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    トウマ

    yuzushio_0508

    DONE付き合っている虎於とトウマがBLドラマでW主演をすることになるお話です。(全年齢部分のみ)
    ※架空のドラマ、役名、タレントが出てきます。

    以前公開していた「素直な君が一番…?」の加筆修正版となります。
    「虎トウウルトラ1等賞」掲載作品です
    この度は開催おめでとうございました🎉
    素敵な時間をありがとうございます!
    素直な君が一番…? 雑誌の撮影終わりに他のメンバーよりも先に楽屋へと戻るといいニュースです、とウキウキとした様子の宇都木さんが待っていた。近くにあった椅子にひとまず腰を掛けると、早々に資料を手渡される。

    「狗丸さんと御堂さんにドラマの仕事が来ているんです。しかもW主演で」
    「俺とトラで……!? マジっすか! めちゃくちゃ嬉しい!」
    「先方のご希望でお二人にお願いしたいとのことで。ただ内容が……」
    「内容が?」
    「BLドラマなんです。ボーイズラブ、ですね」
    「ボーイズラブ……?」

     俺とトラに舞い込んできた仕事は所謂BLドラマというやつらしい。名前だけは聞いたことがあったが詳細は知らない俺のために宇都木さんが先方から預かったという原作の漫画を手渡してくれる。ペラペラと数ページ読み進めてから思わず手が止まる。
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    makon_3

    DOODLEちょっとうまくいってない🎈🌟
    ※書きたいところだけ
    ※年齢操作、同棲
    たばこの話と同じ世界線のつもり
    酒に強い類が珍しく酔って帰ってきた。
    今日は古くからお世話になっている監督から飲みに誘われたので行ってくると家を出ていったのが日が落ちる少し前で、日付を超えてもなかなか帰って来ないから心配していたところに鳴り響いたインターホンの音。急いで玄関の扉を開ければには地べたにペタンと座り込んでいる類がそこにいた。
    「類どうした?鍵忘れたのか?」
    「…つかさくん?」
    赤づいた頬、回らない呂律、ふらついてる頭。
    あぁこれはかなり酔っ払っているのだと瞬時に察する。
    「つかさくんだぁ」
    ゆっくりと立ち上がったかと思えば勢いよく抱きついてくる類に思わずバランスを崩しそうになるが持ち前の体幹でなんとか持ちこたえた。
    しかし、類がここまで酔っ払うことなんて見たことがなかった。以前ワンダーランズショウタイムの面々と飲みに行った時もかなりの量を飲んでいたがなんともない顔で「僕、結構ザルなんだよね」と語っていたので(その時はオレの方が酔っ払って類に介抱されて帰ったが)今回相当の量を飲んだのだろう。オレよりたっぱのある類をなんとか支えながら寝室まで運んでベットに下ろす。
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