いち。
あもり
PAST24年3月17日春コミで出した、無配ペーパーの小話再録です。そのいち。アラジンと白龍、2人のデリカシーゼロな話です。
カップリング要素は白龍とジュダルですが、この話にジュダルは直接出てきません。あとアラジンと白龍はカップリングではありません。2人は飲み友マックスハート!って感じです。そうかな?
めちゃくちゃ楽しく、カラッとかけました。
デリカシープラスマイナス お酒というものは、人が普段理性で押さえている様々な箍を外してしまいやすい。アラジンは滅法それに強かったが、対面に陣取る白龍はめちゃくちゃに弱かった。お酒の席はある程度まではご愛嬌。その中で繰り広げられる、馬鹿らしさも面倒くささも、味ではあるのだが。
「白龍くん飲み過ぎだよ」
「今日は全然飲んでませんよ」
「後ろの空の酒樽みてから言ってくれる?」
「大体こんなに飲みたくなるのはあいつが悪いんです」
「ジュダルくん?」
「そうです」
また勢いよく杯を空ける。あーあーと思いながらも、アラジンは黙って眺めていた。ここまで勢いに乗った白龍の、お酒を止める方が面倒だと経験則でわかっているからだ。
「俺はずっとアイツがいつ遠征から帰ってきてもいいように色々と準備をしていたんですよ、こっちは!それなのにアイツときたら勝手に色々と初めておいて、」
1035「白龍くん飲み過ぎだよ」
「今日は全然飲んでませんよ」
「後ろの空の酒樽みてから言ってくれる?」
「大体こんなに飲みたくなるのはあいつが悪いんです」
「ジュダルくん?」
「そうです」
また勢いよく杯を空ける。あーあーと思いながらも、アラジンは黙って眺めていた。ここまで勢いに乗った白龍の、お酒を止める方が面倒だと経験則でわかっているからだ。
「俺はずっとアイツがいつ遠征から帰ってきてもいいように色々と準備をしていたんですよ、こっちは!それなのにアイツときたら勝手に色々と初めておいて、」
じゃこ
DOODLE #英国漂泛の旅 OBLIVION視聴しました!好きシーン落書きそのいち!一応FRaTRiCiDE / REGlCiDE もネタバレになりかねないので注意⚠️
好きシーン落書きそのいち。他にも描きたい場面多くて…めちゃくちゃ好きで…… 7
Ryugoku_72
MEMO若干8ネタバレのハンイチ。手料理をおよばれにイチ宅に お邪魔したハン。若干8ネタバレのハンイチ。手料理をおよばれにイチ宅に お邪魔したハン。
イチ「はいよ。お待ちどう」(ゴト)
ハン「肉じゃが、ですか?…確かに醤油風味と言いますか和風であろう良い香りがしていましたが…」
イチ「なんだ?肉じゃがじゃ不満か?」
ハン「いいえ。不満はないのですが…てっきり春日さんは卵料理しか作れないのかと」
イチ「おいおい。俺だって卵料理以外も作れるぜ。ま、まぁ、俺のレパートリーって言ったら肉じゃがと卵料理か適当にぶち込んだ鍋的なもんしかねぇけど…」
ハン「ふふ、今度、春日さんと春日さんお手製の鍋をつついてみたいものです」
イチ「おっ、それ楽しそうだな!ナンバや趙や他の皆も招待して楽しもうぜ!」
ハン「…私は春日さんと2人っきりで楽しみたいのですが…、春日さんが望むならば良いでしょう。想い人の望みは、なるべく受け入れなければいけません」(小声)
1380イチ「はいよ。お待ちどう」(ゴト)
ハン「肉じゃが、ですか?…確かに醤油風味と言いますか和風であろう良い香りがしていましたが…」
イチ「なんだ?肉じゃがじゃ不満か?」
ハン「いいえ。不満はないのですが…てっきり春日さんは卵料理しか作れないのかと」
イチ「おいおい。俺だって卵料理以外も作れるぜ。ま、まぁ、俺のレパートリーって言ったら肉じゃがと卵料理か適当にぶち込んだ鍋的なもんしかねぇけど…」
ハン「ふふ、今度、春日さんと春日さんお手製の鍋をつついてみたいものです」
イチ「おっ、それ楽しそうだな!ナンバや趙や他の皆も招待して楽しもうぜ!」
ハン「…私は春日さんと2人っきりで楽しみたいのですが…、春日さんが望むならば良いでしょう。想い人の望みは、なるべく受け入れなければいけません」(小声)
nico
DONE友よ、恋せよ(三年ズ)ザファ公開一周年記念のつもり。
深さんの二十歳の誕生日に、深さん不在の家飲みをする河、野、松、イチ。
河と松と深は関東、野とイチは秋田で進学した設定。
この話でも野の実家は野辺酒造。 1494
ya_so_yan
TRAINING冬のニコイチ。寒いねー。凍える銀色 ポルシェを降り、冷たい外気に身震いしながら橋の袂へ駆け寄ったウォッカは、目を奪われて立ち尽くした。
黒衣のシルエットがゆっくりと、橋を渡ってこちらへとやってくる。風に揺らぐ銀髪は、曇り空の下、灰色の景色の中に冴え冴えと映える。冷たい銀色は、この時期の凍えるような川か、あるいはウォッカの耳や頬を容赦なく冷やす風に色があれば、こんなふうだろうと思わせた。
冬の景色の中にいるジンは、一枚の絵画のようにさまになる。その姿はどこか人間離れして見えた。身にまとう黒衣も、揺らぐ銀髪も、帽子の下から垣間見える鋭い目つきも、温度を感じない。死神というあだ名がよく似合う。
その冷酷さを体現する佇まいが、人並外れて格好いい――早い話、ウォッカは見惚れていた。
1986黒衣のシルエットがゆっくりと、橋を渡ってこちらへとやってくる。風に揺らぐ銀髪は、曇り空の下、灰色の景色の中に冴え冴えと映える。冷たい銀色は、この時期の凍えるような川か、あるいはウォッカの耳や頬を容赦なく冷やす風に色があれば、こんなふうだろうと思わせた。
冬の景色の中にいるジンは、一枚の絵画のようにさまになる。その姿はどこか人間離れして見えた。身にまとう黒衣も、揺らぐ銀髪も、帽子の下から垣間見える鋭い目つきも、温度を感じない。死神というあだ名がよく似合う。
その冷酷さを体現する佇まいが、人並外れて格好いい――早い話、ウォッカは見惚れていた。
lim_4111san
DONE大人松イチ。職業捏造しています。ラジオパーソナリティー松と会社員イチ。喫煙表現が出てきますので、そういうのも好きだぜ!って人は読んでいってください。
松イチって言ってるけど、松←イチくらい。 3
元、。
PAST19.堕楽たいち。画楽たいちの堕落版。ピクスケのアイコン予定でも飽きた。なんかえちい。肩胸舌目の感じ。線がぐちゃは堕落感出すこだわり。右肩線と服線が交差んとこ。ほぼ完成やけど、鼻、丸か点々かで悩んだ。鼻線もうちょい太くてよかたかー?→2枚目。制作過程、新規投稿でなく追加の方が良きか?その為の更新順並び替え?使い方わかね【19】2023.8.18.23:31 2
元、。
PAST18.画楽たいち。noteのアイコンにしようかと思ってた。鼻下のとことか、首の感じとか好き。あー口の中の色変えた方がよかったかなー。バーチャル感むずいね。【18】2023.8.18.23:21
ya_so_yan
DOODLE花火を見る夏のニコイチ。ジンウォカでもウォカジンでもいけそうかも……いやでも書いてる人間はジンウォカ思考だからやっぱジンウォカかな……
※兄貴がラフな格好です。彼シャツ(?)
※所帯染みてます
※いちゃいちゃです
※一瞬しんみりかなと思いきや、結局いちゃいちゃです
尽きない火花「おい、まだか」
「いま行きやす!」
旧型の電子レンジで温め直したタコ焼きと、浅漬けのキュウリの小鉢を盆に乗せて、ウォッカは手狭な台所からいそいそと移動する。
向かう先には、ちゃぶ台の上に缶ビールが2本。
その傍らで、ジンは畳に胡座をかき、開け放った窓から吹き込む夜風で涼んでいる。
何度見ても見慣れない姿だ。
下は彼の自前のジーンズだが、上はウォッカのTシャツにわざわざ着替えている。もちろん、きれいに洗濯しているが、着古して緩んだ首周りからしっかりとした首筋と鎖骨が露わになった姿には、怠惰な色気とでもいうようなものが漂っている。
度々この部屋にやってくるようになった兄貴分は、特に夏場、当然のように弟分の服を身につける。体の厚みや横幅でジンに勝るウォッカの衣服は、引き締まった彼の体にとって余裕があり、風を通すので涼しく感じるのだろう。
4123「いま行きやす!」
旧型の電子レンジで温め直したタコ焼きと、浅漬けのキュウリの小鉢を盆に乗せて、ウォッカは手狭な台所からいそいそと移動する。
向かう先には、ちゃぶ台の上に缶ビールが2本。
その傍らで、ジンは畳に胡座をかき、開け放った窓から吹き込む夜風で涼んでいる。
何度見ても見慣れない姿だ。
下は彼の自前のジーンズだが、上はウォッカのTシャツにわざわざ着替えている。もちろん、きれいに洗濯しているが、着古して緩んだ首周りからしっかりとした首筋と鎖骨が露わになった姿には、怠惰な色気とでもいうようなものが漂っている。
度々この部屋にやってくるようになった兄貴分は、特に夏場、当然のように弟分の服を身につける。体の厚みや横幅でジンに勝るウォッカの衣服は、引き締まった彼の体にとって余裕があり、風を通すので涼しく感じるのだろう。
nagisa
DOODLECPは趙イチ。真夏のなんて事ない日常のひとコマ。ほのぼの。軽率に同棲設定。二人して激動の人生を送ってきたんだから平和なデートとかも良いじゃないか、と手が…手が勝手に…。
ここ迄の説明で厳しい、という方はそっとページを閉じて下さい。大丈夫!な方は少しでもお楽しみ頂けると幸いです。 3016
丸瀬ロイ
MEMOお蔵入りした絵の供養現パロのユリは知り合い(意味深)やファン(意味深)がくれるジェラ●ケばっか着てる。か、パンイチ。
バルは(ユリが潜り込めるように)とにかくデカいサイズの服をユリが見繕う(ユリが)。か、パンイチ。
パンイチでくつろいでるときすれ違いざまにケツを揉んだり平手打ちをかましたりしていたらかわいい。
おそろっちのスウェットも何セットかもってる♡
hinominoru
MOURNING古代中国パロ趙イチ。頭領の息子趙さん×龍魚一番くん私の力不足により最後まで書けず、未完です。せつないところで切れておりますが、いつか続きを描く気力が出たら描きたいと思います……!
雲外を穿ちて青天に ところは中国、まだ人前に神獣が姿を表すことの多かった頃。
とある山の麓の集落に、聡明な少年が暮していた。頑健な体も備え、年の頃が十を越えるときには彼の周りの同じ年頃の子で、喧嘩や知恵比べで彼に敵うものはいなかった。
青年となった彼はある時、山の奥に人の命を吸って生きる幻獣がいると聞き、それならば退治してやろうと年若さ故の無謀さで腰に剣を携えて、一人で討伐に向かっていった。
道無き道を越え、山に棲む恐ろしい獣の生態も知り尽くしていた青年はこれも躱し、川を遡り険しい岩山から高く流れる滝壺に辿り着く。
そこに幻獣はいた。いたが、青年の想像とは違っていた。
幻獣は澄んだ水の中から顔を出してこちらを不思議そうに見つめている。人間と同じような姿形をしていたので、青年は大きく面食らった。だがよく見るとその体は、水の底に伸びた部分は異様に長い。そして人の形をしていなかった。
10359とある山の麓の集落に、聡明な少年が暮していた。頑健な体も備え、年の頃が十を越えるときには彼の周りの同じ年頃の子で、喧嘩や知恵比べで彼に敵うものはいなかった。
青年となった彼はある時、山の奥に人の命を吸って生きる幻獣がいると聞き、それならば退治してやろうと年若さ故の無謀さで腰に剣を携えて、一人で討伐に向かっていった。
道無き道を越え、山に棲む恐ろしい獣の生態も知り尽くしていた青年はこれも躱し、川を遡り険しい岩山から高く流れる滝壺に辿り着く。
そこに幻獣はいた。いたが、青年の想像とは違っていた。
幻獣は澄んだ水の中から顔を出してこちらを不思議そうに見つめている。人間と同じような姿形をしていたので、青年は大きく面食らった。だがよく見るとその体は、水の底に伸びた部分は異様に長い。そして人の形をしていなかった。
kua
DONEwebオンリー「as to sweet」の展示そのいち。テーマ「カフェデート」(冬こは)
・お付き合いから約半年後のとある休日の話。
・この後もデートは続きます。
・(イラストの下にSS追加しました) 5