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    てこな

    somakusanao

    DONE刀剣乱舞Wパロというやつです。とうらぶをやってないとわからないうえ、なぎがほとんど出てこないという、自分の趣味だけを追求した話です。
    おもしろいのかよくわからなくなってきましたが、そこそこ時間をかけたので、晒します。ただの出オチです…。
    他に白髪キャラがいる中、なぜ人間無双なのかと言うと、槍が好きだからです。それだけです。
    「ここでは菫と名乗りなさい。わたくしのことは桔梗と」



     玲王の六つの誕生日。はじめて祖母に会ったときの話だ。
     まだ日も昇らぬ早朝に家を連れ出され、御影で見たことのない黒塗りの車に乗車すること数時間。日が暮れかける頃に、のどかと言えば聞こえがいいが、人のまず通らなそうな山里に到着した。玲王は車をおろされて、ばぁやとも別れ、ひとり門をくぐった。門の向こう側にはすでに迎えが待ちかまえていた。若く、美しい男である。
     御影の子息である玲王はパーティなどで芸能人を見ることは珍しくなかったが、比較するのがおこがましいほど、彼の見目はうつくしかった。まるで神に誂えられたような完璧な造形。重たげな睫毛に縁どられた双眸は青く透き通っている。すっと通った鼻。こづくりなくちびる。玲王が思わず見惚れてしまうと、彼はにっこりと微笑んだ。
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    _uni_tabeyo_

    DONE勢いで書いたので誤字脱字変なところたくさんあると思います

    ⚠️大捏造
    ⚠️晶くんが帰った後の話
    ⚠️晶くん出てこない
    ⚠️新賢者が出てくる
    ⚠️スポ/カド/キャラエピのネタバレ
    晶くんを思い出せないブラ晶♂ 髪の色や柔らかさ、目の大きさ、瞳の色、まつ毛の長さ、鼻の高さ、唇の厚さ、首の細さ、手の大きさ、指の長さ、鎖骨の溝、へその窪み、肌の色、撫でると鳥肌が立つ皮膚……。
    「クソ。ダメだなー」
    胡座を組み頬杖をついたブラッドリーは、ペンで地面を叩いて不規則なリズムを刻みながら独りごちた。目線の先にある日に焼けた羊皮紙には、かろうじてヒトだと分かるような絵が描かれている。しばらくそれを見つめた彼は、再び
    「ダメだなー」
    と呟き、ため息をついた。パーツごとにやれば惜しいところぐらいまではいけるかもしんねえと思ったんだがな。

    身体中にある無数の傷跡とは、もう数百年の付き合いだ。ブラッドリーはそれらを勲章と呼んではいるものの、常に気にかけているわけではない。しかし、上裸になったときに新入りの牢番が目を剥いたり、恩赦狙いの社会貢献中や賢者の魔法使いとしての任務中にしくじって新たな傷をこさえたときなど、ときどき意識が向くことはある。そのとき、決まって思い出す会話があるのだ。
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    Anulus_x

    MOURNINGこんな長いの書くつもりありませんでした。
    支部には出せない出来なのでここで供養します。
    ワンダショしか出てこないCP無のホラー風です。CPに見える表現があってもそういう意図では書いてないのでご承知おき願います。

    !注意!
    ・ホラー苦手人間が書いたエセホラー
    ・読み返してないので設定齟齬がある可能性大
    ・15000字ほどある
    「……おや、あれは」

    客席の先、ゲートに視線を固定した類が驚いたように声を漏らした。

    ワンダーランズ×ショウタイムは全員が高校生で構成されるユニットである。そのため、普段の平日は学校が終わった後の数時間しか練習することが出来ない。しかし夏休みに入り、1日を通して練習出来る日が多くなった。
    夏といえば怖いのは熱中症である。体調管理に厳しい司の指導のもと、1時間に1回は必ず水分を取るための短い休憩が挟まれていた。
    類が声を漏らしたのは、そうして取られた短い休憩で水分を取った後、次に行う演出用のノートを取ろうとステージから客席へ、そしてふとその先のゲートへと視線を移した時である。

    「なんだ、どうした類?」

    司が水分補給をしながら、類と同じ視界を持つように隣に立った。しかしながら司の目には特に異常は見当たらない。
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