はゆや
SPUR MEマフィア?AU忘羨忘羨のファミリーは敵対しているという設定
藍湛にセッ…って言わせたかったからかきました
モブでます、モブ素手で殺しにかかったりするので何でも許せる人向け
設定として、師姐暗殺されそうになったから魏嬰が犯人捕まえに行く時に藍湛と会う展開です 2114
しばた三歳
DONE【含光君 ’と’ 恋文】・恥じらう含光君がいます
・CQLベース、道侶になったばかりの知己
・【含光君の恋文】の番外(#8.5)ですが、単体でもお楽しみいただけます
「知己の■談webアンソロジー」のために書き下ろした「知己の筆談」です。
素敵な企画をありがとうございます❤ 6475
ニノ式 啓水
DONE8/27 亥の刻イベント合わせの漫画です。こないだの吹替版「知己の告白」を見て、吹き替えだと藍湛の表情を曦臣兄さん並みに読みとれるな~っていう感想とちょっとした妄想ですw
端から見て唐突だったアレも、藍湛の中ではちゃんと繋がってるんです。たぶんね。知らんけど!
はゆや
SPUR ME含光君×夷陵老祖香炉if 夷陵行く前
魏嬰と別れなくなくて、おtin進化させた藍湛
ただ書きたいまま書いた
なんでも許せる人向け
本当はアホエロになりたかった……
18歳以上ですか?
はい いいえ 6237
はるもん🌸
MOURNING藍湛の自制心が豆腐だったというお話。懲罰担当突然死んで、突然生き返った。
聶明玦の事件が終わり、藍忘機との恋が始まり、やっと自分と向き合うゆっくりとした時間が出来た。
満月の夜空を眺めていたら、師姉の死や殺めてしまった数千人の修士たちが頭をよぎる。突如涙が出て、自分の感情が思うように操れなくなる。
もう夷陵老祖は死んだのだ。今更考えたとしても何も変わらない。
自分の機嫌の浮き沈みを操るのは得意中の得意だったはずだ。なのにうまく感情が操れず、理由もわからないまま涙がこぼれていく。
藍忘機が隣にいるのに何故なんだと手の甲で涙を拭いた。
窓辺で空を見上げて目を何度もこする彼に気づき、
藍忘機は腕を広げて後ろから包み込む。魏無羨は彼の手を触り、震えた声で後悔を伝える。
1336聶明玦の事件が終わり、藍忘機との恋が始まり、やっと自分と向き合うゆっくりとした時間が出来た。
満月の夜空を眺めていたら、師姉の死や殺めてしまった数千人の修士たちが頭をよぎる。突如涙が出て、自分の感情が思うように操れなくなる。
もう夷陵老祖は死んだのだ。今更考えたとしても何も変わらない。
自分の機嫌の浮き沈みを操るのは得意中の得意だったはずだ。なのにうまく感情が操れず、理由もわからないまま涙がこぼれていく。
藍忘機が隣にいるのに何故なんだと手の甲で涙を拭いた。
窓辺で空を見上げて目を何度もこする彼に気づき、
藍忘機は腕を広げて後ろから包み込む。魏無羨は彼の手を触り、震えた声で後悔を伝える。
ぬのさと
DONE「なつはきぬ」(完了)と読みます。「なつはこぬ」(否定)ではありません。暑いので、ふんわり怪談風味で現代AUの忘羨です。
夏は来ぬ 夏の青空に浮かぶ真っ白な雲のように、白い日傘はまぶしかった。白いワンピースからのぞく、すんなりとした白い手足。長い黒髪をゆるく束ねる白いリボンが、黒髪とともに揺れた。
日傘がくるくると回る。
断崖になっている岬の端に立つ白い少女は、海からの突風に日傘を吹き飛ばされた。
「どうぞ。壊れていないよ」
魏無羨は風にあおられて足もとまで転がってきた日傘を、少女に手渡した。絹糸の黒髪が乱れ、白く長いリボンとからまっている。華奢な指がもつれた髪を押さえた。
「大丈夫? 手伝おうか?」
少女は顔を上げた。のばした魏無羨の手が止まった。
古びた硝子のような虹色を帯びた薄黄色の瞳に、つきりと魏無羨の胸が痛んだ。
「あの丘の上のお屋敷に静養に来ているんだってよ、もう何年も前から――」
2464日傘がくるくると回る。
断崖になっている岬の端に立つ白い少女は、海からの突風に日傘を吹き飛ばされた。
「どうぞ。壊れていないよ」
魏無羨は風にあおられて足もとまで転がってきた日傘を、少女に手渡した。絹糸の黒髪が乱れ、白く長いリボンとからまっている。華奢な指がもつれた髪を押さえた。
「大丈夫? 手伝おうか?」
少女は顔を上げた。のばした魏無羨の手が止まった。
古びた硝子のような虹色を帯びた薄黄色の瞳に、つきりと魏無羨の胸が痛んだ。
「あの丘の上のお屋敷に静養に来ているんだってよ、もう何年も前から――」
はるもん🌸
MOURNING #忘羨ワンドロワンライ騙し合い「藍湛」
「魏嬰‥‥」
藍忘機は小舟の上で魏無羨を抱きこむようにして座っていた。魏無羨は心地よさそうに藍忘機の首元に口をつける。とても良い雰囲気だった。互いの名を呼び合い、視線を交差させる。
「藍湛、俺はお前と出会って数年、ずっとお前の事を友達だと思ってたんだけど、お前はどう思ってた?」
「‥‥わからない」
「わからないだって?お前にもわからない事がこの世にあったんだな」
「兎や、西瓜を見る度君を思い出す事は多々あった」
口ではいつも魏無羨が勝っていた。しかし時折、藍忘機は意図せずして今のように魏無羨を黙らせる。魏無羨はむずがゆそうに口を開けたり閉めたりして、黙る。少し頬が朱に染まっていた。
(ん?あれは‥‥)
2608「魏嬰‥‥」
藍忘機は小舟の上で魏無羨を抱きこむようにして座っていた。魏無羨は心地よさそうに藍忘機の首元に口をつける。とても良い雰囲気だった。互いの名を呼び合い、視線を交差させる。
「藍湛、俺はお前と出会って数年、ずっとお前の事を友達だと思ってたんだけど、お前はどう思ってた?」
「‥‥わからない」
「わからないだって?お前にもわからない事がこの世にあったんだな」
「兎や、西瓜を見る度君を思い出す事は多々あった」
口ではいつも魏無羨が勝っていた。しかし時折、藍忘機は意図せずして今のように魏無羨を黙らせる。魏無羨はむずがゆそうに口を開けたり閉めたりして、黙る。少し頬が朱に染まっていた。
(ん?あれは‥‥)
春之助
DONEハグの日忘羨ハグしかしちゃいけない部屋に閉じ込められた忘羨
えっちはしてないけど、口付けを死ぬ程してる。
ハグの日「らーんじゃん!今日は何の日か知ってるか?」
何の日か、藍忘機は愛しい道侶の笑顔にこれは碌でもない日を示しているだろうことは分かった。それでも腕の中に嬉しそうに魏無羨が飛び込んでくるならどんな悪戯を仕掛けられようと享受するつもりだ。
「何の日?」
「藍湛、もう少し考えてくれたってよくないか?例えば、俺達が初めて出会った日とか、俺達が初めてまぐわった日とかさ。」
「それは別の日だ。」
確かにそういうのは藍忘機の方が覚えているだろう。この前だって普段の数倍花でも咲かす勢いで藍忘機の雰囲気が柔らかい為に首を傾げていた魏嬰に三十年前に君と出会って争った日だとその時の分の天子笑を携えて夜分に屋根に登ろう、なんて言っていたのだから。
7395何の日か、藍忘機は愛しい道侶の笑顔にこれは碌でもない日を示しているだろうことは分かった。それでも腕の中に嬉しそうに魏無羨が飛び込んでくるならどんな悪戯を仕掛けられようと享受するつもりだ。
「何の日?」
「藍湛、もう少し考えてくれたってよくないか?例えば、俺達が初めて出会った日とか、俺達が初めてまぐわった日とかさ。」
「それは別の日だ。」
確かにそういうのは藍忘機の方が覚えているだろう。この前だって普段の数倍花でも咲かす勢いで藍忘機の雰囲気が柔らかい為に首を傾げていた魏嬰に三十年前に君と出会って争った日だとその時の分の天子笑を携えて夜分に屋根に登ろう、なんて言っていたのだから。
amhr_niarfer
DONE忘羨高校生AU Webアンソロ #きみのいた夏 で書かせていただいた「ラプソディIN SUMMER BLUE」の裏話です。副産物のほんのちょびっとの小話も、途中に少しだけ。よしなに。
ご質問、ご感想、随時受付中。お気軽に✧
ラプソディIN SUMMER BLUE 裏話愛が重い美人なゴリラが好きです。とても好きです。
だからこそ、はじめは魏無羨のお話だったのに、後半藍忘機のお話になったのかもしれません。
ラプソディIN SUMMER BLUE
タイトルの通りクラシックがベースのお話になりましたが、そもそもなんでこうなったのか。
ずっと忘羨には古琴と横笛以外の楽器を弾いてみてほしくて、それを今回書かせていただけたら嬉しいなと思ったからです。
しかし問題は山積みで、
まずキラキラな学生生活のイメージがまったくできない由々しき事態。
学生頃のわたしの夏がバイト三昧時々生徒会(美術室に入り浸ってお茶してました。冷蔵庫もソファもホットプレートもあって、ホットケーキ焼いてました)だからです。
2606だからこそ、はじめは魏無羨のお話だったのに、後半藍忘機のお話になったのかもしれません。
ラプソディIN SUMMER BLUE
タイトルの通りクラシックがベースのお話になりましたが、そもそもなんでこうなったのか。
ずっと忘羨には古琴と横笛以外の楽器を弾いてみてほしくて、それを今回書かせていただけたら嬉しいなと思ったからです。
しかし問題は山積みで、
まずキラキラな学生生活のイメージがまったくできない由々しき事態。
学生頃のわたしの夏がバイト三昧時々生徒会(美術室に入り浸ってお茶してました。冷蔵庫もソファもホットプレートもあって、ホットケーキ焼いてました)だからです。
アミノ
DOODLEそしじょれTwitterらくがき格納。CP要素がほぼ無い描き散らかしですが、気持ちの上では忘羨前提です笑最後のだけ昨年11月に描いたやつなので、輪をかけて不慣れなのはご愛嬌で…! 6
巡(メグル)@20216575z
TRAININGガーデンバース忘羨 の企画に合わせて書いてみました。設定生かしきれていないし、尻切れ感満載ですが雰囲気だけでも書いてみたいなと思って。ということで自主練してみました。
ブート二エール▶︎花結、連理と表現してます。
花生み▶︎藍忘機
花食み▶︎魏無羨
原作軸、本編終了後道侶世界線です。
麗しの含光君麗しの含光君。
近頃姑蘇藍氏二公子である藍湛、藍忘機はそう市井の人々に呼ばれている。名門世家の公子である彼の存在はその見目からも非常に目立つ存在であり、含光君という号が示す通り輝かしいものであることは今に始まった事ではない。だが、あえて今そう呼ばれるのには訳がある。
彼は花生みである。
その身に白の百合や木蓮の花を纏って街に現れ、道侶の酒や身の回りのものを買いに現れるとその芳香と美しさに姑蘇の民はくらりと目眩を覚えるほど。
そしてその花は花結である彼の道侶によってのみ食まれるのだ。
「ふぁ…んん…も、あさ…?」
「うん、まだ卯の刻だからまだ眠っていなさい、湯浴みの用意をするから、魏嬰」
目覚めから愛しい道侶の世話を焼くことはいつもの事。この時刻に目を覚ます方が稀で。
1106近頃姑蘇藍氏二公子である藍湛、藍忘機はそう市井の人々に呼ばれている。名門世家の公子である彼の存在はその見目からも非常に目立つ存在であり、含光君という号が示す通り輝かしいものであることは今に始まった事ではない。だが、あえて今そう呼ばれるのには訳がある。
彼は花生みである。
その身に白の百合や木蓮の花を纏って街に現れ、道侶の酒や身の回りのものを買いに現れるとその芳香と美しさに姑蘇の民はくらりと目眩を覚えるほど。
そしてその花は花結である彼の道侶によってのみ食まれるのだ。
「ふぁ…んん…も、あさ…?」
「うん、まだ卯の刻だからまだ眠っていなさい、湯浴みの用意をするから、魏嬰」
目覚めから愛しい道侶の世話を焼くことはいつもの事。この時刻に目を覚ます方が稀で。
はるもん🌸
MOURNINGヤるモードになった藍忘機を止める事は不可能な件。強行突破「藍湛、脱がせて」
藍忘機は琴に手を置き音を止める。一拍思案した。
「うん」
決断はすぐに出た。今が昼だとか、場所についてだとか、そういった事はすぐに吹き飛んだ。
彼の衣服に手をかける。魏無羨「お?!」と驚いた声を出す。
「チガウチガウ!俺じゃないよ、こっち」
魏無羨は両手で置物を持ち上げていた。その置物は伸縮性の布で覆われており、下から引っ張らないと脱げないようだ。
片手で持てれば一人でできるが、あいにくその置物は両手で持たないと持ち上げられないほど重い代物だった。
藍忘機は置物を取り上げ、ガバリと魏無羨の胸元をはだけさせる。
「藍兄ちゃん?!」
「したい。付き合ってください」
「丁寧に言ってもだめだよ!これ、藍先生から綺麗に拭いて持ってこいって言われてるんだから!」
461藍忘機は琴に手を置き音を止める。一拍思案した。
「うん」
決断はすぐに出た。今が昼だとか、場所についてだとか、そういった事はすぐに吹き飛んだ。
彼の衣服に手をかける。魏無羨「お?!」と驚いた声を出す。
「チガウチガウ!俺じゃないよ、こっち」
魏無羨は両手で置物を持ち上げていた。その置物は伸縮性の布で覆われており、下から引っ張らないと脱げないようだ。
片手で持てれば一人でできるが、あいにくその置物は両手で持たないと持ち上げられないほど重い代物だった。
藍忘機は置物を取り上げ、ガバリと魏無羨の胸元をはだけさせる。
「藍兄ちゃん?!」
「したい。付き合ってください」
「丁寧に言ってもだめだよ!これ、藍先生から綺麗に拭いて持ってこいって言われてるんだから!」
はるもん🌸
MOURNING結丹できた魏嬰。藍湛を泣かす。剣のお稽古「結丹できたら次は何をするべきだと思う?」
「剣の鍛錬」
「正解だ。さっそくお前が相手になってくれるか?」
藍忘機は渋る様子を見せた。魏無羨は気にせず人差し指と中指を合わせ、随便の剣先を藍忘機に向ける。魏無羨と手合わせをする事になってしまい、藍忘機は早々に決断した。
「あ!」
随便が避塵に負け、遠くへ飛ばされてしまった。魏無羨は戻ってくるように指示を出す。
チャン、と随便は鞘に収まった。
「こら藍湛。ちゃんと相手をしてくれよ。あんな一瞬じゃ鍛錬にならない…藍湛?」
「君に」
「ん?」
「二度と君に剣は向けたくない」
藍忘機の心中を聞いた魏無羨は己はなんと惨い事をしたのだと、たった今察した。
「悪かったよ、藍湛。もう剣の相手はしなくていいから」
535「剣の鍛錬」
「正解だ。さっそくお前が相手になってくれるか?」
藍忘機は渋る様子を見せた。魏無羨は気にせず人差し指と中指を合わせ、随便の剣先を藍忘機に向ける。魏無羨と手合わせをする事になってしまい、藍忘機は早々に決断した。
「あ!」
随便が避塵に負け、遠くへ飛ばされてしまった。魏無羨は戻ってくるように指示を出す。
チャン、と随便は鞘に収まった。
「こら藍湛。ちゃんと相手をしてくれよ。あんな一瞬じゃ鍛錬にならない…藍湛?」
「君に」
「ん?」
「二度と君に剣は向けたくない」
藍忘機の心中を聞いた魏無羨は己はなんと惨い事をしたのだと、たった今察した。
「悪かったよ、藍湛。もう剣の相手はしなくていいから」
はるもん🌸
MOURNINGイタズラ癖が一生治らない魏嬰。どこまで本気なのか「あついあつい」とパタパタと手で顔をあおぐ。
「魏嬰、整えなさい」
少しでも風通しがよくなるように胸をはだけさせていた。
それを藍忘機が咎める。ヘーイと魏無羨は適当に返事をした。
服を整えたのを確認し、藍忘機は本の続きに目を落とす。
涼しそうな彼がうらめしく、ちょっとイタズラしてやろうと魏無羨は考えた。
「あー喉がかわいたなぁ」
「水でいいか」
パタンと読んでいた本を閉じ、藍忘機は立ち上がる。
魏無羨も同じように立ち上がった。
「いや、水じゃだめだな。もっとこう…濃いやつがいい」
「果汁を持ってこよう」
「いーや駄目だ」
「何が良いんだ」
「これが…いいカナ」
魏無羨は膝立ちになり、ちょうど前にある藍忘機のソレを指でつついた。ようやく揶揄われている事に気づき、藍忘機は「君!」と声を上げる。
544「魏嬰、整えなさい」
少しでも風通しがよくなるように胸をはだけさせていた。
それを藍忘機が咎める。ヘーイと魏無羨は適当に返事をした。
服を整えたのを確認し、藍忘機は本の続きに目を落とす。
涼しそうな彼がうらめしく、ちょっとイタズラしてやろうと魏無羨は考えた。
「あー喉がかわいたなぁ」
「水でいいか」
パタンと読んでいた本を閉じ、藍忘機は立ち上がる。
魏無羨も同じように立ち上がった。
「いや、水じゃだめだな。もっとこう…濃いやつがいい」
「果汁を持ってこよう」
「いーや駄目だ」
「何が良いんだ」
「これが…いいカナ」
魏無羨は膝立ちになり、ちょうど前にある藍忘機のソレを指でつついた。ようやく揶揄われている事に気づき、藍忘機は「君!」と声を上げる。
はるもん🌸
MOURNING魏嬰のお尻を見ていたら、つい手が伸びてしまったという含光君。たまには含光君も魔が差すもみゅもみゅもみゅ、たぷん。
魏無羨は意識を取り戻した。もみゅ、と掴んでは放し、今度はたぷんと肉厚を確かめるように掌で触られる感覚を感じる。
「藍湛?」
「!」
パッと藍忘機は尻から手を放した。
(あの誉れ高き含光君が俺の尻で遊んでいただと?なんてことだ!こんな面白い話はあるか?!)
魏無羨は体を起こし、服を一糸まとわぬその姿で藍忘機を見る。
魏無羨は一度丑の刻に眠るとなかなか起きない。
それを知っていた藍忘機は魔が差したのだ。
「今、俺の尻触ってた?」
藍忘機のアゴを人差し指でツツツとなぞる。
プイ、と藍忘機は左を向いた。
「ん~?雲深不知処では嘘偽りはご法度だろう?答えてくれよ藍湛」
触ってないとは言えない。かと言って正直に答えるのも恥ずかしい。
702魏無羨は意識を取り戻した。もみゅ、と掴んでは放し、今度はたぷんと肉厚を確かめるように掌で触られる感覚を感じる。
「藍湛?」
「!」
パッと藍忘機は尻から手を放した。
(あの誉れ高き含光君が俺の尻で遊んでいただと?なんてことだ!こんな面白い話はあるか?!)
魏無羨は体を起こし、服を一糸まとわぬその姿で藍忘機を見る。
魏無羨は一度丑の刻に眠るとなかなか起きない。
それを知っていた藍忘機は魔が差したのだ。
「今、俺の尻触ってた?」
藍忘機のアゴを人差し指でツツツとなぞる。
プイ、と藍忘機は左を向いた。
「ん~?雲深不知処では嘘偽りはご法度だろう?答えてくれよ藍湛」
触ってないとは言えない。かと言って正直に答えるのも恥ずかしい。
はるもん🌸
MOURNING忘羨がセ・・・ッしてます。大人の方だけどうぞご覧くださいませ。実況魏嬰午前から、しとしとと雨が静かに降りだしていた。
濃厚な空気をはらんだ雲深不知処には多数の弟子がいるが、天気の機嫌が思わしくない時は人の通りは少なくなる。
そんな事で、きっと誰もこの近くを通らないと見越した魏無羨は彼を誘惑した。思惑は成功し、今まさに上を向き、立派に反りあがったソレを魏無羨は受け入れようとしていたところである。
「こんなところで、そんなところを固くさせちゃうなんて、お前もなかなかやるなぁ?」
「君のせい」
まさにそうなのだ。しばらく藍忘機は魏無羨が肌を露出させ、遊び始めた間出来うるだけ見ないよう努めて己を律していた。そうしていると、アンアンと一人であらぬところに指を入れ遊び始めてしまった。これを放置する事など、できなかったのである。
2284濃厚な空気をはらんだ雲深不知処には多数の弟子がいるが、天気の機嫌が思わしくない時は人の通りは少なくなる。
そんな事で、きっと誰もこの近くを通らないと見越した魏無羨は彼を誘惑した。思惑は成功し、今まさに上を向き、立派に反りあがったソレを魏無羨は受け入れようとしていたところである。
「こんなところで、そんなところを固くさせちゃうなんて、お前もなかなかやるなぁ?」
「君のせい」
まさにそうなのだ。しばらく藍忘機は魏無羨が肌を露出させ、遊び始めた間出来うるだけ見ないよう努めて己を律していた。そうしていると、アンアンと一人であらぬところに指を入れ遊び始めてしまった。これを放置する事など、できなかったのである。
アミノ
MOURNING抹額を外すと龍になっちゃう含光君まとめ。恐らくこういった設定でもっともっと素晴らしい作品が世には溢れているであろうため、ひたすら自分が描きたいところだけ描き散らかして満足しました…笑Twitterで放流した絵に加え、あらすじと夜伽匂わせSSを追加。また最後のは、昨年末に描いたアニそし絵ベースの龍狐AU忘羨絵ですが、もののついでに同時供養です。 7
りゅうひよこ
DONEあらすじ「一人でするところ見せてよ」魏嬰が言った。
「君にとって楽しいものではないと思う」
「見せてくれるまで待つ」
魏嬰は言うと、床に押し倒されたまま襟元を直し、要求を飲んでくれるまで触れさせないの態度を取った。藍湛は仕方ないという風にため息をつき、自ら帯を解きにかかる。
窓から生ぬるい風が、床を這うように吹きこんできたのはその時だった。「もう喚んでくれないのかと思ってたよ、藍湛」
0721の日・ホラー回「一人でするところ見せてよ」
魏嬰が言った。
静室の天井を背景に、彼の夫の顔が間近にあった。結い上げた髪がいくらか乱れている。
もちろん藍湛の艶やかな黒髪を乱したのは魏嬰だ。文机で書き物をしていた彼に戯れついた結果、組み敷かれてひとしきり口を吸われていた。
「見てどうする?」
と藍湛が尋ねた。
「夫のかわいい姿を眺めて楽しむんだよ」
「君にとって楽しいものではないと思う」
しとやかな夫が恥ずかしがって拒否するのはわかっていたから、魏嬰はさんざん口づけをした後に頼んでみたのだ。魏嬰に噛みつきたくてたまらないという顔をした今の藍湛なら、うっかり披露してくれるかもしれない。
「見せてくれるまで俺は待つぞ」
魏嬰は言うと、床に押し倒されたまま襟元を直し、要求を飲んでくれるまで触れさせないという態度を取る。
3726魏嬰が言った。
静室の天井を背景に、彼の夫の顔が間近にあった。結い上げた髪がいくらか乱れている。
もちろん藍湛の艶やかな黒髪を乱したのは魏嬰だ。文机で書き物をしていた彼に戯れついた結果、組み敷かれてひとしきり口を吸われていた。
「見てどうする?」
と藍湛が尋ねた。
「夫のかわいい姿を眺めて楽しむんだよ」
「君にとって楽しいものではないと思う」
しとやかな夫が恥ずかしがって拒否するのはわかっていたから、魏嬰はさんざん口づけをした後に頼んでみたのだ。魏嬰に噛みつきたくてたまらないという顔をした今の藍湛なら、うっかり披露してくれるかもしれない。
「見せてくれるまで俺は待つぞ」
魏嬰は言うと、床に押し倒されたまま襟元を直し、要求を飲んでくれるまで触れさせないという態度を取る。
kow_7726
TRAINING下戸藍湛×バーテン魏嬰〜マンション編〜
ノンアルコール・モヒート!(11) 夜中の街を歩く。人の気配がないのを確認して、藍湛の手を握る。指を絡めて、握り返された。
マンションまでの道は、ほぼ無言だった。夜中だから静かにしなきゃと思ったし、妙に緊張していたし。藍湛は、元々無口だし。
「一人暮らし?」
マンションのエレベーターで藍湛が聞いてきた。
「うん、藍湛は?」
「兄上と暮らしている」
「仲良いんだな」
「尊敬している」
自宅の鍵を開けて中に入る。藍湛は少し緊張している様子で、靴を脱ぎ扉の鍵を締めると小さく頭を下げた。
「お邪魔します」
律儀な姿に笑ってしまった。それなりに片付けておいて良かったと思う。来客がある事は滅多にない。江澄がたまに来るくらいだ。狭い廊下の奥のリビングダイニングに向かう。
2196マンションまでの道は、ほぼ無言だった。夜中だから静かにしなきゃと思ったし、妙に緊張していたし。藍湛は、元々無口だし。
「一人暮らし?」
マンションのエレベーターで藍湛が聞いてきた。
「うん、藍湛は?」
「兄上と暮らしている」
「仲良いんだな」
「尊敬している」
自宅の鍵を開けて中に入る。藍湛は少し緊張している様子で、靴を脱ぎ扉の鍵を締めると小さく頭を下げた。
「お邪魔します」
律儀な姿に笑ってしまった。それなりに片付けておいて良かったと思う。来客がある事は滅多にない。江澄がたまに来るくらいだ。狭い廊下の奥のリビングダイニングに向かう。
kow_7726
TRAINING下戸藍湛×バーテン魏嬰〜モヒート編〜
ノンアルコール・モヒート!(10)「もう一度……したい」
そう言われて俺は思わず笑ってしまった。
「これからいくらでも、何度だってしたい」
そう答えると、藍湛は少し目を見開き驚いた顔をした。この顔が、たまらなく好きなんだよな。思わず頬に唇を寄せる。
「藍湛……俺、藍湛が……んんっ…」
『好きだ』という言葉は見事に呑み込まれた。唇が触れ合い、幾度となく啄まれる。顎を引いてしまう俺を、追い掛ける藍湛。
触れたいと、思ってくれているのがわかる、優しい口付け。また、膝を擦り付けたくなるような…ムズムズと腰が揺れてしまうような。
「ん……んっ……」
「魏嬰……」
囁きながら舌を差し込まれる。探るような舌の動きに、そっと絡ませる。舌と舌、普通は触れ合わない所が触れ合う感触にぞくぞくする。
1734そう言われて俺は思わず笑ってしまった。
「これからいくらでも、何度だってしたい」
そう答えると、藍湛は少し目を見開き驚いた顔をした。この顔が、たまらなく好きなんだよな。思わず頬に唇を寄せる。
「藍湛……俺、藍湛が……んんっ…」
『好きだ』という言葉は見事に呑み込まれた。唇が触れ合い、幾度となく啄まれる。顎を引いてしまう俺を、追い掛ける藍湛。
触れたいと、思ってくれているのがわかる、優しい口付け。また、膝を擦り付けたくなるような…ムズムズと腰が揺れてしまうような。
「ん……んっ……」
「魏嬰……」
囁きながら舌を差し込まれる。探るような舌の動きに、そっと絡ませる。舌と舌、普通は触れ合わない所が触れ合う感触にぞくぞくする。
kow_7726
TRAININGケゴ下戸藍湛×バーテン魏嬰〜告白編〜
ノンアルコール・モヒート!(9) トントン。
控えめなノックが響く。カウンターのスツールに座っていた俺は立ち上がり、大きく深呼吸してから鍵を開けた。急いで来たらしい藍湛は、少し呼吸が上がっていた。
「呼び出してごめんな、忙しいのに」
中に入るよう促してから、扉を閉めて鍵をする。店内の真ん中に立ったままの藍湛に、カウンター席を促す。しかし藍湛は立ったままだ。気にせずカウンター内に入って、向かい合う。
「なにか飲む?」
問い掛けると、立ったまま首を左右に振る。酒を飲まされる事を警戒しているのかもしれない。信用なんてきっともう、ない。
「この間は……ごめん」
単刀直入に、告げる。まだるっこしいのは苦手だ。藍湛は下げていた視線を俺に向けた。
2135控えめなノックが響く。カウンターのスツールに座っていた俺は立ち上がり、大きく深呼吸してから鍵を開けた。急いで来たらしい藍湛は、少し呼吸が上がっていた。
「呼び出してごめんな、忙しいのに」
中に入るよう促してから、扉を閉めて鍵をする。店内の真ん中に立ったままの藍湛に、カウンター席を促す。しかし藍湛は立ったままだ。気にせずカウンター内に入って、向かい合う。
「なにか飲む?」
問い掛けると、立ったまま首を左右に振る。酒を飲まされる事を警戒しているのかもしれない。信用なんてきっともう、ない。
「この間は……ごめん」
単刀直入に、告げる。まだるっこしいのは苦手だ。藍湛は下げていた視線を俺に向けた。
kow_7726
TRAINING下戸藍湛×バーテン魏嬰〜心の声編〜
ノンアルコール・モヒート!(8) それから数日。
藍湛は店に来ず、俺は無意識の溜息が増えた。
「シンデレラ君と、何かあった?」
今は店内に女子大生一人。お気に入りのカクテルを飲みながら、お気に入りの席を立ち上がりカウンターに近付いてくる。
「……いや、別に」
スツールに腰掛けずカウンターに腕を付いて、わざとらしく大きな溜息を吐き出した。グラスを両手に持ちながら上目遣いに見上げられる。
「わかりやす過ぎ。告白でもされた?」
俺はたまたま飲んでた烏龍茶を吐き出しそうになった。変な所に入って物凄く噎せてしまう。
「ちょっと、大丈夫?もしかして、マジ?」
『んなわけあるか!』と心の中で叫ぶ。流石に接客中にそんな乱暴な言葉遣いは、お客様にしてはいけない。
2030藍湛は店に来ず、俺は無意識の溜息が増えた。
「シンデレラ君と、何かあった?」
今は店内に女子大生一人。お気に入りのカクテルを飲みながら、お気に入りの席を立ち上がりカウンターに近付いてくる。
「……いや、別に」
スツールに腰掛けずカウンターに腕を付いて、わざとらしく大きな溜息を吐き出した。グラスを両手に持ちながら上目遣いに見上げられる。
「わかりやす過ぎ。告白でもされた?」
俺はたまたま飲んでた烏龍茶を吐き出しそうになった。変な所に入って物凄く噎せてしまう。
「ちょっと、大丈夫?もしかして、マジ?」
『んなわけあるか!』と心の中で叫ぶ。流石に接客中にそんな乱暴な言葉遣いは、お客様にしてはいけない。