Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    hikagenko

    @hikagenko

    HN:
    ひかげ

    サークル名:
    Hello,world!

    ジャンル:
    ド!、ズモなど

    イベント参加予定:
    24/06/01~02 景丹webオンリー
    24/07/28 5次ドリ10
    25/01/12 超5次ドリ2025冬

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🚢 🐺 👍
    POIPOI 33

    hikagenko

    ☆quiet follow

    ライトから神通力を、スパイクの神からリキシンの姿を奪うことで急激に関係が進んだ永遠ビュの馴れ初めの話のメモ。ツイートコピペだったり追記していたり。

    #ズモ
    #永遠ビュ
    eternityView

    永遠ビュの馴れ初めメモ朝起きてタイコンを掴んだつもりだったのに、元のスマホを掴んでいたライトくん 部屋にビューガくんはいない カメラロールからはビューガが消えている
    顔を洗って、着替えて、朝ごはんを食べずに外に出る 鍵かけるの忘れたなぁと思いながら歩き続けるライト ダイを見かけて声をかけるライト

    「今ゴウテツいる?」
    「は? ここにいるだろ?」
    「朝起きたら俺のタイコン、スマホに戻っててさ」
    「え、それって…!」
    「ビューガは? 今俺の近くにいる?」
    「いや…いない。よし、探そうぜ!」

    とりあえずライトくん家に戻ってみたら、玄関でビューガくんが仁王立ちして「鍵をかけろ!!!!」って怒ってた(ライトくんは見えない)

    「ビューガ、ライトが戸締まりせずに出掛けたから見張ってたんだってさ」
    「なんだ、いたの」
    「あと出掛けるなら朝ごはん食べてからにしろって怒ってる」
    「あ、ごめんビューガも朝ごはん抜きになっちゃった? ははっ」
    「怒ってる怒ってる!」

    会話がしづらいのでヒヴァーナちゃんを呼んで、ビューガくんを人間化させる

    「俺はもう親方できないってことか?」
    「…分からない。今のライトからは神通力が感じられない。一時的なものなのか、完全になくなったのか、俺には分からない」
    「ふーん。ビューガはどうするんだ? これは一時的なものだと期待してただ待つか、それとも俺のこと諦めて新しい親方探すか」
    「とりあえずバッシャにでも話を聞いてくる。ライトは岸家にでも話を聞いてこい…朝食を摂ってからな」
    「信用ないな~俺」

    海征くんに話を聞きに行くライトくん
    「何か悩んでいることがあるんじゃないか?」
    「悩み? 俺が?」
    「過去の岸家当主にも、ある日突然神通力がなくなった者がいたようだ。その原因は強いストレスや悩みを抱えていたため、と聞いている」
    「へぇ」
    「神通力を取り戻した者もいれば、そのまま親方を辞めた者もいる。…俺が知っているのはこのくらいだ。何か心当たりは?」
    「ストレスに悩みねぇ。まぁ、考えておくよ」
    「…そうか。何かあればまた声をかけてくれ。できる限りのことはする」
    「お優しいことだな、岸家67代目当主様は。俺がホイホイ声をかけて、お前が悩みを抱え込むことになったらどうするんだ?」
    「あり得ないことを想像して立ち止まる趣味はない。…見えないだろうが、リグルガングがライトの横で威嚇してるぞ。気が済んだなら早く帰った方がいい」
    「それは見えなくて残念だ。とりあえず礼を言っておくぜ、岸海征」
    「礼は解決してからでいい」

    お互いが情報を集めて、すぐには解決しそうにないことを悟るふたり
    「ビューガが新しい親方見つけるのが先か、俺が神通力取り戻すのが先か、勝負だな」
    「…あぁ」
    ビューガは内心、新しい親方なんてそう簡単に見つからないだろう、と思っている。ライトが望むなら、負けることになる勝負を受けることにした。

    ということで、人間化したビューガくんが烈さんのところでバイトし始めたり、ライトくんはストレスの原因を考えてぼんやりしたり、一緒に料理してみたり、サッカーしてみたり、色々変化し始めるふたり

    「ちょっと遠出するから、2,3日戻らない。…俺が家にいるのが原因かもしれないしな」
    と親方探しに出掛けるビューガくん 家に一人ぼっちになって、途端に自堕落な生活になるライトくん カロリーメイトと水で食事を済ませる スマホが鳴ってるのも全部無視
    ビューガにとって最高の親方が、俺じゃなくなる日が来る? ビューガにとっての最高ってナニ? ってモヤモヤイライラしてるライトくんちに押しかけてくるダイくん

    「ビューガから『ライトから返信がないから生きてるか見て来い』って言われてさぁ」
    「ハハッ、通知すご」
    「ライト、愛されてんなぁ」
    「…アイ?」
    「え、だって、そうじゃなきゃわざわざ俺に連絡してこないだろ?」
    「…ふーん」
    「早く返事してやれよー。じゃあ俺帰るから」
    「あぁ、詫びはビューガに請求しといて」
    「はは…まぁいいけどさ! やっぱビューガが隣にいないと、ライト元気ないな!」 
    「そう?」
    「ん? うん」
    「…ふーん?」
    「…じゃーな? ちゃんと返事しろよ!」
    「あぁ」
    ビューガくんに電話したら『生きてるなら反応しろ』って文句言われるライトくん
    「ハハッ。心配した?」
    『…おい、わざとか?』
    「んー、そうでもないとも言い切れない?」
    『どっちだ!』
    「とりあえずさ、帰ってこないか? 今から俺が話すことで、俺の神通力が戻るか戻らないか決まるぜ」
    『分かった。戻る』
    電話が切れた後、玄関で座ってビューガを待つライト 数時間後、息を切らして汗まみれになったビューガが戻って来る(カミズモードで走って戻って来て、玄関前で人間化)
    「ライト?」
    「…ハハッ、ビューガがそんなに息切らして汗まみれなの、初めて見たな」
    ビューガの頬に触れて汗を拭うライト されるがままのビューガ
    「シャワー、浴びてきなよ」
    「話は?」
    「その後でいい」
    「…分かった」
    で数分でシャワーを済ませるビューガ 
    「そんなに急がなくてもいいのに」
    「いいから早く話せ」
    「髪くらい乾かしなよ。ほら、座って」
    ベッドに腰かけて、足の間にビューガを座らせて髪を乾かしてあげるライト。
    いつもと様子が違うからちょっと居心地の悪いビューガ。
    「こうやって」
    「?」
    「俺以外にも、簡単に背中晒すわけ?」
    「…ライトが座れと言ったんだろ」
    「生きてるか心配したり、食事の心配したり、汗だくになったり、そういうのさ、俺以外にもすんの?」
    「…どう、だろうな」
    「…俺より最高な親方、いるって思ってんの?」
    「そう簡単に見つかるわけないと思っている」
    「ビューガ、俺のこと好き?」
    「…好悪の定義は何だ?」
    「いいよ、なんでも」
    「…まあ、どんな定義にしろ俺がライトのことを嫌うことはないんじゃないか?」
    「好きってこと?」
    「…俺に嫌われているか不安だったのか? 神通力がなくなるほど」
    「んー、それは違うかな。だって好きでしょ、俺のこと」
    「そう思っているなら何故わざわざ聞いた」
    「認識確認?」
    「…何が聞きたいんだ。ストレスだの悩みだの、結局俺が原因だったってことだな?」
    「まあ間違ってはないんだけどさ。…俺がビューガのこと、好きだって話。…好悪の定義が必要か?」
    「…聞いておく」
    「生きるの心配するのも。食事の心配するのも、汗だくになって必死になって走るのも、俺以外のためにするのは面白くないんだよ」
    「…独占欲?」
    「まあそうなんじゃない? で、独占欲があるのは、俺がビューガのことを好きだから。単純だろ?」
    「…俺に何を求めている?」
    「うーん、とりあえずさ、俺が死ぬまでは俺と生きてよ。ゴウリキシンって寿命長いでしょ? 俺が生きてるのなんて100年そこらだよ。新しい親方探すの、俺が死ぬの見届けてからにしてよ」
    「分かった」
    「…随分あっさりだな。ホントにいいの? あぁ、100年なんて大したことないから?」
    「まあ100年は確かに大した時間じゃないが…。俺がライトより最高だと思う親方なんて、そう簡単に出会えないと思っている。だから、ライトの神通力が戻る可能性の方がよっぽど高い」
    「ふうん」
    「それに…」
    「うん」
    「カミズモウをしていない今も、ライトと生きるのは悪くないと思っている。100年そこらで終わるのは、きっと物足りない」
    「…俺のこと好きってこと?」
    「しつこい」
    「言ったじゃん。俺の神通力が戻るかどうか、ビューガの答えが鍵だぜ?」
    ベッドから降りてライトはビューガの隣に座る。
    「顔が近い」
    「キスしていい?」
    「ちょ、っと待て、性愛の話か?!」
    「分かんない。だから、確認のために」
    「…この体でして意味があるのか?」
    「だってまだ神通力戻ってないし。スマホのままだぜ?」
    「まあ、俺から見ても神通力は感じないが」
    「じゃあ、いい?」
    「…分かった、最後まで付き合ってやる」
    「ハハッ、物分かりがいいね」
    ライトはビューガの手を握る。ビューガはぎゅっと目を瞑る。
    目を閉じたビューガにそっとキスをするライト。数秒止まって、そっと顔を離す。
    「…ビューガ、脈凄くない?」
    「…人の体は、不自由だ!」
    「ハハッ、そう。…とりあえず、これからもよろしくな」
    「分かったから手をはなせ離れろ」
    「今日は一緒に寝てみようぜ」
    「イヤだ。心臓がこわれる」
    「…そんなに照れられると思わなかったんだけど。どういう理屈? 俺のこと好きすぎるの? なんか病気?」
    「俺が知るか!!!!」

    朝起きると、スマホがタイコンに戻っている。
    スモードのビューガが、ライトのベッドの足元で丸まって寝ている。
    「おはよう、ビューガ」
    耳がピクリと動く。
    「…ライト」
    「久しぶりだな、その格好のビューガを見るの」
    「そうだな」
    「あとでキスしてみていい?」
    一瞬で距離を取るビューガ。人間の体で脈がぶっ壊れたので警戒している。
    「…無理やりにする気はないんだけど」
    「…分かった」
    「とりあえず、ダイ達に俺の神通力が戻ったこと知らせに行かないとな」
    「あぁ」
    「それで、久しぶりにやろうぜ、カミズモウ」
    ビューガはふっと笑った。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works