ちまき
MOURNINGステバキ。学園パロ。第6話片思いスティーブ×無自覚バッキー。
【ホームパーティーあとの話。】
今回が最後の話。なんで、ちょっとだけ長いかも…
僕が知らない過去寮に帰宅すると、スティーブは迷うことなくバッキーのベッドにバスタオルを敷き、水を差し出し、毛布をきちんと整えた。
「熱はないけど……気分はどう?」と真剣な表情で覗き込んでくる様子は、もはや過保護の域を超えている。
「……おい、スティーブ! ちょっと落ち着けよ」
とバッキーは呆れ顔で笑う。
「俺は病人か?」
「今夜はそうだよ」と、真顔で返すスティーブ。
そのやりとりが妙に可笑しくて、ふたりの間にふっと柔らかい空気が流れる。
少し落ち着いた頃、バッキーが布団に身を沈めたままぽつりと聞いた。
「今日は、楽しかったか?」
スティーブが転校してきてから、こういう大人数での集まりに参加するのは初めてだった。しぶしぶだったとはいえ、楽しめていたのか、馴染めていたのか――バッキーは気にしていた。
1598「熱はないけど……気分はどう?」と真剣な表情で覗き込んでくる様子は、もはや過保護の域を超えている。
「……おい、スティーブ! ちょっと落ち着けよ」
とバッキーは呆れ顔で笑う。
「俺は病人か?」
「今夜はそうだよ」と、真顔で返すスティーブ。
そのやりとりが妙に可笑しくて、ふたりの間にふっと柔らかい空気が流れる。
少し落ち着いた頃、バッキーが布団に身を沈めたままぽつりと聞いた。
「今日は、楽しかったか?」
スティーブが転校してきてから、こういう大人数での集まりに参加するのは初めてだった。しぶしぶだったとはいえ、楽しめていたのか、馴染めていたのか――バッキーは気にしていた。
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第5話片思いスティーブ×無自覚バッキー。
【クラスメイトのホームパーティに参加した話】
チョコなんて食べなきゃよかった「今日はパパもママも出かけてるから、気兼ねなく楽しんでー」
休日の午後、クラスメイトの家に集まったのは、男女あわせて10人ほど。広めのリビングで音楽を流しながら、ボードゲームやおしゃべりを楽しむカジュアルなホームパーティ。どこかアメリカの郊外らしい、自由で気取らない空気が流れていた。
スティーブは、少し離れた場所で女の子たちに囲まれていた。生徒会のメンバーで、学業優秀、まっすぐで誠実なスティーブは自然と注目の的になる。
一方、バッキーはソファに深く腰を下ろし、飲み物を手にしながらその様子を見つめていた。
(…アイツ、モテモテじゃねぇか)
口元を歪めて笑ってみせるけれど、心の奥がじんわりとざわついているのが分かった。プライベートな顔をほとんど見せないスティーブ。だけど、バッキーは知っている。寮での素のスティーブ、くだらないことで拗ねるときの顔、真面目すぎて冗談が通じないところ――
1231休日の午後、クラスメイトの家に集まったのは、男女あわせて10人ほど。広めのリビングで音楽を流しながら、ボードゲームやおしゃべりを楽しむカジュアルなホームパーティ。どこかアメリカの郊外らしい、自由で気取らない空気が流れていた。
スティーブは、少し離れた場所で女の子たちに囲まれていた。生徒会のメンバーで、学業優秀、まっすぐで誠実なスティーブは自然と注目の的になる。
一方、バッキーはソファに深く腰を下ろし、飲み物を手にしながらその様子を見つめていた。
(…アイツ、モテモテじゃねぇか)
口元を歪めて笑ってみせるけれど、心の奥がじんわりとざわついているのが分かった。プライベートな顔をほとんど見せないスティーブ。だけど、バッキーは知っている。寮での素のスティーブ、くだらないことで拗ねるときの顔、真面目すぎて冗談が通じないところ――
ちまき
MOURNINGステバキ、学パロ。第4話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【普段プレイボーイなバッキーが、スティーブが転入してきたことにより、周りとあまりつるまなくなってきた頃―
クラスメイトのホームパーティーに誘われる話。】
無自覚な独占欲スティーブが転校してきてから数ヶ月後、
ある昼休み、校庭のベンチでバッキーは女子たちに囲まれていた。
「ねぇバッキー、最近キャップとばっかじゃん。私たちとも遊ぼうよー!」
「そうそう、付き合い悪いぞー!」
キャップ――スティーブのことを、クラスではそう呼んでいる。
生徒会の手伝いに加え、真面目で優しいその姿勢から、いつの間にかあだ名が定着していた。
「悪い悪い。埋め合わせはするって」
バッキーは軽く受け流していたが、次のひと言に、体が反応した。
「じゃあさ、今度のホームパーティー、キャップも一緒に連れてきてよ。彼、あんまりプライベート話さないし、遊んでみたくなっちゃった」
「えー、私も! !キャップって結構タイプかも〜!」
809ある昼休み、校庭のベンチでバッキーは女子たちに囲まれていた。
「ねぇバッキー、最近キャップとばっかじゃん。私たちとも遊ぼうよー!」
「そうそう、付き合い悪いぞー!」
キャップ――スティーブのことを、クラスではそう呼んでいる。
生徒会の手伝いに加え、真面目で優しいその姿勢から、いつの間にかあだ名が定着していた。
「悪い悪い。埋め合わせはするって」
バッキーは軽く受け流していたが、次のひと言に、体が反応した。
「じゃあさ、今度のホームパーティー、キャップも一緒に連れてきてよ。彼、あんまりプライベート話さないし、遊んでみたくなっちゃった」
「えー、私も! !キャップって結構タイプかも〜!」
窓。dero_coc
MOURNING卓報告用。「ルルイエ☆クトゥキュアVS悪役幹部
~ドキドキ♡クトゥルフの野望~」
KP:iroha
HO魔法少女:
望潮 花鳳/窓。
百武 結愛/ふぃな
HO悪役幹部:
五十嵐 莉々香/絹豆腐
石見 茎子/ヤマユウ
END A 3
negagagaga
MOURNING夏羂サンバで書いていたけど結局そうならなかったのでこちらにあげます。全くエロくもない。オチもない。軽い気持ちの小話です。
パス夏羂は好きですか? (yes/no) 1418
yuzu07822057
MOURNINGちょい不穏な留→文♀文は女に転生して、留と出逢えたんだけど室町時代のようにまた一緒に喧嘩や勝負できると喜んでいたもんじは留が自分に異性として別の感情を向けてる事に気づいて戸惑う話
もんは昔みたいに接して欲しいのに女として意識されてる事に嫌悪感を抱いてそんな時に留に押し倒されて力の差で自分が女だということを知らしめさせられ絶望するもんじの留→文♀
でも紆余曲折あって最後はハピエンだから安心🤗
_botabotan
MOURNING文の体不を書くつもりだった未完成のもの。そもそもまだ全然体調崩してない。
早朝の冷えた空気が、忍術学園の屋根を静かに撫でていく。風の冷たさに季節の移ろいを感じつつ仙蔵は廊下を渡っていく。
…近隣の領地でいくつか不穏な動きがあった。もしかしたら近いうちに戦が起きるかもしれない、と。そのことを知らされた六年生たちはそれぞれ任務や偵察に駆り出されており、仙蔵もまた夜を越えて帰還したばかりだった。同室である文次郎はそれより数日早く現場に入り、昨日のうちに帰っていたはずだ。
自室であるい組の部屋の前に立ち、そっと戸を引く。わずかなきしみと共に、薄明の空気が押し入ってきた。
その時、仙蔵は少しだけ違和感を覚えた。
文次郎が、まだ寝ている。
「……?」
視線を巡らせて、仙蔵は軽く眉をひそめた。
3110…近隣の領地でいくつか不穏な動きがあった。もしかしたら近いうちに戦が起きるかもしれない、と。そのことを知らされた六年生たちはそれぞれ任務や偵察に駆り出されており、仙蔵もまた夜を越えて帰還したばかりだった。同室である文次郎はそれより数日早く現場に入り、昨日のうちに帰っていたはずだ。
自室であるい組の部屋の前に立ち、そっと戸を引く。わずかなきしみと共に、薄明の空気が押し入ってきた。
その時、仙蔵は少しだけ違和感を覚えた。
文次郎が、まだ寝ている。
「……?」
視線を巡らせて、仙蔵は軽く眉をひそめた。
pkmachiya1000
MOURNING謙遜ではなく本当に私のみ得のこへちょ要素ありの亀夫君問題風モブ目線体験型RP一問一答ゲーム(?)の脳内卓(?)のメモ。亀夫君問題についてはググってください。
謎に下の方にGM用のチャート?もあります。
注意事項
スマホのメモのスクショであらゆる意味でだいぶ痛々しいです。
モブとキャラクターの会話劇です。キャラクターに一問一答とかそれ系の雰囲気があります。
細かいこと気にしない人向けです。 23
szkstr_trpg
MOURNINGムミョウサマPC 久藤雛世璃の表情差分まとめかわいいので見てくれ〜〜とくに照れ顔とか!自陣に可愛い可愛い言ってもらって嬉しかった😘😘
【お品書き】
ディスプレイ→デフォルト→ファンブル→クリティカル→発狂→乙女顔(某NPC用)→照れ顔 7
3Dnegativism3
MOURNING前回の双子旬♂旬♀の続き的なやつです。犬飼さんが欲しい旬♀に巻き込まれて可哀想な犬飼さん…は、また直接的には出てこない上に、今回はイグが可哀想です。すいません。
旬♂→旬
旬♀→しゅん
表記となっております。
ガッツリ関係してる旬♂旬♀近親前提です。
倫理道徳は破壊済みです。
今回そういう直接的な行為や表現はありませんが、諸々ご注意ください。 3752
usmlk_ii
MOURNING敢由+高敢由のお子が産まれるお話
敢由ですがこーめいがメインのお話です
※捏造とこじつけです
※捏造とこじつけです(2回目)
※なんでも許せる方向け
色々飛ばして書いているので、サラッと読んでいただけますと幸いです
*
珍しく事件も何もない穏やかな昼下がり。本日は内勤だっため敢助と久しぶりに食堂で昼食を取り、たわいない話をしながら昼休みを過ごしていた。その内容は、先日起きた事件の話や、報告書の進捗、そしてもうじき出産を控える由衣の体調など様々だ。
由衣は現在産休に入っているが、だからといって会わないなんてことはなく、相変わらず3人でいることが多い。先日会った由衣のお腹は随分と大きくなっており、お腹を撫でながら早く会いたいなと笑っていた。敢助も由衣も、お互い相手に似て欲しいと譲らない言い合いをしていたのは、傍から見ていると微笑ましい光景だった。
そろそろ午後からの業務を始めようとしたとき、敢助スマホに電話がかかってきた。
3874珍しく事件も何もない穏やかな昼下がり。本日は内勤だっため敢助と久しぶりに食堂で昼食を取り、たわいない話をしながら昼休みを過ごしていた。その内容は、先日起きた事件の話や、報告書の進捗、そしてもうじき出産を控える由衣の体調など様々だ。
由衣は現在産休に入っているが、だからといって会わないなんてことはなく、相変わらず3人でいることが多い。先日会った由衣のお腹は随分と大きくなっており、お腹を撫でながら早く会いたいなと笑っていた。敢助も由衣も、お互い相手に似て欲しいと譲らない言い合いをしていたのは、傍から見ていると微笑ましい光景だった。
そろそろ午後からの業務を始めようとしたとき、敢助スマホに電話がかかってきた。