呪いの塊のシュウくんの続きなんだけどゴム越しで果たして粘膜接触足りうるのかと思ったけどそもそも何に呪力がこもりやすいかって話なので体内に突っ込んでる時点で呪力漬けになってるだろうし、それでも足りないって言うならシュウはピュアで嫌がりそうなのに何故かフェラは進んでやってくれるみたいな。嬉しいけど、って思ってたらちんこを数十年後息の根を止める為の下ごしらえだったからウワーーーッッってなるよね。喜んでる場合じゃねぇ。
んで満を持してシュウくんが死んだときに、「ね、死んだら全部食べてよ。僕のこと。人間食べれたよね?確か。灰になって忘れられるよりかは、君の一部になってしまいたいなぁ」って言われてたから。
「さて、どんな呪いをかけられるのやら」って苦笑いしながら心臓を丸呑みにするヴォックスさん見てぇな〜〜!!!!!!愛するならば毒まで食らうんだよ。苦笑いするけどべつに食べない選択肢はないしむしろどうなることやらってワクワクしてるところもある。死んだあとに残された中身不明のプレゼントボックスみたいな。
まあ呪いとはいえ相手は鬼だし、万能ではないので、何十年とかけて染み込まされた呪力による呪いは、同じくらいの時間をかけて薄まっていくんだよな。人間相手なら死ぬまで余裕で保つんだけど、相手は鬼だからね。抵抗力もあるだろうし、百年持つところ80年ってとこかな。その辺りで最後の縁が消えて、置き土産の呪いとも添い遂げたヴォックスは長く付き合ってくれてありがとう、シュウ。おかげで寂しくなかったよ。って。言って、シュウと生きたときの装飾品も服も、髪も切って、最後に指輪を外して、シュウの墓に埋める。ヴォックスはこれで終わり。シュウと共に眠る。シュウが居なくなってからも強力な呪いが騒がしかったし、(ドジが増える、カッコつけたいタイミングでカッコつかない、シュウを鮮明に思い出す、時折料理の味がシュウの手料理に似るなど、そしてだんだん感情が薄らぐ呪いも。)寂しさも辛さもゆっくりゆっくり消化できたから、少しだけ身軽になった気持ち、軽くて少し落ち着かない気持ちでまた新しい余生を過ごすんだなぁ。
ヴォックスが苦しまないようにシュウが最後にできる最愛への呪いだったんだろうなぁって。
天国で「んはは、バイバイ、ヴォックス。」ってシュウニコニコしてる。