えみった
進步朝菊ちゃんバンドパロ。とりあえず書けたところまで。オフィス職員としてモブキャラがいます。いろいろ調整中。and after all.雑踏の中で、少年が大きな楽器ケースを背負って歩いている。ショートヘアで、ブルネットとは違う、光を通さない黒髪。身につけているものは上から下まで全て黒で、そこだけ異質、まるで大きなカラスが歩いているようだった。高校生くらいかもしれない。行き交う人より頭半分ほど小柄にも関わらず、誰とも接触せず、器用にすいすいと進んでいる。
交差点に行き着くと四方を見回し、しばらく考えた様子のあと、少年は老夫婦に話しかけた。身振り手振りでしばらくやりとりしたあと、老夫婦は笑顔で手を振り、少年は頭を下げた。日本人だ。日本で育って、つい最近ここへ来た日本人。確実に、たぶん。
「…あいつだ」
向かいの通りの店先から緑色の瞳を通して一部始終を眺めていた男は、感心したように呟くと、改めて少年カラスの動きを追う。
15124交差点に行き着くと四方を見回し、しばらく考えた様子のあと、少年は老夫婦に話しかけた。身振り手振りでしばらくやりとりしたあと、老夫婦は笑顔で手を振り、少年は頭を下げた。日本人だ。日本で育って、つい最近ここへ来た日本人。確実に、たぶん。
「…あいつだ」
向かいの通りの店先から緑色の瞳を通して一部始終を眺めていた男は、感心したように呟くと、改めて少年カラスの動きを追う。
ruri
供養曲の歌詞で朝菊ちゃん(と三次創作)漫画描いてたやーつー。1・2枚目(ナンチャラLOVERって言う曲)、3〜6枚目(MY EYES AND YOUR EYESって言う曲)、7枚目は単体(Opheliaって言う曲三次創作)、8〜13枚目(無限LOOPって言う曲三次創作)、14〜17枚目(FRAMEって言う曲)でセットです。 17ruri
供養ただの落書き1枚絵供養集。3枚目以降私のところの絶対服を脱がない淫魔菊さんの朝菊ちゃん設定のやーつー(すごく古い)というか1ミリもアーサーさんいないですね??(でも朝菊ちゃんと言い張る) 10ruri
過去的昔書いたやつ⑰生まれ変わってもいつかまた。昔、ある国の話。アーサーという美形のヴァンパイアがいた。余りの美しさに、アーサーが住んでいた町の女達は自らアーサーに己の血を与えていた。
その事が深刻化し、困った町の住民達はアーサーに一人の人間を生贄として捧げた。その人間の名前は菊。菊は男性なのだが、女の服を着せたれた。その姿はどう見ても女にしか見えなかった。そして、菊は不治の病を患っていた。そう、菊は厄介払いの存在だったのだ。
菊は、精神的にも肉体的にも重い足取りで、アーサーの居る所に向かった。
「へえ、お前が菊か」
振り返ると、アーサーがいた。菊はアーサーの美しい容姿に見惚れてしまった。白い肌、ブロンドの髪、エメラルドの瞳、そしてそれらを引き出させる特徴的な眉毛。女性が彼に血を差し出すことも仕方ない容姿だ。
2007その事が深刻化し、困った町の住民達はアーサーに一人の人間を生贄として捧げた。その人間の名前は菊。菊は男性なのだが、女の服を着せたれた。その姿はどう見ても女にしか見えなかった。そして、菊は不治の病を患っていた。そう、菊は厄介払いの存在だったのだ。
菊は、精神的にも肉体的にも重い足取りで、アーサーの居る所に向かった。
「へえ、お前が菊か」
振り返ると、アーサーがいた。菊はアーサーの美しい容姿に見惚れてしまった。白い肌、ブロンドの髪、エメラルドの瞳、そしてそれらを引き出させる特徴的な眉毛。女性が彼に血を差し出すことも仕方ない容姿だ。
VonPoesie
完畢某方のお誕生日のお祝いに差し上げた同人誌です。トンチキポンコツ惚れ薬でズンドコする朝菊です!
軽い気持ちで読んでください
惚れ薬の効果効能にご注意ください「で、できた……!」
完成した液体をカーテンの隙間から差し込む光に掲げると、瓶の中でとろんと淡くピンク色に発光する液体が悩まし気に揺らめいた。これは調合成功時特有の反応だ。
そう、何を隠そうこれは我が家に伝わる秘伝の魔法の書にあった『惚れ薬』だ。
勘違いされては困るが、俺はかなりモテる方だ。容姿は整っているし、成績も優秀の生徒会長で由緒正しい家の生まれで将来も有望。
ならばなぜこんな惚れ薬など作っているのか。いや、作ってしまったのか。
「うわっ、空気が邪悪で陰湿! また怪しげな黒魔術でもやってたのかよ」
ノックもなしに、見慣れた髭野郎が生徒会室の倉庫部屋にズカズカと入り込み。窓を開けた。
この男は腐れ縁のフランシス。俺はこいつのことを生まれた時から嫌いだが、同じ学校の生徒会の副会長としてなぜかこうして一緒に仕事をしている。
15826完成した液体をカーテンの隙間から差し込む光に掲げると、瓶の中でとろんと淡くピンク色に発光する液体が悩まし気に揺らめいた。これは調合成功時特有の反応だ。
そう、何を隠そうこれは我が家に伝わる秘伝の魔法の書にあった『惚れ薬』だ。
勘違いされては困るが、俺はかなりモテる方だ。容姿は整っているし、成績も優秀の生徒会長で由緒正しい家の生まれで将来も有望。
ならばなぜこんな惚れ薬など作っているのか。いや、作ってしまったのか。
「うわっ、空気が邪悪で陰湿! また怪しげな黒魔術でもやってたのかよ」
ノックもなしに、見慣れた髭野郎が生徒会室の倉庫部屋にズカズカと入り込み。窓を開けた。
この男は腐れ縁のフランシス。俺はこいつのことを生まれた時から嫌いだが、同じ学校の生徒会の副会長としてなぜかこうして一緒に仕事をしている。
VonPoesie
公告ほしまつ5再開催おめでとうございます!折角のほしまつ5の再開催に何もないのは寂しい気がしたので、ほしまつ用に描いた絵をネットプリントに登録してみました。
ファミマで2/1まで(ユーザー番号:3EQDHTH9MC)
セブンイレブンで1/18まで(予約番号: HZ7P736P)
印刷していただけます。
QRコードをかざしていただくか、コードを入力してください。
よろしくお願い致します。
VonPoesie
完畢ほしまつ5の当日小説企画にて、「World Stars 92設定の朝菊」で参加させていただきました。こちらでも展示させていただきます。
一部誤脱等を修正しております。
改めまして、運営様、すてきな企画に参加させていただきありがとうございました!
【ほしまつ5展示】「変わらぬものも変わるもの」 大学最後の冬休み。五年ぶりに、祖母の家に訪れた。
別に来たくなくて来なかったわけではない。流行り病だとか、就職活動だとか、様々なことが重なって五年も経ってしまっていたのである。
祖母の家は、絵に描いたような昔ながらの平屋建ての家で、私が小学生の頃までは共に生活していたが、父親の転勤に伴いこの家からも離れた。今では祖母は愛犬のシバ(柴犬である)と一緒に一人と一匹で生活をしている。
五年で様々なことが変わった。高校生で大学受験に怯えていた私はなんと企業に内定を貰ったし、猫型ロボットがウエイターをしていても驚かなくなったし、一日で最高気温が十度以上変わっても何とか生き延びた。
祖母は歳の割にはよく動き、気も強い。今朝もシバの散歩をしてやれと朝五時に私を叩き起こした。私は逆らうこともせずに、眠い眼を擦って祖母の気に入りのバンダナを付けたシバを連れて家を出た。
3146別に来たくなくて来なかったわけではない。流行り病だとか、就職活動だとか、様々なことが重なって五年も経ってしまっていたのである。
祖母の家は、絵に描いたような昔ながらの平屋建ての家で、私が小学生の頃までは共に生活していたが、父親の転勤に伴いこの家からも離れた。今では祖母は愛犬のシバ(柴犬である)と一緒に一人と一匹で生活をしている。
五年で様々なことが変わった。高校生で大学受験に怯えていた私はなんと企業に内定を貰ったし、猫型ロボットがウエイターをしていても驚かなくなったし、一日で最高気温が十度以上変わっても何とか生き延びた。
祖母は歳の割にはよく動き、気も強い。今朝もシバの散歩をしてやれと朝五時に私を叩き起こした。私は逆らうこともせずに、眠い眼を擦って祖母の気に入りのバンダナを付けたシバを連れて家を出た。
VonPoesie
供養「偶像と崇拝」をBOOTHでご購入頂いた方に付けたおまけSSのPart3です。お兄さんがテレビで朝菊を見てアーサーにドン引きする話です。
よろしくお願いします。
ご購入頂いた方々ありがとうございました! 4
VonPoesie
供養『偶像と崇拝』をBOOTHでお買い上げの方にお付けしたおまけSSです。アーサーが本田菊の写真集を買いに行く話です。
大きなネタバレはありませんが、本編中の二人の閑話になりますので読了後の方がお楽しみいただけるとは思います。
そんなにイチャイチャもしてません。どちらかといえばギャグです。
よろしくお願い致します。 4
VonPoesie
完畢ふた茶25で発行した「偶像と崇拝」のおまけの小話です。通販でお早めにご購入頂いた方につけたペーパーになります。本編後のお話になりますので、本編読了後にお読みいただければと思います。
本田さんがぐるぐる考える、ちょっと(私が)恥ずかしい感じの話です。
よろしくお願い致します。 3
ruri
未畫完初っ端から展開が思いつかなくて放置したもの。めっちゃアーサーさんが鬼畜なやつだったはずだけど私がそんなものかけるわけがない。
ヤンデレ生徒会長君による不感症オタク君への調教生活(仮)同じクラスの本田菊とこの間恋人になった。俺はこの上ない幸せ者だろう。彼と沢山デートして、キスをして、ハグをして、セックスをして。頭の中で考えるだけでも、彼の反応はきっと可愛らしいものだろう。
──彼が不感症と分かるまでは。
「んんんっふあ…」
「きく、気持ちいい?」
「くすぐったいです」
「そうか」
「菊、今日はこれで試してみよう」
「……これは……」
「バイブ」
190──彼が不感症と分かるまでは。
「んんんっふあ…」
「きく、気持ちいい?」
「くすぐったいです」
「そうか」
「菊、今日はこれで試してみよう」
「……これは……」
「バイブ」
ruri
過去的昔書いたやつ⑮極西の王子と極東の従者 ブリタニア王国第四王子の俺、アーサー・カークランドにはたった一人のメイドがいる。そのメイドは東洋の島国出身で、元暗殺者。俺より八歳も年上だけどとっても可愛い。そんなメイドの名前は本田菊。俺の大切な人で、大好きな人だ。
出会いは俺がまだ七歳の時だ。菊は十五歳で、父親が俺につけてくれた。俺が妾の母親の子だった所為かそれまでずっと乳母にお世話をしてもらっていた。だから、たった一人の菊を貰った時は嬉しかった。
「初めまして、アーサー様。私は菊です」
「はじめましてっきく」
この時は十五歳の菊がとても大人に見えた。可愛くて美して凛としてて……。俺は一目見ただけで大好きになっていた。
「きくぅ……ぐすっ」
「アーサー様!?どうなされたんですか、その傷!」
1619出会いは俺がまだ七歳の時だ。菊は十五歳で、父親が俺につけてくれた。俺が妾の母親の子だった所為かそれまでずっと乳母にお世話をしてもらっていた。だから、たった一人の菊を貰った時は嬉しかった。
「初めまして、アーサー様。私は菊です」
「はじめましてっきく」
この時は十五歳の菊がとても大人に見えた。可愛くて美して凛としてて……。俺は一目見ただけで大好きになっていた。
「きくぅ……ぐすっ」
「アーサー様!?どうなされたんですか、その傷!」
ruri
過去的昔書いたやつ⑭ご主人様とメイドさん1
薔薇で囲まれた大きな屋敷に探偵のアーサーがいた。そしてそこで使えているたった一人のメイドの菊。大きな屋敷にはその二人しかいなかった。その二人だけで十分だ。
「旦那様、今日も何かの事件ですか」
「ん?ああ。殺人事件だ」
「そろそろ私を頼るのは止めて下さいませんか?旦那様は謎を解いていないというのに」
「解いているけど?お前がいっつも口出ししてその結果、お前が言った答えが正解だっただけだが」
「旦那様は頭は良いですが馬鹿ですから。発想能力が無いんです」
「誰が馬鹿だって?」
こんな感じだ、また。俺はいっつも菊に振り回されている。でもなぁ……。嫌いになれねーんだよな。顔は俺好みだし、闇みたいな艶のある綺麗な髪と瞳。そして、すげーいい匂いがする。
4372薔薇で囲まれた大きな屋敷に探偵のアーサーがいた。そしてそこで使えているたった一人のメイドの菊。大きな屋敷にはその二人しかいなかった。その二人だけで十分だ。
「旦那様、今日も何かの事件ですか」
「ん?ああ。殺人事件だ」
「そろそろ私を頼るのは止めて下さいませんか?旦那様は謎を解いていないというのに」
「解いているけど?お前がいっつも口出ししてその結果、お前が言った答えが正解だっただけだが」
「旦那様は頭は良いですが馬鹿ですから。発想能力が無いんです」
「誰が馬鹿だって?」
こんな感じだ、また。俺はいっつも菊に振り回されている。でもなぁ……。嫌いになれねーんだよな。顔は俺好みだし、闇みたいな艶のある綺麗な髪と瞳。そして、すげーいい匂いがする。
ruri
未畫完めっちゃ(2年ほど)放置してるやーつーいつか完成させたい
配信者のアーサーさんと視聴者の菊さんの話30歳に届きそうなサラリーマンである本田菊にはある好きな配信者がいる。名前はArthur。顔は殆ど出ないが、紅茶のおすすめ等を紹介している配信者だ。
週に一回配信されるそのArthurの動画を見ることが、社畜気味の菊にとって癒やされる時間だった。
何より彼の声が好きなのだ。程よい低音で、聞き取りやすい。
後はArthurの説明は分かりやすい。動画で美味しい紅茶の淹れ方を実践してみると、同じ茶葉でもいつもより美味しく作ることが出来た。
菊にとってArthurの配信はとても好きなのだが、有名では無い。(ただ殆ど絶対的なファンなので極端に再生回数が変わらない)菊は有名になって欲しいような欲しくないような気持ちだった。とある配信で彼のリスナーの質問で『俺は有名にならなくてもいいかな。むしろ知る人ぞ知る穴場の店くらいで丁度いいんだ』と言っていたので、少し安心した。
1708週に一回配信されるそのArthurの動画を見ることが、社畜気味の菊にとって癒やされる時間だった。
何より彼の声が好きなのだ。程よい低音で、聞き取りやすい。
後はArthurの説明は分かりやすい。動画で美味しい紅茶の淹れ方を実践してみると、同じ茶葉でもいつもより美味しく作ることが出来た。
菊にとってArthurの配信はとても好きなのだが、有名では無い。(ただ殆ど絶対的なファンなので極端に再生回数が変わらない)菊は有名になって欲しいような欲しくないような気持ちだった。とある配信で彼のリスナーの質問で『俺は有名にならなくてもいいかな。むしろ知る人ぞ知る穴場の店くらいで丁度いいんだ』と言っていたので、少し安心した。
ruri
過去的昔書いたやつ⑨大昔に書いた朝菊ちゃんハリポタパロ何かが始まった日(朝菊ハリポタパロ)
Side:A(アーサー)
アーサー・カークランドはマグルが嫌いだ。特に東洋の。元々、嫌いだったが、本田菊という日本人の所為で色々とペースを乱されていたからだ。菊は、アーサーにやたら構ってくる。他の生徒はアーサーを見た途端、後ろに引きさがるというのに。まぁ、まぐる、それも東洋人なら仕方ないかもしれない。
アーサーの家系は魔法界では有名なカークランド家。彼は四男だ。だが、魔力は兄弟の誰よりも強いと言われている。そんな彼の周りは、純潔の魔法使いこそが至高という信念を持っているスリザリン生徒。そして、上級階級の女子生徒だった。しかし、友達はいない。誰も信用していない。信じれるのは自分自身だけ。
5100Side:A(アーサー)
アーサー・カークランドはマグルが嫌いだ。特に東洋の。元々、嫌いだったが、本田菊という日本人の所為で色々とペースを乱されていたからだ。菊は、アーサーにやたら構ってくる。他の生徒はアーサーを見た途端、後ろに引きさがるというのに。まぁ、まぐる、それも東洋人なら仕方ないかもしれない。
アーサーの家系は魔法界では有名なカークランド家。彼は四男だ。だが、魔力は兄弟の誰よりも強いと言われている。そんな彼の周りは、純潔の魔法使いこそが至高という信念を持っているスリザリン生徒。そして、上級階級の女子生徒だった。しかし、友達はいない。誰も信用していない。信じれるのは自分自身だけ。