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    イブ

    gureiyama

    DOODLE注意⚠️現代まで生きる神仙⑥
    お読みくださる方ありがとうございます
    今回はキャラ崩壊がいつもよりさらにひどいと思われますので
    「それでも読んでやるか」という心の優しい方に届けばよいなと思う所存です
    ※作中のギャル語…バイブスで誤魔化してください
    ※日本風ギャル?でもきっとどこの国もギャルマインドは一緒のはず
    ギャル精神は世界を平和にすると信じる

    タイトルの意味に見当がついた方は仲間
    ヒヨコではない 重い音を鳴らして玄関の扉がしまった瞬間、温客行の顔から笑みが消えた。
     現代にあっても類稀な美貌は、喜色を失うと周囲の温度がぐっと下がるような冷たさを纏う。
     リビングに戻ると、テレビの真向かいに置かれた猫ベッドの前でしゃがみ込んだ。
    「起きて! 白米!」
     ベットで丸くなっていた白猫はにゃむにゃむと迷惑そうな声を上げた。大きな手でふわふわとゆすられて、金色の瞳をかっ! と見開いた。
     にゃうな!
     眠いの! ぴしゃりと同居人の暴挙を叱る。
    「寝てる場合じゃないの! 阿絮が嘘をついて出かけたんだよ!?」
     フンマンヤルカタナイ白猫は、二人いる同居人の白い方を叱ってもらおうと、黒い方の姿をきょろりと探した。
     周囲は静かで、本当に居ないらしい、と理解した。
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    みやこ

    DOODLE栞作りがマイブームの妹に「これ真田くんにあげてね」と栞をたくされた幸村くん、真田が自分の育てた花を手元に置いてくれたら嬉しいな……と思って栞の裏面に花を押す(作者である妹にはちゃんと許可とった)。それを素知らぬ顔で「妹から」と手渡すと、幸村くんの予想に反して真田はすぐ花に気づいてくれて、それが嬉しくてどきどきしちゃうんだ、可愛いね〜。
    というのを説明できなくて書きました。
    ビオラ・スミレ科スミレ属「最近、妹が栞をつくるのにハマってて、弦一郎くんにも……って」
     きらめくシールと色鉛筆のイラストで彩られた紙片を幸村から差し出され、ややひるむ。可愛いが、可愛すぎる。リボンが黒なのは幸いだった。
     受け取って、なんとはなしに裏返してみるとそちらは無地で、ただ端の方にひそやかに花が押されていた。水ににじんだ絵の具のようにじんわりした淡い黄色と薄紫の花びらに見覚えがある。
    「お前の花だな」
     驚いたように幸村がぱちぱちと瞬きをし、それにあわせて長いまつ毛が揺れた。
    「知ってたの」
    「名前までは知らん。だがお前の庭で見た」
    「そっか」
     噛みしめるように幸村は言って、それからにこりと笑った。
    「ビオラ。ビオラだよ!」
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