mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 108
mitotte_kazu☆quiet followMOURNING長さを測る🦍と🐇さんのお話※例の数字 #ディンエラ Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )から頂いた素敵なお題で書いた🦍と🐇さんのよくある何気ない日常のお話硝子玉の君 ラザハンの露天に並ぶアクセサリー屋の前で、ルガディンの足が止まる。この国らしい色鮮やかな色彩で飾られた装飾品の陳列に目を奪われていた。 「よろしければどうぞ」 お気軽にご覧くださいと言わんばかりに、柔和に微笑んだアウラの男性店主が手を翳してくる。そう言われたら断る訳にもいかず、店主に歩み寄った。細やかなビーズで作られた腕や首飾りを眺めていると、手に取ってご覧頂いても、と声をかけられる。壊しそうだと萎縮しながら恐る恐る持ち上げ、かざして見ると光を透かしたビーズが一層輝いて見えた。好きそうだなとヴィエラの顔が頭をよぎり、買って行こうかなどと思う。しかしデザインが多くある中から彼女好みのものを的確に選べるかと言われれば自信もなく、手に取った品を棚に戻した。 1463 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )から頂いた素敵なお題で書いた🦍と🐇さんの他愛無い一日のお話ああ、なんて幸福な日々! 柔らかな日差しと微かな鳥の鳴き声の中、ルガディンは目を覚ました。微かに痺れを伴う腕の中の重みに視線を落とす。整った寝息のヴィエラをしばらく眺めてから、時間を確認する。普段通りの起床時間で、予定もない休日なのに習慣の怖さに苦笑しながら再度目を閉じた。 「モニモニしたかったのにぃ!」 昼前に目を覚まして迫るチェックアウト時間に慌てて支度をしている彼女にすまんと謝罪する。 「ゆっくり休んでほしくて」 彼の一言に彼女の耳がぺたりと下がった。それを言われたらぁ、と萎れた彼女の視線が時計に向き、やば!と支度を再開する。 ホテルを後にしてから、近くにあるカフェでのんびりと過ごす。普段ならドリンクとトーストのセットで朝食を済ませていたが、対応時間外になっていたので一足早いランチで遅めの朝食を摂ることにしたのだ。 6620 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )『うちよその片割れを「パートナーに愛されてる自信があるほど早く開く部屋」につっこんでどのくらいで部屋から出られるか聞きたい』やつの🦍の短いお話し解錠 重怠い頭を押さえて、ルガディンはゆっくり身体を起こす。無機質かつ生活感のない室内の床に転がされていたようだった。どことない既視感を覚える部屋の壁には「パートナーに愛されてる自信があるほど早く開く部屋」と書かれていた。無害そうな部屋で何よりだと思い、周囲を見渡す。当然ながら窓は見当たらず、厳重に鍵がかけられた扉のみが佇んでいた。念の為ドアノブに手をかけてみるも、扉は開かない。そうだろうなと苦笑して室内にぽつりと置かれた椅子に腰を下ろした。 さて現実逃避はここまでにしておこう。自身を愛しているとされるパートナー、と言われれば、当然彼女のことになるだろう。世間一般的にはエターナルバンドもしており、周囲もそう認識してくれている人も少なくはない。しかし情はなくとも教会の門は広く開かれ、エターナルバンドは誰かれ問わずできるものではある。そう形容すると語弊が生じるが、彼女に情がないわけではない。というかむしろ自身が思っている以上に彼女には大きな感情を抱いている恐れがある。あれほど魅力的かつ素敵な女性が自分を選んだ、などというのは正直尊大すぎる。思い上がりも甚だしい。 1212 mitotte_kazuPASTオルシュファンと🐇さんの香水ネタ香水の話 ふわりと花のような香りが漂っていた。この館でそのような香りがするのは珍しいなと思いながらオルシュファンが歩みを進めると、その先でメイドに囲まれたヴィエラの姿があった。メイドと何か談笑していた彼女は此方に気付くと、頬を緩め手を挙げてくる。オルシュファンも手を挙げて応えると、慌てたようにメイドが仕事に戻って行った。お帰りなさい、と足早に近付いてきた彼女にただいまと返す。彼女との距離が縮まる程に香りは強くなっているように思えた。 「……飾ってある花の香りだろうか?」 会話の途切れた瞬間のオルシュファンの呟きに、一瞬首を傾げた彼女がもしかして、と返す。 「私の香水かも」 差し出されたヴィエラの手首にオルシュファンが顔を近付ける。一層香りが強くなり、あぁ、と頷いた彼に彼女が首を竦めた。 1978 mitotte_kazuPASTアルバートと🐇さんの香水ネタ無粋と香水 部屋に戻ってきたヴィエラが疲れたようにベッドに倒れこんだ。お疲れさん、と姿を現したアルバートに疲れたぁ、と布団に顔を埋めたままくぐもった声で返す。 「罪食い多すぎ……」 「仕方ないだろう」 ぼやいた彼女に彼が短く返すとうー、と何かを訴えるように呻いた。ベッドに歩み寄り、腕を組んで彼女を見下ろす。 「ほら、飯でも食え。腹が減ってはなんとやらだ」 わかってるぅ、と呟いた彼女がのろのろと起き上がる。と、その首元にアルバートが顔を埋めた。形容し難い声を漏らして後ずさった彼女に彼は無邪気に尋ねる。 「香水か?」 花の匂いがする、と首を傾げたアルバートに一瞬の間を置いてヴィエラは頷く。 「花だけじゃないけど……」 指を折りながら彼女が香水に含まれている植物の名を挙げていくが、幾つかピンとこないようで彼は更に首を傾げた。その様子を見てゆっくりと立ち上がった彼女が室内のドレッサーに近付く。しばらくそこを探っていた彼女がこれこれ、と綺麗な小瓶を手に彼の元へ向かって歩み寄った。ゆらゆらと彼女の手の中で揺れる瓶をなるほど、と眺めていた彼の前で、彼女は自身の手首に数回香水を吹き付ける。強く広がった香りに一瞬顔をしかめた彼があぁ、と小さく呟いた。 919 mitotte_kazuPAST相手の香りを吸う話でTLが盛り上がってたので香水にまつわる🦍と🐇さんのとても短いお話 related works mitotte_kazuPAST引越しにて今は亡き場所となった🐇さんこだわりハウジングのお話。空間 ヴィエラに呼び出され彼女の家を訪問したルガディンを出迎えたのは唐突な抱擁だった。腰に回された細くしなやかな腕と押し付けられた柔らかな胸の感触からあえて意識を逸らし、何があったのか彼女に尋ねる。 「特に何も」 こちらの胸元に思い切り押し付けられていた顔を上げ、彼女は短く答えた。その表情や声色は思っていたよりも明るく、安心しながらそうかと彼女の頭を撫でる。数回瞬きしてから綻んだ表情で彼女はもう一度力強く抱き付いてくる。何事かと思ったがとりあえず自身の掌にすっぽりと収まる彼女の後頭部を撫で続けた。 あ、そうだといきなりこちらを見上げてきたヴィエラが見て見てとルガディンの腕を引いて地下へと駆けて行く。急になんだと思いながらも特に抵抗はせず、彼女に導かれるまま階下へ向かっていく。 1249 mitotte_kazuPAST表情が乏しい人の表情筋は発達してないので柔らかいという小ネタの🦍と🐇 mitotte_kazuMOURNING長さを測る🦍と🐇さんのお話※例の数字 3478 mitotte_kazuPASTナマコさん(@namakomesi)から素敵なお題を頂いたので勝手なイメージで書き上げた🦍と🐇さんのお話たなごころのうえ ヴィエラに呼び出されたのはいつもの喫茶店だった。定番となったメニューとドリンクを前に、他愛のない話に花を咲かせる。 「そういえば、何の用事だったんだ?」 どちらともなく話が途切れ珈琲で口を潤し、忘れない内にとルガディンが彼女に尋ねた。両手で持っていたカップを卓上に置き、悪戯っぽく彼女が口角を上げる。薄々嫌な予感がしてきたが特に予定もなかったので、温くなった珈琲をもう一口飲みつつ彼女の返答を待った。しなやかな指を絡めた手を顎の下に添え、卓上に肘を突いた彼女が歌うように呟く。 「どうしよっかなぁ」 悩んでいる表情すら様になっている彼女からカップの中に視線を向ける。考える猶予のためにもう少しゆっくり飲んだ方がいいかな、などと思いながら、彼も一度カップを卓上に置いた。 3136 mitotte_kazuPASTヴァレンティオンを満喫している🦍と🐇の短いお話贈呈 毎年恒例になりつつある、海都でのヴァレンティオンの催事場巡りに今回も付き合っていた。ヴィエラに付き添っていただけの当初に比べて多少慣れてきたルガディンも、露天を覗き見比べる余裕が出来てくる。 「これは今年の新作か」 「そう〜!去年から定番になったこっちも美味しいよ!」 少しわかってきたと思っていたが、やはり彼女の知識量などには勝てない。真剣な顔で次の店の品定めをする彼女の手から、戦利品の入った紙袋を苦笑しながら受け取った。ありがと、と身軽になった身体で手早く会計をすませる彼女を遠巻きに眺めていた。 「ここの好き」 何軒目かを巡っていた時に彼女が呟いた店のチョコレートや包装に見覚えがあった。以前貰ったものだな、と何気なしに視界に入った価格を二度見して、目を剥いてしまう。横に書かれた説明を流し見て、ブランド物のククルビーンを手間暇かけて加工してウルダハで販売している有名店だとようやく把握できた。通りで高価で美味いはずだと1人納得している横で、また真剣な表情で陳列されている商品を吟味している彼女が頷いた。これとこれください、と慣れている彼女の指がチョコレートの上を滑っていく。彼女が選んだ商品が丁寧に包まれていくのを眺めながら、パッケージまで可愛いな、などと思った。 805 mitotte_kazuPAST某怪ウォッチコラボ初実装時に書いた🦍と🐇の短いお話身体 袋の中からメダルを取り出し、枚数を確認する。必要枚数には微妙に足りておらず、微かに溜息を吐いて元に戻した。その様子を眺めていたヴィエラが何かを察したように立ち上がり、あと何枚?と声をかけてくる。少し間を置いて無言で枚数分の指を立てて答えるとあからさまに肩を落とし溜息を吐かれ、苦笑してしまう。 それでも必要枚数が揃うまで付き合ってくれた彼女に礼を述べた。フェイトが終わる度に生じる倦怠感と体力のラグからぐったりしている彼女に向けて白魔法を放つ。ありがとー、と疲労を隠し切れない彼女が頬を緩ませた。視線を下ろし彼女の露出された肩や胸元を見つめる。ヴィエラ族らしい細身だが豊満な身体や彼女の好みに合わせて投影された装備は見た目の割に防御力が高いのだといつか誇らしげに言っていたのを思い出した。それでもその身体に刻まれた傷跡は少なくはないのだろう。 763 mitotte_kazuPAST相手の香りを吸う話でTLが盛り上がってたので香水にまつわる🦍と🐇さんのとても短いお話 mitotte_kazuPASTキスの日なので上げた時の日付がオチになる🦍と🐇さんの短いお話見舞 目を覚ますと病室のベッドの上だった。病院特有の匂いと白いシーツに包まれながら、記憶の糸を辿る。相棒のヴィエラとリスキーモブを狩っている内に負った傷からの出血が思っていたよりも多かったようで、倒れてしまったのを思い出した。傷口に目をやると、既に適切な処置が施され清潔なガーゼ類で保護されていた。 「おはよ?」 声の方に目をやると、手の中の林檎から目を離さず皮剥きに耽るヴィエラが備え付けの椅子に座っていた。時計に目をやり、おはようと返すには些か遅い気がして頷いて応える。 「痛くない?」 続け様の問い掛けに大丈夫だと返すと、よかったと頬を緩めた彼女が切り分けた林檎を差し出してきた。手を伸ばすとやんわりと引き離されたため、仕方なく口を近付ける。瑞々しい甘さが口の中に広がり、思わず頬が緩む。 1729 mitotte_kazuPASTユウさん(@namakomesi )とジャックさん(@Kuraki_kazuma )と流れでダブルデートする🦍と🐇さんの話買物 新商品のカットソーを棚から取り出し、ヴィエラは自身の胸元へと当てる。シンプルながら襟のデザインが可愛く、手持ちの服とも合わせやすそうで微かに口角が上がった。買ってもいいかもと値段を確認するとデザイン程可愛くないお値段で口角がすかさず下がってしまう。残念ながら予算オーバーと小さく肩を落とし、簡単に畳んで棚へと戻した。それでも手ぶらで店を後にするのも悔しくて値下げされている棚まで向かう。セール品でも良さそうな品があったが普段は着ないような色しか残っておらず、まぁそんなもんだよね、と眉を顰めつつ広げては見比べてを繰り返していた。何枚目かを持ち上げ目線の高さで広げていた際に、見覚えのあるエレゼンと棚越しに視線がかち合う。 3967