エピローグ
おわり
SPUR MEミーティア4️⃣中後編-10 『エピローグ:J』 リドルさんが、タルタロスの最下層に封じられて、あれからもう季節がひとつ巡りました。
あのあと、首無しトランプ兵の空洞の中から出されたフロイドとアズールの収められた棺や、僕がリドルさんに託された揺り籠に眠るアスターくんとサミュエルくん。四人の亡骸を囲み、現場に到着した父さんや母さん、アズールの母親や祖母、そして養父であるイヴァーノさんや、子供たちと数年暮らし孫のようにおもっていたフレドさんやアルマさんが、どれほどの涙を流したか分からない。
人魚であるフロイドやアズールは、本来なら陸に埋葬されることはないが、家族一緒がいいだろうと皆さんの意向で、子供たちの隣に埋葬された。そして、タルタロスの最下層に封じられたリドルさんは、その体を埋葬できない代わりに、彼縁の品を棺の中に収められた。
1271あのあと、首無しトランプ兵の空洞の中から出されたフロイドとアズールの収められた棺や、僕がリドルさんに託された揺り籠に眠るアスターくんとサミュエルくん。四人の亡骸を囲み、現場に到着した父さんや母さん、アズールの母親や祖母、そして養父であるイヴァーノさんや、子供たちと数年暮らし孫のようにおもっていたフレドさんやアルマさんが、どれほどの涙を流したか分からない。
人魚であるフロイドやアズールは、本来なら陸に埋葬されることはないが、家族一緒がいいだろうと皆さんの意向で、子供たちの隣に埋葬された。そして、タルタロスの最下層に封じられたリドルさんは、その体を埋葬できない代わりに、彼縁の品を棺の中に収められた。
hirata_cya
PROGRESSやっと大佐が大暴れします。このあとエピローグ。ソドン首飾り事件 後編 急拵えにしては良い服だな、と。視界の端で翻るトレンチコートを眺めて思う。
グラナダは軍事基地だ。ジオンの軍服姿の人間はそこかしこで見かけるし、軍服で歩くことを咎める法も不文律もない。しかし「シャア大佐の部下のシャリア・ブルとマリガンです」と喧伝しながら歩くよりは、平服のほうがいざ乗り込むまで相手に警戒心を抱かせずに済むだろうという算段でもって、私たちは今ひとつ着慣れないスーツとコートを纏っていた。ネクタイなど巻くのは久しぶりだ。
「赴任先に設けるだけの拠点など、集合住宅で済ますと思っていました」
「グラナダ占領の際に接収した屋敷のひとつでしょうね。下賜されたのか買い上げたのかはわかりませんが」
目の前に聳えるのは庭付きの屋敷。グラナダが地下都市である関係上、多くの住民は犇めくように建てられた集合住宅に暮らしていることを考えると、かなり場違いである。
8472グラナダは軍事基地だ。ジオンの軍服姿の人間はそこかしこで見かけるし、軍服で歩くことを咎める法も不文律もない。しかし「シャア大佐の部下のシャリア・ブルとマリガンです」と喧伝しながら歩くよりは、平服のほうがいざ乗り込むまで相手に警戒心を抱かせずに済むだろうという算段でもって、私たちは今ひとつ着慣れないスーツとコートを纏っていた。ネクタイなど巻くのは久しぶりだ。
「赴任先に設けるだけの拠点など、集合住宅で済ますと思っていました」
「グラナダ占領の際に接収した屋敷のひとつでしょうね。下賜されたのか買い上げたのかはわかりませんが」
目の前に聳えるのは庭付きの屋敷。グラナダが地下都市である関係上、多くの住民は犇めくように建てられた集合住宅に暮らしていることを考えると、かなり場違いである。
hashiharu
DONEツトプweb再録コピー本に入ってるお話しの一つなんですが、初めて描いたツトプ漫画です。定期的に自家通販をしてますので参考にして頂けたらと思います。※エピローグ連載中完結前、42巻発売前に描いたお話しになります。 11
その辺のR
DONEほろスコ。エピローグ思ったよりマイルドな仕上がりになりました。これは何とも穏やかなハピエンに見えます。良かったね
あと最終回でタイトル回収って王道だよね。正確には若干違うが(※誤差。片仮名なだけ)
Polophylax 居ない。どこにも、居ない、居ない。存在が確認できない。必ず何処かに居る筈のほろかが見つからない。
どうしようもない程の不安と焦燥に塗れた思考回路。いつからかその一部に[[rb:最悪の想定 > ・・・・・]]が陣取ってからはより一層感情が全てを塗り潰さんとしてくる。
(それならそれで事実確認をしなくては……)
故に探す、捜す──ネットの端から現実側の隅々を、見つけるその時までずっと……そんな日常をひたすらに繰り返していた。
何故俺は一人で、常に傍に居た筈のほろかは行方不明で、データは絶えず蝕まれ消えてゆくのか。その一切すら相も変わらず原因不明のエラーに阻まれ[[rb:読み込めない > 思い出せない]]。
2994どうしようもない程の不安と焦燥に塗れた思考回路。いつからかその一部に[[rb:最悪の想定 > ・・・・・]]が陣取ってからはより一層感情が全てを塗り潰さんとしてくる。
(それならそれで事実確認をしなくては……)
故に探す、捜す──ネットの端から現実側の隅々を、見つけるその時までずっと……そんな日常をひたすらに繰り返していた。
何故俺は一人で、常に傍に居た筈のほろかは行方不明で、データは絶えず蝕まれ消えてゆくのか。その一切すら相も変わらず原因不明のエラーに阻まれ[[rb:読み込めない > 思い出せない]]。
sy_u_ka_1013
DOODLEフラット表情推移最初からエピローグまで笑顔を崩したのは最後のあの時1度かもしれない
最後の時に服とか武器は残ってるのか全部消えるのか分からなかったけどとりあえず服とかは残ってるって想像をして描いた
low_O2
DOODLE海遊記沿いエピローグあと何シーンか増やしてもいいな
海遊記沿いエピローグ「此方とヨンジは瓦礫の撤去。レイジュは科学等の薬品処理。イチジとニジは自室待機……総帥殿から研究の要請があるかもしれないので備えるように。今日の予定は以上。質問、異議等あれば此方に」
手元のボードを見ながらフェムは言う。今は朝食の時間、円卓に座した彼女以外のヴィンスモーク家の面々は、食事をしながら彼女の指示を聞いていた。
ジェルマ王国は現在、復興の最中である。艦はいくつか減ったし、居住区以外では瓦礫が残っている場所も多い。だから彼らもその力を貸している。本来ならばそんなもの兵士どもにさせておけば良いと放っておくところなのだが、国王である彼らの父親から命じたので従うほかあるまい。そのジャッジは現在、シーザー・クラウンと意気投合しNEO MADSなるものを結成し研究に勤しんでいるのだった。
1291手元のボードを見ながらフェムは言う。今は朝食の時間、円卓に座した彼女以外のヴィンスモーク家の面々は、食事をしながら彼女の指示を聞いていた。
ジェルマ王国は現在、復興の最中である。艦はいくつか減ったし、居住区以外では瓦礫が残っている場所も多い。だから彼らもその力を貸している。本来ならばそんなもの兵士どもにさせておけば良いと放っておくところなのだが、国王である彼らの父親から命じたので従うほかあるまい。そのジャッジは現在、シーザー・クラウンと意気投合しNEO MADSなるものを結成し研究に勤しんでいるのだった。
low_O2
DOODLE海遊記沿い5あとエピローグ的なのでおわり
海遊記沿い5 ジェルマ王国、科学棟。
王子二人の帰還に湧く兵士たちを分厚い石壁で隔てた静かな室内は、しかしどこか浮き足立っていた。それは、僅かに動作の軽いイチジたちにも言えること。性急に整備せねばならない箇所ばかりだというのに、不思議と心の内は軽快であった。
「フェム。お前、兵士たちの前に立たなくて良いのか」
「ええ。アタシがいなくても良いように訓練してあります。クローンといえどそこまで木偶ではないのでね。それに……アタシはもう指揮官ではない。辞表を出したはずですが、イチジ殿下?」
廊下に置かれた椅子に座り、向かい合ったイチジとフェムは会話を交わす。先の撤退戦と奪還戦で酷使した身体のメンテナンス待ち。今はニジとヨンジの点検中なので二人がここで待っている必要などないのだが……何故だか、ここで座っていた。レイジュのように自室で休んでいたとて問題はないし、別に自室が損壊しているわけでもないのに、である。
4673王子二人の帰還に湧く兵士たちを分厚い石壁で隔てた静かな室内は、しかしどこか浮き足立っていた。それは、僅かに動作の軽いイチジたちにも言えること。性急に整備せねばならない箇所ばかりだというのに、不思議と心の内は軽快であった。
「フェム。お前、兵士たちの前に立たなくて良いのか」
「ええ。アタシがいなくても良いように訓練してあります。クローンといえどそこまで木偶ではないのでね。それに……アタシはもう指揮官ではない。辞表を出したはずですが、イチジ殿下?」
廊下に置かれた椅子に座り、向かい合ったイチジとフェムは会話を交わす。先の撤退戦と奪還戦で酷使した身体のメンテナンス待ち。今はニジとヨンジの点検中なので二人がここで待っている必要などないのだが……何故だか、ここで座っていた。レイジュのように自室で休んでいたとて問題はないし、別に自室が損壊しているわけでもないのに、である。
yak
PAST2023年鯉誕、ちいコイ展示、その1。月鯉。原作軸。最終回から10年以上後、月島の軍属最後の日。pixivに展示しているhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19064686のエピローグにあたります(短編連作の本編はまだ終わっておりません)が、これだけで読めます。
ことほぎ 兵舎から正門へと向かう道は、よけられた雪の中にうっすらと新たな雪の白化粧をして延びている。月島は、軍靴で浅い雪を踏みしめながら門に向かって歩いていた。門の傍から塀に沿って両側に並んでいる木はキタコブシで、兵舎を新築した当初移植した桜の木が根付かなかった代わりに植えられたものと聞いたことがある。敷地内のキタコブシは、雪の嵩は減ってきたとはいえまだ寒さ厳しいこの時期に、大きく広く伸ばした枝に多くのつぼみをつけ始めている。つぼみは微かに紅色を帯びた白色で、暮れ始めた薄暗い空と白く重なる雪の中、ほのかに温かな色を灯す。幾つものつぼみを目に映しながら、これらが開く姿をもう自分は見ないのだと思うと、不可思議にも思える感慨が腹にまた一つ積もった。兵舎に置いてあった少ない私物を今担いでいる頭陀袋の中に詰めたときも、直属の部下に最後の申し送りをしたときも、毎日通った執務室を辞したときも、兵舎の玄関を出たときも。一つずつ、腹に感慨が積もっていって、それは今やじわじわと腹の内か胸の内かを温めるようだ。
3860hirata_cya
PROGRESS・軍事知識は無い・ソドンの構造は全部嘘 ウソドン
・メインブリッジ→一番上
・サブブリッジ→真ん中あたり
・格納庫→一番下
・大佐が遊んでるだけということでお楽しみください
冒頭部分→https://poipiku.com/7887705/11517886.html
エピローグ(2ページ目から)
→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24382867
ソドン鬼ごっこ(本編)「78番ハッチを目視確認!開放状態でありますが、侵入者の姿はなし!」
「探せ! 第二艦橋の周囲を虱潰しだ! 銃座の周りもくまなく調べろ、あれだけ目立つ人だ、そう長く逃げ隠れはできん!」
第一艦橋へ続くエレベータの扉は冷たく固く閉ざされている。
「侵入者の捜索は難航しているようであります」
エレベータホール前の警備を任命された兵士のひとりが、受話器に耳を付け、通信機から飛び込みつづける情報を端的に告げた。
「……不気味だな」
この場の指揮を任されている軍曹は、眉をひそめて項を掻きむしる。
第一艦橋へ続く最短ルートはこのフロアにあるエレベータだ。
しかし、エレベータは一度乗り込んでしまえば到着するまで逃げ場がなく、搭乗階と到着階が各フロアに表示されるため待ち伏せに遭いやすい。安全を期すならエレベータを使わず連絡通路で遠回りする選択肢を取るだろう。
10096「探せ! 第二艦橋の周囲を虱潰しだ! 銃座の周りもくまなく調べろ、あれだけ目立つ人だ、そう長く逃げ隠れはできん!」
第一艦橋へ続くエレベータの扉は冷たく固く閉ざされている。
「侵入者の捜索は難航しているようであります」
エレベータホール前の警備を任命された兵士のひとりが、受話器に耳を付け、通信機から飛び込みつづける情報を端的に告げた。
「……不気味だな」
この場の指揮を任されている軍曹は、眉をひそめて項を掻きむしる。
第一艦橋へ続く最短ルートはこのフロアにあるエレベータだ。
しかし、エレベータは一度乗り込んでしまえば到着するまで逃げ場がなく、搭乗階と到着階が各フロアに表示されるため待ち伏せに遭いやすい。安全を期すならエレベータを使わず連絡通路で遠回りする選択肢を取るだろう。
Siki_716
INFO▼CoC「連れ去ってよ、エピローグ」▸ᴋᴘᴄ¦ᴋᴘ
William・Thompson¦せきせ
▸ᴘᴄ¦ᴘʟ
Weiss Carter¦Siki
(※敬称略)
▼ᴄʟᴇᴀʀ 2025.3/19 2
mihumihumi
DONEこちらの(https://poipiku.com/534829/11500295.html)エピローグで、人間ブラックの悪魔に対する所感です。種族反転ブラさと、流行れ。。。。。。 5
om85549
PROGRESSデプウル+ウェジミ漫画もの凄いラフです、すみません!!
もう少し綺麗にして、両カプのエピローグ足してムに持って行きたいと思っています!
下記のリンクの超素晴らしいficからアイディアを得て書いてます!!全然違うお話なんですが、ロ~ガンが2人出てきてウェ~ドを取り合ったりする切ないお話で最高です…ぜひ!!https://archiveofourown.org/works/59879026 28
Marumigohan
MOURNING1月リョ三小説・新刊『青のエピローグ』に入りきらなかった挿絵の途中ラフです。清書が間に合わなかったのでここで供養…。
(一応書き下ろし部分のネタバレになるのでご注意を)
Peart_trpg
DOODLE▍ᴄᴀʟʟ ᴏғ ᴄᴛʜᴜʟʜᴜ連れ去ってよ、エピローグ ✤
ᴋᴘᴄ:早守愛都-まはた
ᴘᴄ:夏目虹-梨木カルテ
◆エンディングA
シナリオクリアˎˊ˗
性格が悪い(通過感想)
絵花屋継続で連れエピ行ってきました!!最高や、おれたちの、絵花屋――
northpole.
DONE「ゼリー屋さん」「プルプルゼリー」「ビーチバッグ」1/31~2/2 Galleryハルイト様の展示会「エピローグ」に参加します。会場は岡山県岡山市のアムス岡山店さん3階です。
https://gallery-haruito.jimdofree.com/
ハルイトさん最後の展示会で、今までの展示会のテーマから一つ選んで参加します。私は「透明」のテーマで参加します。よろしくお願いします。 3
narakaeru
DOODLE自分だけが楽しい架空まじん任務。🌱メインで出自と願いを追っていく感じの内容なので捏造設定もりもりです。特にカップリング要素はなく、五部構成の予定。
第一章 物語る言葉
第二章 黙する言葉
第三章 律する言葉
第四章 語らぬ言葉
エピローグ ←イマココ
語る世界、遥かなる沈黙〜エピローグ〜◇
「あら、旅人じゃない。こんなところで会うなんて奇遇ね」
「おう!ナヒーダもカフェに来ることがあるんだな!」
あの一件に一応のケリがついてから、自分とパイモンは砂漠方面の調査に出ていた。カーンルイアの情報を求めた旅路は特に身を結ぶこともなく、靴の中を砂だらけにしただけに終わった。
「パグラヴァの新作フレーバーが出てると聞いたのよ。甘党としては聞き逃せない情報でしょう?」
「……旅人、疲れ果てたオイラ達にはぴったりだと思わないか?」
「はいはい、それはまた後でね」
本当は少しお茶をしてからでもいいかも、と思ったけど、やっぱりそれよりも大事なことがある。
「あれからアルハイゼンの様子はどう?」
「アル……ごめんなさい、あの青年のことよね」
4207「あら、旅人じゃない。こんなところで会うなんて奇遇ね」
「おう!ナヒーダもカフェに来ることがあるんだな!」
あの一件に一応のケリがついてから、自分とパイモンは砂漠方面の調査に出ていた。カーンルイアの情報を求めた旅路は特に身を結ぶこともなく、靴の中を砂だらけにしただけに終わった。
「パグラヴァの新作フレーバーが出てると聞いたのよ。甘党としては聞き逃せない情報でしょう?」
「……旅人、疲れ果てたオイラ達にはぴったりだと思わないか?」
「はいはい、それはまた後でね」
本当は少しお茶をしてからでもいいかも、と思ったけど、やっぱりそれよりも大事なことがある。
「あれからアルハイゼンの様子はどう?」
「アル……ごめんなさい、あの青年のことよね」