ryu_maru55
MAIKING41がタイムカプセルを開けて、何故かkisが優しくなる話 kiisお相手は俺錆び付いて変形した缶をそっと開けると、中にはガチャガチャのカプセルが入っており、小さな穴や開閉部にはテープが張られて密閉されている。軽く振るとカシャカシャと何か固いものが入っていることが分かった。
何を入れたのか全く記憶のないそれに本当に自分の物かと疑ったが、カプセルの外には"よいち"という文字が綴られている。ぐるぐると何重にも巻かれたテープをやっとのことで外して中を確認すると、アンティーク風調のお洒落なネックレスが入っている。
それをつまみ太陽に透かすと、真ん中にあるガラス部の中で何やら回っているのに気付く。呆けて観察している間も紅い雫の様なそれはくるりくるりとダンスを踊り続けていた。
1647何を入れたのか全く記憶のないそれに本当に自分の物かと疑ったが、カプセルの外には"よいち"という文字が綴られている。ぐるぐると何重にも巻かれたテープをやっとのことで外して中を確認すると、アンティーク風調のお洒落なネックレスが入っている。
それをつまみ太陽に透かすと、真ん中にあるガラス部の中で何やら回っているのに気付く。呆けて観察している間も紅い雫の様なそれはくるりくるりとダンスを踊り続けていた。
ニッカ
DONE1作目続編。単発としても読めると思います。本誌に触発されて取り敢えず倉庫に投げ込みます。kiはやっぱり最高の男でした。新作書きてえ〜!ぼくらの言葉を紡ぐミヒャエル・カイザー。サッカー強豪国ドイツの最強クラブチーム、バスダードミュンヘンの圧倒的エースストライカー。プラチナブロンドの髪にラピスラズリ色のグラデーションが綺麗なミディアムヘア。誰が見ても端正な顔立ちをしており、サポーターからの人気が高い。そんな彼と俺、潔世一は今度結婚することになった。
俺的には交際1日目に、カイザーにとっては交際5年目に結婚することになった。まぁ結婚するとなる前に色々あったのだが今回は省かせて貰う。結婚するということは家族になる、ということなので勿論親に報告しなければいけない。だが考えてみて欲しい。勘違いにより――本当に色々あった勘違いだったのだが――俺は交際していると思ってもいなかったが結婚する。という流れになったわけなのだが、つまりはそう。カイザーと付き合っていた。という事を親に伝えていない。
13422俺的には交際1日目に、カイザーにとっては交際5年目に結婚することになった。まぁ結婚するとなる前に色々あったのだが今回は省かせて貰う。結婚するということは家族になる、ということなので勿論親に報告しなければいけない。だが考えてみて欲しい。勘違いにより――本当に色々あった勘違いだったのだが――俺は交際していると思ってもいなかったが結婚する。という流れになったわけなのだが、つまりはそう。カイザーと付き合っていた。という事を親に伝えていない。
ryu_maru55
MAIKING性癖を詰め込もうとして失敗したので没。isg愛されです。多分。全部最近巷で流行っているマルチバースやら並行世界やらという単語。
サッカー馬鹿の集う青い監獄にはサッカー以外を趣味とする者はそう多くない空間で、それでもそれなりの認知はされているだろう映画。
海外から発信され日本でも絶大な人気を誇るその映画は"マルチバース"や"並行世界"なるものを題材に更に壮大で無限な可能性を秘めた作品となり尚も勢いを伸ばしている。
これらが流行る前であれば現在目の前で起こっている事態を把握するには大分長い時間が必要となりそうだが、今を生きる男子高校生の状況適応能力は見事なものだった。
「これが並行世界にいる潔たちか・・・」
「・・・そうみたい?」
2647サッカー馬鹿の集う青い監獄にはサッカー以外を趣味とする者はそう多くない空間で、それでもそれなりの認知はされているだろう映画。
海外から発信され日本でも絶大な人気を誇るその映画は"マルチバース"や"並行世界"なるものを題材に更に壮大で無限な可能性を秘めた作品となり尚も勢いを伸ばしている。
これらが流行る前であれば現在目の前で起こっている事態を把握するには大分長い時間が必要となりそうだが、今を生きる男子高校生の状況適応能力は見事なものだった。
「これが並行世界にいる潔たちか・・・」
「・・・そうみたい?」
ryu_maru55
CAN’T MAKE本誌を読んだ際の衝撃で書きましたが、力尽きました。多分krisMine.潔世一が何かしらを手中に入ることを許容し、願い、そして欲するものは片手で事足りるくらいであった。
まずは海老の形をした緩い人形。これは等の昔に卒業済みだ。
そして大部分を占めるサッカー。
サッカーに関しては欲すること、手中へと収めたいものは五万とあるが、一括りにしてしまえばサッカーだ。
自他ともに認めるサッカー馬鹿。青い監獄に居る者達は例外も居るがサッカー馬鹿の集まりであるから、これは珍しいことではなかった。
しかしこの欲はサッカーが関わってくれば捨てることも厭わない程の事柄でもあった。
メインがサッカーであるから、まず捨てる選択肢もほぼ無いに等しいのだが、その<サッカー>というステッカーが貼られた箱の中にはたくさんの欲と獲た宝たちが詰まっていた。
1276まずは海老の形をした緩い人形。これは等の昔に卒業済みだ。
そして大部分を占めるサッカー。
サッカーに関しては欲すること、手中へと収めたいものは五万とあるが、一括りにしてしまえばサッカーだ。
自他ともに認めるサッカー馬鹿。青い監獄に居る者達は例外も居るがサッカー馬鹿の集まりであるから、これは珍しいことではなかった。
しかしこの欲はサッカーが関わってくれば捨てることも厭わない程の事柄でもあった。
メインがサッカーであるから、まず捨てる選択肢もほぼ無いに等しいのだが、その<サッカー>というステッカーが貼られた箱の中にはたくさんの欲と獲た宝たちが詰まっていた。
haruhisa
MAIKING【Rain|ネス潔/nsis】Rain-chapter04-如驟雨般-
-如驟雨一般的情感、身體的所有接觸、那樣溫柔密愛的撫觸-
*千呼萬喚始出來~我終於從內斯潔的車解脫了~!!!小夥伴快上車
*密碼|パスワード|password : nsis 14632
haruhisa
MAIKING【Rain|ネス潔/nsis】*Rain-chapter03-嵐のように-
-雨天中的狂亂與悸動,像暴風雨突然來臨-
*這次會混合視角…內斯視角開場(混亂請別打我
*這篇是個車文,小夥伴快上車
*繫好安全帶了就~開始吧!
*密碼|パスワード|password : nsis 3115
嗟弓@ A29393221
DOODLE潔黒短い ほとんど話言葉 黒名イカれ注意全ては夢の中春の温かな陽気を感じ、朝起きると、そこは暖かいベッドの上。しかし、知らない天井と知らない壁に囲まれた非日常的な空間で。体を埋める布団の中には俺以外の物体が確かにあった。
何気なく動かした足がその物体に触れると、物体はかすかに動き生きていることを証明する。物体こそ、俺と一緒の布団に寝ていた人物。顔を覗くと、見覚えのある顔が気持ちよさそうに寝息を立てていた。
黒名だ。
どういうことだろうか。記憶はないが俺は全裸で黒名と一緒の布団で寝ていた。言うまでもなく、黒名も全裸であり、困ったことになったらしい。そう、すぐに察せた。
程なくして、黒名が目をこすりながら体を起こす。すぐに黒名を問いただし、どう言うことか聞くと黒名は流暢に、悪気はなく、そしてにこやかに話し出した。
1672何気なく動かした足がその物体に触れると、物体はかすかに動き生きていることを証明する。物体こそ、俺と一緒の布団に寝ていた人物。顔を覗くと、見覚えのある顔が気持ちよさそうに寝息を立てていた。
黒名だ。
どういうことだろうか。記憶はないが俺は全裸で黒名と一緒の布団で寝ていた。言うまでもなく、黒名も全裸であり、困ったことになったらしい。そう、すぐに察せた。
程なくして、黒名が目をこすりながら体を起こす。すぐに黒名を問いただし、どう言うことか聞くと黒名は流暢に、悪気はなく、そしてにこやかに話し出した。
GOHAN_UMAI0
DOODLE18↑ですか?y/n息抜きに書いたisrnのSSです。
R-18ですが描写は比較的ぬるめ(当社比)、本番はないです。
無自覚ドMのrnちゃんを一生擦ります、大好きなので……。 4
嗟弓@ A29393221
DOODLEカップリング要素皆無 死体を埋めにいく話 グロ目注意この度、死体を埋めに!街と田畑の広がる、片田舎の実家にて。
4月の初めの日曜日。家に居るには勿体無いくらいの快晴だったこともあり、普段はしない散歩に出かけた。
春嵐、春一番、春風、突風…なんて言うのだろうか。空のはるか上空では風の噴き上げる音がし、道脇の草花は折れそうなくらいになびき、街から外れた位置にある竹林ではミシミシと音がする。南に背を向け歩いていると、先を急げと言うように強い風が背中を押す。髪はすっかり乱れきっているが、気には留めない。ただ、気になった道に足を向け歩き続けていた、日曜日。
こう書き出してしまうと、何か非現実的で不気味なことが起こりそうだが、いたってそうではない。人や車ともすれ違う。日曜日の日差しの良い午後だ。玄関先に車を停めて鼻歌混じりで洗車をする人もいれば、小学生くらいの二人組が自転車で颯爽と俺を通りこしたりもする。畑で作物の収穫をする親子や、井戸端会議をする中年女性だっている。いたって普通な日。
53274月の初めの日曜日。家に居るには勿体無いくらいの快晴だったこともあり、普段はしない散歩に出かけた。
春嵐、春一番、春風、突風…なんて言うのだろうか。空のはるか上空では風の噴き上げる音がし、道脇の草花は折れそうなくらいになびき、街から外れた位置にある竹林ではミシミシと音がする。南に背を向け歩いていると、先を急げと言うように強い風が背中を押す。髪はすっかり乱れきっているが、気には留めない。ただ、気になった道に足を向け歩き続けていた、日曜日。
こう書き出してしまうと、何か非現実的で不気味なことが起こりそうだが、いたってそうではない。人や車ともすれ違う。日曜日の日差しの良い午後だ。玄関先に車を停めて鼻歌混じりで洗車をする人もいれば、小学生くらいの二人組が自転車で颯爽と俺を通りこしたりもする。畑で作物の収穫をする親子や、井戸端会議をする中年女性だっている。いたって普通な日。
Komeko_PaaaN
DOODLEngro/凪玲 曲パロ言葉にしたいけど上手く言えない人間1年生のngが好きです。
eongのあのシーン良いですよね…。
あのシーンはあれだからいいんだっ!という気もしますので、一応こちらに投げました。 4
嗟弓@ A29393221
DOODLE潔蜂駄作「夜桜を見に行こ!潔!」
そう蜂楽に誘われ、夜の公園に繰り出した今夜。
同棲中のマンションの近くには、都合よく小さな公園があった。春になると一斉に桜が咲き、夜には日替わりでライトアップが行われる。最近ではちょっとしたフォトスポットと化しているらしい。ピンクというより、白に近い色。蜂楽に誘われるまで、横目でみるくらいしかして来なかった、立派な桜並木。
蜂楽曰く、桜は意外とすぐに散ってしまうそうで、なるだけ早く見に行きたいとのこと。まだ違和感でしかない、結婚指輪を左手薬指に付けた蜂楽の手をとる。二人で手を繋ぎ、エントランスを目指して歩く。荷物が運びやすいように、と蜂楽の希望で我が家の部屋はマンションでも下の階であった。エレベーターより、階段を使った方が楽で。一緒に音を立てながら階段を降りる。
3044そう蜂楽に誘われ、夜の公園に繰り出した今夜。
同棲中のマンションの近くには、都合よく小さな公園があった。春になると一斉に桜が咲き、夜には日替わりでライトアップが行われる。最近ではちょっとしたフォトスポットと化しているらしい。ピンクというより、白に近い色。蜂楽に誘われるまで、横目でみるくらいしかして来なかった、立派な桜並木。
蜂楽曰く、桜は意外とすぐに散ってしまうそうで、なるだけ早く見に行きたいとのこと。まだ違和感でしかない、結婚指輪を左手薬指に付けた蜂楽の手をとる。二人で手を繋ぎ、エントランスを目指して歩く。荷物が運びやすいように、と蜂楽の希望で我が家の部屋はマンションでも下の階であった。エレベーターより、階段を使った方が楽で。一緒に音を立てながら階段を降りる。
ニッカ
DONEiski 潔カイお前たちすれ違ってくれ〜!と思いを込め過ぎた。nsが凄いいい奴です。kisとnsは本作では友愛の域。保管用で掲載します。
君の言葉を聞かせておくれ「そろそろ結婚について考えているんだがどう思う?世一」
「は?お前結婚すんの?マジ?誰と?」
「は?」
怒涛の如く過ぎたリーグ戦が終わり、外には粉雪がちらつく。シーズンオフとなり甘い余暇を過ごしていた最中、その事件は起きた。柔らかい雰囲気で包まれていたピロートークに突然ヒビが入った。
ブルーロックプロジェクトが完遂され、彼――潔世一がドイツの名門クラブに所属することになり、クラブのエースストライカーであり、世一の唯一無二の好敵手――彼には他にも糸師凛だったり凪誠士郎だったりまァ沢山いるのだが――とも言えるカイザーとかれこれ約5年ほど切磋琢磨し技術を高め合ってきた。
そして世一とカイザーはブルーロックプロジェクト直後から同棲を始めた間柄でもある。つまりは『恋人』と言うことで、つい先ほどまで互いの熱を分け合い身体を重ねていたというのに一体全体どう言うことなのだろうか。いや、自分達以外にここに『結婚する』該当者がいるとでも思ってるのか?カイザーは世一の言葉を脳内で一周させグルグルと考えを巡らせた後、もしかしたら――まるで友達の結婚報告を聞いたような表情をしているが――そういう焦らしなのかも知れない、と結論し、口を開く。が、一歩早いのが彼、潔世一だった。
7374「は?お前結婚すんの?マジ?誰と?」
「は?」
怒涛の如く過ぎたリーグ戦が終わり、外には粉雪がちらつく。シーズンオフとなり甘い余暇を過ごしていた最中、その事件は起きた。柔らかい雰囲気で包まれていたピロートークに突然ヒビが入った。
ブルーロックプロジェクトが完遂され、彼――潔世一がドイツの名門クラブに所属することになり、クラブのエースストライカーであり、世一の唯一無二の好敵手――彼には他にも糸師凛だったり凪誠士郎だったりまァ沢山いるのだが――とも言えるカイザーとかれこれ約5年ほど切磋琢磨し技術を高め合ってきた。
そして世一とカイザーはブルーロックプロジェクト直後から同棲を始めた間柄でもある。つまりは『恋人』と言うことで、つい先ほどまで互いの熱を分け合い身体を重ねていたというのに一体全体どう言うことなのだろうか。いや、自分達以外にここに『結婚する』該当者がいるとでも思ってるのか?カイザーは世一の言葉を脳内で一周させグルグルと考えを巡らせた後、もしかしたら――まるで友達の結婚報告を聞いたような表情をしているが――そういう焦らしなのかも知れない、と結論し、口を開く。が、一歩早いのが彼、潔世一だった。