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    ガイナ

    kisasu2612

    MAIKING修行中に現世のしがらみを色々断ち切って南泉くんに完全に想いを伝えたい審神者ちゃんと、なんとなくこいつも俺がいない間なんか頑張るらしい事を察した南泉くんが修行に行くところ。

    明日明後日と書けたらいいな…
    正直展開未定で、どうなるかわからないんですが。
    やれるだけやってみよう!
    いってきます!修行道具に旅装束、そして手紙一式。
    修行の申し出をしてきた男士達に必ず手渡す一式を、ついさっき同じように手渡してその背を見送った。
    ゆっくりと障子の向こうに消えていった背中が見えなくなるまで見送って、自分の部屋を振り返る。
    執務室の隣。自室の布団の上でピカピカと光っているだろう端末を扉越しに睨みつけ、手をぎゅっと握った。

    南泉くんは何も知らない。
    何も知らせない。
    そう決めて修行に送り出す事を決めたのに、私の心はまだ未練がましく奥底で喚いてる。
    それに従うわけではないけれど、やっぱり少しだけ勇気が欲しい。彼が頑張っている間、私も頑張れるように。

    立ち上がって障子を開ける。
    「廊下は走るな」と雅な初期刀の声が聞こえてくる前に自室前の廊下を走り抜け、本丸母屋へ。急カーブを右に曲がり、もうすぐ一文字の部屋というところでその背中を捕まえた。
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    ゆきこ

    TRAININGランディとロイドで嵐を怖がるロイド君の話。出来てないけどふたりの距離感が近いのでランロイタグもつけときます。このロイド君はランディを兄貴分として慕っているので落ち込んでたりすると割と素直に甘える、という事にしておいてください。時期はまだキーアがいなくて、けど発足からはしばらくたったくらいかな?ロイド君が何でこんなに怖がっているのかとかは全然考えてません。何かトラウマでもあるんじゃないかな、多分。
    嵐を怖がるロイド君台風真っ只中。さっきからロイドの姿が見えないと思ったら、部屋の隅で布団にくるまって縮こまってた。仕方なさげにランディも一緒に布団に入ってあげると、ロイドの強ばってた表情が徐々に安心した笑顔に戻ってきた




    今夜は嵐になる。
    そう天気予報が告げたため、その日支援課は朝から酷く慌ただしかった。
    自分たちの住むボロいビルの備えはもちろん、市民から手伝ってくれ、という声が幾つもかかり、お人好しの我らがリーダーは後先考えずに引き受けるものだから一つ終わればまた次といった具合に駆けずり回る羽目になる。
    市民からの要請を全て終えれば既に夕方。雲行きはかなり怪しくなってきていて、ロイドとふたり、慌ててビルへと戻れば、強い雨が降りだした。
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