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    オルフェウス

    @t_utumiiiii

    DOODLE荘園から脱出した探偵オルフェウスと老修道女の会話 要素としてのイラゲキ ※日記のないキャラクターおよびNPCの言動の捏造 ※荘園に関する諸々の捏造(荘園の時間の流れ方は外部とは異なる/探偵オルフェウスは荘園内に囚われていたアリス・デロスと共に生還)
    monologue(探偵オルフェウスとゲキウ イラゲキ) 在りし日の姿は最早見る影もなくすっかり荒れ果て、誰もいなくなった荘園に残されていた記録を頼りに、人々の様々な日々を脳内で組み立て、物語を再構築する――そうして試行錯誤を繰り返した無数の推理の果て、遂に「事件の真相」というにはあまりに茫漠とした、しかし真相には変わりないそれを掴み、屋敷同様、かつて共に楽園にいた日々からは変わり果てた姿の――しかし紛れもなく、まだ息をしている往年の友人の手を取って、探偵オルフェウスは外界へと帰還した。
     そして、あまりにも長過ぎた荘園への逗留が様々な形で影響を及ぼし、身体の上にそれが現れている友人の身柄を、一旦病院に――かつて彼自身が記憶喪失に関するカウンセリングを受けていた診療所の医師から紹介を受けたそこに預けると、荘園での埃臭い逗留の記憶が浅くなりきらない内に、ダブリン行の定期船に乗り込んだのだ。
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    @t_utumiiiii

    DOODLE日記を介した占い師と探偵オルフェウスの会話 要素としてのイラゲキ ※日記のないキャラクターの言動等を捏造
    dialogue(占い師と探偵 ややイラゲキ) 全ての客人が去ってから時が経ち、今はただ廃墟となって朽ち果てるのを待つばかりのエウリュディケ荘園に、人探しの依頼を受けて訪れた探偵オルフェウスは、何者かによる妨害かポルターガイスト、さもなくば建付けの悪い扉、兎角運命の悪戯めいたそれによって辿り着いたリビングの内側に閉じ込められ、そこで身動きが取れなくなってしまった。
     外に出られないのであれば、内に向かうしか無い。十年前の火災以来、たびたび抜け落ちてまるで頼りにならない記憶と、境のふやけたような自我とを携え、荘園の奥深くへ向かって調査を始めたオルフェウスはそこで、本に挟まっていたか、或いは直前に掻き分けた紙束から、不思議と彼の手の中に残ったのか、仔細は覚えていないものの、兎に角手の中に持っていたある手紙の封を開けた。自分宛てのものではない書き置きや諸々を盗み見るのは探偵の性というものだが、この場合は違う。先程偶然に手にしたものであるにも関わらず、その封筒の宛先には、彼の名前が書かれていたからだ――尊敬なるオルフェウス様。達筆ではないが、取り立てて拙いとあげつらうほどのひどさもない、素朴な調子の文字を連ねられた何枚かの便箋の中で、差出人はイライ・クラークと名乗った。
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    Gilgame11

    DOODLE⚠️キャラ崩壊⚠️
    こんにちは。寝れないので軽く書きました。
    悪オルとは付けましたが緩いです。悪オルというよりどっちかっていうとオルフェウス親子になってしまった…生まれたて悪夢と勝手に親役になってしまうオルフェウス、みたいなお話です。ので悪夢キャラ崩壊です。
    最近私たちの間で雛鳥悪夢が流行ってるんですよね…その影響です。
    終わり方雑です。
    とてもハンターとは思えない※キャプション読んでね



    クルル……キュウ…クルルル…

    切なそうに、少し離れたところからこちらを見て可愛らしい鳥のような鳴き声をあげ続けているのは、ハンター「悪夢」。私の片割れでもある存在。
    そして今は試合中である。
    私はそのハンターの目の前で解読を続けている。
    悪夢はそんな私を見ても殴ることなく、変わらず鳴き続ける。まるで親を呼ぶかのように。

    なぜこんな状況になったのか。
    単刀直入に言うと、この悪夢は生まれたてなのである。まだステージどころか、自分の使える能力すら把握しきれていない。さらにステージはみんなが嫌いであろう「ホワイトサンド精神病院」だ。
    あまりにも長すぎる先の見えない廊下に、独りでに激しく叩かれるドア、勝手に鳴り続けるピアノ…
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