カラス
REHABILIカミュ主 現パロ お題お借りしました。#カミュ主版創作お題
バレンタインバレンタインなんて見えない、聞こえないふりをしていた。
そんな感情を向けられていいやつじゃないんだ。
だから、受け取らないし話も聞かない
そんな"重荷"はいらないんだ。
そうやってただひたすらに避け続けてきた。
そうしてきてどれくらいたっただろうか…
いつからだったか忘れたが、自分の家のポストに投函される薄紫色の箱
最初は直接渡せないからポストに入れるだなんて迷惑な奴、としか思ってなかった。
毎年、毎年、あきもせず同じ色の箱がこの時期に届く
名前もない、手紙もない、よくよく思えば怪しい箱
でもどうしてか悪いやつじゃない、と思ってしまっている俺がいる。
んでもって毎年ポストにあるのを期待している俺がいる。
1076そんな感情を向けられていいやつじゃないんだ。
だから、受け取らないし話も聞かない
そんな"重荷"はいらないんだ。
そうやってただひたすらに避け続けてきた。
そうしてきてどれくらいたっただろうか…
いつからだったか忘れたが、自分の家のポストに投函される薄紫色の箱
最初は直接渡せないからポストに入れるだなんて迷惑な奴、としか思ってなかった。
毎年、毎年、あきもせず同じ色の箱がこの時期に届く
名前もない、手紙もない、よくよく思えば怪しい箱
でもどうしてか悪いやつじゃない、と思ってしまっている俺がいる。
んでもって毎年ポストにあるのを期待している俺がいる。
shi_ho_do_
REHABILI・マイ武前提モブ武・捏造に次ぐ捏造
・名前付きのモブ(サラリーマン)が武と出会い、恋愛対象として興味のなかった武に恋心を抱くまでのお話
・今後モブ武での性描写の予定あり
・別ジャンル(HQ)のことに少し触れてますが、知らなくても問題なく読めます
フラッグシップの恋だった③side:七海
遅いな、と思った時には大抵何かに巻き込まれている。それをここ最近でいいだけ知った。
今日は仕事を早く切り上げられそうだったので武道と会う約束になっていた。
例の懇親会の時に知ったのだが、意外と映画に詳しい彼と話が盛り上がり、現在上映中の話題作を一緒に観に行くはずだったのだ。
なぜ会合に誘ったのかは正直自分でもわからない。父が件の銘柄を相当数所持しているため、招待状は毎年父宛てに送られる。しかし当人は面倒なのか、まぁ当然のように行かず、決まってこちらに回されるためいつも余分に一枚あった。
七海の元にも同じ理由から届いており、そんな二枚にほんの場当たり的な考えだった。
4714遅いな、と思った時には大抵何かに巻き込まれている。それをここ最近でいいだけ知った。
今日は仕事を早く切り上げられそうだったので武道と会う約束になっていた。
例の懇親会の時に知ったのだが、意外と映画に詳しい彼と話が盛り上がり、現在上映中の話題作を一緒に観に行くはずだったのだ。
なぜ会合に誘ったのかは正直自分でもわからない。父が件の銘柄を相当数所持しているため、招待状は毎年父宛てに送られる。しかし当人は面倒なのか、まぁ当然のように行かず、決まってこちらに回されるためいつも余分に一枚あった。
七海の元にも同じ理由から届いており、そんな二枚にほんの場当たり的な考えだった。
流浪 @阿七おいしい
REHABILI遙か7 阿七小説久々だからちょっとリハビリにSS。
恋人の帰りを待つシチュエーションによくありがちなベタベタなネタを阿七風に調理してみました。
漫画だとギャグにしかならないけど文字だとキュンなシチュエーションにできるかも?とか思った。浅はかな。
2022.2.11
嗜みに深く 阿国は頭を抱えていた。一舞台終えて一旦戻った宿の部屋、その中の光景を一目見て唸いてしまった。
微かな寝息を立て、布団に横たわっている七緒がいる。阿国の誰よりも愛しい娘だ。その七緒が今朝は体調を崩していた。熱はないようだったが、大事を取って今日はそのまま休ませ、阿国は一人で興行場所に向かったのだった。宿を空けた時間は二刻くらいだろうか、それほど長い時間だとは思えなかった。だが、この有り様は一体どうしたことだろう。
「…勘弁してほしい…」
思わず素の声が出てしまう。七緒を見やってもう一度、顔を覆う。夜の阿国が纏う空色の小袖、それを抱き締めて眠る恋人の姿に目眩を起こしたくなった。
きっと待っている間淋しく思ってくれたのだろう。それで子供のように阿国の着物を引っ張り出し、抱えることで安心したのだろうと想像に難くない。だが、できればそんな姿はこちらには隠しておいてほしかった。見られたらどうしようと恥じらって、用心してほしかった。そうでないと、もう阿国は舞台に戻れなくなってしまう。まだ今日はあと一回残しているというのに、これでは後ろ髪を引かれるどころではない。
1050微かな寝息を立て、布団に横たわっている七緒がいる。阿国の誰よりも愛しい娘だ。その七緒が今朝は体調を崩していた。熱はないようだったが、大事を取って今日はそのまま休ませ、阿国は一人で興行場所に向かったのだった。宿を空けた時間は二刻くらいだろうか、それほど長い時間だとは思えなかった。だが、この有り様は一体どうしたことだろう。
「…勘弁してほしい…」
思わず素の声が出てしまう。七緒を見やってもう一度、顔を覆う。夜の阿国が纏う空色の小袖、それを抱き締めて眠る恋人の姿に目眩を起こしたくなった。
きっと待っている間淋しく思ってくれたのだろう。それで子供のように阿国の着物を引っ張り出し、抱えることで安心したのだろうと想像に難くない。だが、できればそんな姿はこちらには隠しておいてほしかった。見られたらどうしようと恥じらって、用心してほしかった。そうでないと、もう阿国は舞台に戻れなくなってしまう。まだ今日はあと一回残しているというのに、これでは後ろ髪を引かれるどころではない。
しいげ
REHABILIHADES:メガイラ、タナトス、ザグレウスUndertale:アンダイン
KOF:クリザリッド
メガテン5:コンス
青い肌の女性、褐色肌の白銀髪、月の王子と冥界の王子 つながりで。 3
2940
REHABILIsaiの塗りやすさが忘れられない話をされたから久しぶりにsaiで何か描くかと思ったけど下書きで挫折した…気が向いたらクリスタにコピペして描き直しますそういえばPC替えた時に手ブレ補正が異常に糸引くようになって封印したんだった
これもぴょろぴょろしてますね
shi_ho_do_
REHABILI・マイ武前提モブ武・名前付きのモブ(サラリーマン)が武と出会い、恋愛対象として興味のなかった武に恋心を抱くまでのお話
・今後モブ武での性描写の予定あり
・別ジャンル(HQ)のことに少し触れてますが、知らなくても問題なく読めます
フラッグシップの恋だった②side:武道
初めて七海を目にした時、腹に一物を抱えているタイプだと強く信じて疑わなかった。少し長めの柔らかな髪は一見分かりにくいがツーブロックで、軽く波打つ髪をビル風になびかせる姿は、それは優美だった。
好奇心が強いのだろう、ポケットに手を入れたグレーのチェスターコートを翻しながら物珍しげにこちらへ闊歩する様は、ここがランウェイかと錯覚するほどだ。
鳩尾への重い一撃に、毛虫のように地面で蠢く武道に周りが無関心を装う中、甘いマスクの男をより完璧に仕上げる立役者の長いコンパスには思わず下敷きにしている材木を突っ込んでやりたい衝動に駆られた。
女性に事欠かない人生であり、これからもそうなのであろう男にやっかみからの悪戯心が沸き立つが、話してみるとこれが意外と愉快な人間だった。
4989初めて七海を目にした時、腹に一物を抱えているタイプだと強く信じて疑わなかった。少し長めの柔らかな髪は一見分かりにくいがツーブロックで、軽く波打つ髪をビル風になびかせる姿は、それは優美だった。
好奇心が強いのだろう、ポケットに手を入れたグレーのチェスターコートを翻しながら物珍しげにこちらへ闊歩する様は、ここがランウェイかと錯覚するほどだ。
鳩尾への重い一撃に、毛虫のように地面で蠢く武道に周りが無関心を装う中、甘いマスクの男をより完璧に仕上げる立役者の長いコンパスには思わず下敷きにしている材木を突っ込んでやりたい衝動に駆られた。
女性に事欠かない人生であり、これからもそうなのであろう男にやっかみからの悪戯心が沸き立つが、話してみるとこれが意外と愉快な人間だった。
applepai
REHABILIノースさんとクラージィさんのお話。※捏造ありの死ネタありなので何でも読める大丈夫な人向けです。
ただ一人だけ、ノースさんの中で唯一の人間の友と呼べる存在だった…みたいなそんなお話です。 7
烈ポイピク垢
REHABILIごめんなさい、また間あいてしまい、母親の三回目まだ母親の返事まちだけど、
うけるなら、自分も一回目うけることに
しました。母親のも自分のも怖いです。
母親の返事次第できめたいと思うけど、
たぶん断れないからうけるだろう…。
コロナワクチン…。
だけにしよう。あまり気持ち的には
微妙かも…。怖い
でもうけるとなったら乗り越えよう
皆様も母親もふくめて
体調等気をつけてくださいです
20220210
妄想吐き下し
REHABILIじゅ / 祓本五夏(ほぼ夏)⚠️最中、肌色、ネクタイ拘束、汁
局部なしワンクッション
週刊誌すっぱ抜き常連の夏に怒った五が記事敷き詰めたベッドの上でおしおきの図。
(夏はヤキモチやいてほしくてわざとやってます)
shi_ho_do_
REHABILI・マイ武前提モブ武・名前付きのモブ(サラリーマン)が武と出会い、恋愛対象として興味のなかった武に恋心を抱くまでのお話
・今後モブ武での性描写の予定あり
・別ジャンル(HQ)のことに少し触れてますが、知らなくても問題なく読めます
フラッグシップの恋だった①side:七海
春の訪れを告げる役目も終わったとばかりに、早々と散り零れる梅花は地面にピンクの絨毯を広げてなお風流なのに、その風下三メートルのきな臭さまでは誤魔化せないでいた。
風に舞うひとひらに誘われるようにして、[[rb:七海昴 > ななみすばる]]は湿った吹き溜まりに人が倒れているのを目に留めた。
昨夜から降りだした花散らしの雨は明け方を前にやみ、小さな電気室横の水はけの悪いコンクリートは、男の金髪とたくさんの花びらを水面に漂わせている。
クライアントへの統計データの開示が予想よりも早めに終わり、直帰に選んだ道だった。
そんな偶然があるものか。
半信半疑ながらそれでも足を向けたのは、深夜の繁華街では珍しくないその光景も帰宅ラッシュを少し過ぎたばかりの都市計画公園では特異に映ったからと、もう一つ。
4676春の訪れを告げる役目も終わったとばかりに、早々と散り零れる梅花は地面にピンクの絨毯を広げてなお風流なのに、その風下三メートルのきな臭さまでは誤魔化せないでいた。
風に舞うひとひらに誘われるようにして、[[rb:七海昴 > ななみすばる]]は湿った吹き溜まりに人が倒れているのを目に留めた。
昨夜から降りだした花散らしの雨は明け方を前にやみ、小さな電気室横の水はけの悪いコンクリートは、男の金髪とたくさんの花びらを水面に漂わせている。
クライアントへの統計データの開示が予想よりも早めに終わり、直帰に選んだ道だった。
そんな偶然があるものか。
半信半疑ながらそれでも足を向けたのは、深夜の繁華街では珍しくないその光景も帰宅ラッシュを少し過ぎたばかりの都市計画公園では特異に映ったからと、もう一つ。