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    サトシ

    真砂長文倉庫

    DONE折角のホワイトデー&さとしの日なので、どうにか水上メインで祝おうとしました。でも一時間半遅刻したので「後夜祭」。すみません。大学一年生設定。

    今回も「勢いって大事だね!」の精神で押し切りました。
    四時間で仕上げたので、色々ミスがあるとは思いますが、そこは“愛”で補っていただけますと有り難いです。

    そんでもってイコさん……すまん……好きだけど、貴方の魅力を書きだせない私を許してくれ……!
    ホワイトデー 蔵水&イコプリ「ロシアンルーレット」「やぁ」
    ボーダーのラウンジで最高に輝く笑顔と圧倒的セレブオーラをまき散らす同輩を目にして、水上は眉間の皺を三本増やした。
    (ここで課題を消化していたのが間違いやったか)と思ったが、連れ立っているのが蔵内である以上、席を立つのを断念した。
    「課題中だったか……。王子、後にしよう」
    「うーん……。みずかみんぐ、ちょっとだけ休憩しない?小腹がすいてたらで、いいんだけど……」

    そう言われてみると、確かに小腹がすいている。
    「せやな。後は纏めるだけやし……ええよ。何なん?」
    「ふふっ、良かった」
    再度、燦燦と満面の笑みを湛えて水上の正面に座る王子と蔵内。それに微かな寂寥を感じたが、その理由はすぐに判明した。二人が鞄からほぼ同一の包みを出す。両手に包まれたそれらは、チョコブラウンの包装紙に包まれ、ダークオレンジのリボンが結ばれていた。
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    加々知の煮凝り

    PAST※カメさとです
    ※オリジナルのアプリあり
    ※ブラックとカメラちゃんと付き合ってるさとしくんという設定(ブラ→さと←カメ)
    ※くそ短い上にクオリティ低い
    小さい悪魔の本音ブラックside

    「カメラちゃんが何を言っているのかわからない、だから何か欲しい…そんなところですかさとしくん」
    「うん」
    「とりあえず…土下座、やめてくれません?」

    編集中、さとしくんがオレちゃんに土下座をしてきたので何を言ってくるのかと思ったら…まあ冒頭の通りですね。
    さとしくんはオレちゃん及びカメラちゃんの恋人です。どちらもさとしくんに惚れて二人揃って告白したら…さとしくんは両方とも付き合う、なんて言うものですから面白いと思ってそのままにしたのです。恐らく意味はわかっていないようですが。
    しかしここで問題点が出てきました。オレちゃんならともかくカメラちゃんの言葉がわからないとさとしくんは言ってきます。まあそうでしょうね、わかるのはオレちゃんくらいですし。カメラちゃんはオレちゃんの相棒なのでフラれたとしてもざまあなんて思いません。この関係を崩さないようにする為には、彼の要望を聞く必要があります。わかりました、とさとしくんに伝えました。
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    わたあめかんな

    DONEポケモンSV:タクシードライバーのマサトシ→アオイ←アオキ(モブアオイ/アオアオ)
    ※アオイがチャンピオンになりアオキと三回戦済
    アオイちゃんの一部になりたいマサトシおじさんVS大人として阻止したいアオキさん リーグの扉からアオイが外に出ると、空は夕焼け色に染まっていた。日が暮れる最中急いで坂道を下りていくと、道端に立っているタクシードライバーの男が手を振って挨拶をしてくる。

    「おーい。今帰りなのかい?」

     アオイは男に何度も会ったことがあり、初めて会った時にはポケモン勝負を挑まれたがその強さは並々ならぬものだった。男の手持ちが6体揃っていたら負けていたかもしれない、とあの時リーグに挑戦するため準備万端で挑んだにも関わらず苦戦を強いられたアオイは彼に一目を置いていた。

    「はい、今日はリーグでの会議だったんです」
    「まだ学生なのに仕事だなんてきみは偉いね。おじさんが寮まで送っていってあげようか?」

     傍らにはそらとぶタクシーの白いゴンドラが置かれ、その上には複数のイキリンコたちが羽を伸ばしている。恐らく彼はリーグを利用する来訪者や職員相手に客を取るためにいつも此処に居るのだろうな、とアオイは思った。彼の手持ちポケモンたちが強いのは数々のリーグ挑戦者たちと戦ってきたからだろうか。そう考えると、彼こそがリーグの第一関門とも言えるのかもしれない。
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