設定・彼
ある大学で薬学部の教授をしている男性。妻子持ちで有名な科学雑誌に研究論文の掲載など、人生の勝ち組だったが、妻の脳死から細胞培養を思いつき『Eve』と名付け、娘を放ったらかして可愛がっていた。最期は妻を抱きしめた。

・彼の妻
交通事故に遭い、脳死状態になる。

・絵梨佳
彼の一人娘。危うく色んな意味で大変なことになりかけた。後に凛子の元で暮らす。

・八雲凛子
彼の研究論文を掲載した雑誌の編集者。 彼とは知人で絵梨佳のことも知っていた。後にある小説を出版する。

・KK
警視庁に勤める刑事。自然発火事件の担当だった。その後、暁人に貞操を奪われそうになる(てか奪われる)。バツイチで家庭を顧みなかったことを後悔している。その後、人間をやめた。

・エド
研究者に転職した医者。彼とは旧知の仲。講義内容から会話までボイスレコーダーに保存している。デイルは友人。大学病院に勤務していたが今は診療所を切り盛りしつつ、ミトコンドリアの研究をしている

・伊月暁人
高校生。バイク事故により生死を彷徨っていたが『Eve』が寄生。その後退院するものの『Eve』に完全に支配され意識を失う。残っていた細胞から『Eve』のミトコンドリアを受け継いだ完全体になるが、無意識に麻里を呼び寄せたことにより無事生還。その後は間接的に助けられたKKに一目惚れして合体(意味深)しようと企み、成功。

・伊月麻里
暁人の妹。無意識に暁人に呼び寄せられ衝動的に行動。結果、暁人を生還させることに成功。ただし、暁人の変化にはついてこれていない。そして自分の変化にも。

・Eve
彼の妻の肝細胞。だが実際には意思を持ったミトコンドリア。彼から精子を奪って絵梨佳を代理母として完全なミトコンドリア生命体を産もうとしたが彼の愛の強さに負けた。死の間際、暁人の細胞を自分の卵子に移植させた。実際には死んでおらず、残った細胞片を動かし、子宮の役割を果たして暁人と融合。その後は暁人を女性にさせたような姿でいることが多くなる。


※世界観は本編のGWTから5年引いた年でエーテルの無い世界

そして5年後

産まれました☆

伊月愛(いづきまな)
KKと暁人の子供。元々は普通に産まれる予定だったが、車の事故により暁人の胎内で生存本能が無意識に高まり、急成長を遂げた。だが、中身はバブである。