60_chu
DOODLE過去作タイカケ
夜中に台所でぼくはきみに謝りたいと酔っぱらうしかなかった ワインオープナーを買った日は覚えていないが、それが無かった日のことはよく覚えている。さっきこの部屋を出ていった男の誕生日だ。タイガはシンクの元で胡座をかくと、調味料などが入った棚を開けた。醤油やソースをかき分けた奥にワインがある。赤。タイガはその名前を知らない。味も、生産地も。ただ、埃っぽくなった深緑のボトルを取り出す。買ってきた日は白もあったが、それは今カケルの家にある。
あいつが合い鍵を置いていったのはわざとだろうけど、コートはうっかりに違いない。今夜の気温は冬に逆戻りしたように寒くなりそうです! なんて天気予報士は言っていたのに。あんな奴――タイガは唸りながらオープナーを取り出した。
「どっかで凍え死んでろ」
5017あいつが合い鍵を置いていったのはわざとだろうけど、コートはうっかりに違いない。今夜の気温は冬に逆戻りしたように寒くなりそうです! なんて天気予報士は言っていたのに。あんな奴――タイガは唸りながらオープナーを取り出した。
「どっかで凍え死んでろ」
inami173
DONETKJ ONLINE 開催記念のタイカケ無配漫画です!同じものをペーパーラリー用にセブンのネップリに登録しています。(番号:76120526、4/10まで)パスはイベント名略称3文字です! 4
ひま子
PAST(2020.05.06~2021.03.14)ウマ娘パロらくがきまとめ
単独であげてる絵以外の過去ウマ娘パロ絵
▶初めてカケルのソロ衣装を描いたのが3枚目の絵で、「これは女に着せるデザインでは?」と100万回思った
▶4、5枚目は桜花賞でスカーレットちゃん(受)のケツアタックでヨレて負けたウオッカ(攻)好きすぎたネタ
▶8枚目、初描きメリナさんが馬主だったの一生笑ってると思う 8
オルト
TRAININGタとシンちゅわとモブしか出てこないけど、タイカケです。華京祭が終わってすぐのこと。クラスはミス華京院の話題で持ち切りだった。みんな誰が可愛かったとか、来年は自分も出てみようか、なんて話している。「なぁ、お前も意外と可愛かったぞ!」
「…………」
クラスメイトに声を掛けられたタイガくんは、両耳を塞いで机に突っ伏している。僕もクラスメイトに褒めてもらえたり色々聞かれてちょっと照れ臭かったけど……。
「いや~優勝した西園寺、可愛かったな。俺、ファンクラブはいろうかなぁ?」
「俺は太刀花先輩だなぁ~。美人のお姉さま、って感じですげぇイイ」
みんなそれぞれに感想を述べている。みんなで頑張ったから、こうして褒めてもらえるのは嬉しいな……。
「俺はやっぱり十王院先輩だなぁ~。あの衣装も髪形もクオリティ高かったし!」
カケルさんの名前が出たその時、タイガくんの肩が揺れた。タイガくんはゆっくり身体を起こしてカケルさんを褒めたクラスメイトを睨んだ。睨まれた本人はそのことに気付いていないみたいだけど。
「あれってアニメかなんかのコスプレだろ? おめぇそういう趣味なの?」
「いいだろ、別に。ていうかソレ関係なくイイと思ったんだよ。校内でたまに見るけど、め 1002
オルト
TRAINING成人タイカケ。おじさん組と無自覚両片想い。「それでさぁ~、タイガきゅんがさぁ」
顔を真っ赤にしたカケルが、日本酒をちびちび飲みながら声を上げる。
「うんうん、それで?」
「こんどね、おれっちの出張の前に、どこか遊びに行こ~って、いってくれたのぉ!」
締まりのない顔で言うカケルに、ミナトが「良かったなぁ」と声を掛けると、カケルは「いいでしょ~」と言って笑った。その隙に、ユキノジョウはカケルの手元から徳利を遠ざけ、自分の手元のものと入れ替えた。
「だからねぇ、おれっちもう楽しみで楽しみで……」
カケルはそのまま徳利からおちょこに中身を注ぎ、またちびちび飲み始めた。カケルは気付いていない。徳利が入れ替わったことも、その中身が水であることも。今日はいつもに比べて格段に飲むペースが速く、先程からユキノジョウもミナトもカケルの様子に気を配っている。だいぶ酔っているようで、タイガに遊びに行こうと誘われた話を何度もしている。話を聞かされている二人は、その度に初めて聞いたように反応していた。
「これ、デートって思ってももいいのかにゃぁ?」
「あぁ、デートだろう」
「そうそう、香賀美は照れ屋だから、そう言わないだろうけどね」
「えへへえぇ。 1563
オルト
TRAINING付き合ってるタイカケ。初夜まで道のり通そう。タイガきゅんとお付き合いを始めて早三か月。そろそろ、キス以上のことがあってもいいんじゃないかと思っているんだけど、全然そんな気配はない。俺が一生懸命それらしい雰囲気を作っても、タイガきゅんには全然効いていない。ベッドに座って寄りかかったら、「眠いのか?」なんて聞かれるし、じっと上目遣いで見つめたら「何ガン飛ばしてんだよ。怖くねーけど」とか言われるし、二人きりの部屋で服を脱ごうをしても「暑いのか?」だって! 意気地がないのか、純情すぎるのか……。そりゃ、俺だってキスだけでもすっごくドキドキしちゃうけど……!いったいどうしたらタイガきゅんはその気になってくれるだろう? いっそ、正直に先に進みたいと言うべきか? いや、そもそもタイガきゅんはこの先を知ってるの? 俺だって最近調べて知ったのに?
「うーん……どうしたもんかにゃ~」
ネットの海で自分と同じ状況の人を探しても、ぴたりと一致する人はいない。それでも、恋人に仕掛ける方法はいくつか見つけられた。
「何事もものは試しだよね」
俺は「準備」をすべく、引き出しに仕舞っていたいたローションとゴムを手にトイレへと向かった。
「ねぇね、タイ 1207
オルト
TRAINING154日目 1352文字付き合ってないタイカケのデート今日は天気もいいし、比較的暖かい。気持ちがいいな、と思い窓を開けて外を見るとちょうどタイガきゅんが玄関から出て来た。
「あ、タイガきゅーん! どこ行くの~?」
呼び止めるように声を掛けると、タイガきゅんはピタリと足を止めた。くるりと振り返ったタイガきゅんは、どこか嬉しそう。何かいいことでもあったのかな?
「天気いいし、散歩。おめぇも行くか?」
「え! いいの!?」
「ダメなら聞かねぇよ。どーすんの?」
「行く!」
まさかタイガきゅんから誘ってくれるなんて、思わなかった。スマホとお財布だけを手にし、部屋を飛び出した。外に出ると、タイガきゅんは穏やかな笑顔で立っていた。あんな顔するんだ。
「よし、行くぞ」
「うん!」
俺たちは並んで、温かな陽気の中歩き出した。
公園に着くと、子供たちをはじめ、老夫婦や若い恋人までいろんな人でにぎわっていた。移動販売の車では、スイーツや軽食を販売していて、俺たちも軽食を手にベンチに腰かけた。
「ん、おいしい!」
「こっちも美味い」
俺はソフトクリーム、タイガはフランクフルトを買った。甘いものを食べてると、しょっぱいものも食べたくなるんだよね。俺も 1422
オルト
TRAINING人狼のタイカケ※例の人狼のパロです。役職以外全て幻覚。あぁ、いい匂いがする。美味そうな匂いだ。
「はぁ……」
匂いを食べるように、口で大きく深呼吸する。匂いの元は、どこだろう? 目を閉じて意識を集中させて、匂いの元を辿る。月明かりがうっすたと照らす夜の村をゆっくりと歩く。人間たちは、家の中に入ってビクビクしてるみたいだ。人狼に食われない為に。
「ん、近いな……」
匂いが濃くなった。俺はその匂いの元の家を確信して、その家の前に立った。
「やっぱり……」
匂いを辿っている途中から、薄々感じてた。この匂いの正体は……。
「おい、カズオ」
「はぁーい」
ドアをノックすると、軽やかな声で返事が返ってくる。
「あ、タイガきゅんじゃん!」
中からカケルが顔を出す。入りなよ、と俺を簡単に家に入れるコイツは、ちょっとバカなのかもしれない。
「こんな夜中にどうしたにょ? 人狼が出たらどうするの~?」
ニコニコ笑いながら、カケルは俺にお茶を出す。人狼が出たら? それをこの俺に言うのか? まぁ、そうだろう。俺は自分の正体を隠して、この村にいるんだから。
「さ、温かいうちにどうぞ」
「ん」
俺はカケルの 1054
オルト
TRAININGパンそばのタイカケ。そばくんに対して過保護なパンくんが見たいです。「ねぇね、タイガくん」
「あ?」
「これからコウジさんたちと飲みに行くんだけど、タイガくんも来る?」
「あぁっ?!」
飲んでいたジュースを噴き出しそうになった。なんで、カケルが、あの探偵と?
「ふ、二人で、飲みに行くのか?」
まさか、俺が油断している間にあの探偵がカケルを? 俺らのファンとか言ってたけど、まさか、まさか……。
「ううん、助手のユウくんやコウジさんのお友達も一緒みたい。タイガくんもどうかなって思ったんだけど……。もしタイガくんにその気がないなら僕一人で」
「俺も行く!」
カケルの言葉に被せるように、俺は大きな声を上げた。自分の好きなヤツが、いくら二人きりじゃないとはいえ、俺のいないところで他の男と飲むなんて耐えられない。それに、カケルは酒に弱いんだ。酔ってふにゃふにゃになってるカケルはめちゃくちゃ可愛いし、何かされちまうかも知れない。俺は酒を飲んでも、絶対に少しだけにしておくぞ。ちゃんとして、カケルのことを守るんだ……!
「えへへ。タイガくんがいるなら安心だなぁ。僕、お酒弱いし、コウジさんのお友達は……僕らも会ったことあるみたいだけど、緊張しちゃうだろうから」
安 1434
オルト
TRAININGタイカケ。付き合っていくうちに、カケルくんに対してだけ策士になっていくのもいいな。このところ、結構冷え込む。青森に比べたら全然だけど、それなりに東京も寒くなるんだな、なんて思いながら窓から冬の空を見上げた。今にも降り出しそうだ。この気温だと、みぞれか……雪になってもおかしくない。
「さみぃよなぁ」
今朝、寒い寒いと言いながら出て行ったカズオのことを思い出す。寒いのならもっと厚着をしていけばいいのに、と思うけど、ファッションがどうのこうの言って寒そうな薄っぺらいコートで出て行った。そう言えば、傘、ちゃんと持っていったのか? まぁ、アイツのことだから準備してるだろうし、持ってなくても車移動出し大丈夫か……。でも……。
俺はカズオに一言連絡を入れる。
―今日、帰りは?
仕事中だろうから返事はすぐに来ないだろうと思っていたけど、案外すぐに来た。
―今日は久しぶりに電車で帰るよん! 雨降りそうだから急がなきゃ~
めずらしい。この言いぶりだと、傘も持ってなさそうだ。
―何時ころ駅着く?
―あと十五分くらいかな。
「よっし」
俺は上着を羽織り、全然使ったことのないマフラーを掴んで玄関に向かった。自分の傘とカズオの傘を掴んで外に出ると、ぴゅうと冷たい風が頬を刺した。
「寒 1064
オルト
TRAININGガリカジのタイカケ。昨日のタイガ編みたいな感じです。月に一回くらい、カケルがやけに俺を甘やかしてくれる期間がある。そんな時のカケルはすごく可愛くて、なんていうか、エロい。いつも以上にいい匂いがするし。これは、ホントにカケルの匂いが濃くなるのか、俺の鼻が良くなるのかはわからない。けど、確かに月に一回カケルは凄く可愛くなる。「かけるぅ」
そんなカケルを見ていると、なんだかいつも以上に素直になれる。甘えたくなる。カケルが甘やかしたくなってくれてるのに漬け込んで、俺は欲望のままに甘えちまう。
「タイガきゅん、おいで」
「ん、カケル、好き……」
「んっ……」
俺が素直に気持ちを伝えると、カケルは凄く嬉しそうにする。目をウルウルさせて、頬を真っ赤にして。すごく、可愛い。そして、エロい。こんなの、勃っちまうだろ……。俺がカケルの身体に自分を擦り付けると、カケルのソコも反応した。嬉しい。カケルも同じ気持ちになってる。
「カケル」
カケルの顔をじっと見つめると、カケルはどんどんエロい表情になっていく。あぁ、早くひん剥いて俺の腕の中に閉じ込めたい。
「ベッド行こう」
カケルの方から、俺を求めてくれてる。カケル、カケル、俺のカケル。他の奴にも、こん 815
オルト
TRAINING試しにここでアップしてみます。ガリカジのタイカケ。エロではないけど、ちょっとアレかも。
「月一の周期」「カケルぅ」
「ん~、よしよし」
ぎゅうと抱き着いて離れないタイガの頭を、そっと撫でる。
俺にとっても懐いてくれているタイガだけど、その懐き具合がマシマシになる期間が月に一回ほどある。俺にめちゃくちゃに甘えてくれて、夜もちょっと激しくなっちゃう。月の満ち欠けに伴う、タイガの魔力の変化かと予測はしているんだけど、原因ははっきりしていない。
「なぁ、今日もカケルのベッドで寝ていいか?」
「もちろん、いいよ~」
この期間のタイガは、いつも以上に素直になる。普段なら照れちゃうような行為もセリフも、この期間なら全然なんともないみたい。俺はこの期間を毎月楽しみにしている。
「へへっ」
「んっ!」
嬉しそうに笑うタイガきゅんに、顔がニヤけちゃう。
「なぁ、カケル、好き」
「おれっちも、タイガきゅんのこと大好きよん」
「俺、おれっ、ホントに、カケルのこと好きでっ、それでっ、うぅ、かけるぅ……」
必死に俺の名前を呼ぶタイガに、心臓を鷲掴みにされた気分。あぁ、もう、愛おしくって仕方ない。
タイガが俺を抱きしめる腕に力を込めた。身体がより密着して、あぁ、これ、当たってる。タイガの硬いの……。
844