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    kukono4

    DONE賭け麻雀でエノコロさんの奴隷になったので(二回目)「みことお推しの腐男子ひさぎがマークしてなかったちさとに迫られてメロメロになった結果、ちさひさ推しになった件」を書きました。俺、ちさひさ推しじゃないから!の続き
    俺、ちさひさ推しかも 俺はみことお推しだ。そうなのに。みことお以外のカップリングに興味は全くなかった。それがこの前までの俺。今の俺は三言と遠流がくっついているのにそれに感謝する余裕が無かった。少し下に視線を向けるとにこっとした顔と目が合う。耐えられなくって俺は目を逸らした。みことお同人誌を楽しもうとしていた俺を見つけた千慧によく分からないけど、告白をされた。その時は千慧があっさりと帰ってしまったので問題はなかったんだけど(寝付けないという問題はあったけど)それからが問題だった。千慧がめちゃくちゃにアプローチをしてくる!
     登校する時には隙あらば俺と手を繋ごうとしてくる。上目遣いで見られると、ちょっとドキドキしてしまうので本当にやめてほしい。家に遊びに来る時も千慧のアプローチは止まらない。三言と遠流がいる時は普通なのに。この間なんか、壁ドンをされた。俺と千慧の身長差的にほのぼのするだけだと思ったのに。比鷺好きだよ、なんて言う千慧がなんだかかっこよく見えて、俺はすごく困っている。一番困ってるのは、スイーツを食べる時にあーんってしてくる事だ。あのスイーツ大好き千慧が、俺に一口だけとはいえ分けてくれるのだ。流石の俺も千慧が冗談でも揶揄いでもなく俺の事を本気で好きだと言ってくれていると気付いている。……そして、俺も多分。
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    ケイト

    DONEキスの日に間に合わせるために無理矢理完成させた五が七に靴下を履かせるお話です。
    「五七キス二十二題企画」より11(胸)所有、21(足の甲)隷属で書かせていただきました。
    「ねーねーななみぃズボン脱いで♡」
    機嫌良い五条とは対照的に七海は面倒くさいのを隠そうともせずに大きなため息をついた。
    「はあ…本当にこんなの何が楽しいんですか。」
    「何って全部だよ!ぜんぶ♡ほら早くぅ!」
    ベッドの上に座る七海の足の間に陣取ってあぐらをかく五条は七海の靴下片手に満面の笑みを浮かべて呆れ顔の恋人を見上げている。

    呪術師としての五条しか知らないものが見たらおどろきでひっくり返るほどに、恋人としての五条はひどく七海の世話を焼きたがる。
    髪を乾かしたり爪を切ったりと挙げればキリがないが、特に五条がこだわるのは着替えだった。脱がせたがるし着せたがる。ただ忙しい朝に0から100まで着替えを任せるのはさすがにという理由でやめさせようとして、すったもんだの末靴下だけにするという妥協点で落ち着いた。そして靴下を履かせるにあたってスウェットのズボンは邪魔だからという五条の言い分によりスボンを脱ぐことになっている。七海はその必要はないだろうと反論したが、拒否するなら靴下だけで妥協することを拒否すると駄々をこねられて結局七海が折れた。本気を出した特級頑固に一級が勝てるはずもなかった。

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