mochitalian
DONE隊長で稼げているんだしさ、個室でご飯を食べて欲しいな!!!いやでもそこら辺で入った飲食店で(自分がモブ隊士で)ばったり遭遇したいし、お互いに料理を作りあって欲しい1枚目……イメージ
2枚目……ラフ
3枚目……下書き
4枚目……背景を書いたよ
5枚目……雛森を書いたよ
6枚目……日番谷を書いたよ
7枚目……加工して終わり 7
レイン
PAST『愛恋華』後半は別にアップロードしてます💦
日雛恋物語3部作の最終話。
読み切りなので全2作を読んでいなくても大丈夫です。
恋に不器用な二人の一生懸命な姿を是非お楽しみください。
遠い過去に出した日雛本のweb再録。
今以上に絵が下手です💦 46
レイン
DONE2022年12月17日開催日雛webオンリーイベント『雲とスイカとカキ氷』のデジタルパンフレット高画質verです。
サークル参加者様のサークルカット(任意)はもちろんのこと、イベント企画として、リクエストを募集しその中からコミカライズさせて頂いた漫画や、Twitterでアンケートで投票率1位になった二人の服装のイラストが表紙になっています。 11
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DONE夏に書いた水着話を加筆修正しました2022.12.17
魅惑の渚燦々と照りつけてきてじりじりと肌を焼く日差しを手を翳して遮る。日番谷は氷の使い手だけあって暑さが苦手だ。
出来ることならば潮の香りのする砂浜を立ち去って空気の冷えた室内へ移りたいと思う。思うけれどそれだけだ。一人だったならそもそもこんなところには来なかっただろう。けれど、一人ではないから日陰でもないこの場所で準備を終えるのを待っている。
額から流れ落ちる汗を翳した手で拭っていると、己を呼ぶ声が聞こえた。
「日番谷くん!」
声の方へ頭を向けると、お待たせーと帽子を手で押さえながら雛森が駆け寄ってくる。
海にきているのだから勿論、その姿は水着だった。
白とオレンジという配色で、腕や腹や脚の健康的な肌が惜しげもなく晒されている。普段は肌を晒すことない着物を着ているから、見慣れぬ姿に時が止まった。
2473出来ることならば潮の香りのする砂浜を立ち去って空気の冷えた室内へ移りたいと思う。思うけれどそれだけだ。一人だったならそもそもこんなところには来なかっただろう。けれど、一人ではないから日陰でもないこの場所で準備を終えるのを待っている。
額から流れ落ちる汗を翳した手で拭っていると、己を呼ぶ声が聞こえた。
「日番谷くん!」
声の方へ頭を向けると、お待たせーと帽子を手で押さえながら雛森が駆け寄ってくる。
海にきているのだから勿論、その姿は水着だった。
白とオレンジという配色で、腕や腹や脚の健康的な肌が惜しげもなく晒されている。普段は肌を晒すことない着物を着ているから、見慣れぬ姿に時が止まった。
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PAST昔書いたお昼寝小話横のと合わせて昼寝三作品になりました。
ぽかぽか日和ぽかぽかと暖かな陽気。
そよそよと木々を揺らす柔らかな風。
「ねぇねぇ日番谷くん!」
ウトウトとまどろみの中にいた日番谷はそのはしゃいだ声音に夢うつつから引き戻された。
「……何だよ……」
折角良い気分で眠りにつけそうだったのに、と掠れた不機嫌真っ只中の声を出されたにも関わらず、雛森は動じない。
「見てみてあの雲!」
日番谷とは違い座り込んでいる雛森の腕が日番谷の視界にすっと入り込み、寝転がっている為普段よりも遠く広がる青空に向けて伸ばされた。そして、ある一点を更にピンと突き立てられた人差し指が指し示す。
「鯛焼きみたい!」
ああ、確かに見ようと思えば見えなくもないが、何でよりによって鯛焼き。もっと良い表現はなかったのか。それよりも、あの雲が鯛焼きみたいだと伝える為だけに自分は眠りを妨げられたのか。
1278そよそよと木々を揺らす柔らかな風。
「ねぇねぇ日番谷くん!」
ウトウトとまどろみの中にいた日番谷はそのはしゃいだ声音に夢うつつから引き戻された。
「……何だよ……」
折角良い気分で眠りにつけそうだったのに、と掠れた不機嫌真っ只中の声を出されたにも関わらず、雛森は動じない。
「見てみてあの雲!」
日番谷とは違い座り込んでいる雛森の腕が日番谷の視界にすっと入り込み、寝転がっている為普段よりも遠く広がる青空に向けて伸ばされた。そして、ある一点を更にピンと突き立てられた人差し指が指し示す。
「鯛焼きみたい!」
ああ、確かに見ようと思えば見えなくもないが、何でよりによって鯛焼き。もっと良い表現はなかったのか。それよりも、あの雲が鯛焼きみたいだと伝える為だけに自分は眠りを妨げられたのか。
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DONE新作小話2022.12.17
想いあふれて少し遅めの昼飯を食堂へと食べに行った帰りに日番谷は、その姿を見つけた。
人気のない木の陰で眠りこける雛森を。
おそらく休憩中なのだろう。すやすやと静かに眠っていた。傍らに本が落ちているから、読んでいる最中に寝落ちした、というところか。
「のんきに昼寝してていいのかよ、副隊長」
しゃがみこみ寝顔を覗きながら語りかけるように呟いた声にも反応はない。
たしかに今日は昼寝日和だ。ぽかぽかと陽は温かく、風はそよそよと凪いでいる。木陰は心地よい気温に包まれていて、ここにいれば眠くなってくるのもわかる。
「しっかし、よく寝てるなー」
気配を消した覚えのない日番谷が近づいたことにも気づかないほどに。こんな間近で声を出しても起きる素振りひとつない。それでいいのか副隊長。
957人気のない木の陰で眠りこける雛森を。
おそらく休憩中なのだろう。すやすやと静かに眠っていた。傍らに本が落ちているから、読んでいる最中に寝落ちした、というところか。
「のんきに昼寝してていいのかよ、副隊長」
しゃがみこみ寝顔を覗きながら語りかけるように呟いた声にも反応はない。
たしかに今日は昼寝日和だ。ぽかぽかと陽は温かく、風はそよそよと凪いでいる。木陰は心地よい気温に包まれていて、ここにいれば眠くなってくるのもわかる。
「しっかし、よく寝てるなー」
気配を消した覚えのない日番谷が近づいたことにも気づかないほどに。こんな間近で声を出しても起きる素振りひとつない。それでいいのか副隊長。
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DONE1217の日記念に去年書いた話。一部修正しました。2021.12.17/2022.12.17
大好きなあなたに十二月も半ばを過ぎ、年末特有の忙しなさが本格的となってきた瀞霊廷。
十番隊の隊主室前では、五番隊の副隊長が困っていた。所属と名前を告げて声をかけたにも関わらず中から返事が来ないのだ。通常なら、隊長から入れと許可が出るか、副隊長が軽く返事をして扉を開けて迎え入れてくれる。いつもならそうであるはずなのに、と今一度声をかけたが返事が来ない。
大抵どちらかは居るはずなのだが二人とも出払っていて本当に誰もいないのかもしれない。それならそれで出直そうか、それともこの書類だけ置いてメモでも残しておこうか。
他の隊ならば絶対にしないが、十番隊は勝手知ったる仲だから別だ。勝手に入っても怒りはしないだろう。
ふぅとため息をついて仕方ないよねと扉を開けた。
2074十番隊の隊主室前では、五番隊の副隊長が困っていた。所属と名前を告げて声をかけたにも関わらず中から返事が来ないのだ。通常なら、隊長から入れと許可が出るか、副隊長が軽く返事をして扉を開けて迎え入れてくれる。いつもならそうであるはずなのに、と今一度声をかけたが返事が来ない。
大抵どちらかは居るはずなのだが二人とも出払っていて本当に誰もいないのかもしれない。それならそれで出直そうか、それともこの書類だけ置いてメモでも残しておこうか。
他の隊ならば絶対にしないが、十番隊は勝手知ったる仲だから別だ。勝手に入っても怒りはしないだろう。
ふぅとため息をついて仕方ないよねと扉を開けた。
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DONE水着の記念にこの後着てろってパーカー渡されて2人で並んでかき氷食べて飛ばされた帽子を日番谷くんが取りに行きますっていうのを書ければ書きたい
書きました→「魅惑の渚」
渚のあの子燦々と照りつけてくる日差しを手を翳して遮る。日番谷は氷の使い手だけあって暑さが苦手だ。出来ることなら潮の香りのする砂浜を立ち去って空気の冷えた室内へ移りたいと思う。思うけれどそれだけだ。一人だったならそもそもこんなところには来なかっただろう。けれど、一人ではないから日陰でもないこの場所で準備を終えるのを待っている。額から流れる汗を翳した手で拭っていると、呼びかける声が聞こえた。
「日番谷くん!」
声の方へ頭を向けると、お待たせーと帽子を手で押さえながら雛森が駆け寄ってくる。
海にきたのだからその姿は水着だった。白とオレンジという配色で、腕や腹や脚の健康的な肌が惜しげもなく晒されている。普段は肌を晒すことない着物を着ているから、見慣れぬ姿に時が止まった。
973「日番谷くん!」
声の方へ頭を向けると、お待たせーと帽子を手で押さえながら雛森が駆け寄ってくる。
海にきたのだからその姿は水着だった。白とオレンジという配色で、腕や腹や脚の健康的な肌が惜しげもなく晒されている。普段は肌を晒すことない着物を着ているから、見慣れぬ姿に時が止まった。
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DONE大遅刻の2022年雛森誕生日話雛森さんお誕生日おめでとう!ございました
6月中にぎりぎり間に合いました
しあわせのありか「美味しかったね!」
雛森の誕生日だから、と日番谷と終業後に予定を合わせ、共に食事をした帰り道。
隊長各御用達のその店は多少格式張るものの、個室で二人きりで落ち着いて食事をし、味も見た目も華やかな料理に舌鼓を打つには打ってつけだった。
そのような店なので出される料理も酒もどれも特別に美味しかったけれども、いつもより会話に沈黙が多くてぎこちない空間だった。
日番谷の口数が格段に少ない。誘ってきたのは日番谷の方だというのに、どことなく上の空でピリピリとしていた。今更二人きりにも店の雰囲気にも緊張するわけがないから、彼がおかしい。
流れる緊張感、その空気に呑まれたのか少しばかり肩が張っていたようで。だから店を出て窮屈さから解放されたかのように大き目の声が出た。
2452雛森の誕生日だから、と日番谷と終業後に予定を合わせ、共に食事をした帰り道。
隊長各御用達のその店は多少格式張るものの、個室で二人きりで落ち着いて食事をし、味も見た目も華やかな料理に舌鼓を打つには打ってつけだった。
そのような店なので出される料理も酒もどれも特別に美味しかったけれども、いつもより会話に沈黙が多くてぎこちない空間だった。
日番谷の口数が格段に少ない。誘ってきたのは日番谷の方だというのに、どことなく上の空でピリピリとしていた。今更二人きりにも店の雰囲気にも緊張するわけがないから、彼がおかしい。
流れる緊張感、その空気に呑まれたのか少しばかり肩が張っていたようで。だから店を出て窮屈さから解放されたかのように大き目の声が出た。
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CAN’T MAKE尻切れトンボ2016.08.08
髪を伸ばしたあなたに「また伸ばしてるんだな、髪」
さらりと梳いた髪は確かな量でもって手からこぼれ落ちた。あの時にこれが決意だと切り落とした髪は、またお団子が結えるくらいには長くなった。さらさらの長めの黒髪が背に流れるのを見るのは久しぶりだ。
長くはなったものの結い方は変わっていて、あの頃のように高くキュッと結い上げることはもうしないようだけれど。
あの頃の、気を抜くことなく引き締めていたお団子とは違い、緩く丸めて纏められた髪は気を抜けるようになった証拠のようで、良い隊長に恵まれたんだなと改めて思う。
「決別、できたからね」
ふわりと笑んだその顔に嘘はなかった。
髪を切り落としてから随分と月日が経った。その間に吹っ切ることができたということで。もう、囚われることはないのだろう。
398さらりと梳いた髪は確かな量でもって手からこぼれ落ちた。あの時にこれが決意だと切り落とした髪は、またお団子が結えるくらいには長くなった。さらさらの長めの黒髪が背に流れるのを見るのは久しぶりだ。
長くはなったものの結い方は変わっていて、あの頃のように高くキュッと結い上げることはもうしないようだけれど。
あの頃の、気を抜くことなく引き締めていたお団子とは違い、緩く丸めて纏められた髪は気を抜けるようになった証拠のようで、良い隊長に恵まれたんだなと改めて思う。
「決別、できたからね」
ふわりと笑んだその顔に嘘はなかった。
髪を切り落としてから随分と月日が経った。その間に吹っ切ることができたということで。もう、囚われることはないのだろう。
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DONE182cmに興奮して書いた小話を書き直したものキャラ崩壊してる気がそこはかとなくします
2020.12.17
身長の話「日番谷くん身長伸びたよねえ」
目の前にいる雛森が背伸びをしながら片腕を伸ばした。水平にした手のひらを俺の頭上へ届かせたいみたいだが、その手は額をかすめるだけで届かない。
「もう随分前に追い越してただろ」
「そうなんだけど、成長もやっと止まったみたいだから、確認?」
「なんだよ確認って」
憮然とした顔をしてしまうのは仕方のないことだろう。
雛森の背は、もう何年も前に追い越した。
それが何年越しの悲願達成だったろうか。
出会った時からずっと、こいつよりも高くと願ってやまなかったのになかなか伸びなかった背丈。
伸びないことでいつまでもガキ扱いされるのが嫌で仕方がなかった。周りのおっさんたちにガキ扱いされることよりも、好きな女に弟扱いされることがどれだけ堪えたか。
1736目の前にいる雛森が背伸びをしながら片腕を伸ばした。水平にした手のひらを俺の頭上へ届かせたいみたいだが、その手は額をかすめるだけで届かない。
「もう随分前に追い越してただろ」
「そうなんだけど、成長もやっと止まったみたいだから、確認?」
「なんだよ確認って」
憮然とした顔をしてしまうのは仕方のないことだろう。
雛森の背は、もう何年も前に追い越した。
それが何年越しの悲願達成だったろうか。
出会った時からずっと、こいつよりも高くと願ってやまなかったのになかなか伸びなかった背丈。
伸びないことでいつまでもガキ扱いされるのが嫌で仕方がなかった。周りのおっさんたちにガキ扱いされることよりも、好きな女に弟扱いされることがどれだけ堪えたか。
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MOURNING〜〜ブレソル副隊長交換の日雛会話後から〜〜続きはないので唐突に終わる書きたいとこだけ書いたもの
2017.05.17
副隊長交換十番隊「ま、それは松本からの報告を待つとして、だ……雛森」
「ん?」
「この時間に終われたからな。飯でも食いに行くか?」
「えっ……行く!」
「何食いたいか考えとけよ。俺はこの書類出してくる」
なにを食べよう、一緒に食事なんて久しぶりだとウキウキした気持ちでいたら、その言葉を言われた時には日番谷の足は廊下を一歩踏み出したところだった。雛森は、あたしが行くのにという言葉をすんでのところで呑み込んで、あわてて開いた戸に駆け寄る。
「日番谷くんありがとう。いってらっしゃい!」
背にかかったいってらっしゃいの声に日番谷はひらひらと手のひらを靡かせた。
いってらっしゃいってこんな嬉しいものだったか?
首を傾げながら歩く足取りは日番谷にしては珍しく弾んでいる。
523「ん?」
「この時間に終われたからな。飯でも食いに行くか?」
「えっ……行く!」
「何食いたいか考えとけよ。俺はこの書類出してくる」
なにを食べよう、一緒に食事なんて久しぶりだとウキウキした気持ちでいたら、その言葉を言われた時には日番谷の足は廊下を一歩踏み出したところだった。雛森は、あたしが行くのにという言葉をすんでのところで呑み込んで、あわてて開いた戸に駆け寄る。
「日番谷くんありがとう。いってらっしゃい!」
背にかかったいってらっしゃいの声に日番谷はひらひらと手のひらを靡かせた。
いってらっしゃいってこんな嬉しいものだったか?
首を傾げながら歩く足取りは日番谷にしては珍しく弾んでいる。