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    ラウト

    IKEA__dog

    DONEドラマCD「ヴィンウェイより愛を込めて」のネタバレ及びストーリーの捏造が含まれています。大きな犯罪事件の解決で過労しているルークが不眠症で、誰かに助けてもらうという話です。M2のことも少し出てきます。何でも許せる方向けです。
    Blue hour身の毛がよだつほどの肌寒い空気に、男は体を震わせながら目を開けた。何だか明るいと思ったらブラインドの隙間から眩しい日差しが差し込んでいて、ブラインドが元の機能を果たしてない状態で窓にぶら下がっているだけだった。ソファにうずくまって寝たせいか体中の関節も悲鳴を上げていた。痺れる膝を揉んでいたルーク・ウィリアムズは顔を上げて時計に目をやった。時針が5と6の間を指していた。2時間も寝たのか。二度寝するにはあまりにも明るかった。光に慣れた目は閉じる気配がなかった。


    備品のグレー色ブランケットを畳んで休憩室のソファの上に置いたルークは、ふらふらとトイレの中に入り込み顔を洗った。疲労を洗い流すためにわざと冷たい水にした。しかし綺麗になるどころか頬骨まで降りてきたクマはさらに濃くなるだけだった。なぜ疲労は水溶性ではないのか。鏡を見ていたルークは顎に汚く生えてきた髭が目障りだったのか目を細くした。この状態で髭を剃ると顎まで何グラムか剃ってしまうのではないか。無駄な想像力が後を続く前にさっさとトイレから抜け出した。
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    hoehoemusume

    DOODLEツイログ 超未来編の最後、自分の世界を消された時ショックで精神がおかしくなり現代でひとまず遠くに離れた所でホイポイカプセルで簡素な小屋を建ててベジータに面倒を見てもらうトランクスくんという設定だと思います(うろ覚え)
    叶ヒロシみたいなトランクスくん見てえと言ってたので影響を受けていると思われます
    あの悲しい結末も乗り越える強いトランクスくんが好きなんですが、自分の趣味を我慢出来なくなったらしい
    病んだトランクスくんと様子を見守るベジータくんジリリリリ……ジリリリリ……



    トランクスくん「……。……。……。」

    ベジータくん「トランクス! 電話が鳴っているぞ! 受話器が目の前にあるのに何故とらないんだ……!? もしもし!」
    トランクスくん「父さん。すみません……幻聴でずっと電話の音が聞こえるから。これも幻聴だと思っていました。うるさいなとも思っていました。……。……すみません。」
    ベジータくん「ブルマか……。ああ。大丈夫だ。こっちは問題ない。……」

    トランクスくん(なんだか、おかしいな。オレの世界にはもう誰もいないのに。父さんも母さんも殺されて死んでしまった気がするのに。ここには父さんがいるじゃないか。電話の相手は、母さんらしい。……。母さんはオレの心配をして電話をくれて、父さんは「もしもし」だなんて言っている。これって、普通だ。なんだ……何もおかしいことなんてないじゃないか。これって、普通のことだ。……また電話の音が聞こえる。今は父さんが電話に出ているから、これは幻聴だ。大丈夫。現実との区別はついてる。…………)
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