好きな伯父によく似た黒い塊が目の前に転がっている。焦げと肉の焼けるような臭い。意識の無い間に自分は一体何をしたというのだ。
「伯父上!起きてください!一体何があったんですか!?教えてください!!」
理性が拒絶を続ける中、本能はこれが屍であることを理解し始めていた。駆け寄って手を添えても揺さ振ることはできなかった。
アポロンがいる場所はとあるコロシアムの中央。「人々」はここで神々を戦わせることを娯楽としていた。「人々」はアポロンが泣き喚き始めても特に疑問を覚えなかった。スイッチひとつでコロシアムは神々ごと綺麗に掃除できてしまう便利なものであるからだ。つまり些細なバグなどどうでもいいのである。
1536『勝者、アポロン!!いやぁ、ポセイドンvsアポロンというなかなか読めないこの対戦カードでしたが、まさかの太陽神の勝利となりました!』
しかし、当の本人であるアポロンは全く状況を理解できていなかった。
「…おじうえ?」
大好きな伯父によく似た黒い塊が目の前に転がっている。焦げと肉の焼けるような臭い。意識の無い間に自分は一体何をしたというのだ。
「伯父上!起きてください!一体何があったんですか!?教えてください!!」
理性が拒絶を続ける中、本能はこれが屍であることを理解し始めていた。駆け寄って手を添えても揺さ振ることはできなかった。
アポロンがいる場所はとあるコロシアムの中央。「人々」はここで神々を戦わせることを娯楽としていた。「人々」はアポロンが泣き喚き始めても特に疑問を覚えなかった。スイッチひとつでコロシアムは神々ごと綺麗に掃除できてしまう便利なものであるからだ。つまり些細なバグなどどうでもいいのである。
ユキ❄
MEMO2023探索者たち。沢山遊んでいただいてKPPL同卓みんなにありがとうの気持ちでいっぱいですそして相変わらずふぐさんありがとう
辜月のN
十二星座館殺人事件
VOID
終末世界で魔女は踊る
エンジェル・デビル・インプロパー
鰯と柊
口渇ルルパ
六畳半の夏
愛罠蜂
終焉賛歌救済論≒ef─elyfine─
GODARCA
ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち
あトの祀リ -緋の宴-
co7FfVKQMLkhj
MENU12/17 幽閉の山猫2023新刊現パロ勇尾「恋焦がれた末の終焉はきっと甘い」
R18/B5/44p/600円(会場価格)
掃きだめから抜け出したい尾(反社)と父の稼業とは無縁の暴力のない世界へ行きたい勇作
10歳差の勇尾が逃避行します ハピエンです
とらのあな:https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/0400311
パスワード
18歳以上ですか?y/n 11
おわり
SPUR ME『それは、終焉という名のミーティア』 リドル視点フロリド・アズリド同軸 男性妊娠
キミは始まりのミーティア 前編 3(2)目が覚めると、性の匂いのしない部屋で、ボクは何事もなかったかのように眠っていたようだ。
あれだけの性行為を繰り返した身体はやけにさっぱりしているし、昔からお母様が懇意にしていた洋服店のシルクのパジャマを着て、清潔なベッドで眠っていると、あれはただの酷い夢だったのではと思ってしまう。
今日もなんでもない一日が始まるんだと、そう思って起き上がろうとしたけれど、身体はちっとも動きやしなかった。重だるい身体の奥は、未だに穴が空いているかのような空洞を感じる。それは、彼らとの性行為が現実だということだ。
それよりも誰が後処理をしてくれたのかと、人の気配のある方に顔を向けると、アズールがあの時の様に椅子に座ってボクを見ていた。
3207あれだけの性行為を繰り返した身体はやけにさっぱりしているし、昔からお母様が懇意にしていた洋服店のシルクのパジャマを着て、清潔なベッドで眠っていると、あれはただの酷い夢だったのではと思ってしまう。
今日もなんでもない一日が始まるんだと、そう思って起き上がろうとしたけれど、身体はちっとも動きやしなかった。重だるい身体の奥は、未だに穴が空いているかのような空洞を感じる。それは、彼らとの性行為が現実だということだ。
それよりも誰が後処理をしてくれたのかと、人の気配のある方に顔を向けると、アズールがあの時の様に椅子に座ってボクを見ていた。
おわり
SPUR ME『それは、終焉という名のミーティア』 リドル視点フロリド・アズリド同軸 男性妊娠
キミは始まりのミーティア 前編(1) 翌日、休日の喧騒とは違う外の騒がしさで目が覚めた。
あの後、そのまま寝てしまったようで、体の節々が痛む。もう一度寝てしまいたい欲求を振り切って、ボクはどうにか起き上がる事ができた。
鏡に向かい、マジカルペンを一振りして身だしなみを整え、ボクはハーツラビュルの寮長として、この騒ぎの原因を突き止めにドアの外に出た。
ハーツラビュル寮は、最上階に一部屋だけある寮長部屋、その下の階に滅多に帰ってこない四年生と三年生の個室。その裏手に別棟として二年生と一年生の部屋がある建物と本館二階の渡り廊下で繋がっている。
問題が起こっているのは、寮本館一階のエントランスホールだ。
ボクが部屋を出て廊下を歩いていると、皆がギョッとした顔でボクを見ては、廊下の端に移動した。見世物じゃないぞと眉間にシワを寄せて、一階エントランスホールを見下ろせる階段の踊り場までやってくると、トレイン先生とクルーウェル先生を筆頭に他数名の教師が囲み、皆同じ赤いラインの入った黒い呪いよけローブを纏った集団ともみ合っていた。
7258あの後、そのまま寝てしまったようで、体の節々が痛む。もう一度寝てしまいたい欲求を振り切って、ボクはどうにか起き上がる事ができた。
鏡に向かい、マジカルペンを一振りして身だしなみを整え、ボクはハーツラビュルの寮長として、この騒ぎの原因を突き止めにドアの外に出た。
ハーツラビュル寮は、最上階に一部屋だけある寮長部屋、その下の階に滅多に帰ってこない四年生と三年生の個室。その裏手に別棟として二年生と一年生の部屋がある建物と本館二階の渡り廊下で繋がっている。
問題が起こっているのは、寮本館一階のエントランスホールだ。
ボクが部屋を出て廊下を歩いていると、皆がギョッとした顔でボクを見ては、廊下の端に移動した。見世物じゃないぞと眉間にシワを寄せて、一階エントランスホールを見下ろせる階段の踊り場までやってくると、トレイン先生とクルーウェル先生を筆頭に他数名の教師が囲み、皆同じ赤いラインの入った黒い呪いよけローブを纏った集団ともみ合っていた。
おわり
SPUR ME『それは、終焉という名のミーティア』 リドル視点フロリド・アズリド同軸 男性妊娠
キミは始まりのミーティア 前編 1 それは、まるでボクに拾われるのを待っていたかのように、目の前に転がっていた。
週に一度、ボクの健康ためという名目で行われる数十分程度の公園の散歩は、先を歩くお母様の後ろを付いて歩くだけという簡素なものだった。
けれど、机の上に積み上げられた参考書や、実践魔法の訓練、社交のために必要な礼儀作法やダンスと、挙げればきりがない勉強漬けのボクにとっては、ただ歩くだけであっても勉強から離れられる時間は、毎週の楽しみだった。
もちろん勉強が嫌いなわけではない、ただあの息が詰まる様な部屋から出たかっただけなんだと、今になって思う。
そしてその日の散歩もいつもと変わりなく、鳥のさえずりや、木々が揺れ葉が擦れ合い立つ音を聞きながら、ボクは緑の空気を肺いっぱいに吸い込んだ。この数十分だけは、あの時のように約束を破って失わない様、大切にしなければならない。
9781週に一度、ボクの健康ためという名目で行われる数十分程度の公園の散歩は、先を歩くお母様の後ろを付いて歩くだけという簡素なものだった。
けれど、机の上に積み上げられた参考書や、実践魔法の訓練、社交のために必要な礼儀作法やダンスと、挙げればきりがない勉強漬けのボクにとっては、ただ歩くだけであっても勉強から離れられる時間は、毎週の楽しみだった。
もちろん勉強が嫌いなわけではない、ただあの息が詰まる様な部屋から出たかっただけなんだと、今になって思う。
そしてその日の散歩もいつもと変わりなく、鳥のさえずりや、木々が揺れ葉が擦れ合い立つ音を聞きながら、ボクは緑の空気を肺いっぱいに吸い込んだ。この数十分だけは、あの時のように約束を破って失わない様、大切にしなければならない。