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    ロメロ

    ぐみ助(フグミ)

    DONE可愛がる系のキスをするイチニゴ。が、書きたかったと供述しており……雰囲気でまとめました。SSS(スーパーショートストーリー)です。一瞬ですがメロメロってる2号がいます。
     日中でキスをせがんだり、不意打ちでキスをするのは2号だ。1号からは滅多にない。常にスーパーヒーローとして、ヘド博士のガンマとして行動している。2号もそのつもりでいるが、自分はちゃんと“隙を見て上手く息抜き”をしていると思う。それに対して1号は良しと思わないし、同調などしてくれない。まあそこが彼らしくて良くて好きで、そういう関係になったのだが。
     不満はないかと言われたら少し……? いや、ない。ないよ。だって1号は————


     皆、寝静まって真っ暗な夜。誰にも見つからない秘密の場所で、ガンマたちだけの時間が始まる。仰向けになる2号にそっと覆い被さる1号が、恭しくお手本のようなキスを落とす。真昼間に受けたお返しなのか、その倍の回数と愛を込めたものをくらう。決まってする場所が額、こめかみ、瞼、頬、首筋、そしてようやく唇。どこもかしこも甘く優しいのだが、とにかく長い。唇を押し当ててたっぷり数十秒かけ、離れたかと思えば角度を変えてまた同じくする。焦ったくてたまらない。丁寧に施された2号の体は弱々しく痺れて震え、電子回路中が1号のことしか考えられなくなる。
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    kukono4

    DONE賭け麻雀でエノコロさんの奴隷になったので(二回目)「みことお推しの腐男子ひさぎがマークしてなかったちさとに迫られてメロメロになった結果、ちさひさ推しになった件」を書きました。俺、ちさひさ推しじゃないから!の続き
    俺、ちさひさ推しかも 俺はみことお推しだ。そうなのに。みことお以外のカップリングに興味は全くなかった。それがこの前までの俺。今の俺は三言と遠流がくっついているのにそれに感謝する余裕が無かった。少し下に視線を向けるとにこっとした顔と目が合う。耐えられなくって俺は目を逸らした。みことお同人誌を楽しもうとしていた俺を見つけた千慧によく分からないけど、告白をされた。その時は千慧があっさりと帰ってしまったので問題はなかったんだけど(寝付けないという問題はあったけど)それからが問題だった。千慧がめちゃくちゃにアプローチをしてくる!
     登校する時には隙あらば俺と手を繋ごうとしてくる。上目遣いで見られると、ちょっとドキドキしてしまうので本当にやめてほしい。家に遊びに来る時も千慧のアプローチは止まらない。三言と遠流がいる時は普通なのに。この間なんか、壁ドンをされた。俺と千慧の身長差的にほのぼのするだけだと思ったのに。比鷺好きだよ、なんて言う千慧がなんだかかっこよく見えて、俺はすごく困っている。一番困ってるのは、スイーツを食べる時にあーんってしてくる事だ。あのスイーツ大好き千慧が、俺に一口だけとはいえ分けてくれるのだ。流石の俺も千慧が冗談でも揶揄いでもなく俺の事を本気で好きだと言ってくれていると気付いている。……そして、俺も多分。
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