乃彩コウ
MEMOオロイフワンライ3回目で「顔見られたくないから」と🦇の膝の上に座らされた🩺を書きましたが、それ以前に考えてた、顔を見られたくない🩺の話(顔を見られたくないと言う受が好きです)。
まだオロイフ妄想を表に出すと決めてない頃に、鍵垢で同志にどんなシチュ見たい?て聞いたら『後ろから🩺の首筋に噛み付く🦇』て言われたの、あまりにも見たすぎて同志と固く握手しました。
いつか書きたい。 522
しぃー
DONE8/23 お題『猛暑』『蜜酒』をお借りしました。遅刻、+3hです。
乾いた陽射し 真昼の庭は、陽炎が立つほどの猛暑だった。
巣箱のまわりでは、褐色の羽をはためかせるミツムシたちが忙しなく飛び交っている。
オロルンは黒いマントを肩からずり落とし、片膝をつきながら小さなハケで巣口を掃除していた。
「いつも美味しい蜜をありがとう」
額から汗を垂らしながら、ミツムシに話しかける。
「ばあちゃん、楽しみにしてるんだ。だからもう少し協力してくれ」
巣箱の木枠をそっと撫で、ミツムシたちの羽音に耳を澄ませる。自分の手柄ではないとわかっていても、こうして蜜が溜まる様子を見るのは心から嬉しかった。
けれど、真上から照りつける日差しは、オロルンの体力をじわじわと奪っていく。紺色の髪は汗で額にはりつき、視界は白く霞み、ふらりと身体が揺れた。
1615巣箱のまわりでは、褐色の羽をはためかせるミツムシたちが忙しなく飛び交っている。
オロルンは黒いマントを肩からずり落とし、片膝をつきながら小さなハケで巣口を掃除していた。
「いつも美味しい蜜をありがとう」
額から汗を垂らしながら、ミツムシに話しかける。
「ばあちゃん、楽しみにしてるんだ。だからもう少し協力してくれ」
巣箱の木枠をそっと撫で、ミツムシたちの羽音に耳を澄ませる。自分の手柄ではないとわかっていても、こうして蜜が溜まる様子を見るのは心から嬉しかった。
けれど、真上から照りつける日差しは、オロルンの体力をじわじわと奪っていく。紺色の髪は汗で額にはりつき、視界は白く霞み、ふらりと身体が揺れた。
乃彩コウ
MEMO8月21日バニーの日にちなんで、いかがわしい策にハメられバニガ姿でレ…される話を考えたんですけど、何でも許せる人はどれくらいいるかな??とぽいしてみました。とは言え、単なる筋書きで、肝心なことは何一つ書かれていません。私のヘキの方向性を知っていただければ…と。バニモブレ🦇🩺ver.ハモワル期間に、そうとは知らずにぼったくりカジノに入ってしまい、言葉巧みにそれぞれ別々のゲームに参加させられ、🩺はイカサマで有金巻き上げられて、🦇はいい感じに勝ったり負けたりで少しずつコイン増えてて、🦇の周りには見物人増やし人垣を作り、その隙に🩺は裏に連れてこられて、借金返済の為に働いてもらう、ツレには黙っててやる、この程度の金額とお前の器量なら1日で完済できるぞと持ちかけられ、知らなかったとはいえ騙された俺が悪い、と了承してしまうが、実は最初から🩺を狙ってたVIPを接待(意味深)する為の仕掛けで、バニガ姿で給仕させられ、お前も飲めと勧められたワインには媚薬が入っており、ツレにバラされたくなけりゃとか同じ目に遭わせたくないだろとか言われて、ねちねちと弄ばれてしまう。久々の上玉にウハウハのVIPは調子に乗って🩺を連れ帰ろうとするが「そろそろ帰らなきゃ。カクークもお腹をすかせてしまう」と唐突に🦇が現れる。え何でバレてと、VIPも🩺も驚いて思考停止しちゃう中、店の思惑以上に勝って慌てた支配人から🩺への仕打ちも聞き出した🦇が、得たコインをVIPの頭からざらざら浴びせて「彼の負債は、これで完済だ」と、🩺をその辺のテーブルクロスで包んでお姫様抱っこで立ち去る。
1428しぃー
DONE8/9 お題『ハグ』お借りしました! +3hそばに 最近、オロルンの姿を見ていない。
あいつのことだ、どうせミツムシの巣でも覗いてて手が離せないんだろう。……いや、野菜の世話かもしれない。大根だの、豆だの。
イファは診察が終わり、診療所の窓際で書類を片付けながら、頭上でせっせと医療器具を運ぶ相棒を見上げた。
「なあ、カクーク。最近、オロルン見てないけど、アイツ大丈夫かな……」
「しんぱいだ、きょうだい」
カクークは、小さく首を傾げて鳴いた。ふわふわした羽毛を揺らしながら、イファの頭に乗っかる。
「だよな……アイツ、ちょっと放っておくと、すぐ塞ぎ込むし……」
その時、くるくると回りながら入ってきたのは、花びらのような羽を持った式神だった。見慣れた模様──これはシトラリの使いだ。
1969あいつのことだ、どうせミツムシの巣でも覗いてて手が離せないんだろう。……いや、野菜の世話かもしれない。大根だの、豆だの。
イファは診察が終わり、診療所の窓際で書類を片付けながら、頭上でせっせと医療器具を運ぶ相棒を見上げた。
「なあ、カクーク。最近、オロルン見てないけど、アイツ大丈夫かな……」
「しんぱいだ、きょうだい」
カクークは、小さく首を傾げて鳴いた。ふわふわした羽毛を揺らしながら、イファの頭に乗っかる。
「だよな……アイツ、ちょっと放っておくと、すぐ塞ぎ込むし……」
その時、くるくると回りながら入ってきたのは、花びらのような羽を持った式神だった。見慣れた模様──これはシトラリの使いだ。
しぃー
DONE7/26 お題『海』『タトゥー』お借りしました。遅刻です💦 +2h
さっきまで治療していた竜の鳴き声が、満足そうに尾を振る音に変わっていた。
やれやれ、と息をついて、イファは潮の香りを含んだ風に顔を向ける。
夕方だが日が延びていて、町全体がまだ明るくゆったりとした時間が流れている。
「イファ?」
聞き覚えのある声に振り返ると、籠を提げたオロルンが立っていた。
「よう、きょうだい!」
甲高い声がして、イファの背後からもふもふの羽を揺らしながら、カクークが顔を出す。
「おまえ……なんでここに?」
「流泉の衆の宿に頼まれて、野菜の配達をしてたんだ。君は?」
「海際のコホラ竜の調子が悪くて診てた。もう、だいぶ落ち着いたよ」
ふっとイファが笑むと、オロルンも自然と頬をほころばせる。
1474やれやれ、と息をついて、イファは潮の香りを含んだ風に顔を向ける。
夕方だが日が延びていて、町全体がまだ明るくゆったりとした時間が流れている。
「イファ?」
聞き覚えのある声に振り返ると、籠を提げたオロルンが立っていた。
「よう、きょうだい!」
甲高い声がして、イファの背後からもふもふの羽を揺らしながら、カクークが顔を出す。
「おまえ……なんでここに?」
「流泉の衆の宿に頼まれて、野菜の配達をしてたんだ。君は?」
「海際のコホラ竜の調子が悪くて診てた。もう、だいぶ落ち着いたよ」
ふっとイファが笑むと、オロルンも自然と頬をほころばせる。
しぃー
DONE『トマト』『知らない』『受け入れたくない』の言葉たちを用いた仄暗いオロイフです。三つの単語で創作するメーカー
#shindanmaker
https://shindanmaker.com/1197550?c=1
寂しい味 診療所の冷蔵庫に、ひとつだけ赤いトマトが残っていた。
オロルンは、それを黙って見つめていた。手は伸びない。けれど目は、逸らせなかった。冷蔵庫の奥、白い棚の上にちょこんと乗ったそれは、妙に生々しく浮かんで見えた。つややかで、丸く、赤くて。ほんの少し、皮がしなびかけていた。
イファは棚の上の器具を片付けていた。硬い床に椅子が引きずられ、ギッと耳に残る音がした。器具が触れ合い微かな金属音が響く。
「イファは、トマト好き?」
その声に、イファの背中がぴくりと揺れる。
「……別に、嫌いじゃない。でも、好きでもないな」
返ってきた声は平坦だった。嘘ではないのだろう。ただ、答えそのものから何かを守るような、無関心を装った響きだった。
2545オロルンは、それを黙って見つめていた。手は伸びない。けれど目は、逸らせなかった。冷蔵庫の奥、白い棚の上にちょこんと乗ったそれは、妙に生々しく浮かんで見えた。つややかで、丸く、赤くて。ほんの少し、皮がしなびかけていた。
イファは棚の上の器具を片付けていた。硬い床に椅子が引きずられ、ギッと耳に残る音がした。器具が触れ合い微かな金属音が響く。
「イファは、トマト好き?」
その声に、イファの背中がぴくりと揺れる。
「……別に、嫌いじゃない。でも、好きでもないな」
返ってきた声は平坦だった。嘘ではないのだろう。ただ、答えそのものから何かを守るような、無関心を装った響きだった。
しぃー
DONEお題『ファストフード』お借りしました。しあわせ 診療所の一日は、思いのほか長い。
窓辺に夕暮れの赤が差し込む頃、イファはようやく器具を洗い終えて椅子にもたれた。カクークがカウンターの上でふよふよと羽を広げ、目を細める。
「おつかれさま、きょうだい!」
「カクークも疲れただろ」
イファは十字の形に焼いたクッキーをバスケットに移し、もう一度ショコアトゥル水の鍋をかき混ぜた。
濃く溶かしたショコアトゥルの香りが、部屋いっぱいに広がる。
「んー、いい匂い。ちょうど焼けたし、食べるか」
そのとき、羽音とともに窓辺に影が落ちた。長身の影が、風に乗ってふわりと着地する。すぐに木の扉が控えめに叩かれた。
「……オロルンか?」
問いかけるまでもなく、扉の隙間から漆黒の服が覗く。腕にはいくつもの紙包みが抱えられていた。
1274窓辺に夕暮れの赤が差し込む頃、イファはようやく器具を洗い終えて椅子にもたれた。カクークがカウンターの上でふよふよと羽を広げ、目を細める。
「おつかれさま、きょうだい!」
「カクークも疲れただろ」
イファは十字の形に焼いたクッキーをバスケットに移し、もう一度ショコアトゥル水の鍋をかき混ぜた。
濃く溶かしたショコアトゥルの香りが、部屋いっぱいに広がる。
「んー、いい匂い。ちょうど焼けたし、食べるか」
そのとき、羽音とともに窓辺に影が落ちた。長身の影が、風に乗ってふわりと着地する。すぐに木の扉が控えめに叩かれた。
「……オロルンか?」
問いかけるまでもなく、扉の隙間から漆黒の服が覗く。腕にはいくつもの紙包みが抱えられていた。
mf
DONE同軸リバ、スキンシップの延長線上で性行為をしているタイプのオロイフ(本番なし、最終的に逆転しません)露骨な話をしているのでR15、NSFW
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テキスト→ https://notes.underxheaven.com/preview/a47926695aa0ba81a669a683046b855d 10