bell39399☆quiet followDOODLEいちぽすとぶんぽえむだよ おやじのこころ俺のお袋は妖精、親父は人間だ。が、今は何故かデカくて黒い獣になっている。それでも心の色は変わらず親父。心が読めるって便利だったんだな、と思ったけれどお袋は「そうじゃないでしょ、バンだから……貴方の父親だから通じ合ってるのよ」と言った。そんな事……知ってはいるけど照れくさいだろ。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow bell39399DOODLEハッピーホワイトデー&ハッピーバースデーエレインちゃん!バンのホワイトデー計画!成功ッ! そして迎えたホワイトデー、そしてエレインの誕生日当日。 バンはいつもと変わらず終礼のホームルームが終わると同時に部活に向かう。その片手には家で焼いてきたクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子の小袋が握られている。 いつも通りの部活。花壇を整備して、緑地の雑草をとって……。気のいい部員たちと、美しいエレイン。バンはいつも通りエレインの喜ぶ顔が見たくて人一倍身体を動かす。 そして「少し休憩しましょう」というエレインの一言と同時に彼は動いた。 「家で作って来たんだ♪ 今日はホワイトデーらしいからな、みんなつまんでくれ♬」 机の上に広げられた焼き菓子に、部員もエレインも歓声を上げる。甘く香ばしい素敵な香りと、とてもバンのような強面の男が作ったとは思えない愛らしい見た目のクッキー。マドレーヌもご丁寧に動物の形を模している。 1650 bell39399DOODLE義兄弟(予定)の語らいバンのホワイトデー計画3が、そうはいかなかった。キングのパーカーをバンがしっかり掴んでいたからである。危うく転びかけたキングは文句を言ったが、バンは少しも聞いていない。文句の代わりに「お前はエレインの兄貴だろう」と遠い目をしつつも真顔で言った。 「そうだけど。まさか疑っているの?」 「エレインがお前の妹って言ってたから信じている」 「あ、そう……」エレインが言っていなかったら信じていなかった、ということか、と薄く笑うキング。バンの話は終わりではなかった。 「つまり、妹としてのエレインを知っているっつー事だ」 「まぁ……そう思っているけど」 「そこを見込んで相談がある!」 遠くを見ていたバンの目がぎろりと見開かれ、キングを睨みつけるように光る。だがそれは凄んでいる訳でもなく、まして脅しつけている訳でも無いということはキングには分かっていた。同時に面倒くさそうな事を言われるんだろうな、とも。だがどうせ断る選択肢は存在しないのだ。キングは「なんだい」とあまり心のこもらない返事をした。 981 bell39399DOODLEバンがかってきたチャック付き小袋はもちろん100均のではありません。しかもきっと柄付き。バンのホワイトデー計画2 飴玉はふた粒貰えた。バレンタインと誕生日の分である。バンは押し頂くようにして得たそのうち一粒を口に入れ、もう一粒は、わざわざそのために小さなチャック付きのポリ袋を買ってきて大事にしまった。花の香りのする飴玉で、何ともエレインらしいチョイスだとしみじみとしながら舐めた。一粒の飴でこんなに幸福感で一杯になったのは初めてだろうし、今この瞬間彼は間違いなく世界一幸せだと断言できた。 バンは取っておいた方の飴玉をお守りのように持ち歩き、折に触れてはポケットから出してうっとりと眺めた。 それを見てしまったキングは、あまりに気味が悪いのでつい口を出してしまった。「どうしたの」と。 「エレインに貰った♪」 そこでキングは言わなければいいのに言ってしまったのだ、「ああ、うちでエレインが話してた」と。 556 bell39399DOODLE続きものです生徒バンとエレイン先生バンのホワイトデー計画先月の話――。 「エレイン、バレンタインのチョコくれ♪」 気まぐれ就学態度改め、見かけによらず真面目高校生活満喫中のバンは職員室を訪れて、憧れのエレインにバレンタインのチョコをねだった。エレインはきょとんと生徒を見つめ、それから「特定の生徒に、バレンタインのプレゼントをあげるわけないでしょう」と呆れ半分で半分で苦笑した。が、それを聞いたバンの反応は予想外だった。なんと、本気で驚いている。ショックを受けている、と言ってもいい。 まさか本気でもらえると思っていたの?! エレインは呆れを通り越して気の毒にすら感じてしまう。しかも「まじかよ……そうか、ねぇのかよ……そうだよな、だって俺はまだ生徒だしな……」等と、妙に物わかりがよく自分を納得させようとぶつくさいいながら、びっくりするほどうなだれてしまった。 604 bell39399DOODLEばんちゃんぽえむ父の矜持煉獄ばんちゃんは基本的には大きいけれど、小さい姿にもなる。そうすると小さいエレインの胸の中にもすっぽりサイズ。エレインもすっぽりばんちゃんにニコニコ顔。「俺も抱っこしたい!」と小さいランスもばんちゃんを抱っこしようとしたけどそれはばんちゃん嫌がって、大きい姿に戻ってしまった。 138 bell39399DOODLEいちぽすとぽえーむエレインちゃんのつぶやきバンは変な人間。それは私が人間の事をよく知らないからそう感じているのかもと思ったけれど、兄さんも「バンは変な奴だ」と言っている。「いいかいエレイン。バンが人間の標準と思ってはいけないよ。彼は特別変人だ」でも変かどうかなんてどうでもいいの。だってバンがバンだから特別なんですもの。 139 recommended works azutyaDOODLEさて、ご飯にすっか。仕事復帰も考えないとあかんのだが(めっさ会社からメール来てた(笑)、さて、どうしたもんか。 bell39399MEMO欲望の迷い子エレインちゃんと人の話を聞かないごきげんバンさんぽえむ 盗賊バンは今日もお酒を飲んでウハウハです。まいにちが酒宴で酒さえあれば割とハッピーでした。 「ほんとうにそうかしら?」 突然目の前に現れたのは、布面積微少レオタードを着たたぶん女の子でした。たぶんというのは、余りにも胸がペタンなので性別の断定できなかったからです。コウモリ的な羽も生えてます。変わった格好だな、とバンは思いました。酔っぱらいなので突然現れた事に関するツッコミは無しでした。 「本当にって?」 「本当に満たされてる? 私なら貴方に今よりもっと極上の夢見せてあげられる」 「おおう♫」 もっといい酒が飲めるのか、とバンは喜びました。誰もそんな事はいっていないのですが。一方で、そんなうまい話があるのか、とも思いました。 935 bell39399MAIKINGバンエレ水浴び一人アンソロその1(2以降があるかは謎)途中まで書いたやつポイ。一人称に直すかも。なんとなくそれを見た時、バンは幻を見たのかと思った。もしくはまだ寝ぼけているのか。 夜中、水音を聞いた気がしてふと目が覚めた。もとより熟睡することのないたちだったが、この森に来てからは妙によく眠れる。にもかかわらず、だ。それに何故か少し冷える。 その原因に気づき、思わず自嘲した。なんの事はない、隣で寝ていたこの森の聖女がいなかっただけの事だ。 この森も、この森である秘宝を守っているという少女も奇妙な事だらけだった。安らぎやぬくもりとは無縁の生活を送ってきたバンだったが、ここに来てからは気持ちが凪いでいる。不思議なことだが本能で警戒する必要がないと感じていた。 エレインと名乗る妖精少女(本人曰く千年は生きているらしいが)とのやり取りも実に愉快だった。彼女はバンの他愛のない話を夢中で聞いて、四季のようにくるくると表情を変えながらバンの言葉の一つ一つにいちいち反応する。時には金色の睫毛を伏せ、時には頬を膨らませ、そして何よりよく笑った。バンは彼女の笑顔で初めて「花が綻ぶような」という形容の意味を知った。 1266 bell39399DOODLEすごくくだらないらくがきバンエレ。リア充爆撃による被害者は兄。 ディアンヌへのプレゼントの相談に乗ってほしくて妹と会ったら、もれなくバンもついてきた。なんとなくそんな気はしていたけどやっぱりだ。 昼もまだだったので、バンおすすめのカフェに入る事にする。こじんまりとした良い雰囲気のカフェで、出されたお茶もご飯もかなり美味しい。こういう時だけバンの情報は確かだ。(何しろエレインもいるし) と、感心していたのもつかの間。 「もーらいっ♫」 バンのやつ、横からいきなり、メインの付け合せの揚げたれんこんを奪っていった。 「食わねーんならいいだろ?」 「ああっ、取っておいたんだよそれ! だいたいキミのもまだ残ってるじゃないか」 「人のもんが旨く見えちまうんだな〜♫」 くそ、このこそ泥! 533 bell39399SPUR MEラストも何も考えずに思いつくまま見切り発車ほんわか時空のリオネスっぽいふんわり設定エレインちゃんの誕生日まで一日いちぽえむ(予定) 今月はエレインの誕生日だよね、とディアンヌにテンション高めに言われたバンはそんなのお前に言われるまでもねぇ、という言葉を飲み込み「そうだな、ケーキでも作ってやっか♫」と答えた。 「ケーキもいいけどぉ、何あげるか決めた?」 「アァン?」 「ボクはねぇ、エリザベスと一緒に……あっダメだ、バンに言ったらエレインに筒抜けだよね」 「オイコラ……ってそうじゃなくて何の話だ?」 このおしゃべり好きな未来の義姉に突っ込んでいてはきりがない。話を進めるためにバンは主語のない会話の内容を問い質す。 そんなバンにディアンヌはキョトンとすみれ色の瞳を見開いて「何って、誕生日プレゼントだってば」と答えた。 「……な……」 バンは目の前のディアンヌよりも更に目を剥いてその聞き慣れない単語に硬直した。 379 bell39399SPUR ME早くも全く考えていない方向に話が飛び出したぞ!それにしても一度全消えして、またほぼ同じ内容書くのしんどかったですw「ベリーパイがとってもおいしく焼けたの。兄さん食べに来てね!」 たった一人の可愛い妹が心にそう語りかけてきたので、キングは大喜びで彼女の住まいを訪ねていった。 なるほどそれは、甘くてとってもいい香りのする、見るからに美味しそうなこんがりパイだ。しかもたっぷりのクリームが添えられている! 「どうした、食えよ♪」 ……ただ妹の姿はそこになく、キングを出迎えたのは見飽きた悪人面の大男だけだったのだが。 「あン? エレインならお出かけだっつーの♪ てかディアンヌも一緒だろ」 「だよね! ああもうオイラのバカー!……あれ、じゃあ何故呼ばれたんだ?」 「俺が頼んだ」 思いもかけないその言葉に、キングは思わず椅子ごと後ずさる。 817 bell39399SPUR MEディアンヌ感謝祭。残りのメンバーは隣のテーブルで様子をうかがっているのですw「キングとバン、仲良しになったの?」 自分の連れ合いと、最近ほんの少しだけ見直した仲間が同じような格好でテーブルに伏しているのを見たディアンヌは、放っておけずについに声をかけた。寝てはいない証拠に、二人共とも時々ブツブツと言葉をかわしているようだ。 「なんでそうなるんだよ♫」 「そんな訳ないじゃない、ディアンヌ!」 ほとんど同時に顔を上て否定する。この子たち、意外と気が合うんだよね、と内心苦笑しつつキングの隣に腰掛けた。 「バンが急いでお家に帰らないなんて珍しいからどうしたのかなって」 「おう、もう今日は帰ろうと思ってた♫」 「それでいいの、バンは。まだ何も決まっていないのに」 「時間の無駄だぜ、分かってねぇモン同士で話ししたってラチがあかねぇだろ♫」 940 bell39399SPUR MEさてさてさーて、めでたい当日です!何とか着地しました。ここまでお付き合いくださった皆様に感謝を。ハッピーバースデーエレインちゃん!!#エレイン生誕祭2022 #エレイン誕生祭2022 その夜、エレインはそわそと寝付けなかった。なにせバンとのふたりきりの時間を削ってまで誕生会の準備をしたのである。かつての生命の泉の聖女は味わったことのない、緊張を強いられていた。 一方、バンもなかなかにソワソワしていた。料理の他にちょっとしたものを用意したのだ。エレインがバンからの贈り物を喜ばない、なんて事は絶対にないという自信はあったが、自分が得たまともな収入で買った品物を誰かにプレゼントするなど生まれて初めての事だ。それにエレインの《内緒》とやらも気になる。きっとなにか、可愛い事を企んでいるに違いないのだ。 つまり、二人してそわついていた。 ベッドで各々がもぞもぞしていたら、はたと目が合い、同時に吹き出した。心を探るまでもない、この程度のことなら考えている事は筒抜けだ。 4868 bell39399DOODLEまっぱでカップ麺すするバンエレ 事後の甘いひととき。 愛しいバンに寄り添って、ウトウトするエレインの腹が鳴った。 《ごおお》 「きゃああいやあああああ」 「ブハッ♫ お、音が……激し……ぎゃははは!」 だが、爆笑するバンの腹の虫も……。 《もきゅー》 「ウウッ、なんでバンのお腹の虫のほうは可愛い感じなの……」 「カッカッ♪ まぁまぁ……しかし参ったな。食材空っぽだぜ……ん? そうだ、ちょっと待ってろよ」 そう言って恋人の額にキスし寝台から降りて部屋を出たバンは、十分もしないうちにトレイに何かを乗せて持って戻ってきた。 「じゃ~ん! カップ麺発掘した〜♫」 「わぁ! 実は私、カップ麺食べたことないの」 「マジか? ま、たまにはこういうジャンクなおやつもアリだろ。三分で出来っからな〜♫」 918