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    近衛

    namu3333333

    DONE・アサプラ(未満)
    ・アーサーが近衛騎士になってすぐくらい
    ・色々捏造
    【#rstmワンドロワンライ】ピンチ「では、姉君。申し訳ございませんが、少々お待ちください」
    「全然大丈夫よ。ごゆっくり、ね」
    「アーサー、よろしくな」
    「おう」
     ひらひらと手を振ってステイルに笑いかけると、義弟はぺこりと恐縮したように頭を下げて背後のドアの向こうへ消えて行く。護衛で城から付いてきてくれた衛兵も一人その後ろに続いて行った。
     城下町の中央市場。ここは訪れる大半が中級層の住民で、警邏の衛兵もあちこちに立っており城下街の中でもかなり治安の良い地区にあたる。目の前の活気ある光景にプライドは我知らず口許を緩めた。


     定刻通りに切り上げた視察の帰り、買いたいものがあるというステイルの言葉で一行はこちらに立ち寄っていた。
     王族のプライドたちにとって欲しいものがある時は宮殿に商人を直接呼ぶ場合がほとんどだが、機会があればやはり直接店に足を運びたいという気持ちはある。昨日交わした雑談の中で、ステイルが足りなくなりそうなインクや便箋があると言うので、それならばこの機会にとスケジュールを調整し、こうして文房具を取り扱う専門店にやってきたところである。
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    四 季

    TRAINING●https://poipiku.com/4663883/6855826.htmlの続き。R18要素入れそびれました
    ●好きなもの(近衛の存在に悩む回生、リンゼル幼馴染、パパラルとママラルの馴れ初め等)を詰め込んだ結果、主題が迷子に
    ●戻ったリンクの記憶はほぼ姫に関すること(近衛・回生どちらにも大切だから)のみで、全ての記憶を取り戻せるわけではなさそう。でもリンクは姫がいれば多分どっちでもよさそう
    メインチャレンジ「インパを訪ねて」をクリアしなかった設定のリンゼル続き ──貴方の故郷は、どんな所ですか。

     それは、二人の間に横たわる沈黙にまだ耐えられなかった頃、会話の接ぎ穂として何気なく発した問いかけだった。
     彼は珍しく、少し逡巡したように口ごもり、しばし思案した。
     言葉を促すように、ハイラルの東の果てにあると聞いていますが、と言えば、はい、ですので、日の出が早いです、と呟くように言った後、懐かしそうに目を細めて、東の空を見上げながら口を開いた。

     ──何もない所です。本当に、何も……。

     ※

     その家は、ハイラルの東の果てにある村の、その中でもさらに村外れの場所に建っていた。
     その家を購入した男は、「住んでいた人がミヤヅカエするようになってから長い間空き家になって、取り壊されそうになってたんだ」と、宮仕えの意味も知らず、のんきにその家を購入した経緯をゼルダに話して聞かせた。
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    四 季

    DOODLE突然降ってわいたおにロリリンゼル(百年前設定で、近衛騎士と姫だけど、騎士の性格は回生)です。
     いずれこの設定で、ダイジェスト版の話を書いてみたい😃(他にもおにロリとおねショタの書きかけの話がある人の発言)
    おにロリリンゼル(百年前の近衛騎士と姫だけど騎士の性格は回生という謎設定) ぷくーっ。

     ──と、音が出そうなくらいに白く、柔らかそうなほっぺたをふくらませて拗ねた顔をする幼い姫君を苦笑いで見つめながら、姫君より十歳ばかり年上の近衛騎士はその場にしゃがみこんだ。
     足をやや広げてしゃがんだその姿勢は、一国の姫君の前でするにはあまりにも不敬な格好だったが、地面に座り込んでしまった姫君と目線を合わせて話をするにはちょうど良かった。幸い、今、城の庭には近衛騎士と姫君の二人きり。常日頃から姫様に礼を尽くしなさいと口うるさく言ってくる執政補佐官も、古代研究で姫の興味を奪ってしまう王立古代研究所の研究者も、今ここにはいない。
     のだ、が。
    「おとうさまはうそつきです」
     太く可愛らしい眉を吊り上げて、肩をいからせているその姿は、小動物が必死に威嚇してきているようにしか見えず、ただひたすら「可愛い」という感想しか出てこない。ふくらんだほっぺたなどは、まるで白いパンのようで、むしろ美味しそうで口に含んでみたくなってしまう。
    2028