nekononora
DONEセフレからはじまるパーバソ。黒髭さんもでるよ。
「…………レイシフト先で彼と共にマスターと離れ、私のパスはうまく繋がらず、このままでは退去という状況」
BAR蜘蛛の巣のカウンター。
右手でウィスキーのグラスを持ちというか握り込むパーシヴァルが、いつもより低く静かな声で左に座る男に語る。
「だが特異点を作り出した敵の城に乗り込む際、私の宝具が重要な役割を担う。なんとしても残り、マスターの槍とならねばならぬ。我が未熟さと歯痒さで内心苛立っていた、そんな時、パスが正常に繋がり、魔力を身に宿す彼が提案した」
左に座る男はパーシヴァルが用意した高級のウィスキーをロックで口内に流し込み、空になったグラスに手酌でウィスキーを注ぐ。
聞いているか聞いていないかわからない態度だが、この男は必要な情報は聞きのがさないと確信している為、我が身に起こった幸運と不幸を語り続ける。
2041BAR蜘蛛の巣のカウンター。
右手でウィスキーのグラスを持ちというか握り込むパーシヴァルが、いつもより低く静かな声で左に座る男に語る。
「だが特異点を作り出した敵の城に乗り込む際、私の宝具が重要な役割を担う。なんとしても残り、マスターの槍とならねばならぬ。我が未熟さと歯痒さで内心苛立っていた、そんな時、パスが正常に繋がり、魔力を身に宿す彼が提案した」
左に座る男はパーシヴァルが用意した高級のウィスキーをロックで口内に流し込み、空になったグラスに手酌でウィスキーを注ぐ。
聞いているか聞いていないかわからない態度だが、この男は必要な情報は聞きのがさないと確信している為、我が身に起こった幸運と不幸を語り続ける。
しまこ
DOODLEパーバソ 燕尾服15いいねされたらあなたは燕尾服を推しに着せましょう
BBBはいいぞ!
ジャズ踊るパバちゃんも見たくなった〜きっと舞台映えするなあ
タップのお兄さんたちの、閉まるカーテンにズサーッと滑り込むパバも見たい 2
nekononora
DONE子ニャーバソが可愛くてぇ。とっても可愛くてぇ
身体を構成しているエーテルが一度解け、また結び直される感覚。
一度闇に落とされた視界が繋がると、2000年代日本、マスターの故郷として映像で見た街並みが目の前にひろがっていた。
すぐにマスターの無事を確認し、次にマシュ。そしてと思っていれば、マスターの声が耳に届く。
「あれ? バーソロミューは?」
ドクンと跳ねた心臓を押さえつけ、表面上は冷静にレイシフトしてきたメンバーを見れば、確かに愛おしい彼の姿がない。あの思わず指先で遊びたくなる髪も、撫でたくなる肌も、ずっと見つめたくなる瞳がどこにもない。
「クー・フーリンさんもいらっしゃいません」
マシュの声にメンバーを確認すれば、レイシフトしたメンバーのうち、バーソロミュー、バーサーカーのクー・フーリン、風魔小太郎の姿が見えない。
1652一度闇に落とされた視界が繋がると、2000年代日本、マスターの故郷として映像で見た街並みが目の前にひろがっていた。
すぐにマスターの無事を確認し、次にマシュ。そしてと思っていれば、マスターの声が耳に届く。
「あれ? バーソロミューは?」
ドクンと跳ねた心臓を押さえつけ、表面上は冷静にレイシフトしてきたメンバーを見れば、確かに愛おしい彼の姿がない。あの思わず指先で遊びたくなる髪も、撫でたくなる肌も、ずっと見つめたくなる瞳がどこにもない。
「クー・フーリンさんもいらっしゃいません」
マシュの声にメンバーを確認すれば、レイシフトしたメンバーのうち、バーソロミュー、バーサーカーのクー・フーリン、風魔小太郎の姿が見えない。
しまこ
DOODLE #パーバソワンドロライお題:ケモノ化
遅刻参加 1h+1h
敵幹部のにゃんソロと正義側のパーわん
このバは美しいものの収集家(🏴☠️)でとんちきびっくりドッキリメカクレメカに乗ってひと騒動起こすけどパーわんに阻止されるとかもいい
覚えておくがいい〜!🎆ドーンの様式美
とても見たい
nekononora
DONEパーバソワンドロライ続きものですお題:とるにたりない
未練
不可避
果実
時間:それぞれ1hぐらい
他鯖たくさん。パーとバソもちょろり。まだ続くよ。
恋の不満と恋の模様⑤▼とるにたりない
「よぉーし! 勝った! 勝ったぞぉー! 負けるわけがねぇ! 新生アルゴノーツ出航だぁー!」
はーはっはっはっ
と帆船の上で高笑いしているのはアルゴー号の船長イアソンだ。
その左後ろには半神半人の英雄ヘラクレスが立っていた。
そして少し距離を置き、一応、声を少しひそめ、ヒソヒソという雰囲気を装って話し合う二騎のサーヴァントが。
「オジサンはどちらかっていうと海より陸でね。最大にして最後の海賊のおんぶに抱っこさせてもらいますよ。で、どういう風向きになると思う?」
「トロイアの第一王子にして兜輝くヘクトールに頼りにされるなんて重圧に船が沈みそうだ。……まぁ、あのとおり船長が調子にのりまくってるので、一回はどん底までピンチになってから復活の流れだろうね」
4985「よぉーし! 勝った! 勝ったぞぉー! 負けるわけがねぇ! 新生アルゴノーツ出航だぁー!」
はーはっはっはっ
と帆船の上で高笑いしているのはアルゴー号の船長イアソンだ。
その左後ろには半神半人の英雄ヘラクレスが立っていた。
そして少し距離を置き、一応、声を少しひそめ、ヒソヒソという雰囲気を装って話し合う二騎のサーヴァントが。
「オジサンはどちらかっていうと海より陸でね。最大にして最後の海賊のおんぶに抱っこさせてもらいますよ。で、どういう風向きになると思う?」
「トロイアの第一王子にして兜輝くヘクトールに頼りにされるなんて重圧に船が沈みそうだ。……まぁ、あのとおり船長が調子にのりまくってるので、一回はどん底までピンチになってから復活の流れだろうね」
nekononora
DONEパーバソの続きものです。お題:騎士
時間:1h +1h
パーさんとバソさんの出会編。パーさんの一目惚れともいう。
ベディさん視点。
恋の不満と恋の模様④ 円卓名義で申請し、月極で借りている部屋。
定期的に行われる集まり以外は、円卓の休憩室に使われたり、管理をしているベディヴィエールに申請すれば時間単位で貸りられる。
そんな部屋のドアには今、『只今貸切中』の札がかけられており、中にはベディヴィエールとパーシヴァルの二人がいた。
普段、円卓の集まりで使われる大きなテーブルではなく、数人用のテーブルに椅子が二脚。
テーブルには紅茶とクッキーやスコーンが乗っているが、手をつけているのはベディヴィエールだけだ。
さくさくさく、もぐもぐもぐ、ごくりと食べ飲みするベディヴィエールの前、健啖であるはずのパーシヴァルは机に肘をついて頭を抱えている。
ベディヴィエールが飲食する音だけが響く室内。クッキーやスコーンが半分ほど減ってから、ようやくパーシヴァルが口を開いた。
3820定期的に行われる集まり以外は、円卓の休憩室に使われたり、管理をしているベディヴィエールに申請すれば時間単位で貸りられる。
そんな部屋のドアには今、『只今貸切中』の札がかけられており、中にはベディヴィエールとパーシヴァルの二人がいた。
普段、円卓の集まりで使われる大きなテーブルではなく、数人用のテーブルに椅子が二脚。
テーブルには紅茶とクッキーやスコーンが乗っているが、手をつけているのはベディヴィエールだけだ。
さくさくさく、もぐもぐもぐ、ごくりと食べ飲みするベディヴィエールの前、健啖であるはずのパーシヴァルは机に肘をついて頭を抱えている。
ベディヴィエールが飲食する音だけが響く室内。クッキーやスコーンが半分ほど減ってから、ようやくパーシヴァルが口を開いた。
ユウナ
DOODLE #パーバソワンドロライお題:聖なるもの
時間:1h+1h
⚠️パーバソ♀(女体化)
以前書いた妊娠ネタの続きです
今日はタイムオーバーなので、そのうちもう一枚だけ追加したいです…
1枚目(以前Xにあげたもの)
周回から帰ってきたパーが、シュミレーターの船内で読書してたバソのもとを訪れた所、パーさんの魔力的なものをバのお腹から感じてパーさんの小鳥が受胎告知してくる 2
nekononora
DONEパーバソ。スワン◯マンと再召喚の話と、恋人の可愛い我儘の話。
少しでも喧嘩で片方が傷を負う描写がダメな方は注意してください。
縛り付けたくはないが重しにはなりたいそんな話「貴方はスワンプマンという思考実験を知っていますか?」
たった今、医療ポッドから這い出る許可がおり、一週間ぶりに床を踏み二本の足で立った恋人に静かな声でそう問うたのは、円卓第二席パーシヴァル ・ド・ゲールだった。
てっきり泣かれるか叱られるか怒られるかと思っていたバーソロミューは、予想が外れた事に内心狼狽しながらも、神妙な顔で少し顔を傾げてスワンプマンについて考えるふりをした。
「……確か、ある男が雷に打たれて死んだが、直後に近くの泥だか沼だかから男の姿形、経験値、記憶も何もかも同じ存在が生まれ、その存在は自身を男と思い込み、雷に打たれたが奇跡的に生きていたと信じ、男として生活しはじめる、はたして泥の男は死んだ男と同一人物であるかどうか、というものだったか?」
3072たった今、医療ポッドから這い出る許可がおり、一週間ぶりに床を踏み二本の足で立った恋人に静かな声でそう問うたのは、円卓第二席パーシヴァル ・ド・ゲールだった。
てっきり泣かれるか叱られるか怒られるかと思っていたバーソロミューは、予想が外れた事に内心狼狽しながらも、神妙な顔で少し顔を傾げてスワンプマンについて考えるふりをした。
「……確か、ある男が雷に打たれて死んだが、直後に近くの泥だか沼だかから男の姿形、経験値、記憶も何もかも同じ存在が生まれ、その存在は自身を男と思い込み、雷に打たれたが奇跡的に生きていたと信じ、男として生活しはじめる、はたして泥の男は死んだ男と同一人物であるかどうか、というものだったか?」
しまこ
DOODLEパーバソ 温度計の日らしい描いてから気づいたけどこれは体温計では?w
おでこフェチなので描いておきたいお熱チェック。パがお熱バージョンも描きたい。おでこっつんで
病状をネコチャンみたいに隠すのも好きだけどめったに風邪ひかないひとが珍しく熱出して頭が割れそうだ…もうダメかもしれない…さいごにメ力クレをひとめみたかった………って大げさにいうのも好き
余白に絵が増えたので追加しました。 6
nekononora
DONEパーバソ 続きものです。お題:こだわり
時間:1h +1h
視点はキャスにきです。弓兵さんもでてきますが、バソさんもぱさんも会話の中にしかでてきません。
バソさんが喫煙しゃの描写あります。色々捏造です。
恋の不満と恋の模様③ あの海賊が騎士と共同に借りている部屋に足を運んだが留守で、次に海賊部屋のドアをノックしたがおらず、喫煙所に足を運んだがおらず、たむろってた連中に居場所を聞いたが誰も知らず、他に行きそうな所と考え廊下を歩くも、そこまでしてやる義理はあるかねぇともう何度も浮かんだ疑問に足を止めた。
隅によると、懐から葉を刻んでブレンドし、紙で巻いた物とオイルライターを取りだした。紙の片側をくわえ、オイルライターの蓋を開ける。回転式ヤスリを親指で回せば簡単に火がついた。
軽く息を吸い込めば葉の香りとオイルと独特な匂いが口の中に入ってくる。
そのまま火に、口にくわえているのとは違う方の先端を当てようとすれば、ゴホンと聞こえてくる咳払い。
2373隅によると、懐から葉を刻んでブレンドし、紙で巻いた物とオイルライターを取りだした。紙の片側をくわえ、オイルライターの蓋を開ける。回転式ヤスリを親指で回せば簡単に火がついた。
軽く息を吸い込めば葉の香りとオイルと独特な匂いが口の中に入ってくる。
そのまま火に、口にくわえているのとは違う方の先端を当てようとすれば、ゴホンと聞こえてくる咳払い。
nekononora
DONEパーバソお題:わがまま
時間:1h
髭さん視点。続きものです。
恋の不満と恋の模様② 夏を経てなぜか海賊仲間のバーソロミュー・ロバーツが円卓の第2席と付き合いだした、らしい。
らしいとついたのは、本人から直接聞いたわけではなく、あくまで噂で知った情報だからだ。
初めてその噂を耳にした時は、へぇ〜、ほぉ、ふぅ〜んで、揶揄えるタイミングがあれば揶揄ってやろうと考え、次に思ったのは、あの円卓の騎士様、あのわがまま姫、持て余さねぇといいけど、というもの。
あいつ、伊達男きどってるが、中身はしっかり海賊。奪う奪われるは当たり前、やられたらやり返すなんならやられる前にやる精神であるし、規則は守るも自分の願望にわりと忠実だ。
騎士様があいつのどの側面に惚れたかは知らねぇが、バーソロの奴、愛想つかされなければいいが。その時、バーソロミューが素直に手放すわけがないのだから。下手すると海賊や円卓連中巻き込んでの大騒動に発展するだろう。
1902らしいとついたのは、本人から直接聞いたわけではなく、あくまで噂で知った情報だからだ。
初めてその噂を耳にした時は、へぇ〜、ほぉ、ふぅ〜んで、揶揄えるタイミングがあれば揶揄ってやろうと考え、次に思ったのは、あの円卓の騎士様、あのわがまま姫、持て余さねぇといいけど、というもの。
あいつ、伊達男きどってるが、中身はしっかり海賊。奪う奪われるは当たり前、やられたらやり返すなんならやられる前にやる精神であるし、規則は守るも自分の願望にわりと忠実だ。
騎士様があいつのどの側面に惚れたかは知らねぇが、バーソロの奴、愛想つかされなければいいが。その時、バーソロミューが素直に手放すわけがないのだから。下手すると海賊や円卓連中巻き込んでの大騒動に発展するだろう。
nekononora
DONEパー→←バソお題:むっつり
時間:1h +1.5h
女性鱒、他鯖がちらりと登場します。捏造たくさんしてます。
掠奪のN“マスター、計画はつつがなく進行。これでK地点の守護はP一人となった。確認だ。私がPの気を引き、マスターは一人K地点に侵入。Nを入手後、離脱、ここから一番近く安全な部屋まで逃走。いいね?”
物陰からK地点を伺うバーソロミューは、横で同じくK地点を伺うマスターに念話で問う。
マスターである少女は真剣な顔で頷いた。
“みんなが協力してくれたんだもの、やり遂げてみせるよバーソロミュー ”
決意をもって答えるその様子は頼もしく、彼女の脳裏にはここまでくるのに協力してくれたサーヴァント達が浮かんでいるのだろう。
まずはBhiの足止めをかってでてくれたカルナ達。Bouの足止めはドレイクでアンとメアリーはK地点にいるキャットを呼び出してくれた。最難関とされたはEmiはクランの猛犬。彼らの協力なくしてはNまで後一歩である、この状況すら作り出せなかっただろう。
6794物陰からK地点を伺うバーソロミューは、横で同じくK地点を伺うマスターに念話で問う。
マスターである少女は真剣な顔で頷いた。
“みんなが協力してくれたんだもの、やり遂げてみせるよバーソロミュー ”
決意をもって答えるその様子は頼もしく、彼女の脳裏にはここまでくるのに協力してくれたサーヴァント達が浮かんでいるのだろう。
まずはBhiの足止めをかってでてくれたカルナ達。Bouの足止めはドレイクでアンとメアリーはK地点にいるキャットを呼び出してくれた。最難関とされたはEmiはクランの猛犬。彼らの協力なくしてはNまで後一歩である、この状況すら作り出せなかっただろう。
nekononora
DONEパーバソお題:恋愛相談
時間:1h +1hぐらい
不思議なお話を目指してみたら、さほど不思議ではなくなった上に、この話だけでは終わらない感じがする。
泡沫は夢の中 ざわざわと人の声と足音と、人が動いて服が擦れたり食器が鳴ったり、様々な音が重なった音が聞こえる。
「……バー……」
その中で、心地の良い低く落ち着きのある音が耳に届く。
「……バー……ミュー」
不鮮明だったそれは次第にはっきりと言葉として形となり、鼓膜を震わせた。
「バーソロミュー」
名を呼ばれた。
そう認識し、一気に情報が目から耳から鼻から肌から五感を通して流れ込んでくる。
目の前にはテーブルを挟んで銀髪の青年、心配そうな顔、背後はテーブルや椅子で食べ物や飲み物を運んでいる店員がいる。耳は周囲に座る客達の話し声や、彼ら彼女らが出す物音を拾い、鼻はテーブルの上に乗る紅茶の匂いを感じ取る。肌は麗らかな日差しと陽気を感じ取り、もうすぐ夏だねと話し合っていたのだったか。
3140「……バー……」
その中で、心地の良い低く落ち着きのある音が耳に届く。
「……バー……ミュー」
不鮮明だったそれは次第にはっきりと言葉として形となり、鼓膜を震わせた。
「バーソロミュー」
名を呼ばれた。
そう認識し、一気に情報が目から耳から鼻から肌から五感を通して流れ込んでくる。
目の前にはテーブルを挟んで銀髪の青年、心配そうな顔、背後はテーブルや椅子で食べ物や飲み物を運んでいる店員がいる。耳は周囲に座る客達の話し声や、彼ら彼女らが出す物音を拾い、鼻はテーブルの上に乗る紅茶の匂いを感じ取る。肌は麗らかな日差しと陽気を感じ取り、もうすぐ夏だねと話し合っていたのだったか。
nekononora
DONEパーバソ♀→パー+バソ♂(入れ替わり)→パーバソ♀お題:君じゃないと嫌、◯◯越し
時間:1h +2h
事前作成
先天的女体化のちの男体化のちの女体化。
バソ♀の方は終わりで、バソ♂の方は次のワンドロにするか、支部にまとめる時に追加するか悩み中。
私と貴方と貴方と私⑤ おはようございます、こんにちは、こんばんは。元は女だけれど並行世界の男と精神が入れ替わちゃったバーソロミュー・ロバーツです。
彼氏である円卓第二席のパーシヴァル・ロバーツに勘違いされてしまい、誤解を解く為に管制室にいた並行世界のパーシヴァル・ロバーツの所に足を運びました。何もなかったと書いてもらう為です。
泣いてません。
えぇ、泣いてません。
そりゃちょっと涙を滲ませていた方が説得力あるかと頑張ってうるうるさせて、まだ手を出してもらえなくて不安でヨヨヨとしたが、そんなものパーシヴァルなら見抜くだろうという前提だ。
そんな演技しなくとも、まったく仕方ないなぁと折れてくれると考えた上での演技だ。
そして誤解は解けて元の世界に帰ったら、『正直に話せば、あちらのパーシヴァルと夜をとぐらつきかけたが、やはり君じゃないと嫌だったよ』とかなんとか良い感じに言って、良い雰囲気を作って、じゃあ一発やろうかの流れにもっていくつもりだった。
4025彼氏である円卓第二席のパーシヴァル・ロバーツに勘違いされてしまい、誤解を解く為に管制室にいた並行世界のパーシヴァル・ロバーツの所に足を運びました。何もなかったと書いてもらう為です。
泣いてません。
えぇ、泣いてません。
そりゃちょっと涙を滲ませていた方が説得力あるかと頑張ってうるうるさせて、まだ手を出してもらえなくて不安でヨヨヨとしたが、そんなものパーシヴァルなら見抜くだろうという前提だ。
そんな演技しなくとも、まったく仕方ないなぁと折れてくれると考えた上での演技だ。
そして誤解は解けて元の世界に帰ったら、『正直に話せば、あちらのパーシヴァルと夜をとぐらつきかけたが、やはり君じゃないと嫌だったよ』とかなんとか良い感じに言って、良い雰囲気を作って、じゃあ一発やろうかの流れにもっていくつもりだった。
nekononora
DONEパーバソ→パーバソ♀(入れ替わり)お題:嘘、◯◯越し
時間:1h +1.5h
事前制作
男性の方。後天的女体化? またもお口が悪いので、◯◯にしてマイルドにしてます。
私と貴方と貴方と私④ 嘘ではない。
そう、嘘はギリギリついていない。
魅力的な女性の身体に入ってしまった男性。
少しこの女性が気になり始めているという風を装っただけだ。
「この女性の事について知りたいのだが……」「入れ替わってしまい、いつ戻れるか分からないんだ。知りたいと思っても不思議はないだろう?」「精神は私でも、肉体は魅力的なバーソロミュー嬢ならば、食の好み等、そちらに寄るかもしれないし、寄せた方が肉体的にいいかもしれないしね」「恋人である君のそばならばリラックスするかと思ったのだが、そうでもないね。精神は私だからか」「彼女の事をもっと知りたくなった」
それに対してパーシヴァルは凍りつくような目線と、身体の芯から冷えるような声で対応してくれた。
4128そう、嘘はギリギリついていない。
魅力的な女性の身体に入ってしまった男性。
少しこの女性が気になり始めているという風を装っただけだ。
「この女性の事について知りたいのだが……」「入れ替わってしまい、いつ戻れるか分からないんだ。知りたいと思っても不思議はないだろう?」「精神は私でも、肉体は魅力的なバーソロミュー嬢ならば、食の好み等、そちらに寄るかもしれないし、寄せた方が肉体的にいいかもしれないしね」「恋人である君のそばならばリラックスするかと思ったのだが、そうでもないね。精神は私だからか」「彼女の事をもっと知りたくなった」
それに対してパーシヴァルは凍りつくような目線と、身体の芯から冷えるような声で対応してくれた。
ganggugui11
PROGRESS硝酸様がご主催されるパーバソ短編集の表紙を描かせていただけることになりましたので、ラフを。鞄がテーマですので、今のところこういうシチュで行こうと思ってます。ロングにするのもありかもしれない。うーん、何せ初めての経験なので、迷う迷う(汗)こっっっっそり文章でも参加予定です。 2
nekononora
DONEパーバソ♀→パー+バソ(中身いれかわり)お題:◯◯越し
時間:1h+1h
先天的女体化からの後天的男体化。別時空デア。
口汚く罵り合う場面がありますが、◯◯で表記してます。
私と貴方と貴方と私③「もう一度! もう一度でいいんだ! あの視線と低い威圧する声で私を罵ってくれ!」
パーシヴァルの前で入れ替わってるー! と叫んでしまったせいで、管制室とメディカルルーム、そして名だたるキャスターに知らせが行き、あれよあれよとバーソロミューの中にいるのが別世界の女のバーソロミューだと判明してしまった。
判明した瞬間から、パーシヴァルの目線は優しくなり、声は柔らかくなってしまった。
せっかく手に入れた宝や玩具を取り上げられた感覚に、バーソロミューはメディカルルーム内で「ちょっと罵ってくれたまえよ!」と叫んだ。
もちろんパーシヴァルは拒否。
そこをなんとか、先っちょだけでいいからと食い下がっていれば、メディカルルームを追い出され、廊下で冒頭のセリフを叫んだ。
2823パーシヴァルの前で入れ替わってるー! と叫んでしまったせいで、管制室とメディカルルーム、そして名だたるキャスターに知らせが行き、あれよあれよとバーソロミューの中にいるのが別世界の女のバーソロミューだと判明してしまった。
判明した瞬間から、パーシヴァルの目線は優しくなり、声は柔らかくなってしまった。
せっかく手に入れた宝や玩具を取り上げられた感覚に、バーソロミューはメディカルルーム内で「ちょっと罵ってくれたまえよ!」と叫んだ。
もちろんパーシヴァルは拒否。
そこをなんとか、先っちょだけでいいからと食い下がっていれば、メディカルルームを追い出され、廊下で冒頭のセリフを叫んだ。
nekononora
PROGRESS「貴方を愛する事はない」の作業進歩3です。パーバソです。なろうファンタジーです。
半年後、離縁予定の旦那様の様子がなにやらおかしいです -3-◆◆◆サラザールは執事として堂々と外にでる◆◆◆
旦那様となったパーシヴァル・ド・ゲールは王都で任務があると、結婚の書類に記入した次の日には屋敷からいなくなっていた。
バーソロミューは新婚早々放置されて嘆く、なんてはずはなく、執事服に身を包み、教えてもらった使用人の通用口から外にでた。
ゲール卿屋敷は町から少しだけ離れた場所にあるのだが、少しだけ潮の香りがする。
今からこの町で暮らすのだというそれだけで口元がニヤケそうになる。
まだだ。
この港町、ちらっと通った時は活気があり、治安も良さそうだったが、見てくれだけ良いだけかもしれない。
しっかりと見極めなくては。
バーソロミューは物陰で執事服から簡素な服に着替える。
6166旦那様となったパーシヴァル・ド・ゲールは王都で任務があると、結婚の書類に記入した次の日には屋敷からいなくなっていた。
バーソロミューは新婚早々放置されて嘆く、なんてはずはなく、執事服に身を包み、教えてもらった使用人の通用口から外にでた。
ゲール卿屋敷は町から少しだけ離れた場所にあるのだが、少しだけ潮の香りがする。
今からこの町で暮らすのだというそれだけで口元がニヤケそうになる。
まだだ。
この港町、ちらっと通った時は活気があり、治安も良さそうだったが、見てくれだけ良いだけかもしれない。
しっかりと見極めなくては。
バーソロミューは物陰で執事服から簡素な服に着替える。
nekononora
DONEパーバソワンドロライパーバソ→パー+バソ♀
前回の続きでお題は過去のものをお借りしました。
お題:『そんなつもりじゃなかった』『挑発』
時間:2h
私と貴方と貴方と私② 昨日、共に寝たはずの体温がない。
いつもは出来る限り、バーソロミューが起きるまで共にいてくれるというのに。
書き置きがあるかとナイトテーブルに手を伸ばそうとして、気がつく。
ここはパーシヴァルの部屋ではない。
ゆっくりと起き上がり、メカクレのグッズを見つけ、目を細めた。
——私の部屋でもない。
グッズには見覚えがある。見覚えのない物もある。そしてなくなっている物も。一つ一つ大切に角度まで考えて配置しているのだ。間違いようがない。私の部屋を真似たようだが、所詮真似でしかない。
あぁしかし、この配置もなかなか。グッズもセンスがいい。是非ともメカクレについて語り合いたいものだ。
そんな事を考え、ふと視線を下にし、流石に思考が一旦止まった。
3971いつもは出来る限り、バーソロミューが起きるまで共にいてくれるというのに。
書き置きがあるかとナイトテーブルに手を伸ばそうとして、気がつく。
ここはパーシヴァルの部屋ではない。
ゆっくりと起き上がり、メカクレのグッズを見つけ、目を細めた。
——私の部屋でもない。
グッズには見覚えがある。見覚えのない物もある。そしてなくなっている物も。一つ一つ大切に角度まで考えて配置しているのだ。間違いようがない。私の部屋を真似たようだが、所詮真似でしかない。
あぁしかし、この配置もなかなか。グッズもセンスがいい。是非ともメカクレについて語り合いたいものだ。
そんな事を考え、ふと視線を下にし、流石に思考が一旦止まった。
nekononora
PROGRESS「貴方を愛する事はありません」のパーバソ進歩②異世界もの、ト卿でます。次回はバソさんの昔語りまでいきたい。
半年後離縁予定の旦那様の様子がなにやらおかしいです -2-◇◇◇パーシヴァル・ド・ゲール17歳の後悔◇◇◇
結婚して2年半が経過した。
王城がある王都での仕事が忙しく、問題ありやロバーツ家と連絡を取り合っているという報告がなかった為、一度とてあの海辺の屋敷に行きはしなかった。
心のどこかで、自分の妻から目を逸らしたかったのか、共にきた執事に任せておけばという気持ちがあったのか、それとも自領とはいえ、あの地にそれほど思い入れがないのが原因か。
あの屋敷はゲール家の別荘だ。
当主である父は違ったが、パーシヴァルは年に一度か二度、行く程度。十歳をこえた辺りからそれもなくなった。
バーソロミューと結婚するにあたり、彼にどこに住んでもらうのか、見張りやすいのはどこかを考えた結果、あの地に決定した。
5835結婚して2年半が経過した。
王城がある王都での仕事が忙しく、問題ありやロバーツ家と連絡を取り合っているという報告がなかった為、一度とてあの海辺の屋敷に行きはしなかった。
心のどこかで、自分の妻から目を逸らしたかったのか、共にきた執事に任せておけばという気持ちがあったのか、それとも自領とはいえ、あの地にそれほど思い入れがないのが原因か。
あの屋敷はゲール家の別荘だ。
当主である父は違ったが、パーシヴァルは年に一度か二度、行く程度。十歳をこえた辺りからそれもなくなった。
バーソロミューと結婚するにあたり、彼にどこに住んでもらうのか、見張りやすいのはどこかを考えた結果、あの地に決定した。
nekononora
PROGRESS「貴方を愛する事はありません」の異世界パーバソの進歩①同姓でも結婚ができ、相手に嫁ぐ方を妻、嫁がれる方を夫と呼ぶ世界だよ。貴族の爵位とかふっわふわ知識です。
半年後、離縁予定の旦那様の様子がなにやらおかしいです -1-◆◆◆プロローグのような何か◆◆◆
バーソロミュー・ロバーツ。
悪名高いロバーツ家の男爵子息、25歳。
引きこもりで教養はなく、腰まで無造作に伸ばした髪は櫛が通らぬほど痛み、髪に隠された顔は二目と見られぬほどに崩れている。声はしわがれ、ヒステリックに叫び、メイドや妹に手を挙げ、暴れる癇癪持ち。
しかもまことしやかに囁かれる噂では気狂いであると。
あのロバーツ家が制御しきれぬ、悪行に利用できもせぬ、せめて不利になるような事はするなと、家に閉じ込め無駄飯をくらわしているそんな男。
そのバーソロミュー・ロバーツは今、数年ぶりに見た、記憶よりもでっぷり太った父親に告げられた決定事項に、言葉を飲み込むのに必死になっていた。
3745バーソロミュー・ロバーツ。
悪名高いロバーツ家の男爵子息、25歳。
引きこもりで教養はなく、腰まで無造作に伸ばした髪は櫛が通らぬほど痛み、髪に隠された顔は二目と見られぬほどに崩れている。声はしわがれ、ヒステリックに叫び、メイドや妹に手を挙げ、暴れる癇癪持ち。
しかもまことしやかに囁かれる噂では気狂いであると。
あのロバーツ家が制御しきれぬ、悪行に利用できもせぬ、せめて不利になるような事はするなと、家に閉じ込め無駄飯をくらわしているそんな男。
そのバーソロミュー・ロバーツは今、数年ぶりに見た、記憶よりもでっぷり太った父親に告げられた決定事項に、言葉を飲み込むのに必死になっていた。