月希(@tsuki359)
DONE荀攸+アプリ主※「無自覚な睦言」の続き
※荀攸視点
睦言を夢見て「――眠ってしまいましたか」
小さく問うても、想い人は胸の中で規則的な寝息を繰り返しているばかりだ。
自分に縋りついて眠る彼女の髪を撫でた荀攸は、苦々しく溜息を吐く。
(人の気も知らずに、呑気なものですね……)
頼られるのは嬉しい。彼女が他の男に助けを求めるなど、以ての外だ。
さりとて毎度共寝をしても、彼女は他愛のない話をするだけ。荀攸が色を滲ませ手を触れても無邪気に握り返され、あまつさえ足を絡めてくる始末だ。
彼女にしてみれば、ただのじゃれあいに過ぎないことは自明の理で。荀攸がどれだけ愛おしさを込めて見つめても、彼女の純粋な笑顔が咲くだけ。頬に触れてもくすぐったそうに擦り寄ってくる。
身体を押し付けるように抱きしめたとて、警戒心の欠片もなく眠ってしまうのだから、お手上げだ。
1168小さく問うても、想い人は胸の中で規則的な寝息を繰り返しているばかりだ。
自分に縋りついて眠る彼女の髪を撫でた荀攸は、苦々しく溜息を吐く。
(人の気も知らずに、呑気なものですね……)
頼られるのは嬉しい。彼女が他の男に助けを求めるなど、以ての外だ。
さりとて毎度共寝をしても、彼女は他愛のない話をするだけ。荀攸が色を滲ませ手を触れても無邪気に握り返され、あまつさえ足を絡めてくる始末だ。
彼女にしてみれば、ただのじゃれあいに過ぎないことは自明の理で。荀攸がどれだけ愛おしさを込めて見つめても、彼女の純粋な笑顔が咲くだけ。頬に触れてもくすぐったそうに擦り寄ってくる。
身体を押し付けるように抱きしめたとて、警戒心の欠片もなく眠ってしまうのだから、お手上げだ。
月希(@tsuki359)
DONE荀攸+アプリ主※恋人未満友達以上
※アプリ主視点
無自覚な睦言夜のとばりが下り城内がすっかり静まり返っても、なかなか眠気が訪れてくれない。
そういう時は愛用の枕を抱きしめて、月明かりを頼りに荀攸さんの部屋を目指す。
「荀攸さん、起きてますか?」
控えめに扉を叩き、小さな声で呼びかける。すぐさま「ええ」と聞きなれた声が返ってきて、内側から扉が開かれた。
不愛想にも見える無表情は荀攸さんの標準装備だけど、今は一段と感情が削ぎ落されている気がする。部屋に灯された微かな明かりや机上に散らばる竹簡からして、策でも練っていたのかもしれない。
「どうぞ」
荀攸さんはちら、とわたしが胸に抱いた枕を一瞥し、部屋に招き入れてくれた。
これだけで意思の疎通が出来るほどに、わたしは眠れぬ夜に荀攸さんを頼っている。毎度迷惑をかけて悪いなという気持ちも、もちろんある。けど他にこんなことを頼める人もいないし、荀攸さんでなければいやだ。
1645そういう時は愛用の枕を抱きしめて、月明かりを頼りに荀攸さんの部屋を目指す。
「荀攸さん、起きてますか?」
控えめに扉を叩き、小さな声で呼びかける。すぐさま「ええ」と聞きなれた声が返ってきて、内側から扉が開かれた。
不愛想にも見える無表情は荀攸さんの標準装備だけど、今は一段と感情が削ぎ落されている気がする。部屋に灯された微かな明かりや机上に散らばる竹簡からして、策でも練っていたのかもしれない。
「どうぞ」
荀攸さんはちら、とわたしが胸に抱いた枕を一瞥し、部屋に招き入れてくれた。
これだけで意思の疎通が出来るほどに、わたしは眠れぬ夜に荀攸さんを頼っている。毎度迷惑をかけて悪いなという気持ちも、もちろんある。けど他にこんなことを頼める人もいないし、荀攸さんでなければいやだ。
nannimo_4545
DOODLE平次と一緒にうどんを食べに行く話しです。短編です!
名前固定になっております!
うどん少し肌寒さを感じる季節になってきた。こんな日には暖かい物が食べたくなる。そうと決まれば部屋に掛けてある薄手のカーディガンを手に取りを出掛ける準備をする。
玄関へと向かい靴を履いると引き戸が開く。
「なんや、出かけるんか?」
「びっくりするやん…お母さんも居らんしお昼でも食べに行こうかなって」
「お、実はな、美味いうどん屋が出来たからお前連れってってやろうおもてな」
「ほんまか!ほんなら早よ行こ!」
店に入るや否や美味しそうな出汁の匂いが漂ってきた。席に案内され席に着く。卓に置かれたメニューを開き見てみればどれも美味しそうで、選ぶのに時間がかかりそうだ。向かいに座っている平次に目を向ければ、すでに決めたようで、私の方を見ている。
927玄関へと向かい靴を履いると引き戸が開く。
「なんや、出かけるんか?」
「びっくりするやん…お母さんも居らんしお昼でも食べに行こうかなって」
「お、実はな、美味いうどん屋が出来たからお前連れってってやろうおもてな」
「ほんまか!ほんなら早よ行こ!」
店に入るや否や美味しそうな出汁の匂いが漂ってきた。席に案内され席に着く。卓に置かれたメニューを開き見てみればどれも美味しそうで、選ぶのに時間がかかりそうだ。向かいに座っている平次に目を向ければ、すでに決めたようで、私の方を見ている。
nannimo_4545
DOODLE風邪を引いた夢主の家に平次がお見舞いに来てくれる話。名前固定です!
こちらも短編です。
お見舞い開けてある窓の外から賑やかな子供達の声で目が覚める。壁に掛けてある時計に目をやれば丁度下校の時間。本来なら私も学校から下校している最中だが、風邪を引いてしまった。薬のおかげで熱は下がっているがまだ身体の怠さが残っている。ベットから動くのが億劫で天井を見つめていたら玄関の方から聞き慣れた声が聞こえたと思ったら雑な足音を鳴らしながら私の部屋の扉が勢いよく開いた。
「具合どないや?」
平次がそう言いながらズカズカと遠慮なく床に座りこみベットにもたれ掛かる。
「だいぶ良くなった…って何できたんや…」
「何ってそりゃ見舞いに決まってるやろ」
「アホ…移るから早よ帰り…剣道の大会も近いやろ」
『まぁまぁ、俺のこと気にせずゆっくり寝とき』
1236「具合どないや?」
平次がそう言いながらズカズカと遠慮なく床に座りこみベットにもたれ掛かる。
「だいぶ良くなった…って何できたんや…」
「何ってそりゃ見舞いに決まってるやろ」
「アホ…移るから早よ帰り…剣道の大会も近いやろ」
『まぁまぁ、俺のこと気にせずゆっくり寝とき』
epj27t
DONEパスはバッカくんの被検体番号です。ホラーな個人的夢小説です。
⚠現パロ、キャラ崩壊あります。
作者が自分で読みたくて夢小説を書いております、そのため自我が全開です。あまり感情移入できるような文じゃありません、お気をつけて。
そのうちR指定になります。
⚠️続きは別のページに上げてます。 20014
秋月蓮華
DONEパラライ夢というか、おいておくもの女主が雷麺亭でインストを聴いてもらう話
アフターナイトワンダーランド【アフターナイトワンダーランド】
手間のかかる身内が苛められていたので仕方がなく、手を貸した。苛める方というのは自分が反撃されるというのは分からないもので、
話を聞いていたらおかしいところがあったので聞いてみたら、苛める方は苦しみだして、
世界が変わって。手間のかかる身内と共に彼は、別世界に来ていた。
「お客の波が収まった……」
”この世界に来てしまった”朏陸は日曜日、バイトをしていた。
雷麺亭というラーメン屋である。陸の年齢は十七歳、通信制高校に通っている。前は全日制高校に通っていたが、この世界に来てからは
通うのが面倒になってしまい、通信制を受けている。
「疲れているのか」
「ほっとしただけ。もうそろそろで休憩だから」
5387手間のかかる身内が苛められていたので仕方がなく、手を貸した。苛める方というのは自分が反撃されるというのは分からないもので、
話を聞いていたらおかしいところがあったので聞いてみたら、苛める方は苦しみだして、
世界が変わって。手間のかかる身内と共に彼は、別世界に来ていた。
「お客の波が収まった……」
”この世界に来てしまった”朏陸は日曜日、バイトをしていた。
雷麺亭というラーメン屋である。陸の年齢は十七歳、通信制高校に通っている。前は全日制高校に通っていたが、この世界に来てからは
通うのが面倒になってしまい、通信制を受けている。
「疲れているのか」
「ほっとしただけ。もうそろそろで休憩だから」
優夢🐬🐬
MOURNING鳴保×夢犬猿の奪い合い
渡さない…「そーう!!元気かコノヤロー!!」
今日もドロップキックをお見舞いしてくる彼女。ちょっと痛い
「おー、元気やで〜。グフッ」
「ナイスヒット〜☆」
可愛らしくピースを決めて見せる。なんか周りに星が輝いているように見えた。
「職場なんやから敬わんかい」
ちなみに僕のほうが上官で、彼女は小隊長。プライベート仕事場関係なく接してくる。
「宗は宗やもん!敬わんわ!そうそう!この前モンブランが美味しいカフェ見つけてな!今度一緒に行こうや!」
ニッコニコの太陽みたいな笑顔で、僕をいっつも楽しくさせてくれる。
「ええ((」
「だーめーだ!!!」
どこからかヌルッっと出てきた鳴海
「弦!やほやほ!元気かコノヤロー!!」
「来たなドロップキックマン!喰らえ!ドロップキック返し!!」
1139今日もドロップキックをお見舞いしてくる彼女。ちょっと痛い
「おー、元気やで〜。グフッ」
「ナイスヒット〜☆」
可愛らしくピースを決めて見せる。なんか周りに星が輝いているように見えた。
「職場なんやから敬わんかい」
ちなみに僕のほうが上官で、彼女は小隊長。プライベート仕事場関係なく接してくる。
「宗は宗やもん!敬わんわ!そうそう!この前モンブランが美味しいカフェ見つけてな!今度一緒に行こうや!」
ニッコニコの太陽みたいな笑顔で、僕をいっつも楽しくさせてくれる。
「ええ((」
「だーめーだ!!!」
どこからかヌルッっと出てきた鳴海
「弦!やほやほ!元気かコノヤロー!!」
「来たなドロップキックマン!喰らえ!ドロップキック返し!!」
bsn21o
DONE二子くんにダイレクトアタック!!!!!!!!!!!!!face the sight「それ、ハネクリボーですよね?」
テスト期間が間近に迫る冬のある日
私のノートを指さしながら彼は言った。
丸々とした字でまとめられた板書の横の小さな落書き。
それが私と二子くんの出会いだった。
「バトルフェイズ。ダイレクトアタック」
「やられた〜。ありがとうございました!」
それからというもの、二子くんと毎日カードゲームで遊ぶようになった。
放課後の1時間ちょっと。場所は誰も使ってない小さな準備教室―――教室だと目立つし先生に見つかって没収されたりしたら嫌だからだ。
ほこりっぽい机を2つ並べてお互いのデッキを置く。戦いの始まりだ。
「僕のターンです」
静かな声とともに繰り出されるカード達、あっという間に彼の場には多くのモンスターが並んだ。それを守る伏せカード達も後ろに控えている。盤石の体勢だ。
8257テスト期間が間近に迫る冬のある日
私のノートを指さしながら彼は言った。
丸々とした字でまとめられた板書の横の小さな落書き。
それが私と二子くんの出会いだった。
「バトルフェイズ。ダイレクトアタック」
「やられた〜。ありがとうございました!」
それからというもの、二子くんと毎日カードゲームで遊ぶようになった。
放課後の1時間ちょっと。場所は誰も使ってない小さな準備教室―――教室だと目立つし先生に見つかって没収されたりしたら嫌だからだ。
ほこりっぽい机を2つ並べてお互いのデッキを置く。戦いの始まりだ。
「僕のターンです」
静かな声とともに繰り出されるカード達、あっという間に彼の場には多くのモンスターが並んだ。それを守る伏せカード達も後ろに控えている。盤石の体勢だ。
uiumiuesan3
DOODLE灰被りのりかと王国の王子様であるカラ松くんとのラブラブストーリーです(笑)シンデレラのからりかシンデレラ
灰かぶり
王子様たちはイケメン君でその美貌からはぁん...♡と倒れてしまう人が多く、まともに女性とお話出来ないというのがきっかけで舞踏会を開きます。
舞踏会を開くということを小耳に挟んだ継母は
行かなきゃ!と夢中になって馬車を走らせました。継母と王子様のお城は少し遠いのです。
継母から言われたように、灰被りは城の中でお掃除していたらなんと魔法使いが現れ、灰被りに綺麗なドレスを身に纏わせたり、かぼちゃを馬車にしたり、自身の友達であるネズミ姉妹が人間になり馬車を走らせたりと魔法をかけてくれました。
その魔法は12時には切れるからね!と魔法使いは口を酸っぱく話していました。
魔法をかけられて美人なシンデレラことりかちゃんは無事、お城に行き1番人気のカラちゃん(王子)とご対面することになりました。
2890灰かぶり
王子様たちはイケメン君でその美貌からはぁん...♡と倒れてしまう人が多く、まともに女性とお話出来ないというのがきっかけで舞踏会を開きます。
舞踏会を開くということを小耳に挟んだ継母は
行かなきゃ!と夢中になって馬車を走らせました。継母と王子様のお城は少し遠いのです。
継母から言われたように、灰被りは城の中でお掃除していたらなんと魔法使いが現れ、灰被りに綺麗なドレスを身に纏わせたり、かぼちゃを馬車にしたり、自身の友達であるネズミ姉妹が人間になり馬車を走らせたりと魔法をかけてくれました。
その魔法は12時には切れるからね!と魔法使いは口を酸っぱく話していました。
魔法をかけられて美人なシンデレラことりかちゃんは無事、お城に行き1番人気のカラちゃん(王子)とご対面することになりました。
uiumiuesan3
DOODLEこのはなしのりかちゃんは、訳あってむつご達の家政婦になって、少し親愛度が上がった時の話です。仮面越しなら好きだって言えるカラ松くんの話。可愛いね。サマー仮面とりかねえさんサマーとNOTサマー
海上理華は夏が嫌いだ。
どうしようにもないぐらい嫌いだ。
夏は暑い。海に行けば視線が気になる。なにより食欲が湧かないのがとても嫌い。そういう夏が冬よりもタチが悪いと評し、
「夏と冬どっちが好き?」
という質問に、間髪入れずに冬と答えるタイプの人であった。
そんな理華は色々あって6つ子の世話をする家政婦になっていた。
季節は夏である。
6人と理華で海に行くという提案があった。
夏がとても嫌いな理華はそんなのいいよ、みんなで行かなくて......と頑なに断った
それもこれも全て6つ子__童貞共のクソみたいな思想から来たものだったので、何とかして理華を海に連れ出そうと決起するようになった。
その中でも特に松野カラ松は理華のことをどうにかして連れ出そうと色々考えていた。
6463海上理華は夏が嫌いだ。
どうしようにもないぐらい嫌いだ。
夏は暑い。海に行けば視線が気になる。なにより食欲が湧かないのがとても嫌い。そういう夏が冬よりもタチが悪いと評し、
「夏と冬どっちが好き?」
という質問に、間髪入れずに冬と答えるタイプの人であった。
そんな理華は色々あって6つ子の世話をする家政婦になっていた。
季節は夏である。
6人と理華で海に行くという提案があった。
夏がとても嫌いな理華はそんなのいいよ、みんなで行かなくて......と頑なに断った
それもこれも全て6つ子__童貞共のクソみたいな思想から来たものだったので、何とかして理華を海に連れ出そうと決起するようになった。
その中でも特に松野カラ松は理華のことをどうにかして連れ出そうと色々考えていた。
れてぃ
SPOILER異説・狂人日記のとある名もなき登場人物にハマって書いた自探夢小説。シナリオのストーリーバレはありませんが、ネタバレではあると思うので未通過の方は閲覧注意でお願いします。イケメンもいいけどハンサムはもっと好き。
軽度ですが同性同士の性描写的なものもあるのでその辺もご注意ください。狂人日記本当に楽しかったです。 4151
sumi__yume
MOURNINGコロイカパーティ4用の追加。アロハくんとまじめっぽい夢主の話。
アロハくんって、お付き合いしたら公言したいタイプじゃないですか~~?って話をフォロワーさんと盛り上がったので、上げときたいと思い……。
短いです。 742
sumi__yume
DONEコロイカパーティ4開催おめでとうございます!(イカでもタコでも読み手依存)運が悪いめの無個性夢主さんとスカルくん、とタレサンくん少々。学パロです。
名前呼ばれないので名前変換無し。 2801
kakuhito16
PAST【第一弾 無償企画】・ツイステ イデア・エース
・オリジナル小説 2件
・ハンターハンター クラピカ
・ワンパンマン 音速のソニック
・呪術廻戦 夏油傑
・ダイヤのA 沢村栄純
・ヒロアカ 爆豪勝己
・刀剣乱舞 山姥切国広 10
kakuhito16
PAST・オリジナル作品×2・BLEACH 砕蜂
・鬼滅の刃 胡蝶しのぶ
・あんスタ 鳴上嵐
・鋼の錬金術師 ロイマスタング
・ヒプマイ 夢野幻太郎
・デレマス 速水奏
・ハイキュー!! 日向翔陽
・ツイステ ジェイドフロイド 11
へしさに投げ小説アド
DONEへしさに【主が酔い潰れた後編】主視点(…………?)
なんか、長谷部がごちゃごちゃ話してると思う。
私、小言中に居眠りしちゃったのかな。
仕方なく重い瞼を抉じ開けて、
「長谷部?」
「ッ!主……」
長谷部の顔はビックリしていたものの。いつもと違っていて、
(えー、なんか長谷部…)
お腹痛そうだね?ちょっと泣きそう。
「長谷部」
手を伸ばして指先で頬に触れ、軽くつねってみた。
これ、
(やってやりたかったんだよなー…)
むかつくこと言われるたびに。
長谷部は顔をしかめたり、避けたりせず、つねる私の手に長谷部自身の手を重ねてきた。
「……主」
「ん…?」
長谷部は泣きそうなまま微笑すると、
「もっと触れてください」
「いいよー」
もう片方の手も上げて長谷部の両頬をつねつねしてから、長谷部の頭を両手で撫でた。
1392なんか、長谷部がごちゃごちゃ話してると思う。
私、小言中に居眠りしちゃったのかな。
仕方なく重い瞼を抉じ開けて、
「長谷部?」
「ッ!主……」
長谷部の顔はビックリしていたものの。いつもと違っていて、
(えー、なんか長谷部…)
お腹痛そうだね?ちょっと泣きそう。
「長谷部」
手を伸ばして指先で頬に触れ、軽くつねってみた。
これ、
(やってやりたかったんだよなー…)
むかつくこと言われるたびに。
長谷部は顔をしかめたり、避けたりせず、つねる私の手に長谷部自身の手を重ねてきた。
「……主」
「ん…?」
長谷部は泣きそうなまま微笑すると、
「もっと触れてください」
「いいよー」
もう片方の手も上げて長谷部の両頬をつねつねしてから、長谷部の頭を両手で撫でた。
へしさに投げ小説アド
DONEへしさに【主が酔い潰れた前編】長谷部視点「一期君は本当に王子様みたいだね一」
「そうかな?」
廊下から、主と一期の話し声がして、気持ちを逸らせる。
二人を見つけたところ。
「…ッ!主!貴様…」
──主は、一期に抱き抱えられていて、頭に血が昇る。
長谷部の激昂を、一期はすぐに察したようで、
「待て。無理矢理抱いたわけじゃない。眠たそうだったから連れてこようとしたら歩けなかったから」
「抱い…っ」
「言葉のあやで引っ掛からないでくれないか?」
「そんなに主に飲ませること自体が……」
「それはそうだな。私もそう思って連れ出したんだが」
一期が主を手渡さないので、斬ってやりたくなった。
「うーん、見つかって良くなかったな」
「何だと?」
「近侍の君を呼ぼうとしたら嫌がったから」
2347「そうかな?」
廊下から、主と一期の話し声がして、気持ちを逸らせる。
二人を見つけたところ。
「…ッ!主!貴様…」
──主は、一期に抱き抱えられていて、頭に血が昇る。
長谷部の激昂を、一期はすぐに察したようで、
「待て。無理矢理抱いたわけじゃない。眠たそうだったから連れてこようとしたら歩けなかったから」
「抱い…っ」
「言葉のあやで引っ掛からないでくれないか?」
「そんなに主に飲ませること自体が……」
「それはそうだな。私もそう思って連れ出したんだが」
一期が主を手渡さないので、斬ってやりたくなった。
「うーん、見つかって良くなかったな」
「何だと?」
「近侍の君を呼ぼうとしたら嫌がったから」
へしさに投げ小説アド
DONEご注意╱一応へしさに?でも皆が審神者スキー大体4000文字
へしさに【真名】「主」
「ちょっとー砂利につまずいちゃってぇ」
「嘘ですね」
「何で?」
本当はサボっていた。
短刀達と鬼ごっこしていたら鶴丸が混ざってきて、つい私も本気で鶴丸を追い掛け回してしまった。
歩く路を作る石畳が途切れ途切れの庭先まで追い掛けっこして、鶴丸はもちろん短刀たちも簡単に石を渡っていたから、私もジーンズだしイケるだろうと跳んだら。
見事に砂利に突っ込んで手と膝を擦り剥いた。特に砂利に付いた手には細かい砂利が食い込む始末で。
……可愛い顔を突っ込まなくて本当に良かった。
大人なのに情けないがちょっと泣いてしまったし、短刀達はギャン泣くし、鶴丸は大丈夫と言ったのに私を抱えあげて医務室へ。
その後、短刀達と鶴丸は庭で正座させられて、主に燭台と一期君にしこまた怒られていて可哀想だった…。
4417「ちょっとー砂利につまずいちゃってぇ」
「嘘ですね」
「何で?」
本当はサボっていた。
短刀達と鬼ごっこしていたら鶴丸が混ざってきて、つい私も本気で鶴丸を追い掛け回してしまった。
歩く路を作る石畳が途切れ途切れの庭先まで追い掛けっこして、鶴丸はもちろん短刀たちも簡単に石を渡っていたから、私もジーンズだしイケるだろうと跳んだら。
見事に砂利に突っ込んで手と膝を擦り剥いた。特に砂利に付いた手には細かい砂利が食い込む始末で。
……可愛い顔を突っ込まなくて本当に良かった。
大人なのに情けないがちょっと泣いてしまったし、短刀達はギャン泣くし、鶴丸は大丈夫と言ったのに私を抱えあげて医務室へ。
その後、短刀達と鶴丸は庭で正座させられて、主に燭台と一期君にしこまた怒られていて可哀想だった…。