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    キジ

    yowailobster

    DOODLE20220217 いや好きじゃないです
    バレバレでしょうが大好きなシチュは好き好き催眠です

    吸血鬼が親族にいたってランガから聞かされてランガくんの血が美味しいのそのせいか~と思ってる神道、それひいひい(略)ひいじいさまの兄が吸血鬼くらいの眉唾話だから早めに気づいた方がいい 好きな子ボーナス入ってるよ
    食糧くんは吸血鬼がお好き「あ」
     薔薇に触れるたび思い出す。そういえば茎には棘があり、棘は刺さると痛く、そして。
    「あー……出てる……」
     指先を確認したところやっぱりあった。小さいけれど確かな痕。花びらに負けないくらい真っ赤な血が。
     どうしよう。このくらいの傷でパニックになるほど子供じゃないけど、おそらく隣室に居るだろう二人にこれがバレたらと思うとたいへん焦る。
     見つかる前に何とか絆創膏でも。そんな思いは勢いよく開いたドアに弾き飛ばされた。
    「失礼。少々急いてしまった。君が傷を隠すつもりでは無いかとつい」
     近付く手に即傷のある側の手指が確保される。そんなに分かりやすいかと尋ねれば彼は傷痕を観察しながら真面目な顔で頷いた。
    「実に分かりやすい。香りの強さもあるだろうが僕にとっては所有物だからね。捧げられるべき一滴が流れているとなれば気も逸るさ……ということで」
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    manju_maa

    PROGRESS支部の続きです。ポイピクの続きじゃないです。これにて完結です。
    なんと「」が、ある!

    この終盤にかけて判明させた後付け設定と繋げるための修正作業があまりにも膨大なので先にこっちにあげます。
    が、最後のシーンに合わせるために小学生編の該当シーンは先に修正済みです。
    読み終わった後に支部の方で確かめて頂けたらフフってなれるかも?
    来栖暁に育てられたあけちごろうくんの話神は死んで、メメントスと現実世界の融合もなくなり、大衆の認知も元に戻った。
    獅童を支持していた大衆の声は手のひらを返すように獅童は悪だと見なし、それを否定するものに変わった。
    イセカイナビは全員のスマートフォンから消え失せて、異世界に渡るための術は完全に無くなった。

    …それから、受験とか、蓮や獅童の裁判とか。探偵の仕事とか、テレビの収録とか。
    色々な出来事を経て。

    「卒業証書授与」

    ……3月15日。
    高校の、卒業式を迎えた。

    最後のホームルームが終わり、クラスメイトと言葉を適当に交わし、校舎の外に出る。
    周りでは合流した両親や友人と校門で写真を撮ったりしている同級生達が疎らに居て。
    けど、不思議とそんな彼らの騒がしい声は聞こえない。春の訪れを感じさせる冷たいようで少し暖かい風の音だけが、耳に触れる。
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    エース

    DOODLEムンナ マク♀ステ 仮面舞踏会パロ
    あめさんとのお喋りで盛り上がったやつ。何かちょっと書きたかったのと違うんだけど、一旦これで。
    この後無事二人は再会し、お喋りに興じるがジェがマクの仮面を借りてステに会いに行きジェステも始まる。三人が顔見知りに(顔は知らない)になった頃漸く名乗り合うマクステと、出会って速攻名乗るジェイク。
    マスカレード! 仮面舞踏会。それは一時身分やしがらみを忘れ、享楽に耽ける場。表向きは日々の憂さ晴らしや拙い秘密の遊戯と言った所だがその実、密通や淫行が蔓延る会もそれなりにあった。
     俺はそもそも舞踏会というものに興味が無く、それは仮面を被っていても同じ事だった。寧ろ相手が誰か分からない分厄介な事も多い。そしてそんな俺がこの仮面舞踏会に参加している理由は、単に兄弟のお目付け役だった。いや、半分がお目付け役、半分が兄弟に無理矢理引き摺られて来たせいだ。
     俺の双子の兄弟であるジェイクはこういった華やかな場が好きで、好んで顔を出す。そして俺なんかより遥かに上手に様々な思惑に満ちた、この見掛けばかり豪華な生け簀を泳ぐ。今日も俺を連れ出すだけ連れ出して、自分はサッサと舞台の中央に躍り出てしまっている。
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