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    口移し

    おにきゅ

    DONEクライナーチャレンジもどきをする先生とタルが書きたかった話!
    酒を口移し(仮)しています。
    えっちな雰囲気をかもせていたら嬉しいので、ゆるっとR-15くらい(希望)
    【鍾タルワンライ1023「酒」「毒」】
    鍾タルワンライ「酒」「毒」カラン、と来客を告げる鐘が鳴る。ぐるりと視線を巡らせるとすし詰めのような人数の男たちが、酒瓶を片手に大騒ぎをしていた。目的の人物の姿はない。さて、どうしたものかと思案していると「やぁ、」と気安い声が掛かる。視線を声のした方に向けると、手に小さな小瓶を持ち、頬を僅かに赤く染め、吐息に酒気を混ぜた赤毛の男が片手を上げてにこやかに笑っていた。

    「公子殿。これはどういう状況だ」
    「どういうも何も、見ての通り。ただの酒盛りさ」

    大げさな身振りで肩を竦めてみせる。

    「部下の労いの為に『俺のおごり』って連れて来たら、随分と溜め込んでいたものがあったみたいでね。羽目を外して、あのザマだ」

    あの、と視線で指し示す先では幾つもの空瓶が転がり、一方では脱ぎ始め、一方では口喧嘩。隅の方では既に深い眠りについた相手に「なぜ俺は彼女が出来ないのか」と延々愚痴っている様子も漏れ聞こえてくる。混沌としか表現できない光景を見た鍾離は柳眉をひそめ、それを見たタルタリヤから軽やかな笑い声が上がる。
    2016

    siatn_shell

    DONE拒食症のオクに口移しで食べさせたり飲ませたりするオビのオビ→←オクなシアオクSS。まだ付き合ってないけどそうすることには慣れてる二人。
    言葉は要らない 私は、彼の異常に、いち早く気が付いていた。打ち込んだ興奮剤が切れた直後のふらつき、平常な態度とは裏腹に異様なほど乱れた心音、物資を漁る指先の震え。不調を隠すのに慣れている様子だが、私の目は誤魔化せない。連戦に連戦が重なり、惜しくも二位で終わった試合の後、私はドロップシップに戻るシルバの背中を追った。同じくシップに帰ろうとするレジェンド達の最後尾を歩く彼の足取りは、ゆったりとしているようでどこかおぼつかない。カッとなりやすい性分のせいで、いつもより小さく見える背中に我慢できなくなり、足音を立てず、後ろから彼に急接近する。
    「――おわっ!」
     誰も見ていないのをいいことに、両腕で彼の体を横抱きにして持ち上げれば、シルバは虚を衝かれたように声を上げた。いわゆるお姫様抱っこというやつで、腕の中で私の顔を見上げたシルバが体を硬直させる。本気で嫌がるなら下ろすことも考えていたものの、萎縮するように、怖がるように身を縮こませて震えるものだから、優しく彼を見下ろして微笑みかけた。
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    柊 みぃ

    DONEできた。ことにしておく。
    ちょっとお触りしてっけどちゅーしてるだけだから年齢制限つけなくていいよね??
    前に募集したワードパレットの消化②
    【下心、を、口移し】 環紡
    「キスだけで」「敏感」「服を脱ぐ」

    服を脱……がなかったですごめんなさい。

    ほぼ書き終わってから迷走して、0から書き直したので何がしたかったよく分からなくなってしまった(定期)
    最後のひとくち(環紡)「はい、どーぞ。ひとくちしか残ってねーけど」
    そう言って差し出されたのは、環の好物である王様プリン。
    仕事を終えた紡が深いため息と共にパソコンを閉じたとき、環は「疲れたときには甘い物がいいんだって」なんてことを言い出したのだ。
    きっと三月あたりに聞いたのだろう。大好きなプリンの最後のひとくち。それを譲ってくれる優しさは嬉しいのだけど、それとこれとは別の話で。その「最後のひとくち」が乗ったスプーンは環が握りしめたまま紡の口元に差し出されていた。

    「はやく食えよ。こぼれんだろ? ほら、あーん」
    「いや、あ、あーんは少し恥ずかし……」
    「はぁ? 誰も見てないからいいじゃん。はやく。あーん!」

    紡は恥ずかしさのあまり目をつぶり、急かされるまま口を開けた。
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