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    yukarixxx000

    @yukarixxx000
    二次創作が好きなオタク。大体男同士カプを書いてます。
    ※ポイピクにアップした作品は後日ピクシブにも投稿します。

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    yukarixxx000

    DONE常ホー。未来捏造。
    常くんがホーさんのサイドキックになってる&ふたりはお付き合いしてます。
    ホーさんの翼は義羽で補強してる、というところから妄想が広がり、以前考えていたネタと合体させて出来上がった話。
    常ホーの未来には希望があるように……と祈りつつ書きました。
    ホーさんは大変な目に遭ってるけど、彼自身が悲観していないようなので、過剰に哀れむのは違う気がするな、という思いも込めつつ。
    イカロスは知らない「ちょっぴり寄り道してから帰ろうか、常闇くん」
     ホークスはいたずらっぽく笑いながらそう言った。本来の年齢よりずっと幼く見える、無邪気な笑い方だった。ヒーローとしてのコスチュームではなく、ラフな私服姿だから、よけいに幼く感じられるのかもしれなかった。
    「せっかく海の近くに来たんだから、見に行こうよ」
     ホークスがあんまりにも楽しそうに誘うものだから、常闇は断れなかった。嫌だと言ったら、彼を酷く傷つけてしまう気がしたのだ。
     よく晴れた初夏の午後だ。健やかな青空とさわやかな風が心地いい。黒影がしょんぼりとしてしまいそうなほど、屈託なく明るい世界。その中で、ホークスのあどけない笑みはやたらと眩しく思われた。常闇は思わず目を細める。
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    yukarixxx000

    DONEkbnz。
    バレンタインを目前に控えたある日のふたり。
    キさんの方が上手だったタイプの話。
    押し倒すのも食べるのも受けの方、そんなキネです。
    ミスター・チョコレート「今年のバレンタインもとびきり素敵なチョコレートを贈るから、楽しみにしててくれよな、ダーリン♡」
     そう言って、キバナはおれの頬にキスを寄越した。おれはにやりと笑い、「こっちだっておまえが腰抜けになるようなチョコを用意するから、覚悟しておけよ、ハニー」と返す。
    「ふふ、怖い怖い。オレさまってばどれだけ情熱的なチョコもらっちまうんだろうなあ」
     言葉とは裏腹に、キバナはにやにや笑っている。ちっとも怖がっているふうではない。
     おれたちが恋人になってからというもの、バレンタインが近づくといつも似たようなやり取りをしている。互いに相手のことを真摯に思いながらチョコレートを選び、熱烈な愛の言葉と共に贈り合うという習慣も、気が付けばすでに三度目だ。できればこの先の人生でも、キバナとふたり、ずっとこうしてバレンタインという浮かれたイベントを楽しみたい――そう願っているのはおれだけではなく、キバナも同じ気持ちに違いない。そう思うことは、決してうぬぼれではないはずだ。キバナと愛し合った三年の日々は、おれにそれだけの自信を与えてくれた。
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    yukarixxx000

    DONE号福&へし燭。
    メインは号福のほうです。どちらのカプもすでにくっついてること前提。
    号さんと福さんの回想を見てときめいた勢いで書きました。
    福さんに優しい号さんに死ぬほどときめきます、というお話です。
    ※号→福は「光忠」呼びです
    ※福さんは焼失設定
    (勢いで書いているので粗がいろいろあるかもしれませんが、お目こぼし頂けると幸いです)
    唯一無二「日本号、明日の出陣の件だが――」
     言いながら日本号の部屋の障子を開けて、そうして長谷部は言葉を失った。部屋には日本号以外に、福島光忠の姿もあったからだ。
     もっとも、ただ福島がいたというだけなら、長谷部もたいして驚かなかった。日本号と福島は、この本丸に刀剣男子として顕現する以前からの知己だ。一時期、共に福島正則のもとにいた。その縁もあってか、福島は顕現当初から日本号に非常に友好的だった。日本号を「号ちゃん」と呼び、しょっちゅう絡んでいた。日本号も、口では「俺の後ばっかりついてくるなよ」と言って呆れた素振りを見せながらも、決して福島を邪険にはせず、何くれと面倒を見てやっていた。少なくとも長谷部の目に映る限りでは、二振りは良き友人同士だった。長谷部以外の男士たちや審神者も、同じような認識をしているのではないかと思う。
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    yukarixxx000

    MEMO自分用メモ。
    未来的にキバネズになること前提、キバネズが始まる前の話。
    そのうちどこかで使うかもしれないし使わないかもしれないネタ。
    ファイナルトーナメントの一戦目、ネズさんとカブさんがバトルしてますが、カブさんもネズさんの強さにびっくりしてはしゃいでたりするのでは?それをキバナさんに話しに行ったりしたのでは??という妄想です。
    ファイナルトーナメント、初戦後のとある光景。「すごいよ、すごかったよ。今日のネズくんはとんでもないよ、キバナくん!」
     カブさんは晴れやかな笑顔でもってそう言った。輝く瞳、紅潮した頬、汗みずくの体。快活なエネルギーに満ち溢れたその姿は、とても初戦敗退した選手のものとは思われず、オレは思わずあんぐりと口を開けてしまった。
     ファイナルトーナメントの初戦、ヤローとの試合を見事勝利したオレは心身ともに絶好調で、次の試合もぜったいに勝つぞと張り切っていた。意気込んでいたというよりは、二戦目もオレが勝つに違いないと確信していたと言う方が正しい。全ての試合に勝利した自分がダンデと戦うヴィジョンが、鮮明に思い描けるほどだった。
     オレと同じブロックの第一試合、もう一組は、カブさんとネズだった。ふたりのうち勝ち上がった方とオレとで第二試合を行うことになる。
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