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    iori_uziyama

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    iori_uziyama

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    👹×👟 死ネタ。、

    #Voxshu

     呪いの塊のシュウくんの続きなんだけどゴム越しで果たして粘膜接触足りうるのかと思ったけどそもそも何に呪力がこもりやすいかって話なので体内に突っ込んでる時点で呪力漬けになってるだろうし、それでも足りないって言うならシュウはピュアで嫌がりそうなのに何故かフェラは進んでやってくれるみたいな。嬉しいけど、って思ってたらちんこを数十年後息の根を止める為の下ごしらえだったからウワーーーッッってなるよね。喜んでる場合じゃねぇ。

    んで満を持してシュウくんが死んだときに、「ね、死んだら全部食べてよ。僕のこと。人間食べれたよね?確か。灰になって忘れられるよりかは、君の一部になってしまいたいなぁ」って言われてたから。

    「さて、どんな呪いをかけられるのやら」って苦笑いしながら心臓を丸呑みにするヴォックスさん見てぇな〜〜!!!!!!愛するならば毒まで食らうんだよ。苦笑いするけどべつに食べない選択肢はないしむしろどうなることやらってワクワクしてるところもある。死んだあとに残された中身不明のプレゼントボックスみたいな。

    まあ呪いとはいえ相手は鬼だし、万能ではないので、何十年とかけて染み込まされた呪力による呪いは、同じくらいの時間をかけて薄まっていくんだよな。人間相手なら死ぬまで余裕で保つんだけど、相手は鬼だからね。抵抗力もあるだろうし、百年持つところ80年ってとこかな。その辺りで最後の縁が消えて、置き土産の呪いとも添い遂げたヴォックスは長く付き合ってくれてありがとう、シュウ。おかげで寂しくなかったよ。って。言って、シュウと生きたときの装飾品も服も、髪も切って、最後に指輪を外して、シュウの墓に埋める。ヴォックスはこれで終わり。シュウと共に眠る。シュウが居なくなってからも強力な呪いが騒がしかったし、(ドジが増える、カッコつけたいタイミングでカッコつかない、シュウを鮮明に思い出す、時折料理の味がシュウの手料理に似るなど、そしてだんだん感情が薄らぐ呪いも。)寂しさも辛さもゆっくりゆっくり消化できたから、少しだけ身軽になった気持ち、軽くて少し落ち着かない気持ちでまた新しい余生を過ごすんだなぁ。
    ヴォックスが苦しまないようにシュウが最後にできる最愛への呪いだったんだろうなぁって。
    天国で「んはは、バイバイ、ヴォックス。」ってシュウニコニコしてる。
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    iori_uziyama

    DONE勢いで書いた。
    🦊😈🦊、🧡❤🧡
    置いていかれたヴォと置いていってしまったミの話。死ネタ。
    いっそ愛さなければよかったなんて鬼の生は長くて、今まで何度も人を愛したし、見送ったし、それでも時間が傷を癒やして、また人を愛せたし。だからミスタを愛したときも、彼の人生いっぱいいっぱいまで最大限の愛を注ごうと決めていた。そこに悲観はなかった。それは本当だったのに。彼を抱きしめて寝るのが好きだった。彼の体温が好きだった。彼の声が好きだった。彼の笑顔が好きだった。あぁ、忘れていた。そうだった。愛するものを失うのは心が引きちぎれるほど悲しくて、過ぎ去ることはわかっていてもその時間が果てしなく長く感じる。彼のことをずっと覚えて抱えていたいのに、あまりにも辛すぎて今すぐ忘れてしまいたくもなる。あと何年で忘れてしまうのだろう。あと何年で忘れられるのだろう。この傷が愛おしいのに辛くて堪らない。日本では49日で魂があの世へ行くらしいけれど、私の心にはミスタが染み付いて離れない。死んでしまいそうなくらいギュウギュウと締め付けてくるのに、決して殺しはしてくれない。ミスタに会いに行かせてくれない。鬼の身体を呪うしかない。焦がれて、力の制御もうまく行かずに引っ掻いたシーツが引き裂かれても、もがくことをやめられない。ああ、いっそ愛さなければよかったのにと思ってしまうほど、苦しくてつらい。楽しい思い出が輝くほどに、彼を思い出すほどに、憎くなる。なぜ私を置いていく。頼むから、置いていかないでくれ。泣き叫んで、縋り付いたっていい、どんなに情けない姿になってでも、ずっと側にいてくれるならそれでいい。たのむ、みすた、一人にしないでくれ。金色の瞳からポロポロと涙が溢れる。牙のある口から嗚咽が溢れて、雨の日も、雪の日も、晴れの日も風の日も、嵐の日も、昼も、夜も、朝も、ひたすら墓にすがりついていた。一ヶ月が経ってもニヶ月が経っても三ヶ月が経っても、半年が過ぎても、四季が巡ろうとも、涙は止まらなかった。両手の指を超える年を経ても未だに夢に思い、起きては絶望した。取り繕う余裕もなく、余りにも変わらず居るものだから、街中の話題になっても、国中の話題になっても世界中の話題になっても、頭の中にはミスタしか居なかった。ひとりぽっちになってしまった鬼が、いまだにわんわん泣いている。
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