ときめきメモリアル
花賀の小ネタ&進捗部屋
DONE◆マリィ、Twitter始めました◆〜マリィが一紀に恋してはばチャ記者になるまで〜
○1年目
もしマリィがTwitterをやっていたら?というちょっとした発想から作ってみました。Twitterスタイルなので、下から読むことをお勧めします!実際のプレイを参考にしてますので、ネタバレあります。ご注意ください。 14
_FAL
DONE2013年(10年前…)のDVD「デートに行こう!」より。見てなくても全く問題ないです。
はば学在学中に付き合っているという設定にはグッときました。
肉食系というか捕食系バンビかも…
※エアコレクション2023春で展示していました。 4
_FAL
DONE先輩△…なのかな???好感度は3人ともお互いに友好くらい。合同学園祭のwebラジオ聞いてたら、玉緒先輩は食レポの語彙力が壊滅的っぽいな…と。
※エアコレクション2023春で展示していました。
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 1年6月のお話です。拙作「恋と呼ぶにはまだ全然早い。」「恋と呼ぶにはまだ早い。」の続きのお話です。このシリーズもうちょい続きます。恋と呼ぶにはまだちょっと早い 「ついてないなぁ」
呟いて暗い空を見上げる。
雲は真っ黒で、まだまだ雨は止みそうにない。
そもそもカバンの中にちゃんと折り畳みの傘を持っているつもりだった。
だからこそ委員会の終わり間際に雨が降っていると聞いても慌てなかったし、
「小波さん、大丈夫なの?」と聞かれた時も
「大丈夫ですよ」とヘラヘラ笑って、残りの分の仕事を全部引き受けたりしたんだ。
家族のグループLINEでお母さんに、迎えに来て欲しいとお願いしようかとスマホを取り出した瞬間、背中側から声をかけられる。
「真面目ちゃんじゃねぇか、こんな時間まで残ってたのか? 日直…じゃない、よな。委員会とかか?」
「御影先生…そうです、委員会で」
3139呟いて暗い空を見上げる。
雲は真っ黒で、まだまだ雨は止みそうにない。
そもそもカバンの中にちゃんと折り畳みの傘を持っているつもりだった。
だからこそ委員会の終わり間際に雨が降っていると聞いても慌てなかったし、
「小波さん、大丈夫なの?」と聞かれた時も
「大丈夫ですよ」とヘラヘラ笑って、残りの分の仕事を全部引き受けたりしたんだ。
家族のグループLINEでお母さんに、迎えに来て欲しいとお願いしようかとスマホを取り出した瞬間、背中側から声をかけられる。
「真面目ちゃんじゃねぇか、こんな時間まで残ってたのか? 日直…じゃない、よな。委員会とかか?」
「御影先生…そうです、委員会で」
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 1年5月のお話です。拙作「恋と呼ぶにはまだ全然早い」の続きで、このあとまだちょっと続きます。少しずつ恋になるといいなぁ、と思っていたのですが、こんなんされたら突然恋になると思う。恋と呼ぶにはまだ早い 「今日はなに食うかな~、遅くなっちまったから腹ペコだぜ」
ハンバーグ定食かカレーライスか、はたまた牛カルビ丼か…そんなことを呟きながら学食へと向かう。
はばたき学園の学食はメニューが豊富で、しかも安い、おまけにかなりうまい。
昼飯が楽しみなのはいいよな~、QOL爆上がりだ。出来れば次の夏こそ冷やし中華をラインナップに加えて欲しいが、今のところそんな話題は出ていないから、今年もメニュー追加の期待は出来そうにもない。
「冷やし中華はじめました」って張り紙があったらテンション上がるけどなぁ、俺だけだろうか、一人ごちる。
昼休みの廊下は楽しそうな話し声や笑い声に溢れていて、そうそう健全な高校生活ってこうだよな、と嬉しく思う。
3742ハンバーグ定食かカレーライスか、はたまた牛カルビ丼か…そんなことを呟きながら学食へと向かう。
はばたき学園の学食はメニューが豊富で、しかも安い、おまけにかなりうまい。
昼飯が楽しみなのはいいよな~、QOL爆上がりだ。出来れば次の夏こそ冷やし中華をラインナップに加えて欲しいが、今のところそんな話題は出ていないから、今年もメニュー追加の期待は出来そうにもない。
「冷やし中華はじめました」って張り紙があったらテンション上がるけどなぁ、俺だけだろうか、一人ごちる。
昼休みの廊下は楽しそうな話し声や笑い声に溢れていて、そうそう健全な高校生活ってこうだよな、と嬉しく思う。
鍵子@GS4プレイ中
MENU玲マリ…ではないか。ふざけてすみません😣💦⤵️ 先ほどのをポイピクの方にも格納しました。こんなふざけた設定でお話を書いてしまうなんて、風真が可愛すぎるのがいけないんだと思います。可愛すぎるー、存在が罪ー😍願いではない想い ルールル ルルル ルールル ルルル
ルールー ルールー ルールルー
ルールル ルルル ルールル ルルル
ルールールールー ルルッルー
ラーララ ラララ ラーララ ラララ
ラーラー ラーラー ラー
ラララ ラーラーラーラー ラーララー
ラーラーラー ラー
お馴染みのテーマソングが流れる。
わたくし、今日のお客様を本当に楽しみにしておりました、はばたき市の若様こと風真玲太さんにおいでいただきました。
どうぞおはいり下さい。
(あのー日、君のことーを知ってからー)
重厚感のある真っ白な扉が開き、そこから玲太くんが笑顔で現れる。
ああ、…張り付けたみたいな営業スマイル
無理して笑ってくれてるんだろうなぁ
6610ルールー ルールー ルールルー
ルールル ルルル ルールル ルルル
ルールールールー ルルッルー
ラーララ ラララ ラーララ ラララ
ラーラー ラーラー ラー
ラララ ラーラーラーラー ラーララー
ラーラーラー ラー
お馴染みのテーマソングが流れる。
わたくし、今日のお客様を本当に楽しみにしておりました、はばたき市の若様こと風真玲太さんにおいでいただきました。
どうぞおはいり下さい。
(あのー日、君のことーを知ってからー)
重厚感のある真っ白な扉が開き、そこから玲太くんが笑顔で現れる。
ああ、…張り付けたみたいな営業スマイル
無理して笑ってくれてるんだろうなぁ
鍵子@GS4プレイ中
MENUいのマリ 拙作「馬鹿で可愛い僕の先輩」の続きのお話です。正規ルート(私の中で)の、いのマリとは別物なので、主人公の名前は、織田茉莉(オダマリ)一紀が大学二年生冬→春になる辺り、もうすぐ三年生
馬鹿で可愛い僕の彼女 馬鹿な先輩が僕の彼女になってから二ヶ月
普通の先輩と後輩から、彼女と彼氏になっても、別に何も変わらない。
相変わらずバイト先には一緒に行くし、帰りは一緒に帰る。
何度も何度もデートをしたし、バイトのあとも、デートのあとも、部屋に送っていく。
「送ってくれてありがとう」で別れる日もあるし、
「お茶飲んでいく?」と言われて一緒にお茶を飲んだりもする。
「恥ずかしいからバレちゃうまではみんなに内緒にしててもいい?」
茉莉は馬鹿だ。
僕の気も知らないで。
僕は世界中にだって言いたい。
僕のだって。そうじゃないと…。
「今日汗かいたからDVD観る前にシャワーだけ浴びてきてもいい?」
馬鹿なの? 僕の気も知らないで。
5348普通の先輩と後輩から、彼女と彼氏になっても、別に何も変わらない。
相変わらずバイト先には一緒に行くし、帰りは一緒に帰る。
何度も何度もデートをしたし、バイトのあとも、デートのあとも、部屋に送っていく。
「送ってくれてありがとう」で別れる日もあるし、
「お茶飲んでいく?」と言われて一緒にお茶を飲んだりもする。
「恥ずかしいからバレちゃうまではみんなに内緒にしててもいい?」
茉莉は馬鹿だ。
僕の気も知らないで。
僕は世界中にだって言いたい。
僕のだって。そうじゃないと…。
「今日汗かいたからDVD観る前にシャワーだけ浴びてきてもいい?」
馬鹿なの? 僕の気も知らないで。
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 三年生になる直前の4/1(2023年)のエイプリルフールのお話です。書き始めてから4/1が春休み中と気が付いたウマシカです。ウソから出た……。 「こんばんはマリィ、この間約束していた『桜の練りきり』明日学校に持っていくわね」
「久しぶりにマリィに会えるのは嬉しいけど、春休み最後の土曜日が登校日だなんてついてないよ~」
届いたメッセージに、ありがとうとスタンプで返信する。
久しぶりに二人に会えるのも、ひめ椿屋の新作和菓子も本当に楽しみ。
「ヒカル、そんな風に言わないの。インフルエンザで学校閉鎖になった分の登校日数と授業数の補填なんだから仕方がないじゃない」
「だって~、面倒は面倒じゃん。マリィはひかるたちに会えるのとか、桜のお菓子なんかより、ずっとずっと楽しみなことがあるんだろうけどさ~♪」
そう言われて思わず顔が赤くなる。この間、お泊まりした時に、二人に初めてわたしの気持ちを打ち明けた。
3244「久しぶりにマリィに会えるのは嬉しいけど、春休み最後の土曜日が登校日だなんてついてないよ~」
届いたメッセージに、ありがとうとスタンプで返信する。
久しぶりに二人に会えるのも、ひめ椿屋の新作和菓子も本当に楽しみ。
「ヒカル、そんな風に言わないの。インフルエンザで学校閉鎖になった分の登校日数と授業数の補填なんだから仕方がないじゃない」
「だって~、面倒は面倒じゃん。マリィはひかるたちに会えるのとか、桜のお菓子なんかより、ずっとずっと楽しみなことがあるんだろうけどさ~♪」
そう言われて思わず顔が赤くなる。この間、お泊まりした時に、二人に初めてわたしの気持ちを打ち明けた。
鍵子@GS4プレイ中
MENU今回はあの人がパーティーに加わりました。前回最強と思われた彼ですが、今回はもっと強い仲間が加入したことで若干影が薄くなっちゃったかも。バトル漫画の鉄板「強さのインフレ」状態です。目が覚めたらそこは異世界で同級生達と一緒に魔王討伐の旅をすることになりました。(3) 「なっ、何の音っ? 地震?」
下から突き上げるような揺れに思わず座り込む。
「スクルト(全体守備力強化呪文)!」
実くんが咄嗟に唱えてくれた呪文の効果で身体が薄い空気の膜で覆われる。
「ミノル先輩、スクルトは地震にはあんまり効果ないと思うんですけど」
一紀くんが笑いを噛み殺す。
「この子にだけスカラ(守備力強化呪文)唱えようとしたけど、カザマや氷室君にまでハンイ広げた俺の優しさをガン無視……」
転職して一昨日までの黒いローブの魔法使い姿から今は真っ白な法衣に身を包んだ実くんが唇を尖らせて、拗ねたように両手の指先を合わせる。
「いや、これ多分地震じゃない、イノリ構えろ、来るぞ」
7063下から突き上げるような揺れに思わず座り込む。
「スクルト(全体守備力強化呪文)!」
実くんが咄嗟に唱えてくれた呪文の効果で身体が薄い空気の膜で覆われる。
「ミノル先輩、スクルトは地震にはあんまり効果ないと思うんですけど」
一紀くんが笑いを噛み殺す。
「この子にだけスカラ(守備力強化呪文)唱えようとしたけど、カザマや氷室君にまでハンイ広げた俺の優しさをガン無視……」
転職して一昨日までの黒いローブの魔法使い姿から今は真っ白な法衣に身を包んだ実くんが唇を尖らせて、拗ねたように両手の指先を合わせる。
「いや、これ多分地震じゃない、イノリ構えろ、来るぞ」
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 「あなたの名字になるわたし」普段書いてるみかマリとは別の世界のお話です。ミスリードってのをやってみたくて書きました。マリィがかなり激しく妄想するタイプで普段の美奈子より私に近いw
あなたの名字になるわたし 「よぉ、真面目ちゃん」
お昼休み、廊下を歩いている時に、ふいに頭上から呼び止められた。
おそらく教室からわたしを見かけて声をかけてくれたのだろう。
見上げなくても分かる。
その声を聞き間違えるはずはない。
それに…わたしをそんな風に呼ぶのはたった一人だ。
御影小次郎先生…わたしの好きな人……
「御影先生、なんですか?」
見上げながら、少しだけ小首を傾ける。
少しでも、少しでも、御影先生の目にわたしが可愛く映りますように。
祈るような気持ちを込める。
「あのな、今日用事とかあるか?」
「ないです、ないです用事なんて全然ない」
少し食い気味に答えてしまって気恥ずかしさで頬が熱くなる。
一緒に帰る約束かな…放課後に下駄箱や正門で偶然会って何度か一緒に帰ったことがある。
3432お昼休み、廊下を歩いている時に、ふいに頭上から呼び止められた。
おそらく教室からわたしを見かけて声をかけてくれたのだろう。
見上げなくても分かる。
その声を聞き間違えるはずはない。
それに…わたしをそんな風に呼ぶのはたった一人だ。
御影小次郎先生…わたしの好きな人……
「御影先生、なんですか?」
見上げながら、少しだけ小首を傾ける。
少しでも、少しでも、御影先生の目にわたしが可愛く映りますように。
祈るような気持ちを込める。
「あのな、今日用事とかあるか?」
「ないです、ないです用事なんて全然ない」
少し食い気味に答えてしまって気恥ずかしさで頬が熱くなる。
一緒に帰る約束かな…放課後に下駄箱や正門で偶然会って何度か一緒に帰ったことがある。
鍵子@GS4プレイ中
MENU前回の続きです。パーティーに一紀くんが加わりました。元の世界では後輩の彼がこの世界では一番の先輩です。ちなみにアイテムは捏造です。実際のドラクエの世界には出てこないアイテムもあります。目が覚めたらそこは異世界で同級生達と一緒に魔王討伐の旅をすることになりました。(2) 「一紀くん!」
「イノリ!」
「氷室君!」
被ることなくそれぞれの呼び方を口にする。
一つ年下の後輩は、学校で会うよりもずっと大人びて逞しく見えた。
「どーも。あの…先輩方に対してとても失礼だとは思うんですけど、リョータ先輩もミノル先輩も馬鹿ですか、一体何をやってるんですか」
空気がピリッと凍てつくような一紀くんの言葉に、二人が不快感を顕に反論する。
なんで今日はこんなに揉め事ばっかり起こるんだろ。みんな疲れてるから?突然こんな世界に飛ばされて、モンスターが沢山出てきて、頭も混乱してるから?
「ずいぶんなご挨拶だな、イノリ」
「なにそれ、どーゆーツモリ?」
「今日まで美奈子先輩を守っていただいたことは感謝します。でも無事なのが不思議なくらいです。お二人とも、見たところ、戦士に魔法使い…基本職ですよね、しかもほとんどレベルアップもしていない。今日までろくに戦いもせずのらりくらり過ごしていたって訳ですか?」
7373「イノリ!」
「氷室君!」
被ることなくそれぞれの呼び方を口にする。
一つ年下の後輩は、学校で会うよりもずっと大人びて逞しく見えた。
「どーも。あの…先輩方に対してとても失礼だとは思うんですけど、リョータ先輩もミノル先輩も馬鹿ですか、一体何をやってるんですか」
空気がピリッと凍てつくような一紀くんの言葉に、二人が不快感を顕に反論する。
なんで今日はこんなに揉め事ばっかり起こるんだろ。みんな疲れてるから?突然こんな世界に飛ばされて、モンスターが沢山出てきて、頭も混乱してるから?
「ずいぶんなご挨拶だな、イノリ」
「なにそれ、どーゆーツモリ?」
「今日まで美奈子先輩を守っていただいたことは感謝します。でも無事なのが不思議なくらいです。お二人とも、見たところ、戦士に魔法使い…基本職ですよね、しかもほとんどレベルアップもしていない。今日までろくに戦いもせずのらりくらり過ごしていたって訳ですか?」
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 1年4月のお話です。「恋と呼ぶにはまだ全然早い。」このあと「恋と呼ぶにはまだ早い。」「恋と呼ぶにはまだちょっと早い。」「恋と呼ぶにはほんのちょっと早い。」と続いたらさすがにうざいですかね?恋と呼ぶにはまだ全然早い。 「せっかくの短縮授業の日に手伝って貰っちゃって、悪いな。助かったぜ、ありがとな、真面目ちゃん」
ニカッという音が聞こえそうな顔で御影先生が笑う。
大人の男の人がこんな風に笑うんだ。
通学途中、声をかけられた時の笑顔にドキリとしたことを思い出す。
「いえ、大丈夫です。特に用事とかなかったですし。先生一人だとこの量の後片付けは大変だと思いますよ。」
・ ・ ・
親睦を深めるという名目で開催されたクラス毎のオリエンテーリング。
体育館でドッチボール大会を行うクラスや図書室で謎解きゲームを行うクラスもあるみたいだったけど、わたしのクラスは理科室が会場だった。
理科室はお湯が沸かせるからな、お茶が飲めるんだぞ、と言いながらイタズラっぽく笑う。
2911ニカッという音が聞こえそうな顔で御影先生が笑う。
大人の男の人がこんな風に笑うんだ。
通学途中、声をかけられた時の笑顔にドキリとしたことを思い出す。
「いえ、大丈夫です。特に用事とかなかったですし。先生一人だとこの量の後片付けは大変だと思いますよ。」
・ ・ ・
親睦を深めるという名目で開催されたクラス毎のオリエンテーリング。
体育館でドッチボール大会を行うクラスや図書室で謎解きゲームを行うクラスもあるみたいだったけど、わたしのクラスは理科室が会場だった。
理科室はお湯が沸かせるからな、お茶が飲めるんだぞ、と言いながらイタズラっぽく笑う。
鍵子@GS4プレイ中
MENUえっと、ふざけてすみません。めちゃめちゃですし、GS4の世界観ガン無視ですし、タイトルは死ぬほど長いです。目が覚めたらそこは異世界で同級生達と一緒に魔王討伐の旅をすることになりました。(1) 「美奈子っ、危ないっ」
背中側から聞き慣れた声、なのにその声はいつになく切羽詰まった様子に感じた。
思わず振り向くと、わたしの目の前で青くぷるぷるした物体が真っ二つに切り裂かれた。
ぴぎゃーと断末魔の叫びをあげて飛び散ったそれの粘着性のある体液がわたしの手や顔に付着する。
「うへぇ、これなに?ぬちゃぬちゃする…」
初めての感覚に戸惑うわたしの両脇から聞こえる声
「美奈子、大丈夫か?」
「ダイジョーブ?」
「あ、玲太くん、実くん──って、えええっ、玲太くん、その格好って」
さっきの青いぷるぷるを断ち切ってくれたのは、間違いなく玲太くんで、顔も声も間違うはずがない。
だけど、その格好は…鋼色に輝く鎧?盾?兜?そして剣?まるでRPGの世界の戦士みたいな格好だった。
6624背中側から聞き慣れた声、なのにその声はいつになく切羽詰まった様子に感じた。
思わず振り向くと、わたしの目の前で青くぷるぷるした物体が真っ二つに切り裂かれた。
ぴぎゃーと断末魔の叫びをあげて飛び散ったそれの粘着性のある体液がわたしの手や顔に付着する。
「うへぇ、これなに?ぬちゃぬちゃする…」
初めての感覚に戸惑うわたしの両脇から聞こえる声
「美奈子、大丈夫か?」
「ダイジョーブ?」
「あ、玲太くん、実くん──って、えええっ、玲太くん、その格好って」
さっきの青いぷるぷるを断ち切ってくれたのは、間違いなく玲太くんで、顔も声も間違うはずがない。
だけど、その格好は…鋼色に輝く鎧?盾?兜?そして剣?まるでRPGの世界の戦士みたいな格好だった。
鍵子@GS4プレイ中
MENU玲マリ 2024.03.14のお話です。拙作「Valentine's Day」の続き。付き合いたてカップル このお話の間の卒業式のお話も今度書きます。友情出演:本多行くん、七ツ森実さんWHITE DAY 「ねね、小波ちゃん、ホワイトデーのお返し、何か欲しいものある?って聞いてもいい?」
突然行くんに振られたのは、いつもの喫茶店でおしゃべりの最中のこと。
「なっ、んで本多がこいつにお返しするんだよ」
「そりゃ、俺たちも貰いましたから、バレンタイン。あららら、リョウくん、もしかして自分だけ…とか思ってましたかー?自意識カジョーw」
テーブルの下で繋がれた手にぎゅっと力がこもる。
もしかしてヤキモチ?
ふふっ、可愛い。
「机の下の手をスグ離してくださーい」
「なんでだよ、いいだろ。俺と美奈子は……ったく、応援するって話じゃなかったのかよ」
「そそ、オレとミーくんは小波ちゃんの恋は応援してるよ、ただリョウくんの応援をするかって言うと、そこはやっぱり微妙だなー」
4027突然行くんに振られたのは、いつもの喫茶店でおしゃべりの最中のこと。
「なっ、んで本多がこいつにお返しするんだよ」
「そりゃ、俺たちも貰いましたから、バレンタイン。あららら、リョウくん、もしかして自分だけ…とか思ってましたかー?自意識カジョーw」
テーブルの下で繋がれた手にぎゅっと力がこもる。
もしかしてヤキモチ?
ふふっ、可愛い。
「机の下の手をスグ離してくださーい」
「なんでだよ、いいだろ。俺と美奈子は……ったく、応援するって話じゃなかったのかよ」
「そそ、オレとミーくんは小波ちゃんの恋は応援してるよ、ただリョウくんの応援をするかって言うと、そこはやっぱり微妙だなー」
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 失敗ルート(私の考える本ルートとは別)。御影先生別ルートなので、マリィの名前はネームレスにしています。先生にお見舞いに来てほしくてストレス溜め込んでたら、100超えた辺りでデートに誘われる。デートすっぽかし、誕生日スルーし、お見舞いはみちるの電話…。そんな出来事をSSにしてみました。
教師御影小次郎 なんで俺は気付いてやれなかったのか
そんだけ浮かれてるってことか
いい年して情けねぇったらありゃしねぇな
新緑が深まり、暖かい風の匂いが真新しい春の季節の終わりと、次のシーズンの訪れの予感を告げる。
生き物にも植物たちにも優しい、この季節が一年で一番好きだ。
誕生日が嬉しい年なんかじゃねぇけど、
もうすぐ俺の誕生日で、
直前の日曜日を彼女と一緒に過ごしたかった。
二人が置かれている立場を考えれば、現状、関係性のステップアップなど望むべくもない、それでも……。
例えば、俺が彼女を下の名前で、呼んでみたらどんな反応をするだろうか。
モーリィに似たうるうるの黒目を大きくして驚くだろうか。
嫌がるだろうか。
1754そんだけ浮かれてるってことか
いい年して情けねぇったらありゃしねぇな
新緑が深まり、暖かい風の匂いが真新しい春の季節の終わりと、次のシーズンの訪れの予感を告げる。
生き物にも植物たちにも優しい、この季節が一年で一番好きだ。
誕生日が嬉しい年なんかじゃねぇけど、
もうすぐ俺の誕生日で、
直前の日曜日を彼女と一緒に過ごしたかった。
二人が置かれている立場を考えれば、現状、関係性のステップアップなど望むべくもない、それでも……。
例えば、俺が彼女を下の名前で、呼んでみたらどんな反応をするだろうか。
モーリィに似たうるうるの黒目を大きくして驚くだろうか。
嫌がるだろうか。
鍵子@GS4プレイ中
MENUこの間Twitterで呟いたものを、葉月くんのお話にしてみました。まあ、需要がないのは自分が一番知ってますw 息をするようにだらだら妄想する女ですみません。1主子さんの名前はデフォルト:東雲みるくちゃん
友情出演:姫条さん&鈴鹿さん
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葉月くんのお話のはずが意外と姫条さんが頑張りをみせました。(私がまどかの女なので)
葉月→1主子さん←姫条 みたいな話で葉月くんちょいリード中
君の名は 人影まばらな放課後の教室
先ほどまで廊下に響いていた笑い声もほとんど聞こえなくなった。
おそらくほとんどの生徒が下校してしまったのだろう。
「最近、あの子があいつとばっかり出掛けとるらしーわ、はぁ~凹むわ」
「なんだよ、らしくねーなー」
机に突っ伏してくだを巻くのは姫条まどか
その斜め前の席で、机に腰掛け足をぶらぶらさせながら片手でバスケットボールをもてあそんでいるのが鈴鹿和馬
定期試験前、放課後の部活動停止期間だからと言って、特段勉強をするわけなどない万年補習組の二人である。
教室の椅子は低く、そこに背の高い姫条が座ると、その長い手足を持て余しているようにも見える。
「せやかて、あない王子様オーラ出しまくり~の、キラキラ星人~みたいなヤツ相手に、オレがどない対抗できるっちゅうんや」
4198先ほどまで廊下に響いていた笑い声もほとんど聞こえなくなった。
おそらくほとんどの生徒が下校してしまったのだろう。
「最近、あの子があいつとばっかり出掛けとるらしーわ、はぁ~凹むわ」
「なんだよ、らしくねーなー」
机に突っ伏してくだを巻くのは姫条まどか
その斜め前の席で、机に腰掛け足をぶらぶらさせながら片手でバスケットボールをもてあそんでいるのが鈴鹿和馬
定期試験前、放課後の部活動停止期間だからと言って、特段勉強をするわけなどない万年補習組の二人である。
教室の椅子は低く、そこに背の高い姫条が座ると、その長い手足を持て余しているようにも見える。
「せやかて、あない王子様オーラ出しまくり~の、キラキラ星人~みたいなヤツ相手に、オレがどない対抗できるっちゅうんや」