「“祝福の子”カカワーシャ、君に誓おう。もし僕達のどちらかでも人間として終わりを迎えた時。互いを食い合い、果てよう。」
「ははっ、それって大損失なんじゃない?」
「君が人間でなくなれば、僕も日常への寄る辺を失いジャームとなる。その後の損害を考えれば些細なことだ。」
「教授…それって…。」
「君を愛している。君のいない日常に戻れない程に。」
「あはは…僕もだよ、ベリタス。君のことを絶対手放したくない。あっ、でも君を絶望させた世界には復讐したくなるかも。」
あの時、そんな熱烈な告白をされたっケ。
だから、僕タチは今。
「あははははははっ!ムダだよ!君の策謀も、運も!すべて僕タチが喰らい尽くした!君タチが望んだ通りにネ!」
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