あずみ
DONE千ゲ4月1日記念日絵。原作完結後の二人で去年とは逆の膝枕ver.です。今まで描いたお花ワールドはゲに主導権があった感じだけど、かれこれ5年経過してるので距離感に変化があってもいいんじゃないかな…と思ってこうなった酢酸の卓報告
DONECoC 「花歌こぼし、骨に口づけ」KP/KPC わたし 紐 乃踊
PL/PC 塩ウナギさん 演 当麻 @sio_sirooni
ゾスク🐯🐮継続!今までのセッションがすべて繋がった2人でしたね。
幸せに生きます。
sonohennoproxy
DONE無題喧騒から少し離れた場所に立っていたライカンは、視界の端で揺れ動く金糸を見つけた。その瞬間、突き動かされるようにその手を掴んでいた。
「何のつもりかね、これは」
不機嫌さを全く隠さないその声は、随分昔に聞いたものよりも何トーンか低い。意思の強そうな赤い瞳はあの頃のままだ。背丈はお互いに伸びているが、身長差は縮まる事なくむしろ開いたように思える。こちらを振り向く時、緩やかに揺れた金の髪は、今では尻を覆い隠すほどの長さまで伸びている。それがライカンに過ぎ去った年月を嫌でも思い起こさせて、心をかき乱した。
「おい、いつまでそうしている気だ」
そう言われて掴んでいた手首をやっと離す。ライカンからすれば十分に細いと感じる手首。力を込めてやれば、いとも簡単に折れそうな気さえして。
3544「何のつもりかね、これは」
不機嫌さを全く隠さないその声は、随分昔に聞いたものよりも何トーンか低い。意思の強そうな赤い瞳はあの頃のままだ。背丈はお互いに伸びているが、身長差は縮まる事なくむしろ開いたように思える。こちらを振り向く時、緩やかに揺れた金の髪は、今では尻を覆い隠すほどの長さまで伸びている。それがライカンに過ぎ去った年月を嫌でも思い起こさせて、心をかき乱した。
「おい、いつまでそうしている気だ」
そう言われて掴んでいた手首をやっと離す。ライカンからすれば十分に細いと感じる手首。力を込めてやれば、いとも簡単に折れそうな気さえして。
さいとう
DONEL2Eで燃え滾ってしまい健全SSですが急遽こさえました…※全篇ネタバレ
※ザイード救出時の年齢を13-15歳と設定しています
イベントは終了しましたが布教のため、残しておきます〜!
パスは英数字 3146
Raiku
DONE月鯉月 すでにお亡くなりになっているふたりの往復書簡。あなたのお馬 シャクシャクと霜を踏みしめる音が、まだ藍色の空のしたに響く。少年は足元に残る雪を踏みしめ、祖父が歩く道をつくってやる。澄み切った春の空でも、北海道ではまだ雪が深い。重たいスコップを祖父の代わりに持ってやり、少年は大きく足を鳴らして雪を踏んだ。
「坊は今年でいっつになったんやな?」
「とぉ」
「おお、もうそげん年か。ふてねえ」
冬に膝を痛めたという祖父は、孫の名前を覚えない。男の子はみな坊で、女の子はオコジョである。ついでに年も覚えない。去年も似たような質問をされた。きつい薩摩訛が残る祖父の言うことは、少年には半分も理解できてはいないが、穏やかな慈愛がともる瞳で見下されるのは悪くない。父には怖い人だから怒らせるな、と度々言い聞かされてはいたが、膝をすりすり時々立ち止まらなければならない老人を恐れるというのも難しい。
6799「坊は今年でいっつになったんやな?」
「とぉ」
「おお、もうそげん年か。ふてねえ」
冬に膝を痛めたという祖父は、孫の名前を覚えない。男の子はみな坊で、女の子はオコジョである。ついでに年も覚えない。去年も似たような質問をされた。きつい薩摩訛が残る祖父の言うことは、少年には半分も理解できてはいないが、穏やかな慈愛がともる瞳で見下されるのは悪くない。父には怖い人だから怒らせるな、と度々言い聞かされてはいたが、膝をすりすり時々立ち止まらなければならない老人を恐れるというのも難しい。
ミヤシロ
DONEクロムとシエルで葉桜のお話。短めのお話、以前書いた話の話題が少しだけ出ます。もしクロムが行方不明にならなかったらゾディアック戦はどうなっていたのでしょう、なんて考えます。
来年も二人で シエルとクロムが桜並木を通った4月中旬、見る者の目を喜ばせた花は既に花弁を地面に散らして久しかった。
「桜、散っちゃったッスね」
「あっという間だったな」
蕾が膨らみ、花開き、散るまでに二週間ほど掛かっただろうか。今年は開花して間もなく寒い日が続いたため、花の見頃が例年より長く続いた。二人は満開になった桜並木を何度か通り感嘆したものだ。花が咲いて散る、ただそれだけであるにもかかわらず二人は心を奪われた。
地球上に花は数多存在するが、桜は花の中でも特別なのだろうか――二人はすっかり花びらを落とした桜に残念そうに言った。
「この間来たときがいちばん見頃だったッスね。桜吹雪がちょっと怖かったッスけど」
「あのときは君が攫われるんじゃないかと思ったよ」
1193「桜、散っちゃったッスね」
「あっという間だったな」
蕾が膨らみ、花開き、散るまでに二週間ほど掛かっただろうか。今年は開花して間もなく寒い日が続いたため、花の見頃が例年より長く続いた。二人は満開になった桜並木を何度か通り感嘆したものだ。花が咲いて散る、ただそれだけであるにもかかわらず二人は心を奪われた。
地球上に花は数多存在するが、桜は花の中でも特別なのだろうか――二人はすっかり花びらを落とした桜に残念そうに言った。
「この間来たときがいちばん見頃だったッスね。桜吹雪がちょっと怖かったッスけど」
「あのときは君が攫われるんじゃないかと思ったよ」
沙弥(さや)
DONE四郎左命日絵です背景は内藤屋敷(陣屋)の門!そう!久喜まで行って撮ってきました!
今年はまた初心に返って錦絵っぽさを追求できたらいいな…
色々構図考えたんですけど毎回難しいものに落ち着く…なんかどうしても上から見る感じになってしまう…全力出したけどもっとかっこよく描けたんじゃないかって毎度悔しい…
でもそれがチートマンこと四郎左なんですけど…
mummi_milkers
DONESilco x Jinx (Jilco) 💣🦈Thank you so much for commissioning me!
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