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    ボケ

    am_fgo

    MOURNINGエくんがお酒でポンコツ化してるだけのほのぼのセンシティブなので一応全年齢と言いたい。
    再録するとある話の後日談書き下ろしとして書いてたんですが、なんか色ボケだな…って二回くらい書き直した結果逆に手の施しようがないくらい色ボケになってしまい、何度書き直しても色ボケになるので、そのまま開き直ったというある意味供養(?)です。
    あと、初夜前夜って言ったけど翌日多分夜まで待ってない。
    未来時空4スと初夜大成功前夜の話 顔が熱くて熱くてたまらないのは、はじめて口にしたお酒のせいだけではないだろう。
     はふ、とこぼした息と口の中がとても熱くなっていて、いつも涼しげな目の前の人もほんのりと顔が赤くなっている。長い睫毛に縁取られたアップルグリーンの瞳も熱を帯びて潤んでいて何だか見てはいけないものを見たような気持ちになった。逃げるように視線を逸らすと、濡れた唇が目に入って、今しがた自分達がしていたことを思い出す。
    「あ、ごっ、ごめんなさッ」
     謝ろうとした口を熱いもので塞がれて逃げかけた頭をがしりと捕まえられる。反射的に目を瞑るのと同時に、くちゅ、と自分の内側から水音が響いて、喉の奥から変な声が洩れた。
     熱に浮かされるようにした先ほどのキスは嘘でも冗談でもないと言わんばかりの二度目のそれに顔が熱くなる一方、どこか安心してしまう。
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    usizatta

    PROGRESSダイ大4巻を元にした話。
    ヒュンケルがキャラ崩壊してるので注意。ごめんなさい、私はヒュンケルのこと、「ボケ」か「ツッコミ」で分けるならボケの人だと思ってる…。
    ショートストーリー・チャレンジ・3巻目 ダイ達の一行に加わってしばらく経ったある日、ヒュンケルは唐突に、不死騎団長としてダイとポップの二人と戦っていた時のことを思い出した。
    「ダイ、あの時は二人の発想に驚かされたものだ。二人で協力してライデインをぶつけてくるとはな」
    「あっ、うん。あれはね、ポップのアイディアだったんだよ。最初にヒュンケルに負けた次の日くらいには、あの作戦を思いついて、ラナリオンを契約してたんだから!」
    「そうか。やるな、ポップ」
    ダイはにっこりと頷いた。ポップの思いつきがすごいのは、ヒュンケル戦の前、クロコダインの時もそうだった。
     とっさにマジックブースターを砕き、その魔法石を使うことでマホカトールをじいちゃんに唱えてくれた。いざという時に、すごい発想を思いついて戦いの流れを変えてくれる友達だ。ポップに言わせれば自分もそうらしいが、でもやっぱり思いつきの、なんというか、種類は違う気がする。ポップって実は頭いい。ダイはそう思っていた。
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