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    みらい

    @rairai_aki

    K暁メイン
    基本パピED 皆生存ifの世界線で書いてます。
    無断転載は絶対に許さないマンなので、見つけ次第訴えます!

    ※R18はリス限となっております。
    18以上の方のみリスインさせていただきます。

    誤字脱字は許してください。
    方言だとわかる言葉ありましたら、報告ください!お願いします!!
    閲覧、いいね、いつもありがとうございます。
    程よく溜まったら、pixivにも上げます。

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    POIPOI 38

    みらい

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    ※注意書き※
    本当にひどいし、キャラ崩壊、下品です。キャラ崩壊が苦手な方は回れ右してください。

    腐女子麻里ちゃんと絵梨佳ちゃんがK暁に強請る話
    前回の話から一年経ち、付き合っていると公言した後のお話だと思ってください!

    前→https://poipiku.com/5178582/6862362.html

    #K暁

    ネタがほしいんです!2「ねえ、お兄ちゃん、今からKKさんとセックスしてきて!」

    『ネタがほしいんです!2』

    「は?」
     書類の山がのったテーブルを挟んだまま、暁人はKKと二人で依頼について話をしていた。突如、ローテーブルで絵梨佳と二人で仲良く話をしていたはずの麻里が真剣な顔をして立っていた。声をかけるよりも早く面と向かって、麻里から堂々と告げられた言葉に暁人は絶句する。思わず、切れ気味で答えてしまった。
    「だから!セックス‼」
    「やめて、聞きたくない!」
    「同人誌のネタに欲しいの!」
    「身内を同人誌にするな‼」
     まさか、妹からそんな単語を聞かされるとは思っていなかった。いや、今から忘れたい言葉だ。耳を塞ぎたくなる衝動に駆られる。今まで散々、ネタにされ続けてきたが、妄想だけで留まると思っていたのに、同人誌という単語に叫んでしまう。
    「お願いお兄ちゃん!ちょっとでいいの!ちょっとで!」
    「先っちょだけみたいに言わない!」
     エロ同人誌みたいなことを言わないでほしいと、顔を両手で覆い叫ぶ。ちなみにここはアジトのリビングルームである。アジト内には暁人とKK、麻里に絵梨佳がいる。そう、当事者がいるのである。
    「じー」
    「おい、見るな、絵梨佳」
    「だって…」
    「うっ…」
     はらはらした様子で伊月兄妹のやり取りを見ていたKKは背後から視線を感じ、振り返ると絵梨佳がじっとこちらを見ている。うるうるとした瞳でKKを見つめている。
    「そこ!騙されない!」
    「ちっ!」
     心が揺れそうになるKKを暁人が引き留めると、絵梨佳が舌打ちをした。柄が悪すぎるのではないだろうか。初めて会った時の、あの初々しさは何処へ行ったのだろうか。
    「…怖いぞ」
    「KK、今、彼女たちは獣だから、人間だと思わない方がいいよ」
    「け、獣?」
    「ハイエナだよ」
     彼女たちに怯えるKKへと注意を促しながら、獣たちを冷やかな目で見つめた。
    「獣だなんて、酷いよ、お兄ちゃん!」
    「私たちはただ、欲しい物をお願いしているだけなのに!」
    「お願い…」
    「恐喝だろ」
     興奮気味の彼女たちは二人が疲労困憊しているのがわからないようだ。
    「お願いだもん!」
    「強制はしてないでしょ!」
    「妹がこんなに困ってるのに、助けてくれないの!」
    「してないのか、これは…」
     KKがぐいぐいくる彼女たちに押され始める。二人に弱すぎるよと、思いながらも暁人は睨みつけた。
    「だいたい、何だよ、セックスして来いって!何か、報告でもすればいいの?」
    「違うよ!ハメ撮りしてきてよ!」
    「しても、見せるか!」
     締め切り近い彼女たちにとって、ネタがないのは由々しき事態なのだ。そして、目の前には最高のネタ物件がある。つまり、人は欲望に勝てないのである。
    「いや、そこじゃないだろう…」
     暁人の外れた発言に思わずKKがツッコミを入れた。
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    na2me84

    DOODLE #毎月25日はK暁デー 
    お題【初デート】
    参加させて頂きました。宜しくお願いします。お題が可愛すぎて悩みました…
     渋谷駅前、かの有名な交差点は深夜になっても人も車も途切れることはない。煌々と輝くモニター画面には雑多な情報が流され続け、色鮮やかなLEDに彩られた看板は星の光をかき消すように輝いている。夜の闇さえ寄せ付けない光の奔流は、月の存在までも薄く儚いものに変えてしまったようだ。
     信号が青に変わると一斉に人の流れが動き始め、それぞれの進行方向へと、人々が双方向に入り交じりながら滔々と流れていく。その人混みから少し離れて道路を眺めていた青年が、隣に立つ男に話しかけた。
    「ここだったよね、KK」
    「ああ、そうだったな」
    あの夜、二人が『運命的』に出会った場所がここだった。

     
    「ねぇ、夜の散歩に行かない?」
    暁人がそう声をかけてきた。正直なところ面倒だな、とKKは思った。もう飯も食って風呂もはいって、後は寝るだけ、という状態だ。出来ることならこのまま暁人を寝室まで引っ張って行って、さっさと押し倒したいところだが。まるで飼い主に散歩をねだる犬のような目で見つめられては、異を唱えることなど出来ようはずがない。甘いな、俺も。そう思いながら答える。
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    リキュール

    DONE日本ゲーム大賞優秀賞おめでとうございます!(遅刻)
    おめでたいと祝われるK暁です。本編後KK生存if、『黒猫』より少し前。
    愛したくて仕方がないが我慢していたKK×子供扱いされたくない暁人のお話。
    吉事あれば腹の内を晒せ「(おや、ちょうどいいところに)」

    ふわりと浮かぶ猫又が調査帰りの僕たちの元にやってきて尻尾を揺らした。暗い路地裏、夜も遅いこともあって人通りはないため、周囲を気にせずに堂々と触れる。耳元を撫でると、顔を擦り寄せうっとりとした表情でにゃぁんと鳴いた。これを人がいるところでやると虚無を撫でるヤバい人になってしまうので注意しなくてはならない。あれは結構恥ずかしい。

    あの夜が明け、消えていた人たちが帰ってきた。街の活気が戻り再び多くの人が行き交う渋谷になってからというもの、気がついた時には既に猫又たちはコンビニや屋台から姿を消していた。まあ人間がいなくなりこれ幸いと店を乗っ取っていただけなので、人が帰ってきてしまえば返さざるを得ず仕方がないと言えばそれまでで。だからもう会うことは無いのかと寂しく思っていたら、人気のない夜道や路地裏でひょこっと顔を出すようになったのだ。驚いたが、またあの可愛らしい鼻歌が聞けると思うと自然と顔が緩んでしまう。彼らはいつも見つけられるわけではない。気紛れに現れて、たまに撫でさせてくれて、掘り出し物を売買する。この気分屋な感じ、猫はいつだって可愛いのだ。
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