ある休日。ダンデはキバナと自宅で他地方のバトル資料鑑賞会をするべくパタパタと朝から忙しく走り回っていた。
久しぶりの休日。しかも自宅デートとなれば普段のお出かけデートよりもイチャイチャできる筈とワクワクしながらちらりと時計を見れば約束の時間はもう間も無くで、これは急がねば!とダンデはさらに忙しく準備を再開した。
そうして暫くたったころ
ピンポーン
インターホンがなった。
パタパタと足音を立てモニターを見ればそこには待っていたキバナがいる。
「あぁキバナ待っていたぜ!今」
鍵を開けるからなそうダンデが言葉を発しようとするのを遮り「ダンデ来たよ鍵開けて」碧い瞳がモニターのレンズを覗き込んで、ゆっくりと弧を描いた。笑みを浮かべたキバナの涙袋が下まぶたのしたに影を作り、優しげな雰囲気を作り出す。
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