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    モノローグ

    犬小屋

    MAIKINGモノローグで内心を外部に漏らす等器用なことができない弊びの主に精神面の設定。句読点ほぼ無しの文字。正直自分のメモ用
    スラム出身で死生観と倫理観と仲間意識に難がある弊ビ。

    まものに襲われた直後のメルキドの街で金品を漁っている途中でビルダー見習いの服を拝借したためにビルダー狩りに遭い船で雑用させられるが、食うには困らなそうだし話を合わせて置けばどこかの町で船を降りられるかもしれない、とここまではスラムの仲間たちの所へ帰る気満々だったが船が難破してどこともわからない島に流れ着いて今度は自分が死ぬ側に回ったんだな、仲間たちを置いていくんだなと昆布かじりつつ浜をぶらぶら。

    子供1人では生き残れないスラムで身を寄せ合って生きてきた仲間であっても死ぬときは死ぬし運良く拾われる仲間もいたので輪から外れたのだと寂しいも悲しいも割りきってそんなもんだと諦めたところにしどーくんとるるちゃんに遭遇して今度はこの子たちと生きていくんだな、と冷静に受け止めるがビの生い立ちなんて知らない2人に代わりのいない仲間と扱われて初めて自分の仲間意識がズレてることに気づき、同時にこの2人の新しい仲間を大事にしようと決意。
    1512

    フォ……

    TRAINING類のワンダショモノローグ

    お題「思い出の時計」
    15分トレーニング 13

    954文字(所要時間約2分)
    センター街の時計が十二時を指していた。
     ざわざわとした喧騒の中、その音だけが一瞬、この空間の空気をかき乱す。

     類も、ご多分に漏れずその大時計を見上げて今の時刻を見つめていた。
     もう、そろそろ終わろうか。
     日曜日。
     人通りの多いこの街の中心で、朝から路上パフォーマンスを続けていた。
     お陰様で本日の営業は上々である。元より類は『魅せるため』だけでこの公演を続けていたにも関わらず、ある母親と子供から、手渡しで感謝の金銭まで頂いていたのだった。
     その小さな手のひらから感謝の気持ちを受け取る瞬間に、幼い少女と目が合った。その瞳は大きくて、類の顔をしっかりと写し取っている。それに映る自分と彼女自身が全く同じにこやかな表情をしていて、嬉しいような、驚くような気持ちにもなるのだった。

    「……今日は、これでお終いだよ」

     大通りの時計が十二時を告げた後、類はそう伝えて群衆に深々と礼をする。
     歓声と、まばらな拍手が伝わってくる。
     喜びと、次の公演へのアイディアが幾つも広がってゆく感触がある。

    「この続きはまたいつか。……ああ、僕はフェニックスランドでもショーをしているから、よかっ 993