takekavat
DONE高校生燭台切くん×新任長谷部先生の燭へし。お題はまいじつ燭へしから「こっそりイタズラをする燭台切×薬指に指輪をつけた長谷部」。僕とセンセイの梅雨の朝 ただでさえ気怠い朝の登校時刻、それが梅雨空となれば物憂いことこの上ないが、教員という立場上それを表に出すことはできない。正門前で登校指導をしながら、長谷部は右手の傘を持ち直す。
今年の梅雨明けは例年より早いと今朝のニュースで言っていた、それが救いだな──と2割がたまだ寝ている頭の隅で考えながら、ネクタイがどうだの、髪型がどうだのと、表面上は澄ました顔つきで生徒に指導している。
つまらない大人になったな、なんて思っていたその時。
「長谷部くんっ!」
後ろから突然名を呼ばれ、振り返る隙も与えられず背中から抱きしめられる。誰だ、と一瞬思ったが直後に愚問だったと考え直す。こんなふざけたことをしてくるのは、そして自分をこんな呼び方するのは、この高校で一人しかいない。
2317今年の梅雨明けは例年より早いと今朝のニュースで言っていた、それが救いだな──と2割がたまだ寝ている頭の隅で考えながら、ネクタイがどうだの、髪型がどうだのと、表面上は澄ました顔つきで生徒に指導している。
つまらない大人になったな、なんて思っていたその時。
「長谷部くんっ!」
後ろから突然名を呼ばれ、振り返る隙も与えられず背中から抱きしめられる。誰だ、と一瞬思ったが直後に愚問だったと考え直す。こんなふざけたことをしてくるのは、そして自分をこんな呼び方するのは、この高校で一人しかいない。
saladcandy91
DOODLE白雪姫燭台切♀の絵。性別どっちでも↓燭台切姫美しすぎて城を追い出されて森の汚い小屋を動物たちと歌いながら掃除していたら汗水たらして働き帰ってきたへし切とばったりひとめぼれ普通に二人森でずっと暮らす。へし切が白雪姫なら井戸に誰か愛してと歌っていたら燭台切王子が割り込んで愛の歌を捧げるというか普通に原作ストーリーそのまま進む森の小屋でせっせと働くし毒リンゴで死ぬし愛のファーストキスで目覚める。
takekavat
DONE三十路の長谷部主任と入社二年目長船くんがセフレの燭へし。お題はまいじつ燭へしから「これで最後にすることを決めた燭台切×しつこい長谷部」。
長谷部主任はキスがNG「長谷部主任。こういうの、今日でもう終わりにしましょう」
長船が声をかけてきたのは、ホテルの部屋を出ようとしている時だった。
「こういうの」とは何か、と野暮を問うつもりはない。このホテルは普通のホテルではなく頭に「ラブ」がつくやつだし、部屋は能天気なピンク色に覆われているし、長船と長谷部はそのラブがつくホテルで他の人類も等しく行う営みを今日も繰り返した。つまり彼が終わりにしようというのはそういう営みだ。
そこに疑問を挟む余地はないので、長谷部はただ、
「なぜだ」
と尋ねた。終わりにする理由が長谷部の中には見当たらなかったからだ。
長谷部は誕生日が来たら三十路を迎える。長船は入社二年目だから浪人やら留年やらをしていなければ六歳差ということになるだろう。
6015長船が声をかけてきたのは、ホテルの部屋を出ようとしている時だった。
「こういうの」とは何か、と野暮を問うつもりはない。このホテルは普通のホテルではなく頭に「ラブ」がつくやつだし、部屋は能天気なピンク色に覆われているし、長船と長谷部はそのラブがつくホテルで他の人類も等しく行う営みを今日も繰り返した。つまり彼が終わりにしようというのはそういう営みだ。
そこに疑問を挟む余地はないので、長谷部はただ、
「なぜだ」
と尋ねた。終わりにする理由が長谷部の中には見当たらなかったからだ。
長谷部は誕生日が来たら三十路を迎える。長船は入社二年目だから浪人やら留年やらをしていなければ六歳差ということになるだろう。
takekavat
DONE強くてコンティニューな勇者燭台切とほこらのモンスター長谷部の話の続き。お題はまいじつ燭へしから「好奇心で近づいた燭台切×これが初恋だと思う長谷部」。
二千年の初恋「やっと今日の宿に着いたね」
「……ああ」
「長谷部くんも旅に慣れてきてるけど、今日はちょっとハードだったからね。ゆっくり休もう」
「……そうする」
「どうしたの長谷部くん。体調でも悪い?」
「そんなことはない。ただ、緊張しているだけだ」
「緊張……?」
「ここ数日、お前に伝えたいと思っていることがあって、でもなかなか言えなくて」
「えっなに? 遠慮しないで言ってよ。水臭いよ」
「遠慮じゃない。ただ、本当に緊張して」
「そんな緊張するようなことなの」
「うぅ……」
「なんでそんな、顔真っ赤に」
「おれは、おまえのことがすきなんだとおもう」
「え……、待って、何を」
「お前はすごくやさしい。お前がつくってくれるご飯は全部おいしい。お前といるとおれは、いつもあたたかくてふわふわした気持ちになる。2000年生きてて初めてなんだ。これが、おれの初恋なんだとおもう」
2029「……ああ」
「長谷部くんも旅に慣れてきてるけど、今日はちょっとハードだったからね。ゆっくり休もう」
「……そうする」
「どうしたの長谷部くん。体調でも悪い?」
「そんなことはない。ただ、緊張しているだけだ」
「緊張……?」
「ここ数日、お前に伝えたいと思っていることがあって、でもなかなか言えなくて」
「えっなに? 遠慮しないで言ってよ。水臭いよ」
「遠慮じゃない。ただ、本当に緊張して」
「そんな緊張するようなことなの」
「うぅ……」
「なんでそんな、顔真っ赤に」
「おれは、おまえのことがすきなんだとおもう」
「え……、待って、何を」
「お前はすごくやさしい。お前がつくってくれるご飯は全部おいしい。お前といるとおれは、いつもあたたかくてふわふわした気持ちになる。2000年生きてて初めてなんだ。これが、おれの初恋なんだとおもう」
takekavat
DONE同棲中な冬のリーマン燭へし。お題はまいじつ燭へしから、「猫舌の燭台切×汗だくの長谷部」。冬のへしは寒さですぐ鼻の周りとかほっぺたとか赤くなっちゃうと可愛いなと思う。
うちについたら「昼はラーメンにしよう」
長谷部がそう言いだしたのは、ある冬の休日の昼前。
「いいね、たまには食べにいこう」
頷いてそう応じれば、
「俺たちの部署も最近忙しかったし、これだけ働いてるんだから外食くらい許されるだろ」
にやりと笑って返される。燭台切が料理を好きなので、あまり二人は休日に外食をすることがない。だが最近は忙しいせいで少し億劫さを感じていたのも事実だ。それに気づいたうえでの提案だとしたら嬉しいけれど、聞いたところできっと彼は首を縦に振らない。だからそれには触れず、歩いて15分ほどのラーメン屋に向かう。
長谷部は福岡出身なのでとんこつが好きなのだが、味にこだわりがあるようで彼が認めるとんこつを出すラーメン屋は少ない。このラーメン屋でもとんこつではなくごま醤油を頼む。それでもとても美味しそうに啜るから見ているだけで幸せになる。カウンター席の隣に座る長谷部を見ながら、僕が長谷部くんを好きになった決め手はものを美味しそうに食べるところなのかもしれない、と思っていたら、
2331長谷部がそう言いだしたのは、ある冬の休日の昼前。
「いいね、たまには食べにいこう」
頷いてそう応じれば、
「俺たちの部署も最近忙しかったし、これだけ働いてるんだから外食くらい許されるだろ」
にやりと笑って返される。燭台切が料理を好きなので、あまり二人は休日に外食をすることがない。だが最近は忙しいせいで少し億劫さを感じていたのも事実だ。それに気づいたうえでの提案だとしたら嬉しいけれど、聞いたところできっと彼は首を縦に振らない。だからそれには触れず、歩いて15分ほどのラーメン屋に向かう。
長谷部は福岡出身なのでとんこつが好きなのだが、味にこだわりがあるようで彼が認めるとんこつを出すラーメン屋は少ない。このラーメン屋でもとんこつではなくごま醤油を頼む。それでもとても美味しそうに啜るから見ているだけで幸せになる。カウンター席の隣に座る長谷部を見ながら、僕が長谷部くんを好きになった決め手はものを美味しそうに食べるところなのかもしれない、と思っていたら、
takekavat
DONE体の関係から始まる本丸軸の燭へし。お題はまいじつ燭へしから「告白をする燭台切×おくちが寂しい長谷部」。くちびるがお留守 同時期に顕現し相部屋の燭台切と長谷部は自然と性欲処理のために互いのからだを求めあうようになった。だが燭台切は次第にそれだけの関係では満足できなくなる。
ただのセがつくフレンドなら別に他の相手を作っても構わないということだ。だが長谷部が自分以外の相手とそんなことをしているところを想像しただけでたまらない気持ちになる。
自分だけのものになってほしい。からだも、こころも。
いつものように長谷部が口づけを求めてきた夜、燭台切はその頬を両手で包みながらも唇は重ねずにいた。目を開け、不思議そうに自分を見上げてくる長谷部に語りかける。
「長谷部くん。僕は……君のことが好きなんだ」
長谷部は目を伏せ、どこか不貞腐れたような表情で返してくる。
2101ただのセがつくフレンドなら別に他の相手を作っても構わないということだ。だが長谷部が自分以外の相手とそんなことをしているところを想像しただけでたまらない気持ちになる。
自分だけのものになってほしい。からだも、こころも。
いつものように長谷部が口づけを求めてきた夜、燭台切はその頬を両手で包みながらも唇は重ねずにいた。目を開け、不思議そうに自分を見上げてくる長谷部に語りかける。
「長谷部くん。僕は……君のことが好きなんだ」
長谷部は目を伏せ、どこか不貞腐れたような表情で返してくる。
takekavat
DONE勇者燭台切とほこらを護るモンスター長谷部の話。お題はまいじつ燭へし https://shindanmaker.com/575163 から、「強くてコンテニューな燭台切×なんだか息が荒い長谷部」。二千年の孤独「僕は勇者燭台切! 君がこのほこらのボスモンスター、長谷部くんだね?」
「はぁ…… はぁ……」
「どうしたの息が荒いよ」
「こんな世界の片隅のほこらに勇者が現れるなんて2000年で初めてのことで、慌てて駆けつけたら息切れしてしまった……」
「君、小ボスとは言え曲がりなりにもボスだよね? このほこらの」
「し、仕方ないだろう2000年だぞ!」
「日頃の備えが足りないんじゃないかな」
「しかもお前が晩飯の支度をしてる時に来るのが悪いんだ! せっかくトカゲを煮込んでたのに」
「君、トカゲなんて食べてるの?」
「このほこらで食べ物なんて、トカゲか虫か生えてる草しかないからな。……やめろ、憐れみの目で見るのは!」
「こんなこの世の隅っこで何もないほこらを護るのやめたら? 世界はもっと楽しいことに満ちてるよ。僕と冒険しない?」
1645「はぁ…… はぁ……」
「どうしたの息が荒いよ」
「こんな世界の片隅のほこらに勇者が現れるなんて2000年で初めてのことで、慌てて駆けつけたら息切れしてしまった……」
「君、小ボスとは言え曲がりなりにもボスだよね? このほこらの」
「し、仕方ないだろう2000年だぞ!」
「日頃の備えが足りないんじゃないかな」
「しかもお前が晩飯の支度をしてる時に来るのが悪いんだ! せっかくトカゲを煮込んでたのに」
「君、トカゲなんて食べてるの?」
「このほこらで食べ物なんて、トカゲか虫か生えてる草しかないからな。……やめろ、憐れみの目で見るのは!」
「こんなこの世の隅っこで何もないほこらを護るのやめたら? 世界はもっと楽しいことに満ちてるよ。僕と冒険しない?」
昊(あきら
MOURNING表紙を描かせていただいたのですが、最初のラフがあまりにもひどくてどこかに載せたかったのでココ(2枚目)へw(最初のこれでだいたいを察してくださる作者さまには感謝しかないというお話)ついでに今までの表紙2枚。あといろいろ案出したやつとかw(供養( ̄人 ̄) 8
ギュウタン🐮
MAIKING燭へし。かきかけのままだったのでここに載せておきます(もし出来たらちゃんと書いて投稿はしたい)「遠征中の短刀が謎の失踪ですか…」
長谷部は復唱した。
ある一室にてへし切長谷部とここの本丸である主…審神者の2人が話していた。
2週間前から遠征中に刀剣男士の謎の消息不明が起きているらしく決められた時間になっても強制的に帰ってこないという。
各本丸で起きているらしくまだここの本丸では幸い起きていない。
そしてこの事件の共通としては短刀が居なくなっているという、それは様々で粘度が未熟な短刀から極の短刀まで様々であった。
何故短刀が狙われているか原因不明であったがある本丸で短刀と行動していた刀剣男士の情報によると謎の黒いものに吸い込まれるように消えていった…という情報があった。
しかしこの事件はまだ数件しかない為政府は得に各本丸に情報を流していないらしい。
2274長谷部は復唱した。
ある一室にてへし切長谷部とここの本丸である主…審神者の2人が話していた。
2週間前から遠征中に刀剣男士の謎の消息不明が起きているらしく決められた時間になっても強制的に帰ってこないという。
各本丸で起きているらしくまだここの本丸では幸い起きていない。
そしてこの事件の共通としては短刀が居なくなっているという、それは様々で粘度が未熟な短刀から極の短刀まで様々であった。
何故短刀が狙われているか原因不明であったがある本丸で短刀と行動していた刀剣男士の情報によると謎の黒いものに吸い込まれるように消えていった…という情報があった。
しかしこの事件はまだ数件しかない為政府は得に各本丸に情報を流していないらしい。
我妻あが
PAST画像整理を兼ねたとうらぶ絵まとめ(2017年②/2018年〜)途中で放置されていたものもあったため一部加筆していますが、面倒だったので修正はしていません。
燭へし/へし燭のCP要素あり。
オリジナル審神者あり。
何でも許せる方向け。 12
我妻あが
PAST画像整理を兼ねたとうらぶ絵まとめ(2017年①)途中で放置されていたものもあったため一部加筆していますが、面倒だったので修正はしていません。
燭へし/へし燭/くりつるのCP要素あり。
キャラクターのにょた/ショタ化注意。
某アイドル番組のパロディ要素(トレス)あり。
何でも許せる方向け。 24