Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    #軌跡

    locus

    ゆきこ

    DOODLE支援課でロイド君のスーツを選ぶ話。昨日はスーツセレクトの日でもあったらしいので一日遅れだけど落書きしたやつ。時期は零の記念祭より少し前くらい?ロイド君のスーツ姿が見たいと思いつつ書いたけど、結局スーツ着てない(汗)というどうしようもない話です。
    なお、ロイド君は私服も割とラフ、ランディについては結構お洒落というか、スーツの一着くらい持ってそうだなあというイメージで書いておりますのでご了承ください。
    「そう言えば、ロイドのスーツ姿って見たことない気がするわね?」

    エリィのその一言に支援課のメンバーの視線はロイドに集中し、俺?とロイドは首を傾げる。

    「急にどうしたんだ?エリィ」
    「いえ、ふと思い浮かんだだけなのだけど。でも実際、いつもラフというか、動きやすい格好が多いわよね?ランディは持ってるみたいだけれども」
    「まあ、こういう仕事だからなあ。うーん。警察学校ではきちんと制服を着てたけど、それ以外となると確かにあまり着たことはないかもしれない。そういう機会もなかったし」
    「そう。…なら、この機会に一着、誂えてみない?持っていて損はないと思うし」

    ロイドは別にいいよ、と手を振るが、いつになく強く言うエリィに押し負けて、近いうちに百貨店へ行こうという事になる。
    1518

    ゆきこ

    DOODLE黎の軌跡をクリアしたので、発売日に投げてた主人公組が邂逅する小噺を書き直してみたもの。しかし上手くまとまらなかった気がする。まあ、こんな事があれば良いなという遊び半分の落書きなので細かいところは気にしないでください。ついでに元の話も後の方に一緒に投げておきます。こっちのが勢いはある気がする。
    某月某日、クロスベル空港にて。

    「あ、ロイド君、リィン君っ!久しぶりね、元気だった?」

    リベールからの飛行船が到着した空港ロビーにて。
    明るい栗色の髪の女性、エステルが、ロビーにいた2人組にブンブンと大きく手を振りながら呼びかける。
    その様子に、相変わらずだなあ、と答えたのは茶髪の少し癖っ毛の青年、ロイドで、変わりないよ、と答えたのは、エステルより少し先に到着していた黒髪の青年、リィンだった。
    3人は久しぶりの再会を喜び、そのままそこで話に花を咲かせ始める。

    「共和国ではテロとか色々あったらしいわね。レンから話を聞いたわ」
    「ああ。クロスベルでも対応に追われたけど、どうにか解決したようでほっとしてるよ」
    「俺の方も、交換留学でアラミスに行っている生徒の1人が巻き込まれたっていうんで心配したけど、何とかなって良かった。それで、今回俺たちが集まる事になったのは、その時尽力した人を紹介したいから、だったか?フィーから突然連絡が来て驚いたけど」
    2912

    ゆきこ

    TRAINING支援課とセシル姉で、支援課に来たセシル姉に1日振り回されるロイド君というお題をいただいて書いたもの。セシル姉は結構難しくて、あの天然ほわほわ具合とか上手く表現出来ませんでした(泣)。振り回され具合とか色々物足りないなあと思うけど、これ以上思いつかなかったので今回はここまでという事にさせてください!
    今回ロイド君の口調はあえて零に寄せてます。セシル姉の前だと弟君が強く出るんじゃないかなと思ったので。
    「ねえ、ロイド。次のお休みの日に、支援課にお邪魔しても構わないかしら?」

    ロイドにとって姉のような存在であるセシルがそんな事を言い出したのは、支援要請を受けてロイド達がウルスラ病院に顔を出した時の事だった。近頃はアルモリカ村の療養所にいる事の方が多いのだが、この日はたまたま病院にいたらしい。
    彼女の突飛な言動にある程度慣れているメンバーだが、予想もしていなかった言葉にさすがに驚き、どうしてか、と尋ねれば、意外と(というと失礼だが)まともな答えが返ってきた。

    「だって貴方たち、ずいぶん忙しいんでしょう?だから、みんなのお仕事の様子をちょっと確認したいと思って」
    「いや、大丈夫だから、セシル姉…」
    「過労で倒れてしまったら元も子もないわ、ロイド」
    2769

    ゆきこ

    DOODLE支援課でハロウィンネタ。とはいえあの世界にハロウィンがあるのかは謎なので収穫祭を兼ねた仮装パーティーという事にしました。まあ最後にキーアがトリックorトリートって言ってますけど。彼女にこれを教えた人は一体どこから聞いたんでしょうね。
    ロイド君がくすぐったがりというのは捏造です。そうだと可愛いかなと。そしてゲスト出演の方々はこういう場が好きそうで現れそうな人という私の偏見と独断に基づいております。
    「仮装パーティーの手伝い、ですか?」

    マクダエル議長からの直々の要請という事で彼の執務室へと出向けば、その口からは意外な言葉が飛び出した。そのため、パチパチと瞬きをしながらロイドが聞き返せば、そうだ、と頷かれる。
    ここ数年は色々あり、そういった催し物どころではなかったのだが、再独立を果たし、クロスベル内に限れば、の話ではあるが情勢も幾分落ち着いているため、久々に賑やかな事をしたい。そこで思い付いたのが、収穫祭を兼ねた仮装パーティーという事らしい。
    そして特務支援課には、当日の場内での警備兼手伝いを頼みたいという事で、断る理由もないため二つ返事で引き受ける。
    となると次の話題は当然何の仮装をしようかという事だ。
    2830

    ゆきこ

    DOODLEロイドとリーシャでお母さんみたいと言われるロイド君の話。ロイリーを書こうとしたけどあまりそれっぽくはならなかった。時期はロイド君が指名手配された少し後くらい。引いたお題は『しょっちゅうロイドに「ちゃんと食べてる?」と聞かれるリーシャ。この前お母さんって呼んでみたら微妙な顔をされた。』だったけど、ヨナとかにはしょっちゅう言ってそうだけどリーシャちゃんに言うかな?と思いながら書いたらお題からはズレた。
    ロイドさんが帝国からの出頭命令に応じず、指名手配されてからしばらくが過ぎた。
    特務支援課として活動する間に多くの人と絆を紡いだあの人には、たくさんの協力者がいる事は知って
    いる。それでもやはりちゃんと食べているのか、たまにはベッドでゆっくり休めているのかと気になっていたところへ協力して欲しいことがある、なんていう連絡が来て飛んでいってみれば、開口一番、元気だったか、ちゃんと食べてるか、なんて聞かれて、それを聞きたいのはこちらの方だ、とがっくりと力が抜けた。

    「……それはこちらの台詞です、ロイドさんっ。協力してくださる方がたくさんいるのは、知っていますけど…!」
    「あ、はは。いや、ついな。大丈夫、俺たちは元気だよ。……会いたかった、リーシャ。協力して欲しい事があるのも確かだけど、それ以上にこうして会えた事が嬉しいよ。…君を危険に晒す事になるし、ちょっと、不謹慎かもしれないけどな」
    979

    ゆきこ

    TRAININGランディとロイドで嵐を怖がるロイド君の話。出来てないけどふたりの距離感が近いのでランロイタグもつけときます。このロイド君はランディを兄貴分として慕っているので落ち込んでたりすると割と素直に甘える、という事にしておいてください。時期はまだキーアがいなくて、けど発足からはしばらくたったくらいかな?ロイド君が何でこんなに怖がっているのかとかは全然考えてません。何かトラウマでもあるんじゃないかな、多分。
    嵐を怖がるロイド君台風真っ只中。さっきからロイドの姿が見えないと思ったら、部屋の隅で布団にくるまって縮こまってた。仕方なさげにランディも一緒に布団に入ってあげると、ロイドの強ばってた表情が徐々に安心した笑顔に戻ってきた




    今夜は嵐になる。
    そう天気予報が告げたため、その日支援課は朝から酷く慌ただしかった。
    自分たちの住むボロいビルの備えはもちろん、市民から手伝ってくれ、という声が幾つもかかり、お人好しの我らがリーダーは後先考えずに引き受けるものだから一つ終わればまた次といった具合に駆けずり回る羽目になる。
    市民からの要請を全て終えれば既に夕方。雲行きはかなり怪しくなってきていて、ロイドとふたり、慌ててビルへと戻れば、強い雨が降りだした。
    1707