alltimeai
DONEミュに影響をめちゃくちゃ受けています生産元は鉢雷ですが、この話はBLとして書いておりません。原作の関係の延長線として書いております
誰も付きあってなどおらず、みんな仲良しで双忍がその上でお互いを大切にしております
私の彦星と僕の織姫同じ組の学友に短冊を渡されたが、私は〝無病息災〟と当たり障りの無い願いを書き記して吊り下げた。
「三郎が書くと胡散臭いね」
「お前には言われたくない」
胡散臭さを体現したような男に覗き込まれ、私は仕返しに、彼が書いた短冊を取り上げて無断で読み上げた。
「美味しいものたくさん食べたい……ってお前なぁ」
「〝いけどん〟〝ギンギン〟〝もそ〟よりマシでしょ」
「あの人達は異次元だから……」
私と同じく、組の学級委員を担っている勘右衛門は、短冊を奪い返して吊り下げている。近くに兵助の〝俺の作った豆腐を食べてね〟と書かれた短冊が吊り下げてあった。
回覧板じゃないんだぞ。
当の本人は、火薬委員会の後輩に囲まれて、笹に彼らの書いた短冊を、高い位置に飾り付けてやっていた。
3196「三郎が書くと胡散臭いね」
「お前には言われたくない」
胡散臭さを体現したような男に覗き込まれ、私は仕返しに、彼が書いた短冊を取り上げて無断で読み上げた。
「美味しいものたくさん食べたい……ってお前なぁ」
「〝いけどん〟〝ギンギン〟〝もそ〟よりマシでしょ」
「あの人達は異次元だから……」
私と同じく、組の学級委員を担っている勘右衛門は、短冊を奪い返して吊り下げている。近くに兵助の〝俺の作った豆腐を食べてね〟と書かれた短冊が吊り下げてあった。
回覧板じゃないんだぞ。
当の本人は、火薬委員会の後輩に囲まれて、笹に彼らの書いた短冊を、高い位置に飾り付けてやっていた。
布団🐑
MOURNING最近描いていたらくがきです趣味だだもれであまり可愛くはないのですがそれでもよろしければ…(⸝⸝ɞ̴̶̷ ·̮ ‹⸝⸝ᐡ)笑!
2枚目はいほまほ、先生、異ロザくんのみんなでクッキングをしたら楽しいかなと思ったラフです
たまに手癖が出ている絵がありますが普段とあまり変わってないかな(なぜかぷよキャラを描くと普段の絵柄と使い分けようとして絵柄が定まらなくなっちゃうのだ…)クオリティーは…┏┛墓┗┓ 5
あさごえ
MEMOシノビガミ「密室」GM_ときおみさん
PL_あさごえ(緑青銀朔)
_とぅめのさん(忠志呼犬)
_ほずみさん(芥川凌馬)
シナリオクリア〜‼️お疲れ様でした‼️久しぶりのシノビガミ楽しかった✊
そのこ
PASTビクフリ。ビク→フリ気味です。お前そんなのばっかり書いてんな。2019年のやつ。6年前!?!風呂場だ。湯気がたっぷりと立つ、寒い夜。人の輪郭も定かではなくなる中でも、隣にいる奴ぐらいは分かる。
遠くから湖の波の音がして、近くでは暖かい湯が揺れる音がする。視界は霞む。輪郭が揺らぐ。
「だいぶ治ってきた」
うっかり閉じていた目を開けた。隣で、フリックの奴が軽く腕をあげた不自然な体勢をしている。二の腕の真ん中辺りに白く、治りかけた傷痕があった。この間の小競り合いでやらかしたものだ。魔法でふさいだ傷口はもうすっかり綺麗で、このまま跡も残さずに消えるのだろう。
なんとなく眺めまわして、首をかしげる。
「お前、あんまり傷痕ないよな」
腕を下ろしたフリックが、バカにしたように唇を引き上げた。
「お前みたいに突っ込めばいいと思ってないからな」
792遠くから湖の波の音がして、近くでは暖かい湯が揺れる音がする。視界は霞む。輪郭が揺らぐ。
「だいぶ治ってきた」
うっかり閉じていた目を開けた。隣で、フリックの奴が軽く腕をあげた不自然な体勢をしている。二の腕の真ん中辺りに白く、治りかけた傷痕があった。この間の小競り合いでやらかしたものだ。魔法でふさいだ傷口はもうすっかり綺麗で、このまま跡も残さずに消えるのだろう。
なんとなく眺めまわして、首をかしげる。
「お前、あんまり傷痕ないよな」
腕を下ろしたフリックが、バカにしたように唇を引き上げた。
「お前みたいに突っ込めばいいと思ってないからな」
NIRJEGG
MOURNING酔っ払い信一にやり返す話 夜の香港は、生き物のようにざわめいていた。建物からは屋台の油煙と甘辛い香りが立ちのぼり、どこかの部屋からはテレビの音、どこかの路地からは喧嘩の怒鳴り声が聞こえる。路地の水たまりに映るネオンが、人の顔を赤く染めていた。
ナマエは、城砦近くのアパートの一室で、ぼんやりとソファに腰かけていた。扇風機の生ぬるい風が、ゆるく髪を揺らす。
「……遅いな」
時計の針は、すでに夜中の十二時を回っていた。朝に信一から「今夜はそっちに泊まる」と連絡があり、ナマエは珍しさに少し浮かれながら部屋を整えた。けれどそのときの気持ちは、もう遠い昔のことのように思える。
こういう夜は、たいてい決まっている。
信一はまた、どこかで飲んでいるのだ。屋台か、城砦内の仲間との集まりか、それとも商売相手との付き合いか。理由はどうあれ、帰ってくる頃にはたいてい、酒の匂いをまとっている。
6236ナマエは、城砦近くのアパートの一室で、ぼんやりとソファに腰かけていた。扇風機の生ぬるい風が、ゆるく髪を揺らす。
「……遅いな」
時計の針は、すでに夜中の十二時を回っていた。朝に信一から「今夜はそっちに泊まる」と連絡があり、ナマエは珍しさに少し浮かれながら部屋を整えた。けれどそのときの気持ちは、もう遠い昔のことのように思える。
こういう夜は、たいてい決まっている。
信一はまた、どこかで飲んでいるのだ。屋台か、城砦内の仲間との集まりか、それとも商売相手との付き合いか。理由はどうあれ、帰ってくる頃にはたいてい、酒の匂いをまとっている。