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    🍞けい🍞

    @keikeikei3600
    アニメ、漫画、ゲーム好き。現在ほぼダイ大中心。推しは竜の勇者様。右側ネタ大好きです。ネタバレ・腐あり。ご注意を。最近腐要素多め、ポプダイ多めで垂れ流しております。

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    POIPOI 63

    🍞けい🍞

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    お題ガチャより。
    『ダイが何やら寝言を言っているので耳をそばだてたポップ。微笑ましい気分で見守っていたら、ダイが悩ましげに眉を顰めて「だめ」と漏らしたので、それまでの気持ちは一瞬で反転して獣欲に化けた。』

    お題はえちえちだと思うんですが、くっついていない二人にしてしまいましたw

    #ポプダイ
    popDie

    すやすや眠るダイ君と悶々とするポップその晩も、ダイとポップは二人でひとつのベッドに入り、他愛もない話をしていた。
    年も近く、最初からこの冒険を共に歩んできた二人は、それが当たり前のように宿でも同じ部屋を充てがわれることが多い。
    勿論それぞれにベッドの用意はあるのだが、旅の心細さと、また二人ともそこまで身体も大きくないことから、一緒のベッドに入るようになった。
    多少の狭さはあっても、二人くっつき合って休めば心も身体も暖かい。
    その為、その晩もいつものように共にベッドに入り、話をしていたのだが。


    話をしているうち、やけに隣が静かなことにポップは気づいた。
    「ありゃ……寝てる……」
    いつの間にか隣のダイはすうすうと寝息を立てていた。
    何の夢を見ているのか、寝ながらもごもごと口を動かす寝顔は幸せそうだ。
    「なんだ?食いもんの夢でも見てんのか……?」
    ポップはベッドにうつ伏せになると、頬杖をついてダイを眺める。
    その内ダイは、うにゃうにゃと何やら呟き始めた。
    「ぷっ……寝言言ってら……!」
    何を言っているのかと、ポップは少しだけダイの口元に耳を寄せる。
    するとダイのあどけない寝顔が、眉を顰めた悩ましげな顔に変わった。
    「……だめ……!」
    突然ダイの口から漏れた言葉に、ポップはどきりとした。
    ──うおっ……。いきなりおかしな声を出すんじゃねえってーの!
    どきどきとしながら様子を見守っていると、ダイはまた新たな言葉を口にした。
    「だめ、だって……!ポップ……」
    ──お、おれ?おれが何してるんだよ……。
    ポップは少々顔を赤らめながら、ダイの言葉を待つ。
    「そんな……ちゃ……だめ……」
    ──だから!何がだよ、ダイ……!
    「……ゃうからあ……!待って……だめ……!」
    ダイは夢の中で、必死にポップに呼びかける。
    「ああっ……ポップ……!」
    ──だあぁぁーーーっっっ!!!
    ダイが何の夢を見ているのかは定かではないが、発言だけで容易にいかがわしい想像がてきてしまう、ポップ15歳。
    ダイの方は、夢のワンシーンは終えたのか、また穏やかな表情で眠りについていた。
    ──気になって寝れねえ……!
    一度脳内に浮かんだ映像は簡単には消えてくれず、ポップはその夜悶々とした夜を過ごした。


    「おはよー……あれ?ポップ、どうしたんだ?」
    「あー……ちょっとな……」
    「ふうん……?」
    「おめえよう、昨日何の夢見てたんだ?」
    「え?夢?」
    うーんと考えるダイ。
    「……あっ!ご飯の夢だよ」
    「ご飯?」
    「そうそう……!」
    夢の内容を思いだしたのか、ダイは笑いながら言った。
    「ポップがレオナの手料理食べようとしててさぁ」
    「へっ!?姫さんの……手料理だぁ!?」
    「うん。おれ、そんなの食べちゃだめだ、お腹壊しちゃうからって言ったのに、おまえ全然聞いてくれなくて」
    「あー……」
    「オニオーンとたこまじんにバブルスライムが乗っかったような料理、一口で食べちゃったんだよ」
    「……それは止めてほしかったぜ」
    何と言う恐ろしい夢なのだろうか。
    だが、夢でよかったとポップは思った。そして同時に、何故か少々残念な気持ちになった。
    ──断じて姫さんの手料理を食べれねえのが残念な訳じゃなくて!……何だ?このスッキリとしねえ気持ちは……。


    後々、ポップは別の意味で眠れぬ夜を過ごすことになる……。






    姫の料理は、タコのカルパッチョ バジルソースがけ ですw
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    🍞けい🍞

    DONE7/1~2開催「デルパリバリバ!」の展示。
    現パロポプダイシリーズ『オレの知らないあいつの事情』のリバver.の話。
    【相手が望むなら逆の立場もあり】と匂わせたまま結局ポプダイで終わった本編を、実際にリバにしてみました!!
    リバ(ダイポプ)を書くのは初!となります。書けてるといいな……!!
    前半ポプダイ、後半ダイポプ です。
    あいつの知らないオレの事情【ここまでのあらすじ&キャラ設定】
     
     ポップとダイは幼馴染。なんやかんや遠回りしつつも、半年前の夏に二人は恋人となった。
     秋には初めて身体を重ねた二人は、現在遠距離恋愛中。人並みに性欲も持ち合わせている彼らは、中々会えないそのもどかしさをテレセクで解消することもあった。
     そして季節は巡り春を迎え。両親が遠方に泊りがけで外出するのを利用し、ダイはポップに自宅へ来ないかと提案したのだが……。


     【ポップ】
     都会で一人暮らしをする大学生。二十歳。ダイのことはずっと昔から密かに好きだった。
     頭が良く、特にスケベに関しては更に頭の回転が早い。ダイとダイのおっぱいをこよなく愛している。
     初夜では抱く側だった。そのことに満足はしているものの、実は内心である心配事を抱えている。
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