SOUYA.(シメジ) 書きたいものを書いてます。〈一次〉台本関連は📖小説やノベルゲーム関連は📕〈二次〉二次創作は✒二次オリジナルは✏ ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 29
ALL 語り部紹介 彼ただif 彼春 彼ただ 語り部if 語り部小噺 rabbitsoul doragonsoul SOUYA.(シメジ)MEMO📖紫狒々ササミ様の鶏肉とともにより(https://picrew.me/ja/image_maker/85020) 4 SOUYA.(シメジ)MEMO📖麒麟niseo様のniseo写男子メーカーより(https://picrew.me/image_maker/46023) 6 SOUYA.(シメジ)MEMO📖桃道しおみず様のしおみず式和服女子メーカーより(https://picrew.me/ja/image_maker/1442555) 4 SOUYA.(シメジ)MEMO📖茂木niseo様のniseo写男子メーカーより(https://picrew.me/image_maker/46023) 5 SOUYA.(シメジ)MEMO📖亀八郎niseo様のniseo写男子メーカーより(https://picrew.me/image_maker/46023) 7 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼ただ+診断メーカー秋彩は春になると視力を失ってしまう病に罹っている。春が近づくにつれて徐々に視力を失っていく。春に何かしらの辛い思い出があるのか、それはわからない。#四季の病https://t.co/PekJYJnKpz目が覚めて見える天井はぼんやりと何処か虚ろに見える。嗚呼、この時期か。秋彩は少し目を閉じてから起き上がる。遠くで美冬が朝餉を作る音がする。 『もうすぐ…春が来る……、』 秋彩は両の手で目を覆いながら春の訪れを嘆く。 『秋彩さーん、そろそろ起きて下さい』 嗚呼、そろそろ起きる時間だ 春に何があったかなんて明白だろう。 一人目の弟子を失った季節なのだから。 秋彩は呪うならばいっそ殺してくれればいいのに、と二人目の弟子が作った朝餉を食べながら思う。 『秋彩さん、お茶碗はこっちですよ。まだ寝惚けてます?』 『嗚呼ごめんね、間違えてしまったよ』 春は好きではない。 ゆらゆらと視線の先で動く何本かの尻尾。ボヤけているからか少し目が疲れる。 542 SOUYA.(シメジ)DONEひょろわーのお誕生日プレゼント。遅くても4月には差し上げる予定だったのにめちゃくちゃ遅刻。いや、遅刻にも程がある。どうせならば保存できる形にしたいな、と新書ページメーカー様お借りしました。システムよくわからんけど、出来たからいいや(((( 18 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖麒麟+埜薇 モブ貴族昨日更新した【その首狩るは薺の子】のおまけみたいなもの。仲良しひょろわーさんに送ったのが気に入ったのでぽい保存。この二人は麒麟が傭兵だった頃からの戦友的関係なので、あまり絡みがないように見えて、割と気が合う仲です。「よォ、お坊っちゃん。それ退かすの、手伝うぜ?」 『な…!助力をくれるのは結構だが、成り損ない (冒険者でも傭兵でもない人を馬鹿にする時にそう呼ぶ)に手伝ってもらおうなどとは思っていない』 「……。成り損ないねぇ。元は傭兵だったんだぜ。まァ今や、ンな肩書きも捨てちまったがな」 『ならば口出しは無用。この大岩は、ただの街道を塞ぐものでは無い。神の思し召しなのだ、リーグネル様 (第二王子)に神のお告げがあったのだ!』 「…窮屈な程に胡散臭ェな。オレは神なんぞ信じた事ァねェから、イマイチな…テメェはどう思う」 「…神は尊ぶものです…ですが尊ぶ意志を…押し付ける神は…どこにも…おりません…神は…ただそこに 〈在る〉のです…」 655 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖麒×亀(+将) モブ亀要素強め。前半胸糞注意モブに暴行された亀を将が助ける話。麒出てきません。モブは死ぬ。首とか腕とか飛ぶので苦手な人は注意。血なまぐせぇ…。 1390 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖とある語り追の話。盲目であるが故に追ってしまう、時に幻滅もしてしまう。でも、また追ってしまうかもしれない。…みたいな話っす。彼女を初めて見た時。 この世界の人間じゃないと思った。 根拠も証拠も無い、ただの一目の勘違い。 だけれど、それほど彼女は酷く儚げだった。 名を「咲鳥」。 武に秀でていない、語り部業に尽くしていない、友人もさほど多くはない。 強いて言うなれば、彼女はその頃名の売れていた誰よりも熱心で上手かった。 私が彼女へ心酔しているからこそ、そう思ったのかもしれないが。それでも彼女の名が大陸全土に広まっている理由はそれ以外に考えがつかないのだ。 彼女は随分乱暴だった。 相手を気遣う様子は無かった、自らを取り繕う様子も無かった。 ただ、飄々と孤独に立っていた。 友人が彼女へ話しかけようとそれを軽々とあしらって。暴漢が彼女を襲おうともそれを冷たい目で睨み付けて。 1817 SOUYA.(シメジ)TRAINING📕叶+龍真+利亞煽りが得意で趣味です(懇親のドヤ顔)。割とネタ要員として作った節ありますね。だって龍魂と違って恋愛要素がないから殺伐としてんだもの。「はぁ…」 「どうしたんですか、叶さん。恋ですね?」 ピキリと青筋が立つ。 オレよりも歳下で、だけれどオレよりも強いであろうこの仮面野郎は二言目にはオレをバカにする。 「違ェよ。しかも何で確信系だよ」 「そろそろ候補確保しとかないと将来もっと残念になりますよ」 「候補ってなn…おい待て。もっとって何だ。もっとって」 ニヤリと(多分仮面の下で笑ってる、分からないけど多分そうだ)笑った利亞を睨む。おー怖いなんて言って本当にオレを揶揄うだけのつもりだったらしい利亞は準備が出来た斗眞を連れて見回りに向かった。 「また玩具にされましたか」 「お前の言う事なら聞くでしょ、言ってやってよ。龍真」 「あの子は自由ですからね」 クスクスと笑いながら改造された《メチス》を手入れする為にオレの隣へ座った龍真はこの組の組長の息子だ。 945 SOUYA.(シメジ)TRAINING📕恋白+壱華この子達を文字に起こすの何だかんだ初めてかもしれないなぁ。難しい話書くのむずかちい…。《メチス》を持って戦うことに嫌悪を示す人達が居たってお父さんが言っていた。 だけれどそれも昔の話で、今ではお父さんが《メチス》を持って戦場に立つだけで皆が安心するんだって。 組長や隊長や副隊長、千さんは武器を持たない。それどころか《ソウル》すら使う気配もない。臆すること無く敵に向かっていって軽々と殲滅するんだ。 騎羅組の組長さんが言ってた。 あの六人は誰と組んでも戦える。 かつての《ドラゴンソウル》だって。 「恋白」 「あ、壱華さん…」 その《ドラゴンソウル》に匹敵するやもしれない未来の星、千さんの息子の壱華さんだ。彼はボクより二歳年上で、ボク達が通う学園では後期の生徒会長を務めている。 とても、とても強くて…ボクの憧れの人だ。 1457 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖華倖+鹿嬭何かこういう会話をしてて欲しい感が密かにあって…でもあまりに苦しいので台本にはしないでおく…。そんな毎回毎回喧嘩してる訳じゃないよ…っていう。いや、口喧嘩はしてるか…。バキッ、と音を立てて折れた木の板を一瞥してから焦燥しきった兄を見る。ガチガチと噛み合わない歯の間から漏れ出る息。こんな兄は久々だ。 「…華ぎ」 「呼ぶなァァッ!!」 「……」 響き渡る怒声に思わず産毛立った。 腹立たしさと悔しさ、そして何より喪失感に苛まれて彼自身、よく分からなくなっているのだろう。 「…僕は待つぞ」 「……」 兄が絶対に取らないであろう選択肢を口に出す。 小さく舌打ちが聞こえた。 「オメェはァ…いっ、つも…そうだァ…。 分かったような目ェして、いっつもォ…簡単にオレをあしらっちまうッッ!!」 「……」 「なァにが、待つだァァ…。オメェだって探してェんだろ!? オレが!! その選択をすッからってオメェ如きが身ィ引いてんじゃねぇよ!!」 1120 SOUYA.(シメジ)MAIKING✏二次オリジナルほ/う/せ/き/の/く/に捏造しかない。創作宝石あり。視点コロコロ変わる。原作が始まるよりもずっとずっと遠い昔の彼ら。pass:8が3で9が1更新(2021-05-17) 3605 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖船×麒 R18見た目歳下の船に抱かれるのが苦手な麒の話。合意だけど若干無理矢理。濁点で喘がせるのが好きなので軽率にやっちゃう。たのちい。 856 SOUYA.(シメジ)MOURNING📖麒×亀 R18こちらもひょろわーのDMに投げてたやつ。がっつりセッしてるので注意 629 SOUYA.(シメジ)MOURNING📖麒×亀 R15だいぶ昔にひょろわーとのDMで投げたやつの供養。…昔の方が文上手いな?? 418 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖亀八郎+将戡+鶴比佐かなり特殊な設定です(なのでワンクッション)途中まで。もしかしたら続きを書くかも。 726 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼ただ過去かわいい(語彙の消失)「来い」――がそう言って祈梅に竹刀を向ける。その目はおいたが過ぎた祈梅を怒る時の父親のようでやはり血が繋がっているのだと痛感し、震えた。「ずぇりゃあッ!」そう叫んで勢いよく振り上げた竹刀はカランと祈梅の手からすっぽ抜けた。「肩の力抜きやがれ、阿呆」――はその手に持つ竹刀で祈梅の肩をポンと軽く叩く。久し振りの手合わせ。いつも――の陰口を言う大人も居ない空間で兄弟2人の静かな場所で。兄が居なくならないかいつも気を張っていたから。兄を負かしてみたいと意気込んでいたから。「……だってよォ……」「泣くな、面倒臭ェ」「兄ィと手合わせ久し振りだからよォ…」「オメェ、それを言い訳にすんならやんねェぞ」「・・・・・・っやる!」祈梅はぐりぐりと涙を拭いて竹刀を拾う。そしてその顔をもう一度上げた時、先程の弱気な弟はどこにも居なかった。「だぁあッ!」パシッ――!竹刀がぶつかり合って音が鳴る。いつもは龗神の眷属達がお互いを高め合う大きな道場で兄と2人きり。祈梅は自然とその呼吸が上がってくるのを感じた。「・・・っ、腕上げたな祈梅」「兄ィこそ相変わらず強ェ……っ!」き 959 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕秋彩がニエモノに喰われていたらの美冬独白ifくっっっrrrrrrrrら!!!太陽が二度と空に昇らない感じがする。 383 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕秋彩さん独白?また書いた覚えのないやつ出てきた…。何これくそエモ…あまりにもしんどそうに笑うものだから思わずその身体を抱き締めた。 美冬君、無理しなくていいんだ。 辛いと泣いてもいいんだ。 それでも彼は泣かない。 もう充分、“心”で泣いたと笑うのだ 思い出は消えない。 忘れない限り消えない。 だから、忘れたくないのだと。 誰かに胸を借りる事も出来る。 でもそれをしないのは、 まだやるべき事があるのだと 彼は独りで泣く。 僕も彼女も、相棒さえも居ない場所で雨に打たれながら泣く。 僕と共に居た時も泣いたのはあの1回きり。 涙を見せるは弱味を見せるのだと妖怪達は声を揃えて言う。きっと彼も幼少の記憶が染み付いているのだろう。 嗚呼、歯痒い。知っているのに何も出来ないのは本当に歯痒い 美冬君、傍に居てやれず済まない。 420 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼春寄り? 彼ただも少し酒が絡むとポンコツになる猫がとてもとてもかわいい(盲目)十又「…………風流じゃのぉ」美冬「何を酒飲みながら花火見てんですか」十又「何じゃ、宿のもんが言うておったじゃろう、今日は十年に一度の祭りじゃと」美冬「……それは、そうですけど」十又「祭り会場に行かずに宿の窓から見る花火もいいもんじゃのぉ」美冬「ところでその酒、次に行く村の長に届けるとか言ってませんでしたか?」十又「」美冬「…………十又さん?」十又「……酒が旨いのぉ……」美冬「いや、誤魔化し方下手くそですか」十又「何をぅ!?呑みたいと思った時に呑まんと酒が泣くわい!」美冬「じゃあ届ける酒どうすんですか」十又「…………一肌脱ぐかのぉ」美冬「あ、すいません急用思い出しました」十又「行くぞい美冬」美冬「ぐぇ、どこ銜えてんですか、首、首締まってんですけど!十又さん!!」十又「祭り参加賞がいい酒じゃったと記憶しておるのだ」美冬「十又さんだけで行けばいいじゃないですか!!」十又「祭りに一人で行く老耄なんぞ笑い者じゃ、ついてこい若造」美冬「俺ももう子供じゃないんですけど!」十又「アヤカシ共の祭りじゃ、美冬なんぞ子供と大差ない」美冬「…………」十又「ぁ 602 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼春寄りかもしれん美冬のお話は毎度切なくて温かい。―――ねえ、知ってますか十又さん。俺結構寂しがり屋なんです。強がりなんです。弱虫なんです。……知ってますよね、それを、情けないと一喝して俺を立ち上がらせてくれたのは貴方ですもんね。なのに、立ち上がった俺の隣に貴方は居なくて俺、寂しいんです。強がるんです…弱くなるんです。強く、なったはずなのに。刀を握る手はもう震えていないはずなのに。貴方が隣に居ないだけで。とても冷たい風が吹き抜けて。あの時―――。走らなければ良かった、なんて。誰かが聞いていたら怒られそうな事をよく考えます。俺も戦っていたら結果は、未来は、変わっていたでしょうか。バチン、と。強めに額を小突かれて我に返った。「……祈梅さん……」「辛気臭い顔、止せ。酒が不味くなる」そう言って猪口に入った酒を一気に飲み干した彼は何考えてやがる、だなんて心配する。昔より丸く、優しくなった彼にそれでも俺は何でもないですよ、と笑った。なんでもないのだ。昔の事を、思い出すのはよくある事で。昔の、辛い事を思い出すのもよくある事。それを笑い話に出来るまで表に出すなと言ったのはあの黒猫だ。だから、そんな大昔の誰かさんの言葉に従って。 1423 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼春寄り旅の一コマ 会話文のみこの二人の旅路も中々良し…。祈梅「…………、」美冬「きう、め……さん?」祈梅「……起きたか」美冬「すいません、どれくらい寝てました?」祈梅「…月はまだ出てねェ」美冬「……、毛布有難うございます」祈梅「風邪でも引かれちゃあたまったもんじゃねィ」美冬「……ふふ、」祈梅「何でィ、気色悪ィ」美冬「いいえ、何でもありません」祈梅「やけに締まらねぇ顔してやがる…吐け、」美冬「うわ、ちょ、何するんですか!」祈梅「生意気な事考える餓鬼はこうだ」美冬「痛い痛い痛いっ!ごめんなさい!ごめんなさいしますから!!」美冬「はぁ、酷い目あった…」祈梅「チッ、頑固な奴め。吐いたら楽になれたってのに」美冬「科白が悪役じみてますね」祈梅「うるせェ。そろそろ雨も上がるな」美冬「雨宿りも結構慣れましたね…」祈梅「あの阿呆が面白がって俺達のいるとこに降らすからだろ」美冬「……アハハ」祈梅「まぁ、仕方ねぇか」美冬「あの人の降らす雨は悪や厄を祓いますからね」祈梅「さァ、行くぞ美冬」美冬「はい、祈梅さん」祈梅「次は何処行きゃあいい」美冬「うーん、久々に逢いに行きたい顔がありまして」祈梅「ほォ?」美冬「聞 649 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼ただTwitterSS供養。完結させてるの珍しいな…。美冬の一人称間違えてるのはしれっと修正しました。「何か、聞こえませんか?」 ある日の夕刻頃、美冬君がそう言った。何かと聞くと「歌のようなものが聞こえます」と僕も耳を澄ましてみるけれど何も聞こえない。聞き間違えじゃないかな、と首を振ればそうですかね、と寂しそうに居間の本を片付ける彼に僕は立ち上がって書斎に籠る旨を告げた。 歌……、歌ねぇ……。 そう言えばこの時期だった気がする。涼夏と共に妖怪退治に行ったのは。歌で人を惑わす妖怪で彼女に悪意自体は無かったけれど依頼だから、と涼夏は彼女の声を奪った。暫くは大丈夫だろう、なんて哀しそうに微笑んでいた彼だって本当は奪いたくなんてなかったんだろう。 暫くは、だなんて。自分が奪った声の先に居ないって言うのになんて無責任な師匠なんだと思わず八つ当たりしそうになる。寸で思い留まり、息を吐いた。 4171 SOUYA.(シメジ)MOURNING📕彼ただと彼春要素あり?こんなの書いてたっけ…。TwitterのSSをお引越し中なのですが、書いた覚えのないエモいものが出てきたので…「秋彩さん、俺強くなりたいです」そう言った君は弱々しかった。僕が教えられたらどんなに安心するだろう。でも僕が君に教えられるのは強くなる術ではなくて世界を諦める術なんだろう。僕は師のように賢明ではいられない。優しく世界を見ることなんて結局真似すら出来なかったそれでも君は僕を慕ってくれた、敬ってくれた。たったそれだけで生きていて良かったと自分を許しそうになる。「面倒じゃのぉ、相も変わらず」なんて酒好きの黒猫が言う。面倒、そうだな・・・そうだよね。でも僕はお前のように流離うようには生きれない。留まる事しか出来やしない「兄ィ!」・・・嗚呼、懐かしい声がする。あの子は結局僕を追ってきてしまった。あの時は鬱陶しかった好奇心に溢れた目も今じゃ濁ってしまった。僕のせいだろうか、僕のせいだろうな。でもごめんね、僕はもう少し『生きていたい』。我儘な兄でごめんよ「秋彩さん、俺強くなりましたよ」全てが終わって君は自信を持ってそう言った。僕が教えなくとも君は一人で立てた。僕が教えようとした世界を諦める術なんて最初からこの子の中には無かったのやもしれない。僕は師のように賢明でも優しくもない。でも弟 767 SOUYA.(シメジ)MAIKING📕彼ただ結構前にTwitterで書き連ねてたSSを保存する為、まんま転載。途中までしか書けてない…(*`ω´)ぐぬぬ。「はぐれた・・・」 後悔の滲む声を出したのは四季神社で神主業を学ぶ弟子の美冬だった。その傍に師である秋彩と酒好きの猫又の姿は無い。周りは異形な者達が歩き連ねていてそこが虚世と分かる。美冬は周りを見渡してこそりと溜息を吐いた 事の始まりはいつもの如く、神社に届いた妖からの手紙だった。師はそれを読んで「出掛けなければいけなくなった」と忙しく準備をしていた。美冬は留守の番をする気満々だったが、「美冬君も行くんだよ」と言われ驚いたのは言うまでもないだろう。そして何故か十又すらも着いてきてしまい、 神社の番は伊苅さんに任せる事になってしまった。随分戸惑っていたが大丈夫だろうか。まぁそんなこんなで「依頼を済ませよう」と慣れたように虚世を進んでいく秋彩と十又に着いていくことが出来ずに美冬はとうとうはぐれてしまったのだ。今頃少し反省していればいいのに、と思いながら美冬は足を進めた 2333 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖船良船良の使い魔は🦇だけじゃないよというソレ。🦉視点とオマケで🐍視点―――、ギャァッ。 不満げに零された鳴き声は自分のものだ。「ちょっと待って」と何度目かの制止を求められ、またギャァッと小さな抗議を零す。 赤い羽と深緑の羽を持つ美しい梟。オーロンと名付けられた自分は主人の手紙を誰かへ届ける役割を担っている。 誰の目にも留まらぬようにと自身に魔法を掛け、木の上へと移動した主人はこの大陸ではとうの昔に忘れられた古代の文字を難無く書き綴る。 自分の魔力では到底測り切れない主人の茫漠な魔力量に時折目眩がする。どうして自分を使い魔にしたのかと飽きもせず訊ねる自分に主人は笑って言うのだ。 『俺、飛べないから』 …………。 主人の思考は自分にはよく分からない。 だけれどかなりの気分屋な主人が面白半分に自分を棄てる事など無いのだというのは分かっているし、ちゃんと知っている。 1107 SOUYA.(シメジ)TRAINING📖麒×亀風邪ネタ? 体調不良ネタ? 1212 1