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    夢魅屋の終雪

    @hiduki_kasuga

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    夢魅屋の終雪

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    温度差曦澄のだいたいの設定
    金光瑶→【射陽前後~観音廟】※ただし懐桑に呼び出される
    聶懐桑→【閉関が解かれてから~】
    藍啓仁→【閉関時代~】

    #曦澄

    温度差曦澄の設定◆藍曦臣◆
    姑蘇藍氏の宗主
    ・座学時代よりも前に叔父に連れられて蓮花塢にやってきて、江晩吟に一目ぼれをしてしまった。
    ・座学にやってきた江晩吟に、声をかけて曦無羨よりも誰よりも優先して優しく気にかけ行動をする。
    ・射陽の征戦時代。
    江晩吟保護をした時にしばらく一緒に暮らしており
    隠れ住んでいた時には、光瑶には「江晩吟が好きだ」という事を話している。
    自分の所も大変だったが、さりげなく江晩吟の後ろ盾や補佐に回るように動いており
    「どうしてそこまでしてくれる?」「貴方が好きだからです」と告白もしていた。
    ・三尊時代。
    江晩吟が見合いをする事を知り、身を引こうとしていた時期があった。
    宗主の付き合いで、遊郭に行った所。そう言う行為で誰かに触られる事を嫌悪している自分がいる事に気づく。
    また吐いていると、妖魔退治に来ていた江晩吟と遭遇し「好きだとか言っておいて、こんな所に来るなんて最低」と罵られた。
    絶対零度の瞳に、不覚にもときめいてしまい諦めきれなくなる。
    また、三回目の見合いが失敗すると「おめでとうございます!!!」と言い放ち、平手打ちを食らうも遠慮が無くなる
    ・呪いの腕
    魏無羨が蘇り、呪いの腕を調査する頃。
    平素は装っているが、江晩吟が魏無羨に恋心を抱いているのではないかと勘違いして求婚する。
    この頃には口説かれ過ぎてはいはいと流していたが、壁に押し付けてしまい怯えられる。
    ・閉関時代
    自分の手で義弟を殺してしまった事をきっかけに、自分の事が解らなくなる。
    また自分も父親と同じように、江晩吟を攫いそうになる衝動を抱いている事にも気づいてしまい自傷行為を始める。
    朔月で首を切ろうとしたり、自分の爪で体や顔を傷つける。
    死のうとしているわけではなく、そうすれば叔父や弟に迷惑が掛かるとさらに追い詰めて自分を傷つけてしまう。
    見かねた藍啓仁が、江晩吟を呼び出し事情を説明して激励をさせた。
    受け入れる事がないくせに「愛してるなら追いかけて来い」と生きる道を示されて、前を歩く江晩吟を追いかけ始める。
    ・閉関以降
    未だに心の傷は癒えないモノの、江晩吟を想えば自分の力で立ち上がり歩く事ができるようになる
    しかし心に隙ができた事により、邪崇やら妖魔やらの呪いが掛かりやすくなってしまう。

    ◆江晩吟◆
    雲夢江氏の宗主
    ・座学時代よりも前に、蓮花塢に訪れた藍曦臣と出会う。挨拶をかわして案内をした。この頃は、綺麗な人だなと思うだけ。
    ・座学時代。
    魏無羨よりも誰よりも気にかけてくれて優先してくれる藍曦臣に、淡い恋心を抱き始める。
    互いに男で宗主になる身である為、勘違いだと恋心をしまい込むようにする。
    魏無羨が蓮花塢に帰った後、藍兄弟の妖魔退治にも積極的に参加するようになり身をていして庇う事件が発生。
    ・射陽の征戦時代。
    藍曦臣が行方知れずとなった事や雲深不知処の焼き討ちなどで、不安を募らせる。
    蓮花塢が襲撃され金丹の治療を行った後に、藍曦臣と再会。しばらくの間、共に暮らす。
    また孟瑶と藍曦臣の仲の良さに「二人は好き合っている。愛し合っている」と勘違いをする。
    藍曦臣自身が大変なおりに、後ろ盾に回ってくれるのに疑問を抱き
    「どうしてそこまでしてくれる?」「貴方が好きだからです」と告白されて「貴方が好きなのは、光瑶では?」と素で言ってのけた。
    ・三尊時代
    四大世家と言われても三尊のおまけの様な扱いを受けていたが、江氏の復興で多忙な時期を過ごしていた。
    金光瑶とは、金凌を挟んで交流があり同い年という事もあり、それなりに仲は良好。
    金光瑶が結婚した時ですら「藍曦臣は、金光瑶が好きなのだ。自分は変わり」と勘違いしたままだったのだが、
    会うたびに「好きだ」「愛しています」と迫られては逃げてきた
    しかし遊郭に出没する妖魔を退治する時に、宗主の付き合いとはいえ妓女を侍らせていた藍曦臣を発見
    「好きだなんだと言いながら、こんな所に来るとはな」と鼻で笑い飛ばそうとしたが、思いのほか突き放すような冷たさになってしまった
    見合いが三回失敗した所で「おめでとうございます!」と嬉々揚々と祝福された時に、平手打ちをしてしまった。
    また「独身が自分だけになるのがそんなに嫌か?!」とさえ罵った
    ・呪いの腕
    聶明快が亡くなってから、ますます藍曦臣は金光瑶が好きなのだと思い込み始める。
    聶懐桑にそれを伝えれば「ないないないない」と絶対否定をされた
    そんな折に、魏無羨が復活。執拗に追いかけ執着するようになっていたが、ある日突然に藍曦臣に求婚され乱暴されかける。
    怯えた江晩吟は、金光瑶に相談を持ち掛ける「お嫁さんいるし、どっちかというと大兄上の方がいい」とはっきりと言われた
    ・閉関時代
    観音廟以降、魏無羨の様子を見に雲深不知処にやってきていた江晩吟
    自傷行為を繰り返し朔月で自分の首を切ろうとしていたと藍啓仁に伝えられる
    今まで支えてくれていたし、なんやかんやと好きだと言ってくれていた男を鼓舞するために寒室へと赴く
    あまりの変わりようや美しい顔に傷がついているのを見て「勝手に傷をつけるな」「好きなら、追いかけて来い」「自分のために生きろ」と告げて、引っ張り出す。
    ・閉関以降。
    三尊時代よりは人間らしさを表に出すようになった藍曦臣ではあるが、それにより妖魔や邪崇の呪いに弱くなったなとは思っていた。
    しかしそれは江晩吟と共闘している時が多く、憑りつかれたり呪われる度に己が祓わなくてはならなくなった

    ◇金光瑶◇
    金氏の宗主
    藍曦臣に出会った時から「好きな人がいる」と話を聞かされ続けて、十三年以上。
    藍曦臣には、家族への憧れや理想を抱いてはいたが、それ以上の感情はない。
    同じ叔父という事で、江晩吟とは交流を持ち仲は良好。
    また、江晩吟が自分と藍曦臣との関係を誤解している事にも気づいており、何とか二人の仲を保とうと奮闘する事十年以上。
    しかし成就するのを見る事はできずに、観音廟で聶明快と棺桶心中となる。
    聶明快にたいして、狂気までの恋情を抱いていた。

    ◇聶懐桑◇
    聶氏の宗主
    兄亡き後宗主となったが、義兄たちの支えで宗主を務めているに過ぎないと酷評を受けていた。
    しかし江晩吟は、それでもギリギリの線で仕事をこなしている事を見抜かれていた。
    復讐を果たし金光瑶が亡くなった後に、手紙が届く。
    藍曦臣と江晩吟の恋路を成就させろというモノであり、これくらいなら協力してもいいと判断したのが彼の苦労の始まり。
    また手紙が届いたのは、閉関を解くか解かないかだったので二人のやり取りを知らずに奔走していた
    自分で否定はするが、金光瑶に恋情を抱いていた

    ◇藍啓仁◇
    藍曦臣の叔父
    藍曦臣の恋情を知っていたし、江晩吟が相手をしない事から放置してた。
    しかし、閉関をした藍曦臣が朔月で自分の首を切ろうとした事や顔や体を傷つけている事に気づいてから、
    唯一の希望として江晩吟を送り込む。
    寒室から出てきたはいい物の外聞もはばからずに、江晩吟を追いかけはじめ口説きまくるモノだから
    このままでは江晩吟に無理やり乱暴しかねないのでは?と新たな胃痛を抱える事になる
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    PROGRESS恋綴3-5(旧続々長編曦澄)
    月はまだ出ない夜
     一度、二度、三度と、触れ合うたびに口付けは深くなった。
     江澄は藍曦臣の衣の背を握りしめた。
     差し込まれた舌に、自分の舌をからませる。
     いつも翻弄されてばかりだが、今日はそれでは足りない。自然に体が動いていた。
     藍曦臣の腕に力がこもる。
     口を吸いあいながら、江澄は押されるままに後退った。
     とん、と背中に壁が触れた。そういえばここは戸口であった。
    「んんっ」
     気を削ぐな、とでも言うように舌を吸われた。
     全身で壁に押し付けられて動けない。
    「ら、藍渙」
    「江澄、あなたに触れたい」
     藍曦臣は返事を待たずに江澄の耳に唇をつけた。耳殻の溝にそって舌が這う。
     江澄が身をすくませても、衣を引っ張っても、彼はやめようとはしない。
     そのうちに舌は首筋を下りて、鎖骨に至る。
     江澄は「待ってくれ」の一言が言えずに歯を食いしばった。
     止めれば止まってくれるだろう。しかし、二度目だ。落胆させるに決まっている。しかし、止めなければ胸を開かれる。そうしたら傷が明らかになる。
     選べなかった。どちらにしても悪い結果にしかならない。
     ところが、藍曦臣は喉元に顔をうめたまま、そこで止まった。
    1437

    takami180

    PROGRESS長編曦澄17
    兄上、頑丈(いったん終わり)
     江澄は目を剥いた。
     視線の先には牀榻に身を起こす、藍曦臣がいた。彼は背中を強打し、一昼夜寝たきりだったのに。
    「何をしている!」
     江澄は鋭い声を飛ばした。ずかずかと房室に入り、傍の小円卓に水差しを置いた。
    「晩吟……」
    「あなたは怪我人なんだぞ、勝手に動くな」
     かくいう江澄もまだ左手を吊ったままだ。負傷した者は他にもいたが、大怪我を負ったのは藍曦臣と江澄だけである。
     魏無羨と藍忘機は、二人を宿の二階から動かさないことを決めた。各世家の総意でもある。
     今も、江澄がただ水を取りに行っただけで、早く戻れと追い立てられた。
    「とりあえず、水を」
     藍曦臣の手が江澄の腕をつかんだ。なにごとかと振り返ると、藍曦臣は涙を浮かべていた。
    「ど、どうした」
    「怪我はありませんでしたか」
    「見ての通りだ。もう左腕も痛みはない」
     江澄は呆れた。どう見ても藍曦臣のほうがひどい怪我だというのに、真っ先に尋ねることがそれか。
    「よかった、あなたをお守りできて」
     藍曦臣は目を細めた。その拍子に目尻から涙が流れ落ちる。
     江澄は眉間にしわを寄せた。
    「おかげさまで、俺は無事だったが。しかし、あなたがそ 1337

    takami180

    PROGRESS恋綴3-2(旧続々長編曦澄)
    転んでもただでは起きない兄上
     その日は各々の牀榻で休んだ。
     締め切った帳子の向こう、衝立のさらに向こう側で藍曦臣は眠っている。
     暗闇の中で江澄は何度も寝返りを打った。
     いつかの夜も、藍曦臣が隣にいてくれればいいのに、と思った。せっかく同じ部屋に泊まっているのに、今晩も同じことを思う。
     けれど彼を拒否した身で、一緒に寝てくれと願うことはできなかった。
     もう、一時は経っただろうか。
     藍曦臣は眠っただろうか。
     江澄はそろりと帳子を引いた。
    「藍渙」
     小声で呼ぶが返事はない。この分なら大丈夫そうだ。
     牀榻を抜け出して、衝立を越え、藍曦臣の休んでいる牀榻の前に立つ。さすがに帳子を開けることはできずに、その場に座り込む。
     行儀は悪いが誰かが見ているわけではない。
     牀榻の支柱に頭を預けて耳をすませば、藍曦臣の気配を感じ取れた。
     明日別れれば、清談会が終わるまで会うことは叶わないだろう。藍宗主は多忙を極めるだろうし、そこまでとはいかずとも江宗主としての自分も、常よりは忙しくなる。
     江澄は己の肩を両手で抱きしめた。
     夏の夜だ。寒いわけではない。
     藍渙、と声を出さずに呼ぶ。抱きしめられた感触を思い出す。 3050

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    PROGRESS続長編曦澄9
    嵐来る(羨哥哥が出ます。ホワイサンも名前だけ出ます)
     十日が過ぎた。
     藍曦臣から文はない。自分から文を出そうにも、何を書いたらいいか分からない。
     江澄はひと月は待つつもりでいた。
     そのくらい待てば、藍曦臣からなにかしら連絡があると思っていた。
     ところが、その前に思わぬ客を迎えることになった。
    「元気か、江澄」
     白い酒壺を片手に、門前に立つのは黒い衣の人物である。
    「何をしにきた。とうとう追い出されたか」
    「まさか! 藍湛がいないから遊びに来たんだよ」
    「いらん、帰れ」
    「そう言うなよー、みやげもあるぞ、ほら」
     酒壺が三つ、天子笑とある。
     江澄は魏無羨を客坊へと通した。
    「俺は忙しいんだ。夜になるまで、ここいにいろ。勝手にうろつくなよ。あと、ひとりで酒を全部飲むなよ」
     魏無羨は「はいはい」と返事をして、ごろりと床に寝転がった。相変わらず、図々しいやつだ。
     江澄はそれでも夕刻には政務を切り上げた。
     せっかくの天子笑を全部飲まれてはかなわない。
     家僕につまめるものを持たせて客坊へと向かう。途中、笛の音が聞こえた。
     物悲しい響きの曲だ。
    「お、江澄。待ってたぞ」
     江澄が顔を見せると、彼はすぐに吹奏をやめた。
    「おとなし 2640