シギ
あまや
TRAININGSSS/凪砂と創とねこ最近見かけない茨を探している創くんと行方を知っている凪砂
⚠︎S(すこし)F(ふしぎ)
創が空中庭園に顔を出すと凪砂が一人ベンチに腰掛けて空を眺めていた。他には誰もいないようできょろきょろと視線を彷徨わせても人影は見当たらない。少し落胆しながら、けれどそんな様子をおくびも出さずに創は凪砂に声をかけた。
「こんにちは、乱先輩」
「……創くん、こんにちは」
「寒くはありませんか?」
まもなく冬が訪れようかという木枯らしの中、羽織ものの一つも持たずにいる凪砂の姿は寒々しかった。創は今朝天気予報を確認してきたから知っているがこの後気温は徐々に下がり、夜には雨が降る予定になっている。凪砂がいつからここに座っているのかは分からないが、曇り空で陽光も届かず、風除けになるような遮るもののない場所ではあっという間に体温を奪われてしまうだろうと心配になった。
3860「こんにちは、乱先輩」
「……創くん、こんにちは」
「寒くはありませんか?」
まもなく冬が訪れようかという木枯らしの中、羽織ものの一つも持たずにいる凪砂の姿は寒々しかった。創は今朝天気予報を確認してきたから知っているがこの後気温は徐々に下がり、夜には雨が降る予定になっている。凪砂がいつからここに座っているのかは分からないが、曇り空で陽光も届かず、風除けになるような遮るもののない場所ではあっという間に体温を奪われてしまうだろうと心配になった。
はるち
DONEマジシャンリー先生に翻弄されるドクターのすこしふしぎなお話。意味を求めたってはじまらないよ。人生は欲望だ。意味などどうでもいい。――引用 ライムライト
Down trip, showdown「紅茶はいかがですか?それとも腹が減りましたか、クッキーでも?」
「……いや、やめておくよ。せっかくの空腹を台無しにしたくない」
そりゃ残念、とテーブルを挟んで自分の正面に座る男は肩をすくめた。どうにも芝居がかった動作だ。嘘の気配しかしない。あれを芝居だとするのなら、この状況も悪夢めいている、と霞みがかった意識の中で思考する。
前後の文脈が抜け落ちたように記憶が曖昧だ。ロドスで仕事をしていた。それは覚えている。近日中に艦内で開かれる、witch feastに向けた演劇、そのリハーサルに呼ばれていたことを。おれも出るから来てくださいよ、と彼に言われていたことも。だから仕事を途中で切り上げて、呼ばれた場所へと向かった、はずだ。少なくとも、日差しもうららかな屋外で茶をしばくために執務室を出た訳ではない。
3959「……いや、やめておくよ。せっかくの空腹を台無しにしたくない」
そりゃ残念、とテーブルを挟んで自分の正面に座る男は肩をすくめた。どうにも芝居がかった動作だ。嘘の気配しかしない。あれを芝居だとするのなら、この状況も悪夢めいている、と霞みがかった意識の中で思考する。
前後の文脈が抜け落ちたように記憶が曖昧だ。ロドスで仕事をしていた。それは覚えている。近日中に艦内で開かれる、witch feastに向けた演劇、そのリハーサルに呼ばれていたことを。おれも出るから来てくださいよ、と彼に言われていたことも。だから仕事を途中で切り上げて、呼ばれた場所へと向かった、はずだ。少なくとも、日差しもうららかな屋外で茶をしばくために執務室を出た訳ではない。
hmtbee
DOODLEアイドル時空ではないセリフだけのモブ
軽めの暴力
がある
ああ〜美形をボコりたいな(語弊ある)
ボコられてなお強い意志と反抗が残っているとなおのこと良い
でも生産元が黒紅脳みそなのでモブに飼われようとも暴力をふるわれようともふしぎなちからでハッピー黒紅になる やったぜ 2
なごち@移住
DOODLE新刊発売おめでとう!そして真田先輩の帽子なし髪型判明ありがとう!
これで描ける!!
(帽子が苦手なクソ雑魚お絵描きマン)
これから幻の色んな軍服姿の真田先輩を描いてあげたいぞ
ただしギャグとして許される範囲内のやつな!
登場キャラ盛りだくさんなのでお絵描き捗る!
16natuki_mirm
DONEいるまちハウェーヤー!当日になってから突貫で描いたのですが、突貫で3人描けた……!細かいところが色々気になっては居ますがなつきさんの次回作にご期待下さい。本当に、ipad先生のおかげで絵が描けるようになりました。画力が劇的に上がったということはもちろんないんですが、なんか、最後まで諦めずに完成させられるようになりました。ふしぎ。mirmキャラが描きやすいというのもあるかもしれない。
おとととと
DONE初ガリヤン!!スピンオフでガリ場地さんとヤンちふたくさん見て、改めてガリヤンの良さに気づいてしまった♡きっちり着込んで、メガネのままの場地さんに、脱がされてトロトロに乱されまくるヤンキー千冬っていうのえっち!!ペケに見られちゃう♡っていうシチュも好きです。
2枚目切り取りなし全体図。このパイプベッド、セックスしたらギシギシうるさいんだろうな♡
18歳以上ですか?→y/n 2
あやせ☆めぐる
PAST「ふしぎの海のナディア」同人誌原稿の下描き作画: June 27th-28th,1990
サイズ: B5
他所様のサークル発行の「ふしぎの海のナディア」の同人誌 (コミケ38 (1990夏) 頒布) へ寄稿した原稿の下描き (肝心の本が見つからなかった為) です 。
これを描いた頃は、まだ放送序盤だった為に、内容的に踏み込んだ部分はありません。 3枚目は声優さんつながりのおフザケ絵です。 4
774_stew
DOODLE※微エロ 水着亜紀ちゃん水着だからサイトのほうに載せればいいんだけどセンシティブな気がしたのでこっちにポイ
ビキニだけだとアレなので上着着せたら、上着着せてるほうがアレな気がするんだ!フシギだネ!上着なし差分もあるよ! 2
ゆきねこ
DONE勢いで書いたS(すこし)F(ふしぎ)な物語。秀百。どうしてこんなネタが思い浮かんだのか、最後まで一気に書けたのか、本当に分からないですがもしよろしければ。注意:間違ってもハッピーエンドではないです
貴方と共に歩めたらそれだけで幸せだったのに「アマミネくんはさ、僕がいなくなったら探してくれる?」
「…………は?」
レッスン後の更衣室にて。
鋭心先輩はこの後仕事がある為先に切り上げており、ここには俺と百々人先輩しかいないがー突然何を言い出すのかと思えば。
脱いだTシャツを鞄に仕舞い百々人先輩の様子を伺うも、特に思い詰めているような感じではなさそうで。なんで突然そういう事を言い出すのか、全く理解が追いつかなかった。
「すいません、意味が分からないんですけど」
「あー……………うん、ごめん。そうだよね。今のは忘れて」
じゃあね、お疲れ様。そう言って着替えを終わらせた百々人先輩は更衣室から出ていった。
それから何日か経ったが、百々人先輩は1度も事務所に姿を現さなくなった。
1875「…………は?」
レッスン後の更衣室にて。
鋭心先輩はこの後仕事がある為先に切り上げており、ここには俺と百々人先輩しかいないがー突然何を言い出すのかと思えば。
脱いだTシャツを鞄に仕舞い百々人先輩の様子を伺うも、特に思い詰めているような感じではなさそうで。なんで突然そういう事を言い出すのか、全く理解が追いつかなかった。
「すいません、意味が分からないんですけど」
「あー……………うん、ごめん。そうだよね。今のは忘れて」
じゃあね、お疲れ様。そう言って着替えを終わらせた百々人先輩は更衣室から出ていった。
それから何日か経ったが、百々人先輩は1度も事務所に姿を現さなくなった。
kumohare72ki
DONE月夜に猫を見送るため海へ行く、少し寂しい話。書けたはいいけどカテゴリは何がいいか、どういうタグを付けるかを悩んでるやつです。すこしふしぎでいけるのかファンタジーといっていいのか。
月夜に猫を見送る話 月のきれいな夜だった。虫も眠るような真夜中だ。安アパートの住民は全員寝静まり、寝返りの音すらきこえない。静寂の中、一人眠れない私は、白湯を手に窓辺に寄りかかっていた。最上階の角部屋からは、空がよく見えた。空の真ん中に陣取るのは、まん丸の、よく太った月だった。
月を眺めてぼんやりしていると、窓の外、狭いベランダに小さな訪問者が現れた。ととっと軽い足音を立て上がってきたのは、スモーク柄の猫だ。赤い首輪から、飼い猫であることがわかる。お月様みたいな金色の目で私を真っ直ぐ見ると、猫は言った。
「約束だ」
猫が話していても、私は不思議だなんてちっとも思わなかった。寧ろ、ああそうか、と納得した。いや、思い出した。彼との約束を。
2915月を眺めてぼんやりしていると、窓の外、狭いベランダに小さな訪問者が現れた。ととっと軽い足音を立て上がってきたのは、スモーク柄の猫だ。赤い首輪から、飼い猫であることがわかる。お月様みたいな金色の目で私を真っ直ぐ見ると、猫は言った。
「約束だ」
猫が話していても、私は不思議だなんてちっとも思わなかった。寧ろ、ああそうか、と納得した。いや、思い出した。彼との約束を。