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    ナチュラル

    リョウ

    DONE愛され慣れてなくてうだうだ悩んで戸惑って迷うKおじに、真っ直ぐな愛ぶつける俺様お暁様な暁K。を書こうとしたけど、私にお暁人様はまだはやかったようです…練習が必要だ!

    前置き:ナチュラル受肉Kおじとお暁くんは同棲しています。
     もし、別れることになったらダメージが大きいのは俺の方だ。
     あいつは——暁人は見た目も性格も良い。新しい相手を見つけるのなんて、難しくないだろう。なにより若い。俺と違って。
     俺と付き合っていたことなんてすぐ忘れるだろう。それが若さというものだし、それで良いと思う。
     それが、俺はどうだ。新たに恋愛をしたいかといえば、そんなことはない。妻と別れてから、愛だの恋だの興味はなかった。自分には向いていない。どうせ別れることになるなら、わざわざ相手を探す意味もない。なにより、そんなことに現を抜かす年齢でもない。
     暁人とそういう関係になってからも、つい考えてしまうのはあいつの気持ちが俺から離れてしまうのではないかということ。あいつが俺に「好きだ」と言う度に、身体を重ねる度にそのことが脳裏に浮かんで不安になる。暁人がこんなおっさんに執心している理由がわからない。だから余計に不安になるのだろう。
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    DONEマキリオ。時期的には6.0クリア後くらい(特に決めてないです)。ガレマルド復興の地にて。ナチュラルに同棲してるっぽいですが単純に酒盛り&ゴニョゴニョした翌朝の一コマ。

    お題こちら。「受けが紋々するガチャ」から。
    『具合が悪いのを隠そうとしたリオルだが、マキシマには一発で見抜かれた。バツが悪いけど嬉しくて、マキシマの小言はあまり耳に入ってこない』
    無題(受けが紋々するガチャより)「あー……っ、痛ぇ」

     目覚めて身体を起こした瞬間、覚えのある痛みをリオルは感じた。そのままもう一度ベッドに沈み込み、痛みをちょっとでも抑えるようにこめかみを抑える。
     これは完全な二日酔いだ。昨夜そんなに飲んだだろうか。いや、昔はあれくらい普通に飲んでも翌日に残ることなどありはしなかったのだが……年は取りたくないものだ。

    「今日は休みだってのに……あーーー」

     それもアイツと示し合わせて休みにした手前、調子が悪いからなどど言って一日を寝て過ごすのも憚られる。同じ家にいるにしても、もうちょっと有意義に過ごしたいと思う。

    (ま、これくらいは何とでも誤魔化せばいいか)

     痛みを堪えて、リオルは今度こそ起きるべくベッドから身体を起こす。少しでも負担がないようにゆっくりと。その時、すでに起床していたマキシマが部屋に入ってきた。
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