bell39399☆quiet followTRAINING職業妖精 #ハロウィン妖精 秋風が心地良いこんな日は、勝手についてきた糸鋸刑事と毎度お馴染みひょうたん湖のベンチで一休み。露天で買ったとのさまんじゅうを摘みつつ、片手には水筒に入れてきたお茶。どこからともなく香る金木犀の香りが段々と濃くなって…と思ったら、妖精さん達が金木犀を撒き散らしていた。秋の妖精だTap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow bell39399DOODLEハッピーホワイトデー&ハッピーバースデーエレインちゃん!バンのホワイトデー計画!成功ッ! そして迎えたホワイトデー、そしてエレインの誕生日当日。 バンはいつもと変わらず終礼のホームルームが終わると同時に部活に向かう。その片手には家で焼いてきたクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子の小袋が握られている。 いつも通りの部活。花壇を整備して、緑地の雑草をとって……。気のいい部員たちと、美しいエレイン。バンはいつも通りエレインの喜ぶ顔が見たくて人一倍身体を動かす。 そして「少し休憩しましょう」というエレインの一言と同時に彼は動いた。 「家で作って来たんだ♪ 今日はホワイトデーらしいからな、みんなつまんでくれ♬」 机の上に広げられた焼き菓子に、部員もエレインも歓声を上げる。甘く香ばしい素敵な香りと、とてもバンのような強面の男が作ったとは思えない愛らしい見た目のクッキー。マドレーヌもご丁寧に動物の形を模している。 1650 bell39399DOODLE義兄弟(予定)の語らいバンのホワイトデー計画3が、そうはいかなかった。キングのパーカーをバンがしっかり掴んでいたからである。危うく転びかけたキングは文句を言ったが、バンは少しも聞いていない。文句の代わりに「お前はエレインの兄貴だろう」と遠い目をしつつも真顔で言った。 「そうだけど。まさか疑っているの?」 「エレインがお前の妹って言ってたから信じている」 「あ、そう……」エレインが言っていなかったら信じていなかった、ということか、と薄く笑うキング。バンの話は終わりではなかった。 「つまり、妹としてのエレインを知っているっつー事だ」 「まぁ……そう思っているけど」 「そこを見込んで相談がある!」 遠くを見ていたバンの目がぎろりと見開かれ、キングを睨みつけるように光る。だがそれは凄んでいる訳でもなく、まして脅しつけている訳でも無いということはキングには分かっていた。同時に面倒くさそうな事を言われるんだろうな、とも。だがどうせ断る選択肢は存在しないのだ。キングは「なんだい」とあまり心のこもらない返事をした。 981 bell39399DOODLEバンがかってきたチャック付き小袋はもちろん100均のではありません。しかもきっと柄付き。バンのホワイトデー計画2 飴玉はふた粒貰えた。バレンタインと誕生日の分である。バンは押し頂くようにして得たそのうち一粒を口に入れ、もう一粒は、わざわざそのために小さなチャック付きのポリ袋を買ってきて大事にしまった。花の香りのする飴玉で、何ともエレインらしいチョイスだとしみじみとしながら舐めた。一粒の飴でこんなに幸福感で一杯になったのは初めてだろうし、今この瞬間彼は間違いなく世界一幸せだと断言できた。 バンは取っておいた方の飴玉をお守りのように持ち歩き、折に触れてはポケットから出してうっとりと眺めた。 それを見てしまったキングは、あまりに気味が悪いのでつい口を出してしまった。「どうしたの」と。 「エレインに貰った♪」 そこでキングは言わなければいいのに言ってしまったのだ、「ああ、うちでエレインが話してた」と。 556 bell39399DOODLE続きものです生徒バンとエレイン先生バンのホワイトデー計画先月の話――。 「エレイン、バレンタインのチョコくれ♪」 気まぐれ就学態度改め、見かけによらず真面目高校生活満喫中のバンは職員室を訪れて、憧れのエレインにバレンタインのチョコをねだった。エレインはきょとんと生徒を見つめ、それから「特定の生徒に、バレンタインのプレゼントをあげるわけないでしょう」と呆れ半分で半分で苦笑した。が、それを聞いたバンの反応は予想外だった。なんと、本気で驚いている。ショックを受けている、と言ってもいい。 まさか本気でもらえると思っていたの?! エレインは呆れを通り越して気の毒にすら感じてしまう。しかも「まじかよ……そうか、ねぇのかよ……そうだよな、だって俺はまだ生徒だしな……」等と、妙に物わかりがよく自分を納得させようとぶつくさいいながら、びっくりするほどうなだれてしまった。 604 bell39399DOODLEばんちゃんぽえむ父の矜持煉獄ばんちゃんは基本的には大きいけれど、小さい姿にもなる。そうすると小さいエレインの胸の中にもすっぽりサイズ。エレインもすっぽりばんちゃんにニコニコ顔。「俺も抱っこしたい!」と小さいランスもばんちゃんを抱っこしようとしたけどそれはばんちゃん嫌がって、大きい姿に戻ってしまった。 138 bell39399DOODLEいちぽすとぽえーむエレインちゃんのつぶやきバンは変な人間。それは私が人間の事をよく知らないからそう感じているのかもと思ったけれど、兄さんも「バンは変な奴だ」と言っている。「いいかいエレイン。バンが人間の標準と思ってはいけないよ。彼は特別変人だ」でも変かどうかなんてどうでもいいの。だってバンがバンだから特別なんですもの。 139 related works bell39399TRAINING職業妖精秋風が心地良いこんな日は、勝手についてきた糸鋸刑事と毎度お馴染みひょうたん湖のベンチで一休み。露天で買ったとのさまんじゅうを摘みつつ、片手には水筒に入れてきたお茶。どこからともなく香る金木犀の香りが段々と濃くなって…と思ったら、妖精さん達が金木犀を撒き散らしていた。秋の妖精だ 139 bell39399TRAINING向こうからこっちはどう見えているのかな?御剣検事は「彼らは秋の妖精だ」と感動している様子だが自分にはUMAにしか見えない。「愛らしく舞い金木犀を風に乗せて運ぶのだぞ」と言っているけれど、なんとも妙ちきりんな動きの踊り?でわさわさ植物を呼び寄せる様はある種ホラーだ。さすが天才検事、やっぱり凡人とは視点が違うのかもしれない。 141 bell39399TRAINING妖精さんにも容赦なしのみったそ糸鋸刑事は休日なら休むべきだし、まして私の執務室で掃除をする意味が全くわからない。それが増えた。妖精さんまでもがせっせと私の部屋を掃除している。その姿は愛らしくもあるが、糸鋸刑事はそれと競っている。正直気が散る。そろそろ言うべきか、いつもの…いや。「二人共、おやつ抜きにするぞ!」 140 bell39399TRAININGこっちのほうが目が覚めるときもある少し仮眠を取ろうと机でうとうとしていると、ふといい香が鼻腔を掠めた。重い瞼を持ち上げると二匹の妖精さんの姿。そうか、花の香で私を起こしてくれたのか。と思ったら二人は甘栗をせっせとむきながらむしゃむしゃ食べていた。すごい甘栗のいい香り。いやいい香りなんだが…情緒を返して頂きたい。 139 bell39399TRAININGミサイルにはいつもよりちょっといいカリカリいいきのこを取り寄せたので今日はきのこ鍋だ!支度も済んでいざ、鍋敷きオンザ鍋!お椀を二人分用意して…「まて糸鋸刑事、もう二つ必要だ」「UMAの分ッスか?いくら何でも」多いのでは、と言おうとした俺を御剣検事が遮り、指をさす。その方向には既にちょっと中身が減った鍋があった。行儀悪い! 140 bell39399TRAININGはたらくようせいさんいつもセットだと思っていたUMA二匹は今それぞれ働いているらしい。というか、踊っている。自分的な方は今、ココで滅茶苦茶踊っている。御剣検事っぽい方もきっとあっちで踊っているんだろう。でもってこいつが踊ると不思議と仕事が捗る。餌付けしてるせいだろうか。なんだコレ、ごんぎつね?違うか。 141 bell39399TRAININGツッコミ待ち小さな御剣っぽい方は御剣の手元でひたすら踊っていた。すると誰かが何かを命じた訳でもないのに、御剣が必要とする資料が適切に分類され的確に御剣の画面に表示される。途中でそれに気づいた御剣は戦慄した。驚きの眼で小さい生き物を見ると、何故か糸鋸似の方が得意げにふんぞり返っていた。 136 bell39399TRAINING「せめてきのこも仲間に入れて欲しいッス」今日の自分はついている。ベントーランドの《秋らんまん弁当》を買えたのだから!ワクワクしながら弁当の蓋を開けると…「かぼちゃの煮付けに栗ご飯(ほぼ栗)。秋らんまんというよりこれは」チラッと傍らで踊る不思議生物に目を落とす。「UMA定食ッス!」普段の三倍お茶を飲みながら食事を終えた。 140 bell39399TRAININGおもしろスタンプありがとうございます😂「桃栗三年というが、あっという間に大樹になりそうだな。いきなり家の庭に栗の木が現れたらご近所さんの噂になってしまう」御剣検事も噂とか気にするんスね、と糸鋸は思ったが口には出さず「せめて小さい木にならないッスかね」と頷いた。そうこうしている間にも栗の芽は葉をつけみるみる育っている。「そうだ、その手がある!いい事を言ったな刑事」突然何かを閃いたらしい御剣は書棚から一冊の本を持ってきて、その中のいち頁を二匹に見せた。「盆栽サイズで頼む」「伝わ…ってるぽいッス頷いたッス!」結果、一体彼らは何を理解したのか、次の日の朝にはドールハウスの一室が森になっていた。 277 recommended works ハルヤPAST「七つの大罪」色欲の罪・ゴウセルくん るんこDOODLEアニメ嬉しい😃 とらのこDOODLE久しぶりに会った親戚から唐突にゴウセルとイメージが被ると言われたので描いてみた。これを機に七つの大罪を読んでみようかと思う(笑) 新鮮な🍆TRAINING今期ほんとに美少女すぎて毎週つら画像サイズまちがえて大きいです💦すみません💦💦 bell39399MAIKINGバンエレ水浴び一人アンソロその1(2以降があるかは謎)途中まで書いたやつポイ。一人称に直すかも。なんとなくそれを見た時、バンは幻を見たのかと思った。もしくはまだ寝ぼけているのか。 夜中、水音を聞いた気がしてふと目が覚めた。もとより熟睡することのないたちだったが、この森に来てからは妙によく眠れる。にもかかわらず、だ。それに何故か少し冷える。 その原因に気づき、思わず自嘲した。なんの事はない、隣で寝ていたこの森の聖女がいなかっただけの事だ。 この森も、この森である秘宝を守っているという少女も奇妙な事だらけだった。安らぎやぬくもりとは無縁の生活を送ってきたバンだったが、ここに来てからは気持ちが凪いでいる。不思議なことだが本能で警戒する必要がないと感じていた。 エレインと名乗る妖精少女(本人曰く千年は生きているらしいが)とのやり取りも実に愉快だった。彼女はバンの他愛のない話を夢中で聞いて、四季のようにくるくると表情を変えながらバンの言葉の一つ一つにいちいち反応する。時には金色の睫毛を伏せ、時には頬を膨らませ、そして何よりよく笑った。バンは彼女の笑顔で初めて「花が綻ぶような」という形容の意味を知った。 1266 bell39399DOODLEぐでのこさんのゼロ…とニュンマムさんののっかりエレインちゃんに触発された結果のなにか。(おふたりともすみません💧) 年の初めに行う交尾は《姫初め》って言うんだぜ♫ とバンから聞いたエレインは、まぁ人間は何にでも催しを求めるのねと感心しつつ、では宜しくお願いしますと言う訳で、二人は盛大に盛り上がった。 元々泥酔していたバンは事が済むとエレインを抱きまくらにして、色気もへったくれもなくすぐにいびきをかき始めた。いくら愛しい男の腕の中とはいえギュウギュウに抱きすくめられは呼吸もままならない。ごめんなさい、と謝罪しつつ魔力で大男をふっ飛ばし、シュミーズだけを頭から被って手ぐしで髪を整えた。バンは全く起きる気配もない。 「うふふ、ぐっすりね!」 でも真っ裸じゃお腹痛くしちゃう。人間は裸でいると風邪をひいてしまうって兄さんが言っていたもの。 889 bell39399MEMO永遠の時を植木鉢と旅する男の話。もしくはそういう世界線。 男がいた。 旅人に見える。が、旅をしているというよりは、家もなくさまよっているようにも見えた。相当な長身で見た目にも鋼のように鍛え抜かれたと判る肉体、何もかもを射殺すような目つきをしているが、端正な顔立ちと言えた。 だがこの男、少々頭がイカれているようだ。 男は頭陀袋の他に、荷物を抱えていた。おおよそこのような男が持ち運ぶものとは思えないような、淡紫色の愛らしい小花を咲かせた植物の植木鉢である。 男はその花に向かってしきりに何かを話しかけている。その時ばかりはとても柔和な表情になるのだった。 けれども植木鉢相手に喋る男になど誰も近寄らない。男のかんばせに釣られた女も、そのような様を見ると同時に薄気味悪いものを見たという顔をして去っていく。皆、遠巻きに男眺めては影でひそひそと囁きあうのだった。 612 bell39399SPUR MEラストも何も考えずに思いつくまま見切り発車ほんわか時空のリオネスっぽいふんわり設定エレインちゃんの誕生日まで一日いちぽえむ(予定) 今月はエレインの誕生日だよね、とディアンヌにテンション高めに言われたバンはそんなのお前に言われるまでもねぇ、という言葉を飲み込み「そうだな、ケーキでも作ってやっか♫」と答えた。 「ケーキもいいけどぉ、何あげるか決めた?」 「アァン?」 「ボクはねぇ、エリザベスと一緒に……あっダメだ、バンに言ったらエレインに筒抜けだよね」 「オイコラ……ってそうじゃなくて何の話だ?」 このおしゃべり好きな未来の義姉に突っ込んでいてはきりがない。話を進めるためにバンは主語のない会話の内容を問い質す。 そんなバンにディアンヌはキョトンとすみれ色の瞳を見開いて「何って、誕生日プレゼントだってば」と答えた。 「……な……」 バンは目の前のディアンヌよりも更に目を剥いてその聞き慣れない単語に硬直した。 379 bell39399SPUR ME早くも全く考えていない方向に話が飛び出したぞ!それにしても一度全消えして、またほぼ同じ内容書くのしんどかったですw「ベリーパイがとってもおいしく焼けたの。兄さん食べに来てね!」 たった一人の可愛い妹が心にそう語りかけてきたので、キングは大喜びで彼女の住まいを訪ねていった。 なるほどそれは、甘くてとってもいい香りのする、見るからに美味しそうなこんがりパイだ。しかもたっぷりのクリームが添えられている! 「どうした、食えよ♪」 ……ただ妹の姿はそこになく、キングを出迎えたのは見飽きた悪人面の大男だけだったのだが。 「あン? エレインならお出かけだっつーの♪ てかディアンヌも一緒だろ」 「だよね! ああもうオイラのバカー!……あれ、じゃあ何故呼ばれたんだ?」 「俺が頼んだ」 思いもかけないその言葉に、キングは思わず椅子ごと後ずさる。 817